あつ森のジャックがヤンデレに・・・。(小説)
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このスレの内容は、ちょっとした小説になっています。俺の元スレは2chの方からコピペしてきたんですが、一部だけ変えてあります。
全部っていう訳じゃないんですが、コピペし終わったら次のスレが投稿するまで、早いときは20分、遅いときは1時間程かかります。
ついでに俺が不在の場合は、このスレを読んでくださっている皆さんが代わりにストーリーを考えてもらっても大丈夫ですので。
最後に、ちょっとした注意点が3つあります。
1:俺が不在のときは、いきなりストーリーを完結するのはなしでお願いします。
2:悪口のスレで、俺の心を痛めつけないこと(何度も痛めつけられるとネガティブ思考になる癖があるので・・・)
*興味本位でも悪口のスレを投稿するのはおやめください。
3:意味が分からないスレを投稿しない。(特に荒らしなど)
以降、この3つのルールを守っていただけるとありがたいです。それではどうぞ! おはようございます!それでは続きをやっていきますね。 >>542でも、中には続きが読みたい人がいると思うんですよ。前のスレタイでも「続きが早く読みたい!」っておっしゃってた方がいましたし・・・。 >>544
掲示板じゃなくて「なろう」にでも投稿すれば、みんな読んでくれるし書籍化はてまたアニメ化ってこともありえるのに >>545え!?そうなんですか?では、「なろう」板にお引越しさせてもらいます。 >>545あ、ここらへんでストーリーを完結したら微妙な終わり方になるので完結したら完成版として次のスレタイにまとめておきます。それが出来たらリクエストとか感想とかいろいろやってみようかなと思ってますので・・・。完成したら「なろう」の方も投稿していきます!(ガチ) ジャック「ときくん・・・ボク、暇だから食料の調達しようじゃないか。勿論みんなでね、キリッ」
俺「そうか!一人より二人、二人より四人、四人より・・・たーくさんいれば調達作業も楽だよね。」
ジャック「じゃあみんなを呼んでくるから、ときくんはフランクリンさんのところに行って、料理を作ってもらうように頼んでくれ。」
ジャックは島のみんなに協力をしてもらうように走って呼びにいった。
俺「フランクリンのところに行って、料理を作ってもらうようにしてもらおうかな。」
俺は案内所にいるフランクリンのところに行った。
フランクリン「おっ、譲ってくれるのかい?」
俺「うん、持ってきたよ。それに隠し味の白いカボチャと黄色いカボチャを持ってきたし・・・。」
フランクリン「しっかり全部揃ってるじゃないか。今からそいつを使って、サイコーのパンプキンパイを作ってみせるからさ!」
フランクリンはパンプキンパイを作ってくれた。それからというと、島の住民全員で食材を取ってきたり、譲ってくれたりもしてくれた。全部の料理が完成したときはみんなで揃って食べ、秋の収穫を祝った。普通の料理の味よりかは隠し味が入っている料理の方が格別だった。
〜記憶 カウントダウン(大晦日)〜
2020年がもうすぐ終わる日、俺は案内所の前で島のみんなと年越しする約束をしていた。年越しする30秒前にはしずえがクラッカーを持つようにと言われた。
年越しする5分前・・・。
俺「もうそろそろ5分前だ、案内所に行ってみんなと合流しよう。」
俺は家を出て、案内所の前まで歩いて行った。
〜案内所の前〜
俺「みんなお待たせ、もうそろそろだね。」
ジャック「ああ、ときくんか。今年の2020年はもう残り僅かだね、来年の2021年はどんなことが待ってるのか楽しみだよ。キリッ」
俺「俺も楽しみにしてる、ジャック。」 ラムネ「一年はあっという間でしたね、ときさん。」
俺「早かったような、短かったような・・・。そんな感じがするな。」
ジュン「確かにそうだねときくん。4か月前にこの島に移住してきたけど、時の流れが速く感じるよね。あながち」
俺「それそれ。もうこんな時間かーとか、気づいたらもう12月じゃん!ってなる。」
シュバルツ「ときだけに、時が過ぎていくってか。がーはっはっ!」
俺「あはは!面白いダジャレだね、シュバルツ。」
シュバルツ「おぅ、そうか!オメェにお世辞を言われちゃあ、来年はいい年になりそうだぜ。ブルル」
ちゃちゃまる「年が変わったらオイラ、1ごうと初日のランニングをする予定だー!ふんふん」
1ごう「永遠のライバルとして一緒に初日の出を見ながら走るのもいいよなー!とうっ」
ちゃちゃまる「それもよさそうだなー、初日の出見ながら島を50周走るかー!」
1ごう「おっしゃー、決まりだー!来年の朝焼けのときに二人で走るぞー!」
俺「二人共、50周も走って大丈夫なの・・・?」
ジャック「途中で倒れたりしたら大変になるよね、ときくん。」
俺「絶対あの二人、ぜぇぜぇ言いながら帰ってきそう。」
ちゃちゃまる「おー?とき、ジャック!そんなに言うならオイラと1ごうで賭けをするぞー!ふんふん」
俺「か、賭けって何を?」
ちゃちゃまる「オイラと1ごうが50周完走したら、ときとジャックが面白い一発芸をするんだー!で、オイラと1ごうが完走しなかったらとびっきり面白い一発芸を披露するからなー?ふんふん」
俺「一発芸?!できるかなー、俺ら二人・・・。」
ジャック「その賭け、受けて立とうじゃないかちゃちゃまるくん。」
俺「えー!?ほんとにするの?!」 ちゃちゃまる「よし、賭けは成立だー!覚悟しとけよー?」
するとしずえが、そろそろ年が明けるまで30秒前になったことを俺らに教えてくれた。
しずえ「みなさ〜ん!そろそろ年が明けるまで30秒前ですよ〜!クラッカーを手に持ってくださいねー!」
ジュン「もうすぐ年が明けるね、ときくん。」
俺「うん。」
案内所の前で集まっている俺らは、クラッカーを片手に持ちながら年が明けるまで待った。
全員「ハッピーニューイヤー!!」
年が明けたと同時にクラッカーの音が夜の空に鳴り響いた。夜空には花火も打ちあがっている。
俺「明けましておめでとう、みんな。今年もよろしく!」
ジャック「明けましておめでとう、ときくん。今年もいい年になれたらいいね、キリッ」
ラムネ「みなさん、今年もよろしくお願いいたしますね。あのね」
ジュン「とうとう2021年が来てしまったようだね、今年もよろしく頼むよ。ちなみに今年の干支は何年か分かるかい?ときくん。」
俺「えっと、今年の干支は丑年だっけ?」
俺はこの島に来て、初めての年越しカウントダウンのイベントだった。この日の元旦の朝焼けの頃、俺とジャックは別々の家でいつもより早めに外に出て、ちゃちゃまると1ごうの初日のランニングを見に行った。
ちゃちゃまる「おっ、二人共集まったようだなー!オイラと1ごうはこの島を50周走るから、ちゃんと応援するんだぞー?ふんふん」
俺「頑張って、二人共!」
ジャック「ああ、勿論応援するさ。頑張ってくれ!」
ちゃちゃまる「もうスタートするかー。とき、スタートの合図をやってくれー!ふんふん」
あの日のちゃちゃまるは、スタートの合図をする担当は何故か俺がすることになった。
俺「じゃあ、いくよ?・・・よーい・・・ドン!!」 >>546
いや、だからなんで「なろう板」なんだよ?
「なろう」に直接投稿しろよ。 ちゃちゃまると1ごうは島を50周走るのをスタートした。その後、二人は無事に出来たかというと・・・たった5週でギブアップ。
俺「えっ、たった5周でギブアップなの?」
ちゃちゃまる「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・。ギッ、ギブアップだぞ・・・。」
1ごう「流石に50周はきつすぎたぞ・・・。」
ジャック「二人共無事に完走できなかったから約束通り、とびっきり面白い一発芸を頼むよ。キリッ」
ちゃちゃまる「やっ、やってやるぞ・・・。」
二人はギブアップしたため、面白い一発芸をやることになった。
1ごう「先にオイラが一発芸をするぞー。」
俺「あっ、先に1ごうがやるのか。いいよ、一発芸やってみて。」
1ごう「よし、いくぞ!」
1ごうが一発芸を披露する。
1ごう「ヒーローに見せかけて、ただの猫!」
俺「うん、知ってる。」
ジャック「ボクも同じ猫だよ。」
1ごう「う・・・チェンジだ、ちゃちゃまるー!とぉっ」
1ごうはちゃちゃまるに一発芸の披露をチェンジした。
ちゃちゃまる「次はオイラの番だ、一発芸やるぞー!ふんふん」
ちゃちゃまるが一発芸を披露する。
ちゃちゃまる「オイラの自慢の筋肉!この筋肉、金の肉ー!」
俺とジャックはちゃちゃまるの寒いダジャレで凍ったように固まってしまった。 俺「さぶーい!!さぶさぶさぶさぶ!!」
ジャック「これは、こたつに入って体を温めないと・・・。」
ちゃちゃまる「なんだよー、せっかく考えたのにー。ふんふん」
ジャック「ちゃちゃまるくん。頑張って一発芸を考えたのはいいけれど、笑いのツボを刺激するようなネタをお願いするよ。」
ちゃちゃまるは焦った表情と動きをした。
ちゃちゃまる「そんな無茶言わないでくれよー!なぁ、1ごう!」
ちゃちゃまるは1ごうの方に視線を向けるが、1ごうの行動を見てちゃちゃまるは愕然とする。
ちゃちゃまる「い、1ごう!?オマエ、何をやってるんだー?!」
1ごうはちゃちゃまるの方へ振り向く。
1ごう「今オイラ、浜辺にある貝殻を拾ってたんだぞー。さっき貝殻を見て良い一発芸が思いついたんだー!とぉっ」
ちゃちゃまる「どんな一発芸のネタなんだー?オイラにも見せてくれー、ふんふん」
1ごう「ふふーん、腹がよじれるくらい面白い一発芸だから息苦しくなるなよー?」
俺「うん、気を付ける。」 1ごうは貝殻を使って一発芸をする。
1ごう「この沢山の貝をときと同じような形にして・・・。」
俺(俺の形を作ってるのか・・・。)
ジャックは1ごうが貝殻を使って何を作ってるのか気になり、様子を見に来た。
ジャック(な、何を作ってるんだろう・・・あっ、ときくんの形を作ってるんだね。)
1ごう「よし、出来たぞー!ときと同じような形を作ったからちょっと立たせてみるぞー。とぉっ」
1ごうは貝でできた俺の姿勢を立たせた。
ちゃちゃまる「そ、それで何の一発芸をするんだー?ふんふん」
1ごう「よく聞いとけよー?・・・怪人と貝をかけ合わせて、≪カイ・ジーン≫だー!」
俺は1ごうの言葉で盛大につっこんだ。
俺「いや、誰だよ!!」
ちゃちゃまる「このカイ・ジーン、よく壊れないなー。押したら壊れるのかー?」
