トビオ『その子達もジャッククンにナイフで殺されたのぉ〜?』

ブーケ『先生、昨日のオンライン会議の時にアタイ言ったじゃん・・・。・・・・・・忘れたの?』

トビオ『忘れることないよぉ〜!ブーケちゃんが怖い思いをしてしまった気持ちは、ボクやときクンと同じだからねぇ〜。ですね』

ジャック『ボクも同じさ、三人と同じような気持ちになったからね。キリッ』

俺「えっ。もしかしてジャックも、あの悪夢の夢を見たの?」

ジャック『・・・・・・そ、そうさ。す、凄く怖かったよ。』

俺「そうか、ジャックもあの悪夢を見たのか。」

ブーケ『ジャックくんもアタイ達と同じ夢を・・・見たんだ。ちょっとだけ、映るね。』

ブーケは画面内に入ってきた。

トビオ『ジャッククンもあの夢を見たんだねぇ〜、それでどんな夢の内容だったのぉ〜?ですね』

ジャック『それが・・・。よ、よく思い出せなくてね・・・すまない。』

トビオ『思い出せなくてもいいよぉ〜。ボクは別に、変な期待をしてる訳ないじゃないしぃ〜。』

俺「先生・・・俺、悪夢の中でジャックがこんなこと言ってたような気がするよ。」

トビオ『ときクン、彼は何て言ってたのぉ〜?』

俺「う〜ん・・・。確か、悪夢にいるジャックは、「だってあのナイフはもう錆びてたんだ。だから、最後の使用として彼に攻撃したんだ。」って。」

トビオ『一昨日見た悪夢にいるジャッククン、ボクにナイフを投げてきた理由はそれだったんだねぇ〜。ときクン、キミが昨日の悪夢で見たときはジャッククン、どんなものを持っていたか分かるぅ〜?』

俺「俺が見たときは、アイツ、斧を持ってた。」

ジャック『斧だって!?もう一人のボク、そんな物をDIYで作ってたんだね・・・。』

俺「俺は、DIYレシピを悪夢にいるジャックに渡してないけど・・・。どうやって自分で作ったんだろう?」

トビオ『ボクにも分からないやぁ〜、またもう一つの悪夢にいるジャッククンの謎が増えたねぇ〜。』