>>342
その感想はよくわかる! あまりにも最後が惜しい!
そこでワイは自分なりの最後を猫君に伝えた!
君の為にもなると思うで、ここに晒すとしよう!

20ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/04/03(月) 19:25:34.30ID:6fsaKozE
>>15
夕飯の支度に手間取った!
ワイが考えたバンドの終わり方をざっと伝える!

いきなり消えた彼女の引っ越し先を知ることはできない!
元の住所に宛てた手紙は一年間、引っ越し先に転送される!
それを利用して主人公は日々、手紙を送り続けた!
最初は慣れない肉筆もあって綺麗な作詞のようなものを送っていた!
そのことに気付いて、自分らしい文体で日々の生活やもう一度会いたいと書き連ねる!
しかし、彼女からは何も返って来ない! 主人公の生活が荒み始める!
それでも手紙を書くことがやめられない! 半ば酔った状態でもペンを持ち続けた!
その無様な様を亡くなった彼女が揶揄する! 本当にその場にいるかのように感じた主人公は錯乱気味に云い返す!
精神が擦り切れる一歩手前の生活の中、転送の期限である一年が来ようとしていた!
主人公は虚ろな目で最後の手紙を前にする! 言葉が何も浮かばない! 全ての言葉を吐き出して空っぽになっていた!
その姿を見てきた亡霊は書くことを急かす! 何もないんだ、と主人公は涙ながらに訴えた!
亡霊は笑う! いつもとは違ってどこか優しさが垣間見える! 大きすぎて見えていないだけと告げた!
ちゃんと言葉で想いを伝えなさいよ、と叱咤激励とも取れる声を受けて主人公は渾身の文字を書き込んだ!

一年が過ぎた! 彼女は現れなかった! 安酒を煽った主人公は酩酊状態で路上に寝転がる!
誰かが肩を貸して起こしてくれた! 虚ろな目で見ると彼女だった! 激しい感情で声が出てこない!
ようやくひび割れたような声で、どうして、と言った! 彼女は目に大粒の涙を湛えながら、これを見たらね、と一枚の便箋を見せた!
そこには歪な大きな文字で、好きなんだ、と主人公のありったけの想いが書かれていた!

これがワイが思うバンドの最後!(`・ω・´)ノシ 夕飯に取り掛かる! 勅使河原君、久しぶり! 息災で何より!

粗筋としては少し荒い! 瞬時に思い付いて書いた案である!
ただし熱量は相当なものでワイの想いが詰まっている!
読めば君にも伝わるものがあるだろう!(`・ω・´)では、また!