ちゃちゃまるはカイ・ジーンを押したら壊れないのか、興味が沸いたようだ。
ちゃちゃまる「ちょっとこのカイ・ジーン、押していいかー?」
1ごう「ちゃっ、ちゃちゃまる!カイ・ジーンを押しちゃ駄目だぞー!」
ちゃちゃまる「1ごう、駄目なのかー?・・・駄目と言われたら余計押したくなるぞー。ふんふん」
1ごうは高速で首を振って、カイ・ジーンを押さないように言った。
1ごう「ダメダメダメダメダメダメ!絶対に押しちゃだめだぞー!」
ちゃちゃまる「えっ、いいんだなー?じゃあ押すぞー。・・・えいっ」 カイ・ジーンを押してしまったちゃちゃまるは、カイ・ジーンの形が崩れ落ちていくのを見た。
ガラガラガラガラ・・・
ちゃちゃまるは困った表情で1ごうの方を見る。
ちゃちゃまる「・・・壊れちゃったぞ、1ごう。」
1ごう「カイ・ジーンがー!!」
俺「もう一発芸じゃなくてコントじゃん!!」
俺とジャックは二人のコントを見て、腹を抱えて笑い転げた。あの時は笑いすぎて本当に死ぬかと思った・・・。
〜記憶 カーニバル〜
俺「今日はカーニバルか・・・【しちゃくしつ】の中で【カーニバルのコスチューム】、【カーニバルのかみかざり】を着て案内所の前に行ってみるか。」
俺は試着室の中でカーニバルの衣装に着替え、家を出た。案内所の前に足を運ぶと、アーチの手前で≪ベルリーナ≫がノリノリで踊っていた。
俺「あの〜、ここで踊っている貴方がベルリーナさんだっけ?」
ベルリーナ「あらあなた、わたしの名前を知ってるのね。この島に来るのは初めてなのに・・・どこでわたしの名前を知ったのかしら?」
俺「案内所で働いているしずえさんから、貴方の名前を聞いて・・・。」
ベルリーナ「へぇ、しずちゃんから聞いたのね。もしかしてあなた、わたしが早くこの島に訪問する日を楽しみにしてたのかしら。」
俺「えっ!?・・・ま、まぁそうだけど。」
俺とベルリーナが話していると、左の方から1ごう達の声が聞こえた。
ブーケ「やっほ〜ときくん!そこで何を話してるの〜?チェキ」
1ごう「オッス、とき!今日はカーニバル日和だなー。とぉっ」
ラムネ「おはようございます、ときさん。今日はカーニバルですので、一日中沢山踊りましょうね。あのね」
ジャック「グッドモーニング、ときくん。外に出てみると、沢山の紙吹雪が降ってきてるね。キリッ」 >>549修正→1ごう「永遠のライバルとして一緒に初日の出を見ながら走るのもいいよなー!とぉっ」 俺「みんな、来てくれたんだ!」
ベルリーナ「あら、あなた達は・・・。」
ラムネ「わたし達は、ときさんの友達です!あのね」
ジャック「ボクはときくんの親友なんだけどね。キリッ」
ベルリーナ「じゃあ今ここにいるあなたが、わたしに話にかけてくれたのはときっていう名前の人なのね。」
俺「うん、俺がときだよ。」
ベルリーナ「おほん、改めて自己紹介するわ。わたしはベルリーナ、カーニバルのダンサーよ。」
俺「よろしく、ベルリーナ。あっ、俺の手前からはラムネ、1ごう、ジャック、ブーケだよ。」
ベルリーナ「素敵な名前ね、よろしくお願いするわ。ていうことで、今年は年に一度のカーニバルよ!踊って!騒いで!楽しみ〜ナ!」
ベルリーナ「あらっ、あなた達の衣装素敵ね、ますますハイテンションになるわ!いいわよ〜。」
俺「えっ、そう?」
ラムネ「わたし達の服装、似合ってますかね・・・?」
ベルリーナ「ええ、似合ってるわよ!・・・あっ、そうだわ!今集まっているあなた達5人に頼みたいことがあるの。」
俺「頼み事?」
ジャック「どんな頼み事だろうね、ときくん。」
1ごう「どんな頼みごとなのか、オイラ気になるぞー。とぉっ」
ブーケ「アタイも気になる〜!」
ベルリーナ「わたしの頼み事は、ふわふわ飛んでる羽根を取ってきてほしいの。それから、と〜っても綺麗なあの【にじいろのはね】・・・あれも取ってきてちょうだい!」
ラムネ「羽根・・・ですか?それにしても、羽根が1種類だけなんて、わたし達にはちょっと・・・。」
ベルリーナ「羽根は1種類だけじゃないのよ、ラムネさん。赤、青、緑、紫の4種類の羽根があるから安心してちょうだいね!でも、その4種類の羽根は3枚いただいてもらうわ!」 ラムネ「3枚ですか・・・。」
俺「まあとりあえず、みんなで羽根を集めようよ。」
1ごう「そうだな、とき!あれっ、でもどうやって羽根を取るんだー?」
俺はベルリーナにどうやって羽根を取ったらいいのかを聞いた。
俺「ベルリーナさん、羽根はどうやって取るの?」
ベルリーナ「ときさん、羽根を取り方を知りたいのね?いいわよ。羽根を取るにはあみが必要になるわね。」
俺「あみが必要になるのか!みんな、羽根をあみで取りに行こう!」
俺達は、あみを手に持って羽根を探しに行くことになった。
ブーケ「ときくん、羽根はどこら辺で飛んでるのかな〜?」
俺「う〜ん・・・。俺には分からないけど、この島のどこかでひらひらと飛んでるんじゃないかな?」
ブーケ「え〜っ、探すの〜?めんどくさいじゃ〜ん・・・。」
ラムネ「ちゃんと探したらありますよ、ブーケさん。」
ジャック「あっ、あれが羽根じゃないのかい?」
ジャックは羽根が飛んでいる場所に指を指した。
1ごう「おーっ、あれは【あかいはね】じゃないのかー?とぉっ」
俺「よし、先に見つけたジャックから取ってきてもいいよ。」
ジャック「えっ、いいのかい?じゃあ、あの赤い羽根はボクが取るね。キリッ」
ジャックは、赤い羽根をあみで取った。赤い羽根を取ると、俺達のところに戻ってきた。
俺「残りの羽根はあと2枚だね、ジャック。」
ジャック「あと2枚赤い羽根を集めれば、何を貰えるのかな?ときくん。」 そろそろ寝ます。続きは、いつもの時間帯でやっていきます。それでは、お休みなさい。(定期) プロローグ
『理不尽』ってやつはいつだって突然やってくる。
それは俺の意思なんてまるっきり無視して、一方的に不利益を押し付けてくるんだ。
理不尽から逃れるためには、それから目を付けられないよう息を潜めて生きていくか。
それに黙って耐えるか。
『理不尽』により強力な『理不尽』をぶつけられる強さを身に付けるかだ。
この時の俺にはその強さが無かった。
だから理不尽に、それもとびっきりの理不尽に何も抵抗できず呑み込まれていった。
あのダンジョンで俺がこの世界にとっての『理不尽』な力を手に入れるまでは…… 「ん……ふあ〜あ……よく寝た……今は……6時……朝のか? いや夜か……」
昨日はネット小説読んでからM-tube見て、それから昔のアニメを見てゲームの攻略掲示板を見て……毎日同じことしてるな。テレビ? もう一年くらい見てない。不景気だからかニートバッシングが凄いんだよ。
消費税もあれよあれよと25%にまで上がったしな。政府と繋がっているマスコミは、国民の不満をそらすためにニートを攻撃し始めやがった。あんなの見ても気分が悪くなるだけだ。
しかし仕事してた時はあれほど憧れた生活も、4年もやりゃさすがに飽きるな。たまに外に出ると疎外感半端ないし。なんだろうなこの世間から置いていかれる感覚。
そろそろ働かないとな。でもまだ社畜時代の貯金と親父とお袋の遺産があるし……仕事を始めてまたあんな理不尽な目にあうのも嫌だしなぁ……金がなくなりそうになったらでいいか。 俺はまだあと数年はこのままでいいやと思い、日課のネット小説を読み始めた。
「くくく……この魔王を倒して現代に戻ってきたらパラレルワールドだったって小説。くだらないけどついつい読んじゃうんだよな。なんたってケモミミとエルフがヒロインだからな」
エルフか……いいなぁ。俺はゲームなんかやる時は必ずエルフを選ぶ。たまにグラマーなウサミミキャラもやるけどな。ネット小説やアニメなんかは、たいていエルフや獣人のヒロインのハーレムものだ。
たまに胸の大きいエロフが登場する物語なんて大好物だ。そういうのはたいていR指定ものだけど。
「ダンジョンか……ダンジョンが現れてからこういう小説が一気に増えたよな。宝箱からスキル書を見つけて魔法を使えるようになる。そりゃ魔法とか使いたいけど現実はそんな甘いもんじゃなかったな」 そう、2年前に世界中に突然ダンジョンが現れた。
それも日本中に30ヶ所もだ。ダンジョンはどれも都心部に近い場所に現れ、どれも洞窟の入口のような見た目をしており人が3人並んで入れるような入口のものから、10人並んで入れるほどの大きさのものまでそれぞれ形が違っていた。
最初に興味本位で入った者が中の様子を動画で撮ってきたことから、ソレがなんなのか世間に一気に広まった。その動画には洞窟に入ってすぐに、ゴブリンと呼ばれるファンタジーによく出てくるような醜悪な生き物が映っていた。それを見た撮影者は必死に逃げて入口まで戻ってきたという短い動画だった。
そしてその動画が投稿されてすぐM-tuberと呼ばれる人たちが、バットやツルハシにスコップなど精一杯の武装をしてこぞって中に入っていった。しかしその後洞窟に入った者のほとんどの動画の更新が途絶えた。恐らく帰ってこなかったんだと思う。 帰ってきた者もいたが腕や足がなくなっていたり腹部を何かで刺されていたりで、病院に運び込まれたがその後の消息は不明だ。恐らく貴重な洞窟の中に入った人間として政府に隔離されたんじゃないかと思う。
最初に動画投稿した人も音信不通になったらしいからな。そういう事なんだろう。
それからはネットであの洞窟は間違いなく物語に出てくるダンジョンだと言われるようになった。
そのダンジョンをまずは警察が封鎖した。そして海外でも同じようにダンジョンが現れ情報が出回ってからは、自衛隊が入口を封鎖した。
普段はニュースなんてまったく見ない俺が、その時は一日中テレビにかじり付きネットでも情報収集に努めた。もしも魔物と呼ばれる者たちがダンジョンから出てきた時のために手作りの槍を作ったり、サバイバルグッズを買ったりした。 その後自衛隊がダンジョンに調査に入った時なんて、もう何日もネットやテレビで情報を集めまくった。
だけど20人が完全装備で入ったにもかかわらず、生きて帰ってきたのはたったの7人だった。政府は当初ダンジョン内の情報を秘匿していたが、海外でもダンジョンに突入した民間人や軍隊がいてその情報が出回っていた。情報統制が緩い国なんていくらでもあるからな。
海外でダンジョンに入った者の証言では、ダンジョンの中は恐ろしく広い。一部の壁が発光しているので薄暗いがなんとか見える。ダンジョンの魔物はタフである。ダンジョンには地下に続く階段がある。ダンジョンには落とし穴のようなトラップがある。
