>>764
>よって、お前には20年の熱湯地獄の刑を言い渡す。
(閻魔大王の直々の沙汰なので熱湯地獄ではなく、世間に知られた「叫喚地獄」としてもよい!)

主人公は古本屋で「呪いの書」を購入した!
中身に興味が持てず、即座にゴミ箱に捨てた!
その夜に見た夢で百人の呪殺を指示された!
主人公は実行に移す! その後、地獄送りとなって閻魔大王の裁きを受ける! 十王裁判は端折られていた!
呪殺した者の中には善行と見做されるものも含まれていたこともあり、
二十年の叫喚地獄のあとは永遠の命を与えられ、百万人の美女を侍らせた状態で天国で過ごすことになる!

書かれていることが全てとしても設定に無駄があると疵に思える!
聞き覚えの無い出版社! 呪いの書を書いた作者! 名を出されただけで終わった!
その本に霊的なものが宿っている理由の説明が全くない!
呪いの書に呪殺の力が宿っている理由がわからないとご都合主義に思える!

そこでワイは作品の内容を尊重して考えてみた!
架空の出版社から出版された呪いの書は閻魔大王によって作られた! その意図とは!
罪を犯し続ける者を呪殺することによって巻き込まれる人々を減らす!
この世にあの世が関与していいのか! と云う疑問は地蔵菩薩(お地蔵様)と閻魔大王が同一人物なので、
書き方によって読者を納得させることはできるだろう!

文章は読み易いのだが、設定の甘さが散見された67点!(`・ω・´)