最初はこの程度の情報だったが、日が経つにつれてどんどん新しい情報が出てきた。ダンジョンの入口の大きさによって中にいる魔物の強さが違うことや、ダンジョンには宝箱があり、その中には不思議なアイテムとスキル書と呼ばれるものがあるということなどだ。 >>5731000スレに到達する可能性が御座いますので、荒らしなどは控えてくださると助かります。 スキル……これは魔法が使えたり身体能力が上がったり、物の名前や性能が見ただけでわかったりするというものだった。これはファンタジー小説やゲームによく出てくるやつなのですぐに理解できた。物の名前とかがわかるのは鑑定のスキルだろう。
魔法か……欲しい……小説やゲームの世界のように無双したい。けど、完全装備の自衛隊が壊滅するようなダンジョンなんて怖くて入る勇気なんてない。そもそも封鎖されていて入れない。
それからは海外の情報でダンジョンがどれほど危険なのか思い知らされることとなり、ダンジョンに入ろうなんて微塵も思わなくなった。
そして2年が経った今でも各国はこぞってダンジョンの中に入っていっている。
これはスキル書以外にも理由があるんだけど、俺には関係ないからな。欲の塊の人間は勝手にダンジョンに挑んで死ねばいいさ。
陸上自衛隊なんてあまりの犠牲の多さに、ダンジョンに行かさられるのが嫌で辞めていく奴が多くて人手不足らしい。国防そっちのけで欲に駆られやがってさ、いま他国が攻めてきたらどうすんだよ。俺のニートで平和な生活が終わっちゃうだろ? しっかりしろよ政治家。
まあそんな世間とは隔離された生活を4年間続け、その間は両親が残してくれたこの広い家に俺は一人で暮らし、食糧や欲しい物はネットで手に入れ、人肌が恋しくなった時はそういうお店に行ったりしてスッキリして、社畜時代に貯めてた貯金と両親が残した遺産を食い潰しながら俺は生きていた。
預金残高を見てまだ大丈夫、まだ大丈夫と自分に言い聞かせながら……そう、この日までは。 俺「どんなものなのかは分からないけど、赤い羽根を3枚集めたらのお楽しみだね。」
ジャック「フフッ、まぁそれまでに楽しみにしておくよ。」
俺達は、4種類の羽根と虹色の羽根をひたすら集めることに専念した。羽根を3枚集めきってベルリーナに渡すと、カーニバルにピッタリの家具をみんなに配ってくれたようだ。
ラムネ「あっ!ブーケさんの家具がわたしと被っちゃいました・・・。」
ブーケ「でもこの【カーニバルのランプ】、形は似ているけど色違いじゃ〜ん!」
1ごう「オイラ、とてもいいものを貰ったぞー!・・・なんだこれ?カ、【カーニバルなフロート】?見た目が凄く金ぴかでゴージャスだなー。とぉっ」
俺「ジャック、何かいいものをベルリーナさんに貰った?」
ジャック「ボクはいいものじゃないけれど、1ごうくんが持っているカーニバルなフロート以外は貰ったのさ。キリッ」
カーニバルなフロートを貰えなくて、ジャックはちょっとしょんぼりしている。
俺「俺、カーニバルなフロートを2つ貰ったからジャックに一つあげるよ。」
ジャック「フフッ・・・ときくん、キミは本当に優しいんだね。そのカーニバルなフロート、ボクに受け取らせてもらうよ。」
俺はジャックに、カーニバルなフロートを一つ譲った。
1ごう「とき、オマエカーニバルなフロートを2つベルリーナに貰ったのかー・・・。ちくしょー!オマエだけずるいぞー!」
1ごうは、俺がカーニバルなフロートを2つ持ってるのを聞いて羨ましがった。そんな羨ましがっている1ごうに、ベルリーナが話しかけた。
ベルリーナ「こらこら、贅沢は言わないの1ごうさん。また羽根を3枚集めてわたしに持ってきてくれたら、あなたが欲しがってるカーニバルなフロートを譲ってあげてもいいわよ。」
ジャック「1ごうくん、ベルリーナさんが羽根を3枚集めてきたらキミにカーニバルなフロートをあげるって言ってるよ。キリッ」
ブーケ「1ごうくん、ここで落ち込むなんていつものアンタらしくないよ〜!チェキ」
1ごうは三人の励ましの声でやる気が出たみたいだ。
1ごう「三人共ありがとな!オイラ、やる気が出てきたぞ!それじゃあオイラは羽根を3枚集めてくるぞー!とぉっ」 >>575
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
ピンポーン ピンポーン
ピンポーンピンポーン
「なんだ? ずいぶんせっかちな奴だな。宅配便は来る予定はないし、夜の8時に人の家に来るのは……MHKの勧誘ぽいな。 しつこいんだよなアイツら 」
俺が一階のリビングでネット小説を読み終わり、M-tubeで面白動画を探していた時に呼び鈴が連打された。そのしつこさから、以前撃退したMHKの勧誘がリベンジしにきたのだと思い、俺はTVモニターの付いているインターホンに映っている画像を覗いた。
俺が見たそのモニターにはスーツを着た男性と、警察官が3人ほど映っていた。さらにその後ろには赤色灯を点けたパトカーが道路上に停まっていた。
「な、なんだ!? この辺でなにか事件でもあったのか!? 聞き込みか何かか? 」
俺は知らないうちに近所で事件があったのだと思い、これは捜査協力の訪問に違いないとインターホンのスイッチを入れた。
『阿久津さーん! 阿久津 光あくつ こうさーん! 』
え? 俺の名前を間違えないで言ってる?
今まで初めてうちの表札を見た人は俺の名前をヒカリやヒカルと読んでいた。それなのにこの人は正確にコウと読んだ。俺はこの刑事らしきスーツを着た男性に違和感を覚えたが、後ろにいる警官とパトカーが気になりインターホンに向かって返事をした。
「はい。どちら様でしょうか? 」
『いるのはわかってるんですからすぐ出てくださいよ。私は厚生労働省の若年層特別雇用対策課の野山と言うものです。はいこれ身分証ね』
「え? 厚生労働省? 刑事とかではなく? 」
なんで厚生労働省が? 出張ハローワークかなにかか? いや、仕事する気はまだないんですけど!
『ええ、厚生労働省です。警察官が同行しているのですから怪しい者ではないですよ。とりあえず出てきてもらえますか? 』
「は、はい……」 俺はインターホン越しに提示された顔写真付きの身分証と警官がいることで、これ以上問答して近所の人が集まってきたらたまらないと思い玄関のドアを開けた。
俺が玄関を開けるとすぐに厚生労働省の野山とかいう禿げたおっさんが、ドアの隙間に足を差し込んできた。
な、なんだ? この人手慣れてる?
「ああどうも。阿久津さんで間違いないみたいですね。一応念のため確認しますね。阿久津 光さん 29歳独身。血液型はA型で両親は既に他界。兄弟は無し。現在というよりは4年の間無職。間違いありませんね? 」
「え、ええ。間違いありません」
ここまで個人情報を知ってるってことはやっぱり警察なんかも絡んでる?
「私たちがここに来た理由はご存知ですね? 」
「え? 理由? いえ、さっぱり……」
なんでこのおっさんはいちいち高圧的なんだ? 丁寧な言葉を使っていても敬意のカケラも感じない。出張ハローワークですか? とか絶対言えない雰囲気だ。
「おやおや……テレビやニュースを見てないんですか? 若年無業者特別雇用法のことは? 」
「テレビはまったく見ないので……ネットのニュースもまったく。ですからその若年? なんとかという法は知らないです」
「若年無業者特別雇用法ですよ。あなた達のような人間にはニート特別雇用法と言った方がわかりやすいか。働かずにのほほんと生きている、社会のゴミと呼ばれてるあなた達にはね」
「なっ!? しゃ、社会のゴミ!? そ、そんな言い方はないじゃないですか! 色々な理由があって働けない人だっているんですから」 この野郎……マスコミの広めたニートバッシングに乗っかった奴だ。厚生労働省の人間が、雇用を生み出す努力をする側の人間が人をゴミ呼ばわりしやがって!
「ええ、知ってますよ? 病気で働きたくても働けない者、働きたいが仕事が見つからない者。色々と若年層無業者にはいます。ですがあなたは違うでしょう? 健康なのに仕事をする気がない。両親の遺産で食っていけるからと4年も仕事を探しもしていない。つまり働く意欲がない。違いますか? 」
「そ、それは……前の会社で色々あって……その……」
「仕事をしてれば嫌なことなんて毎日あるんですよ。私は今この瞬間もそれを感じています。ここにいるお巡りさんだってそうです。嫌な仕事ですよまったく」
くっ……言い返せない。でもだからなんだって言うんだ? ニート特別雇用法? 去年の暮れになんかネットで騒いでいたのがいたな……確かニートを無理やり働かせる法案が通ったとか。そんな非人道的な法案が通るわけないフェイクニュースだと掲示板を見なくなったが……まさか……
「も、もしかしてニートを無理やり働かせるっていう法案が通ったんですか? 」
「なんだ知ってるんじゃないですか。そうです。昨年に法案が可決してこの春から実行されたんです。対象は25歳から35歳の健康な男性で、昨年12月までの間に継続して6ヶ月間の就業を2年以上していない者、就労による規定の納税額に達していない者、そして就業意欲のない者です。今回は最初の年ということで過去3年以上就職活動をしていない者が対象です。これは強制です。我々が指定した仕事を最低6ヶ月してもらいます」
「え!? 拒否権がない!? それじゃあ強制労働じゃないですか! そ、そんな馬鹿な法律が……」 「通ったんですよ。反対する団体もいましたが概ね民意を得てね。一般の汗水垂らして働いている国民から、この不景気に働く意欲もなく生きている人間が許せないと。ホームレスならまだ許されるでしょう。その惨めな姿を見て鞭打つ人はいないですから。ですが住む家もあり食べるお金もある。M-tuberでも投資でもやってそれなりに税金を納めていれば対象にはならなかったんですがね。預金があるからと3年以上も国内でのほほんと生きている者や、いい歳して親に養ってもらっているような人間は世間ではゴミと呼ばれているんです。そういうわけで我々も時間がありませんので、15分で支度をしてきてください。次に行かないといけない家もありますので。お金や貴金属は必要ありません、着替えだけでいいですよ。働いていただくところには寝泊まりする場所がありますから。拒否または逃亡した場合は不本意ですが拘束させていただきます。ああ、この家は包囲されてますから無駄な抵抗はやめてくださいね? 」
そ、そんな……こんな無茶苦茶なことって……これは本当に現実なのか? こいつらは実は偽物でドッキリとか? いや、警官の目がマジだ。え? 拳銃になんで手を掛けてるの? 普通警棒じゃない?
後ろのパトカーの周囲にも警官がいる。本当に包囲されてるっぽい? ヤバイ……ドッキリじゃなさそうだ。
どうする? いやどうしようもないか……こうなったら仕方ない。恐らく誰もやりたがらないキツイ・汚い・危険な3Kの仕事をやらされるんだろう。半年、半年の我慢だ。
ちくしょう……こんなことなら仕事探しだけでもしとくんだった。
半年働いたらもう絶対就職しよう。
そしてこの法案を可決した政治家どもを選挙で落とす運動を始めてやる。全国のニートたちよ! その時は俺に力を分けてくれ!
「わかりました。おとなしく同行します。それと仕事ってなんですか? どんな仕事を6ヶ月も泊まり込みでやらされるんですか? 事件現場の遺体処理とかだとちょっと……」
「それも知らないのですか? 仕事はダンジョンでの資源採集ですよ」
「 ええ!? だ、ダンジョン!? 」
俺は不機嫌な顔をして早くしろと言わんばかりの役人と、その後ろに立つ警察官を前にただただ絶望するしかなかった。 1ごうは羽根を3枚集めに行った。1ごうが羽根を集めて戻って来て、ベルリーナにカーニバルなフロートをもう一つくれるようにおねだりするとベルリーナは1ごうにカーニバルなフロートを渡してくれたようだ。
俺は、ジャックにカーニバルなフロートをあげた時は嬉しそうな表情をしていた。羽根を集めているとき、ジャックの尻尾の先に羽根がくっついていたのを見たのはユニークな感じだったのを今でも記憶に覚えている。
〜記憶 イースター〜
2021年4月4日、その日はイースターの日の当日だった。俺はジャックに、着ぐるみを着た謎の兎≪ぴょんたろう≫が案内所の前にいると聞いて彼に会いに行ってみた。
〜案内所の前〜
俺「ジャック、あの人がぴょんたろうなの?」
案内所の前でのんびり立っているぴょんたろうの方に俺は指を指した。
ジャック「ああ、そうだよときくん。ちょっと、彼に話を聞いてみようじゃないか。」
俺とジャックは案内所の前で立っているぴょんたろうに話しかけた。
ぴょんたろう「やぁ!こんにちわ〜!」
ぴょんたろうに話しかけると、今の時間帯は朝なのにこんにちわと挨拶をされたので俺とジャックは困惑した。
俺(今、朝なのにこんにちわ?挨拶の仕方がおかしいじゃん・・・。)
ジャック(ぴょんたろうさん、挨拶が間違っているけど大丈夫なのかな?)
ぴょんたろう「新しい季節を知らせに来ました!ラッキーバニーのぴょんたろうだよ〜!イェ〜〜〜イ!『はくしゅ〜』」
俺とジャックは小さく拍手をした。
ぴょんたろう「ちなみに、ボクは着ぐるみじゃないからね・・・。」
俺「へぇ〜、ぴょんたろうって着ぐるみなんだ。どうやって着てるんだろう?」
俺はぴょんたろうの服装を見ていると、あるものに目がいった。
俺「これは・・・ファスナーだ!!」
ぴょんたろうは慌てて、背中のファスナーを手で覆い隠して俺の方に体を向けた。 ぴょんたろう「駄目!!背中のファスナーはじろじろ見ないで!これはただの普通の服だから・・・。」
俺「えっ、服なの?でもぴょんたろう、背中にファスナーがあるのは流石に気になるよ。」
ぴょんたろうはファスナーの言い訳を言った。
ぴょんたろう「あ〜!えっとこれはね、新しいファッションの工夫なんだ。ボクの故郷の島では、このファッションがとっても流行ってるよ!」
俺「へぇ、ぴょんたろうの島ではこの服装が流行ってるんだ・・・。」
ジャック「背中にファスナーがあるのなら、手で開けることが無理だと思うんだ。」
ぴょんたろう「そんなのへっちゃらへっちゃら!ボクなんかすぐに背中のファスナーを開いて、服を脱ぐことが出来るよ!」
ジャック「そうかい、キミがそういうのなら心配しなくて大丈夫そうだね。キリッ」
ぴょんたろうが相槌を打つように手を二回たたく。
ぴょんたろう「はいはい、個人的な話はここまでにしようね〜!せっかくのイースターだからそこの二人にイベントを楽しんでもらわないと!」
ぴょんたろうは俺の方に向いて話してきた。
ぴょんたろう「ところでそこのキミ、ボクに最初に話しかけてきてくれた日に、【イースターなベッド】のDIYレシピをキミに渡したんだけど、もう作ってる?」
俺「うん、とっくに作ってる。」
ぴょんたろう「あっ、作ってくれたんだね〜。それに・・・眼鏡をかけたそこのキミにはまだ話したことがないけど、今回が初めてだよね〜!」
ジャック「ああ、キミに話したのは確かに今回が初めてかもしれないね。キリッ」
ぴょんたろう「そんな初めてのキミには、イースターなベッドのDIYレシピをボクからあげるね〜。」
イースターなベッドのDIYレシピをぴょんたろうはジャックに手渡した。
ぴょんたろう「それから、もしもボクが隠したレシピを見つけて全種類DIYしてくれたら、スペシャルなご褒美の景品をキミにプレゼント〜!」
ジャック「スペシャルなご褒美か・・・。そのご褒美のプレゼントは、どんなものなんだい?」
ぴょんたろう「そのプレゼントは、全部集めてからのお楽しみ〜!」 ●ロックマン ロール エロ(無修正)
1.グーグルで【roll out エロ】で【画像】検索。
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1.ユーチューブで【星のカービィ64】で検索。
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※見せ場・・・1:22:24
※酒とタバコをやりながら見よう。 グーグルで【天王星人スレ安定】でけんさく。
↓
【2022】天王星人(+)Part 32 【安定】をクリック。
↑
ここにたすかるほうほうがぜんぶかいてある。
ホントにたすかるきがあるなら、ホントにぜんぶよめよ。
もんくをいうのはそれからだ。
名無し「ひつようなとこだけもらいなさいッ!!
オレもちょっとムキになっちゃってるけどッ!!
ごめんなーッ!!
でもこうでもいわなきゃおまえ
わかんないからッ!!」
以上 するとぴょんたろうは、足を交互にぴょんぴょんとリズム良く跳ねながら合言葉(?)を言い始めた。
ぴょんたろう「卵を探そ〜!卵を探そ〜!色んな所に隠されてるぞ〜!どこにある〜?どこにある〜?色んな場所を探してみよ〜!」
ぴょんたろうは足を交互にぴょんぴょんと跳ねるのを止め、ジャックの方に首を傾げて言った。
ぴょんたろう「・・・・・・分かったかな?島のあちこちに6種類の卵が隠されているから、眼鏡をかけているキミはそれを探して集めてね!」
ジャック「オーケー・・・どこかに隠されている6種類の卵を集めてこればいいんだね?フフッ、卵集めはこのボクに任せてくれ。キリッ」
ぴょんたろう「あっ、そうそう!建物の中には卵は隠してないから気を付けてね〜。」
ぴょんたろうはジャックの方の話が終わると、もう一度俺の方に向いた。
ぴょんたろう「そこにいるキミは、引き続き卵を探して集めてね〜。じゃあ、二人共よろしく〜!」
俺とジャックは島のあちこちに隠されている卵を探すことにした。
ジャック「ねぇ、ときくん。卵はどこに隠されてあるか知ってるのかい?」
俺はジャックに卵がどこに隠されているのかを教えた。
ジャック「なるほど・・・卵は水辺のところで釣り上げたり、地面の中に埋まっているところをスコップで掘ったり、風船をパチンコで割ったり、岩をスコップで叩いたり、木を揺すったり【ショボいオノ】や【いしのオノ】で木を叩いたりすると隠された卵が出てくるんだね。ありがとうときくん。」
俺「うん、困った時はいつでも言ってね。」
それからしばらく二人で卵を集めていると、途中でちゃちゃまるとレムが一緒に卵を集めてくれることになった。他の住民達はジャックにイースターのDIYレシピを教えてもらったようだ。だが、イースターのDIYレシピを全部覚えて家具をDIYするにはもっと沢山の卵が必要になったり、まだ覚えていないレシピもあったのだ。いろいろそうしてると、いつの間にか日が暮れていた。
ちゃちゃまる「もういつの間にか日が暮れたなー。ジャック、今年のイースターのご褒美のプレゼントは無理かもしれないぞー・・・。ふんふん」
ジャックは凄く落ち込んでいて、少し泣いていた。俺は泣いているジャックの隣で慰めていると、ぴょんたろうはジャックの様子を見て可哀想に思ったのか、俺達の方に歩いてきた。
ぴょんたろう「眼鏡のキミ、イースターは今日で最後の日だけど沢山卵を集めてくれたよね〜。たった一日で、イースターの家具を12個もDIYしてくれるなんて驚いたよ!そんなアンラッキーなキミに、ボクからとってもラッキーなおすそ分けをしちゃうよ〜!」
ぴょんたろうはジャックにラッキーなものをおすそ分けしてくれた。
ぴょんたろう「はい!今回だけは特別に、このスペシャルなご褒美【ぴょんたろうのおきあがりこぼし】をキミにプレゼント〜!やったね〜〜!!」
ぴょんたろうにスペシャルなご褒美を貰えたジャックは泣き止んで、笑顔の表情に変わった。 俺は、ジャックが笑顔になったところを見て「良かったね、ジャック。」と、優しい口調で言った。ジャックにとっては、一生忘れられない思い出になったのだろう。
〜現実〜
ジャックと俺が住んでいる島の住民達と当たり前のように過ごしてきた毎日の思い出を思い出した俺は、泣きながらもジャックの熱中症や心の病気を治すために先生と協力して治療することを決心した。
俺「先生、俺と一緒にジャックの熱中症と心の病気を一緒に治療しよう!」
トビオ「いいよぉ〜、一緒にジャックくんを治療していこうねぇ〜。ですね」
俺とトビオでジャックを治療することになった。少しすると、リリアンが氷やビニールプールを持って集中治療室に戻ってきた。
リリアン「二人共お待たせ〜、氷とビニールプールを持ってきたよ!ついでに【ホースリール】と空気入れも持ってきちゃった〜!」
リリアンがジャックの近くにビニールプールを置き、急いでビニールプールを空気入れで膨らませた。
リリアン「ふぅ・・・。アタイ、空気入れで早くビニールプールを膨らませたから手が疲れちゃった。」
トビオ「疲れが治るまでゆっくりしていてねぇ〜、リリアンちゃん。」
リリアン「うん、アタイしっかり休んでおく〜!」
リリアンは少し休むことにした。
トビオ「ボクはビニールプールに水を入れるためにホースリールを蛇口に付けるから、ときくんはジャックくんの脈があるかどうか確認してみてぇ〜。」
俺はジャックの手首を掴んで脈があるかどうかを確認した。
俺(脈はあるけれど血圧が上がっているような気がするし、よく見ると皮膚も乾燥してる・・・先生に言ってみるか。)
俺はトビオにジャックの血圧が上がっていることを伝えた。
トビオ「ジャックくんの血圧が上がってるのぉ〜?ならもっと早く水を入れないといけないねぇ〜。」
リリアン(やっぱりジャックくんはアタイの予想通りに熱射病になっていたんだ〜。ちょっと手の疲れもなくなってきたし、採血もしていかないと〜!)
リリアンは集中治療室にある採血用の注射器と物品を取り出し、ジャックのところに近づいた。
俺「リリアン、何してるの?」 リリアン「ときくん、アタイはジャックくんの血液を検査するために今から採血するんだよ〜!みたいな」
俺「えっ、こんなときに採血?それをやって本当に大丈夫なの?」
リリアン「大丈夫かどうかは分からないけど、ジャックくんの血液がドロドロになってないか確かめるよ〜!」
トビオ「リリアンちゃん、ジャックくんの採血をよろしくねぇ〜。ですね」
リリアンは採血の手順をしっかりと行い、ジャックの血液を取った。
リリアン「ときくん、ジャックくんの血液は取ったからアタイは血液検査室でジャックくんの血液がドロドロになってないか確認してくるね〜!みたいな」
俺「うん、検査が終わったら俺かトビオに言ってね!」
リリアンは、ジャックの血液が入ったシリンジを持って、血液検査室に小走りで入って行った。そして、3分後・・・。
トビオ「ビニールプールに入った水の量はこれでいいかなぁ〜?ときくん、その袋に入ってある氷をビニールプールの水に入れてねぇ〜。ですね」
俺「氷が入った袋・・・。これをこのビニールプールにぶち込んだらいいの?」
トビオ「うん、この袋を全部入れてくれたら早く水の温度が下がるよぉ〜。」
俺は氷が入った袋を全部ビニールプールに入れ込んだ。
俺「先生、ビニールプールに氷を入れたのはいいけど、ジャックはどうしたらいい?」
トビオ「ときくん、ジャックくんをビニールプールに上半身と下半身を入れてねぇ〜。」
俺は、ベッドで意識がないジャックを抱えてビニールプールにゆっくりと入れた。 人間の主観的な体験は、心臓が止まった瞬間に即終わりになるわけではないのかもしれない。
ここ10年の間、科学者は死が脳をどのように克服するかについての洞察を得るために、臨死体験(NDEs)を調査している。
臨死体験をした人の中には、医学の専門家が臨床的に死んでいるか、意識がないと診断しても、自分の回りで何が起こっていたかを正確に報告できる人もいる。
臨死体験の背後にある正確なメカニズムは不明のままだが、これまでの研究によると、呼吸と心拍が停止した後の2〜20秒間、意識が保たれているという。自分が死んだ状態であることを自覚できるということになる。 心臓が止まった瞬間、心の中では何が起きているのか?
心拍を打つ電気インパルスがストップする心停止に陥ったときが、死亡時刻だとされている。その結果、心臓は活動するのをやめ呼吸も止まる。心臓が停止するこの瞬間こそが、その人が死んだことを明確に示すものだと、医療専門家は考えている。
だが、こうしたプロセスの中で、心の中ではなにが起こっているのだろう?
死は、すぐに私たちの主観的な体験(意識)もシャットアウトしてしまうのか、それともゆっくり徐々に終わりになっていくものなのだろうか?
この数十年、研究者たちは臨死体験を研究し、死がどのように脳に終焉をもたらすのかを研究してきた。
そしてわかったことは、驚くべきことだった。 ビニールプールに入れたジャックをしばらく俺は見ていると、リリアンが血液検査室から戻ってきた。
リリアン「ジャックくんの血液検査終わったよ〜!」
俺「先生、戻ってきたんだ!血液検査の結果はどうだった?」
するとリリアンは深刻そうな表情で俺に血液検査の結果を言ってきた。
リリアン「ジャックくんの血液を見たけれど、ドロドロの状態になってた・・・。」
トビオ「えっ?!ジャックくんの血液がドロドロになっているのなら、播種性血管内凝固症候群に発症してる可能性も高いってことだよねぇ〜?ですね」
俺「先生、精神科の他にも何かやってるの?」
トビオ「ときくん、ボクはちょっと隠してたけど、実は精神科のほかに循環器内科、血液内科もやってるんだぁ〜。」
俺「なるほど、先生は内科もやってるんだ。・・・それで、その病気はどんな症状なの?」
トビオ「播種性血管内凝固症候群はねぇ〜、全身の血管に血栓があちこちにできて毛細血管を詰まらせちゃう恐ろしい病気なんだぁ〜。ですね」
リリアン「そうしちゃいられない!ときくん、その病気を治すには輸血が必要だからジャックくんの体にアンタの血液を譲ってくれる?」
俺「うん、ジャックに俺の血液を譲る。急いで輸血しよう!」
トビオ「でも、輸血するときには副作用が出るんじゃなぁ〜い?」
俺「えっ、輸血するときに副作用も出るの!?」
トビオ「副作用が出る種類は3種類あるんだけどぉ〜・・・1つ目は免疫学的副作用、2つ目は非溶血性副作用、3つ目はその他だねぇ〜。」
俺「俺、ちょっとよく分からないけど簡単に言うとアレルギー反応を起こすやつなの?」
トビオ「まぁ、そういうことだねぇ〜。ですね」
リリアン「ときくん、まずは全身献血でアンタの血液を200mlか400ml取らないといけなくなるけど・・・どっちにする〜?」
俺はリリアンに献血の血液の量をどちらか選ぶことになった。俺はジャックの病気を絶対に治したいため、400ml取る方に決めた。
俺「先生、献血の量は400mlの方にする。」 >>591修正→リリアン「ときくん、まずは全血献血でアンタの血液を200mlか400ml取らないといけなくなるけど・・・どっちにする〜?」 リリアン「了解!じゃあ、ときくんの血液を400mlジャックくんの体に輸血させてもらうね〜。みたいな」
リリアンは輸血に必要な道具を【ファイルキャビネットM】の中にある箱状の物を取り出して俺達のところに戻ってきた。
リリアン「輸血を開始するにはもう一人の看護師が必要だから、急いでここに呼んでくる〜!」
もう一人の看護師が必要のため、リリアンは集中治療室から走って出ていった。
俺「輸血にも何かしらの準備が必要なんだな・・・。」
30秒後、待合室の奥からリリアンとマールの姿が見えた。
俺(あれがもう一人の看護師さんの先生か・・・。)
マールとリリアンが、集中治療室の中に急いで駆け込んできた。
マール「あらっ、ときさんじゃないですか。この前は別荘の提案を同意してくださりありがとうございました。ニャー」
マールは俺に深々とお辞儀をした。
俺「どんな感じの別荘をコーディネートするか30分、1時間ぐらいの時間がかかったよ。まあでも、後で別荘に訪問したらマールが快適そうに暮らしてたことを報告すると、事務所で働いてるタクミさん達も喜んでた。」
マール「タクミさん達は喜んでたんですね、それは何よりです。」
リリアン「マールちゃん、ときくんの血液をジャックくんの血管内に輸血させるから二人で先に手洗いしよう!みたいな」
マール「輸血ですか?・・・わたしは輸血させることは初めてなので、緊張します。」
リリアン「大丈夫大丈夫、アタイとマールちゃんならきっとできるって!」
リリアンは笑いながら、マールの緊張をほぐしている。
マール「そうですかね・・・。わたし、頑張って患者さんの体へ輸血ができるように作業をやってみますね。ニャー」
二人は輸血を始める前に手洗いや様々な確認をした。確認や準備が終わると、マールは俺に輸血を実施する前に説明をさせられた。説明が終わると、俺はリリアンに400ml程の血液を採血した。
リリアン「ときくん、輸血は終わったよ〜。輸血が終わるとのちに副作用が出る可能性があるから継続的な観察をしていくね。」
俺「うん、わかった。」 輸血が終わった俺は、少しほっとした息を付く。リリアンは輸血用の道具を後始末し、輸血バッグを手に取ると近くにある点滴を見る。輸血バッグを点滴の方に取り付けるにはもう一つの点滴が必要だと認識し、マールにもう一つの点滴を取って来るようにお願いした。
マール「では、わたしはもう一つ点滴を取ってきますので皆さんは患者さんの様子を見ていてくださいね。」
もう一つの点滴を取りに行くために、マールは集中治療室から急いで出ていった。
トビオ(間に合うのかな〜・・・。)
俺「そうだ!念のため、もう一度ジャックの脈を確認してみよう。」
水と氷が入っていて、すでに水氷となっているビニールプールに意識がない状態で、上半身と下半身が中に浸かっているジャックの手首を握って、脈を確認した。
リリアン「ときくん、ジャックくんの体温や血圧はどう?」
俺「体温はまだ高くて熱いけど、ジャックの血圧は上がってる・・・。」
俺は、未だに体温が高いジャックの手首を握っていると、ブーケが集中治療室に入ってきたのをトビオが見てしまった。
トビオ「ブーケちゃん、なんでここに入ってきちゃったのぉ〜?!キミは診察室で本を読んで待っててねってボクが言ったじゃ〜ん!」
俺「えっ、ブーケ!?」
俺はトビオが言ったことを聞いて、集中治療室の入り口の方に振り向いた。
俺「ブ、ブーケ・・・。何でここに入ってきたの?」
ブーケ「・・・アタイ、もう本を読むの飽きちゃった・・・。だから気になってこの部屋に入ってきた・・・。」
トビオ「駄目だよぉ〜ブーケちゃん。またトラウマが酷くなったらどうするのぉ〜?」
リリアン「そうだよ〜、アンタはまだ診察室で待っていないと駄目なの!」
ブーケの後ろの奥から、マールが点滴を持って急いで出てきた様子が見えた。
マール「皆さんお待たせしました〜・・・あらまあ!どうしてあなたが集中治療室の中に入ってるんですか?!」
マールの声に気づいたブーケは、後ろの方に体を向ける。
ブーケ「あっ、先生・・・。アタイ、診察室で本を読んで待ってるのはもう飽きてきて・・・。ときくんが・・・部屋で何をしてるのか気になって、ここの部屋に入ってきた〜・・・。」 マール「いいえ、あなたは診察室に戻った方がいいんです。またトラウマが酷くなったらどうするんですか?ニャー」
トビオが苦笑いをしながらマールに話す。
トビオ「あっ、それさっきボクが言ったよぉ〜。」
マール「あら?そうでしたっけ・・・ごめんなさい、トビオさん。」
マールはトビオにお辞儀をして謝った。
マール「先ほど、リリアンさんの言葉で聞いたんですが・・・。あなたの名前は確かブーケさんでしたっけ?」
マールの話を聞いて、ブーケは少し頷いた。
ブーケ「うん・・・、アタイがブーケだよ。・・・先生の名前は何て言うの?」
マール「わたしの名前ですか?・・・わたしの名前は、マールと申します。よろしくお願いいたしますね、ニャー」
リリアン「マールちゃん、自己紹介はいいから点滴の確認や輸血バッグを融解するための容器を2つ用意して〜!みたいな」
マール「はい、分かりました!」
輸血バッグをもう一つの点滴に取り付ける前に動作の確認や異常がないかをマールは確認し、37℃のお湯を2つの容器に入れて俺の血液が入っている輸血バッグを融解し始めた。
マール「ところでどうしてあなたはこの部屋に入ってきたんですか?」
ブーケ「アタイは、ときくんがこの部屋で何をしてるのかを見に来ただけ・・・。」
マール「ときさんはビニールプールに浸かっている患者さんを、わたし達先生と協力して治しているんです。」
俺「まぁ俺の役目としては、先生達のサポートのような感じだけど・・・。」
ブーケ「ときくん、そうなんだ・・・。アタイはアンタが何をしているのかを聞けたから、そろそろ診察室に戻って本を読んでおく〜・・・。」
俺「うん、分かった。」
ブーケは、診察室の方へ歩いて戻っていった。
トビオ「ときくん、キミも熱中症になったら大変だから水分補給をしておいてぇ〜。それに、そこにいる二人も水分補給をお願いねぇ〜。ですね」 >>595修正→マール「ところで、どうしてあなたはこの部屋に入ってきたんですか?」 「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだ。昨年、数学者たちを悩ませた、大昔の数学の問題が解決された。だが解答したのは数学者ではない。なんと現在刑務所に服役している殺人犯だ。
その問題は「幾何学の父」と称される古代エジプトのギリシャ系数学者、エウクレイデス(ユークリッド)が頭を悩ませた「連分数」で、現在では暗号技術などに使われる非常に重要な理論であるそうだ。
・殺人罪で刑務所に収容された囚人、数学に目覚める
現在ワシントン州シアトル近郊の刑務所で服役中のクリフトファー・ヘイブンズ(40歳)は、苦難の人生を歩き続けてきた。
高校は中退。仕事が見つからず、やがて麻薬に手を出すようになり、ついには人を殺めてしまった。2011年に25年の実刑判決を受け、刑期はまだ15年残っている。
(以下略)
※全文はソース元で
https://karapaia.com/archives/52305719.html >>593修正→二人は輸血を始める前に手洗いや様々な確認をした。確認や準備が終わると、マールは俺に輸血を実施する前に説明をさせられた。説明が終わると、俺はリリアンに400ml程の血液を採血された。 俺「先生、水分補給をしたいのはしたいけど水を入れるコップってどこにあるの?」
トビオ「それなら、ファイルキャビネットLの右の扉に紙コップが入った袋があるから、それを取って水を入れてねぇ〜。」
俺「右の扉を開ければいいのか。」
俺はファイルキャビネットLの右の扉を開き、紙コップが入った袋を手に取って3個ほど紙コップを取り出した。
俺「てかっ、そっちの先生は水分は取らないの?」
トビオ「ボクは診察室でブーケちゃんと水分を補給したから大丈夫だよぉ〜、ですね」
俺「先生は、先に飲んでブーケと水分補給をしてたんだ。」
俺は病院の待合室にある【ウォーターサーバー】を使って水を入れてくることを伝えた。
俺「俺が病院をコーディネート中にウォーターサーバーを置いたんだけど、そこで水を入れてくるよ。」
リリアン「よろしくね、ときくん!アタイ達はジャックくんの様子を見ておく〜。みたいな」
マール「分かりました、わたし達はときさんが水を入れてくるのを待ってますね。ニャー」
俺は、ウォーターサーバーのところで3個の紙コップに水を注ぐのは無理があるので、1個の紙コップは後で水を入れてくることにした。
ウォーターサーバーのところに来た俺は、2個の紙コップに水を注いでいる途中でこんなことが頭に浮かんだ。
俺(ジュンの家のドアをタックルしていた時のジャック、痛くなかったのかな・・・。)
俺は2個の紙コップに水を注ぎ終わると、集中治療室の中に戻ってリリアンとマールに水が入った紙コップを渡した。二人に水が入った紙コップを渡した俺は、1個だけになった紙コップをウォーターサーバーに持って行き、紙コップに水を注いだ。
俺(最後に残った俺の分の紙コップに水を注いだし、集中治療室の中に戻るか。)
俺は集中治療室の中に戻って、紙コップに入った水を飲んで【ペール】に捨てた。
マール「わたし、容器に入っている水温が下がってないか確認しますね。」
マールは、輸血バッグが入っている方の容器の水温が下がってないか水温計を使って測った。
マール「あらっ、水温が30℃以下に下がってますね。もう片方の容器に輸血バッグを移し替えないといけませんね。ニャー」 マールは輸血バッグをもう一つの容器に移し替え、俺の血液が完全に融解するまで待った。血液が完全に融解し終わると、輸血バッグを容器から取り出してもう一つの点滴の方に取り付けた。
マール「ときさん、この輸血バッグをもう一つの点滴に取り付けたので患者さんの体に輸血させますね。ニャー」
俺「うん。」
もう一つの点滴を使う前に、マールは色んな手順を行いジャックの腕に注射の針を刺して輸血を開始した。
トビオ「ひとまずこれで、ジャックくんが亡くなってしまう可能性は減ったから安心だねぇ〜。ですね」
マール「トビオさん、患者さんの名前はジャックという名前なんですね。」
トビオ「マールちゃん、そうだよぉ〜。実はこのジャックくん、重度の熱中症になっている他にも、心の病気にかかっているらしいんだぁ〜。」
マール「まぁ、ジャックさんは心の病気にもかかってらっしゃてたんですね・・・。ジャックさんをここにまで運んでくれたときさんは、どんなことがあったかわたしに教えてください!」
俺は、マールにジャックの心の病気がどんな症状なのかを教えた。
俺「ジャックの心の病気は、とある病名になっているんだ。確か、や・・・や・・・。」
トビオは俺にジャックがどんな心の病気になっているのかを教えてくれた。
トビオ「ヤンデレのことを言うんだよねぇ〜、ときくん。」
俺「そう、それ!ジャックはヤンデレになっていて、俺や俺が住んでいる島の住民達にこのナイフを持って突然襲ってきたんだ。」
俺はジュンの血液が付着しているナイフの刃をマールに見せた。
マール「キャー!!ジャッ、ジャックさんがときさんの島で住んでいる住民をそのナイフで殺してしまったんですか?!」
俺「いや、俺の島の住民はまだ殺してないけれど、腕になら俺の島に住んでいる住民が刺されたことがあるよ。」
マールは俺の島に住んでいる住民がナイフで腕を刺してきたことをいうと、凄く驚いた表情で話してきた。
マール「と、ときさん・・・。ときさんの島に住んでいる住民の皆さんの腕をジャックさんが指してきたんですか!?それからナイフで刺されてしまった傷を止血処置とかはしたんですか?」
俺「うん、止血処理はしたよ。」
すると、俺のポケットに入っているスマホが鳴り出した。俺はポケットからスマホを取り出して画面を見ると、ちゃちゃまるからの着信だった。 >>601修正→俺「刺されたのは一人だけだけど、止血処理はしたよ。」 >>601修正→マール「と、ときさん・・・。ときさんの島に住んでいる住民の皆さんの腕をジャックさんが刺してきたんですか!?それからナイフで刺されてしまった傷を止血処置とかはしたんですか?」 俺「もしもし?」
ちゃちゃまる『オッス、とき!オマエ、島に戻って来るのが遅いぞー!病院で何やってるんだー?ふんふん』
俺「ごめんごめんちゃちゃまる、俺今はジャックの熱中症が治るのを見てるんだ。」
ちゃちゃまる『そうなのかー。でっ、ジャックの熱中症は酷いのかー?』
俺「うん、ジャックの熱中症は酷くなってる・・・。俺は輸血やら、先生のサポートやらをやってるよ。」
ちゃちゃまる『うおっ、熱中症が酷いのか!?もしかしてこのままじゃ、ジャックが死んでしまうってことはないんだよなー?』
俺「ちゃちゃまる、ジャックが死んでしまうっていうのは残念ながらあり得るんだ。だけど、先生達と俺だけでちゃんとジャックの熱中症を治してみせる。」
ちゃちゃまると電話中に、みすずとレムの声が聞こえてきた。
みすず『ちゃちゃまるくん、ちょっと電話を代わってくれないかしら?』
ちゃちゃまる『おいおいみすず、オイラとときが電話中なんだから急に割り込むなよー・・・。ふんふん』
レム『みすずちゃん、キミが持っている電話で話せるんじゃな〜い?』
みすず『無理よ、先に誰かさんが特定の人に電話をしている途中で後から電話したら、強制的に着信が拒否される仕組みになっているの。』
レム『え〜っ、そんなの嘘だよぉ〜。試しに着信が強制的に拒否されるかやってみるねぇ〜。ふわぁ』
電話越しで微かに聞こえるみすずとレムの話し声。俺の島にいるレムは、試しに電話をかけたような音が鳴った。すると・・・。
『只今、電話に出ることができません。しばらく待って、もう一度やり直してください。』
ツーツー・・・。
みすず『ほら、言ったじゃない。誰かが先に電話に出ているときは強制的に着信が拒否されるって。』
レム『ほんとだぁ〜、確かに着信が強制的に拒否されちゃった〜。』
俺(電話って、こんなことが起きるのもあるのか・・・。)
みすず『ちゃちゃまるくん、早くアタシに電話を代わりなさいよ!こっちはジャックくんのことが心配でたまらないのよ?あらら』 ちゃちゃまる『・・・分かったぞーみすず。とき、オイラはみすずに電話を代わるからなー、ふんふん』
俺「うん。」
電話で話しているちゃちゃまるは、みすずに電話を代わった。
みすず『ごきげんよう、ときくん。ジャックくんの熱中症が酷いって本当かしら?』
俺「・・・本当。もしかしたら、ジャックの命が落としかねないってこともありえるらしい。」
みすず『えっ?!ジャックくんが死んでしまう可能性もあるのかしら!?・・・もしジャックくんが死んでしまったら、島に残っているアタシ達はどうすればいいのよ・・・。』
俺「もしジャックが亡くなったら・・・どうするのかは考えておく。」
すると、近くで聞いていたミッチェル達が慌て始めた。
ミッチェル『うわぁ〜!!どうしようどうしよう、ジャックくんが死んでしまったらボク達は泣いちゃうよぉ〜!!』
レム『ボクもだよぉ〜!!』
ラムネ『どうしましょう・・・。ジャックさんが死んだら、わたしは・・・。』
クリスチーヌ『ジャックくんと二度と会えないって、ちょ〜マジヤバ〜イ!!』
ジュン『ジャックくん・・・。』
フランソワ『みんな落ち着きなさいよ、ジャックくんはまだ死んだわけじゃないわ。あくまで亡くなってしまう可能性があるだけだから心配しなくてもいいのよ、ルララ』
フランソワのお陰なのか、さっきまで慌てていた音がしんと静まり変えった。
俺(何か急に静かになったな・・・。)
みすず『・・・まぁ、アタシ達はジャックくんが無事に戻って来るのを待ってるわ。ブーケちゃんの方は、戻ってくるまでまだあと2週間残ってるけど・・・。』
俺「みすず、ジャックを心配してくれてありがとう。また何かあったらちゃちゃまるやみすず達に連絡するよ。じゃあね、みすず。」
みすず『ええっ、分かったわ。そろそろアタシは電話切るわね、またねときくん。』 ちゃちゃまる『おいちょっ・・・」
ツーツー・・・。
みすずとの着信が切れる直前、ちゃちゃまるが何かを言っていたような・・・俺はそんな気がした。
俺(ちゃちゃまるは何が言いたかったんだ・・・?)
リリアン「ときくん、さっきの電話は誰からだったの〜?」
俺「俺の島に住んでいる住民、ちゃちゃまるからの電話だった。」
リリアン「へぇ〜、アンタが住んでいる住民からだったんだ〜。」
マール「ときさん。あなたの島で住んでいるジャックさんの他にも、住民の方がいるんですね。」
俺「うん、俺はちゃちゃまる達がいると毎日が楽しく感じるんだよなー・・・。」
マール「そうなんですか、ときさんは島のみなさんに好かれてるんですね。羨ましいです。」
俺「好かれてるっていうか、みんなは俺のちょっとした親友なんだ。」
マール「まぁっ、親友だったんですか・・・!島にいる住民の皆さんをずっと大切にしてくださいね、ときさん。」
俺「うん、これからも島のみんなは大切にしていくよ。」
すると突然、俺の近くにいたトビオが叫びだした。
トビオ「みんな〜、大変だぁ〜!!」
俺達はトビオがいきなり叫んだことにびっくりしてトビオの方に向いた。
俺「ど、どうしたの先生、ジャックに何かあった?」
マール「何かあったんですか?トビオさん。」
リリアン「トビオくん、ジャックくんの意識がまた戻ったの〜?みたいな」
トビオ「リリアンちゃん、違うよぉ〜。とてもとても大変な事なんだぁ〜!!」 俺「大変な事って何?先生。」
トビオ「みんな、よく聞いてねぇ〜。ジャックくんの脈がないんだぁ〜!!うわぁ〜ん!!」
集中治療室の中にいる俺達は、トビオの言葉を聞いて驚いた。
俺「えっ!?」
リリアン「マジ〜?!ジャックくんの脈がないってちょ〜ゲキヤバじゃ〜ん!みたいな」
マール「トビオさん、確認しますがまさか嘘じゃありませんよね?ニャー」
トビオ「ゔぅ、嘘じゃないよぉ〜・・・。何度か脈を確認したんだけど、もうすでに脈がなかったんだぁ〜!!」
俺「!!!!!!」
マール「ということは、もう手遅れだったってことですか?」
リリアン「アタイ達、必死でジャックくんの熱中症を治してたのに・・・。」
俺はそのまま姿勢を崩し、顔を下に向ける。
俺(もう・・・ジャックは助からないのか・・・?もう二度と、ジャックとは会えないのか・・・?)
そう思うと、俺の目からあふれんばかりの涙がぽろぽろと出てきた。
俺(なんで、俺は泣いているんだろう・・・。泣くな・・・泣くな俺!!もしかしたら、心臓マッサージでジャックの命が助かるかもしれないのに・・・!)
俺はその場で泣いていると、マールが俺に近づいてしゃがんだ。
マール「ときさん、わたしのハンカチをあなたに貸してあげますのでこれで涙を拭いてくださいね。」
俺「ゔう・・・うぅ・・・ありがと、マール・・・。」
俺はマールのハンカチを取って、涙を拭く。だが、拭いても吹いても涙は止まらなかった・・・。
俺「・・・マール、涙が・・・止まらない・・・。」
リリアン「トビオくん、ジャックくんの腕に付いている二つの点滴はどうしよう・・・。」 ちゃちゃまる「うおー、ちょっと二人共どいてくれー!」
俺「どうしたんだよちゃちゃまる、そんなに慌てて。」
ちゃちゃまる「今、オイラが何してるか分かるだろー?そう、ランニングだー!」
ジャック「ちゃちゃまるクン、そんなにスピードを出しすぎたらすぐに疲れるよ。」
ちゃちゃまる「ゆっくり走ったら、ランニングっていう意味じゃなくなるぞー!じゃ、オイラはランニングの続きをしてくるぞ!ふんふん」
ちゃちゃまるが走っていった。すると、タヌキ商店の近くを歩いていたみすずとぶつかってしまったのだ。
みすず「ちょっと危ないわよちゃちゃまるくん!走るときはもうちょっとゆっくり走ってくれないかしら。」
ちゃちゃまる「いや、オイラは悪くないぞ!お前がぶつかってきたんじゃないのかー?ふんふん」
みすず「アタシは別に悪くないわよ!ぶつかってきたアナタの方が悪いじゃない!」
ジャック「ちょっとこれは喧嘩に発展するかもしれないね、ときクン。」 俺「みんな、来てくれたんだ!」
ベルリーナ「あら、あなた達は・・・。」
ラムネ「わたし達は、ときさんの友達です!あのね」
ジャック「ボクはときくんの親友なんだけどね。キリッ」
ベルリーナ「じゃあ今ここにいるあなたが、わたしに話にかけてくれたのはときっていう名前の人なのね。」
俺「うん、俺がときだよ。」
ベルリーナ「おほん、改めて自己紹介するわ。わたしはベルリーナ、カーニバルのダンサーよ。」
俺「よろしく、ベルリーナ。あっ、俺の手前からはラムネ、1ごう、ジャック、ブーケだよ。」
ベルリーナ「素敵な名前ね、よろしくお願いするわ。ていうことで、今年は年に一度のカーニバルよ!踊って!騒いで!楽しみ〜ナ!」
ベルリーナ「あらっ、あなた達の衣装素敵ね、ますますハイテンションになるわ!いいわよ〜。」
俺「えっ、そう?」
ラムネ「わたし達の服装、似合ってますかね・・・?」
ベルリーナ「ええ、似合ってるわよ!・・・あっ、そうだわ!今集まっているあなた達5人に頼みたいことがあるの。」
俺「頼み事?」
ジャック「どんな頼み事だろうね、ときくん。」
1ごう「どんな頼みごとなのか、オイラ気になるぞー。とぉっ」
ブーケ「アタイも気になる〜!」
ベルリーナ「わたしの頼み事は、ふわふわ飛んでる羽根を取ってきてほしいの。それから、と〜っても綺麗なあの【にじいろのはね】・・・あれも取ってきてちょうだい!」
ラムネ「羽根・・・ですか?それにしても、羽根が1種類だけなんて、わたし達にはちょっと・・・。」
ベルリーナ「羽根は1種類だけじゃないのよ、ラムネさん。赤、青、緑、紫の4種類の羽根があるから安心してちょうだいね!でも、その4種類の羽根は3枚いただいてもらうわ!」 ラムネ「3枚ですか・・・。」
俺「まあとりあえず、みんなで羽根を集めようよ。」
1ごう「そうだな、とき!あれっ、でもどうやって羽根を取るんだー?」
俺はベルリーナにどうやって羽根を取ったらいいのかを聞いた。
俺「ベルリーナさん、羽根はどうやって取るの?」
ベルリーナ「ときさん、羽根を取り方を知りたいのね?いいわよ。羽根を取るにはあみが必要になるわね。」
俺「あみが必要になるのか!みんな、羽根をあみで取りに行こう!」
俺達は、あみを手に持って羽根を探しに行くことになった。
ブーケ「ときくん、羽根はどこら辺で飛んでるのかな〜?」
俺「う〜ん・・・。俺には分からないけど、この島のどこかでひらひらと飛んでるんじゃないかな?」
ブーケ「え〜っ、探すの〜?めんどくさいじゃ〜ん・・・。」
ラムネ「ちゃんと探したらありますよ、ブーケさん。」
ジャック「あっ、あれが羽根じゃないのかい?」
ジャックは羽根が飛んでいる場所に指を指した。
1ごう「おーっ、あれは【あかいはね】じゃないのかー?とぉっ」
俺「よし、先に見つけたジャックから取ってきてもいいよ。」
ジャック「えっ、いいのかい?じゃあ、あの赤い羽根はボクが取るね。キリッ」
ジャックは、赤い羽根をあみで取った。赤い羽根を取ると、俺達のところに戻ってきた。
俺「残りの羽根はあと2枚だね、ジャック。」
ジャック「あと2枚赤い羽根を集めれば、何を貰えるのかな?ときくん。」 ベルリーナ「あら、あなた達は・・・。」
ラムネ「わたし達は、ときさんの友達です!あのね」
ジャック「ボクはときくんの親友なんだけどね。キリッ」
ベルリーナ「じゃあ今ここにいるあなたが、わたしに話にかけてくれたのはときっていう名前の人なのね。」
俺「うん、俺がときだよ。」
ベルリーナ「おほん、改めて自己紹介するわ。わたしはベルリーナ、カーニバルのダンサーよ。」
俺「よろしく、ベルリーナ。あっ、俺の手前からはラムネ、1ごう、ジャック、ブーケだよ。」
ベルリーナ「素敵な名前ね、よろしくお願いするわ。ていうことで、今年は年に一度のカーニバルよ!踊って!騒いで!楽しみ〜ナ!」
ベルリーナ「あらっ、あなた達の衣装素敵ね、ますますハイテンションになるわ!いいわよ〜。」
俺「えっ、そう?」
ラムネ「わたし達の服装、似合ってますかね・・・?」
ベルリーナ「ええ、似合ってるわよ!・・・あっ、そうだわ!今集まっているあなた達5人に頼みたいことがあるの。」
俺「頼み事?」
ジャック「どんな頼み事だろうね、ときくん。」
1ごう「どんな頼みごとなのか、オイラ気になるぞー。とぉっ」
ブーケ「アタイも気になる〜!」
ベルリーナ「わたしの頼み事は、ふわふわ飛んでる羽根を取ってきてほしいの。それから、と〜っても綺麗なあの【にじいろのはね】・・・あれも取ってきてちょうだい!」
ラムネ「羽根・・・ですか?それにしても、羽根が1種類だけなんて、わたし達にはちょっと・・・。」
ベルリーナ「羽根は1種類だけじゃないのよ、ラムネさん。赤、青、緑、紫の4種類の羽根があるから安心してちょうだいね!でも、その4種類の羽根は3枚いただいてもらうわ!」 ちゃちゃまる『おいちょっ・・・」
ツーツー・・・。
みすずとの着信が切れる直前、ちゃちゃまるが何かを言っていたような・・・俺はそんな気がした。
俺(ちゃちゃまるは何が言いたかったんだ・・・?)
リリアン「ときくん、さっきの電話は誰からだったの〜?」
俺「俺の島に住んでいる住民、ちゃちゃまるからの電話だった。」
リリアン「へぇ〜、アンタが住んでいる住民からだったんだ〜。」
マール「ときさん。あなたの島で住んでいるジャックさんの他にも、住民の方がいるんですね。」
俺「うん、俺はちゃちゃまる達がいると毎日が楽しく感じるんだよなー・・・。」
マール「そうなんですか、ときさんは島のみなさんに好かれてるんですね。羨ましいです。」
俺「好かれてるっていうか、みんなは俺のちょっとした親友なんだ。」
マール「まぁっ、親友だったんですか・・・!島にいる住民の皆さんをずっと大切にしてくださいね、ときさん。」
俺「うん、これからも島のみんなは大切にしていくよ。」
すると突然、俺の近くにいたトビオが叫びだした。
トビオ「みんな〜、大変だぁ〜!!」
俺達はトビオがいきなり叫んだことにびっくりしてトビオの方に向いた。
俺「ど、どうしたの先生、ジャックに何かあった?」
マール「何かあったんですか?トビオさん。」
リリアン「トビオくん、ジャックくんの意識がまた戻ったの〜?みたいな」
トビオ「リリアンちゃん、違うよぉ〜。とてもとても大変な事なんだぁ〜!!」 プロローグ
『理不尽』ってやつはいつだって突然やってくる。
それは俺の意思なんてまるっきり無視して、一方的に不利益を押し付けてくるんだ。
理不尽から逃れるためには、それから目を付けられないよう息を潜めて生きていくか。
それに黙って耐えるか。
『理不尽』により強力な『理不尽』をぶつけられる強さを身に付けるかだ。
この時の俺にはその強さが無かった。
だから理不尽に、それもとびっきりの理不尽に何も抵抗できず呑み込まれていった。
あのダンジョンで俺がこの世界にとっての『理不尽』な力を手に入れるまでは…… 俺「みんな、来てくれたんだ!」
ベルリーナ「あら、あなた達は・・・。」
ラムネ「わたし達は、ときさんの友達です!あのね」
ジャック「ボクはときくんの親友なんだけどね。キリッ」
ベルリーナ「じゃあ今ここにいるあなたが、わたしに話にかけてくれたのはときっていう名前の人なのね。」
俺「うん、俺がときだよ。」
ベルリーナ「おほん、改めて自己紹介するわ。わたしはベルリーナ、カーニバルのダンサーよ。」
俺「よろしく、ベルリーナ。あっ、俺の手前からはラムネ、1ごう、ジャック、ブーケだよ。」
ベルリーナ「素敵な名前ね、よろしくお願いするわ。ていうことで、今年は年に一度のカーニバルよ!踊って!騒いで!楽しみ〜ナ!」
ベルリーナ「あらっ、あなた達の衣装素敵ね、ますますハイテンションになるわ!いいわよ〜。」
俺「えっ、そう?」
ラムネ「わたし達の服装、似合ってますかね・・・?」
ベルリーナ「ええ、似合ってるわよ!・・・あっ、そうだわ!今集まっているあなた達5人に頼みたいことがあるの。」
俺「頼み事?」
ジャック「どんな頼み事だろうね、ときくん。」
1ごう「どんな頼みごとなのか、オイラ気になるぞー。とぉっ」
ブーケ「アタイも気になる〜!」
ベルリーナ「わたしの頼み事は、ふわふわ飛んでる羽根を取ってきてほしいの。それから、と〜っても綺麗なあの【にじいろのはね】・・・あれも取ってきてちょうだい!」
ラムネ「羽根・・・ですか?それにしても、羽根が1種類だけなんて、わたし達にはちょっと・・・。」
ベルリーナ「羽根は1種類だけじゃないのよ、ラムネさん。赤、青、緑、紫の4種類の羽根があるから安心してちょうだいね!でも、その4種類の羽根は3枚いただいてもらうわ!」 【無職】
『無』に従い『無』を統べる求道者。
何人たりともその覇道を遮る事はできない。
たとえ、それが生みの親であろうとも。
名前:ニート
HP:10
MP:0
職業:無職(職業ボーナス無し)
スキル:自己防衛本能を極限まで活性化。
2秒間無敵となる。 名前:ヨブ・ニート
レベル:55
HP:255
MP:0
職業:無職(職業ボーナス無し)
スキル:自己防衛本能を極限まで活性化。
20秒間無敵となる。
変形マシン・ハチロクのオーナー。 ヨブ「誰かおらんかー、俺と対戦するヤツはおらんかーい!」
ハチロク「俺たちのスピードについて来れるでやんすかー??」 ハチロクの後ろからマッドマックスみたいな改造車が煽ってきた。 ブロロロラロロロ!
ラロロロ!
ブロロロラロロロ! モヒカキン「ブロロロ!ハロ〜、MEGATUBE!おいコラー!だせえ車乗ってイキってんじゃねーぞーモルスァ!!」 モヒカキンが突然爆死した。
ヨブ「おいモヒカキンどうしたんだ」
モヒカキン「😇😇😇」
ハチロク「どうやら🤣のようだな。だが大丈夫だ。こういうことがあろうかと、💩を用意しておいたんだ」
ヨブ「🤔」
ハチロク「治すには💩が効くんだ。わかるか?」
ヨブ「🐼」 真田「それじゃあ駄目だ」
ヨブ「さっ真田さん」
真田「こうするんだよ」
そう言うと真田は一升瓶をモヒカキンの口に捻じこんだ。
真田「真田家秘伝の聖水だ。今日は水を飲み過ぎたんでな」
モヒカキン「フオオオオォ」 モヒカキン「ブンブン、ハロー裕木奈江!」
真田「成功だ」 真田酒を飲んだハチロクは特殊な性癖に目覚めてしまった。 真田「それじゃあ駄目だ」
ヨブ「さっ真田さん」
真田「こうするんだよ」
そう言うと真田は一升瓶をモヒカキンの口に捻じこんだ。
真田「真田家秘伝の聖水だ。今日は水を飲み過ぎたんでな」
モヒカキン「フオオオオォ」 モヒカキン「「ブンブン、ハローU字コージ!」
真田「失格!」 「真田さん、艦に戻って下さい。第三艦橋が大破してます!」
森雪である。 ニート・ヨブ「そう、遠い昔…
太陽系の星から星へ…
ビュンビュン飛ばす…
そりゃもう速い宇宙船…
サジタリウス号…
っていうのが…
あっ、たん、だっ、て、さぁ〜…」 トビオ「・・・うっ、っあ・・・点滴は、まだ外さなくても・・・グスッ、いいんだよぉ〜・・・。」
リリアン「分かった、まだ外さなくてもいいんだね!」
俺「うぐっ・・・うぁ・・・先生、ジャックの・・・心臓・・・っう・・・マッサージはどう、すれば・・・。」
トビオ「うん、今すぐに・・・ううっ・・・心臓マッサージを、してあげっ・・・てぇ〜。」
俺は立ち上がって泣きながらも、ビニールプールの水氷に浸かっているジャックの方に近づいた。
マール「ときさん、心臓マッサージをするときは必ず固い床で行ってくださいね。あと、体を持っているときは早く動かさないことです。早く動かすとジャックさんに付いている注射の針がそのまま外れてしまう場合があるので、気を付けてください。ニャー」
俺は小さく頷き、ジャックの体を持って点滴が外れないようにゆっくりと平らな床に置いて仰向けにした。
マール「では、早速ジャックさんの蘇生を始めたいところですが・・・ときさんは蘇生するのは初めてですか?」
俺「うっ、うぅ・・・組成をするの、は・・・初めて、かも・・・。」
心臓マッサージをしてジャックを蘇生するのは初めてな俺だが、マールに心臓マッサージをするコツを教えてもらった。
マール「心臓マッサージをするときのコツをあなたに教えますね。最初はジャックさんの胸の真ん中にあなたの手の付けねを置いて、もう片方の手を上に重ねてください。」
俺はマールの指示通りに従い、ジャックの胸の真ん中に手の付け根を置いてもう片方の手を上に重ねた。
マール「上出来ですよ、ときさん。次はあなたの両手を組んで、肘をまっすぐに伸ばして垂直に体重をかけてジャックさんの胸を圧迫してくださいね。」
マールの指示に従って、俺は行動した。
マール「心臓マッサージのコツを教えるのはこれで最後になります。胸を圧迫する時は5pほど深く、強く圧迫することです。1分間に少なくとも100回のテンポのまま、肘を曲げずに30回ほど連続で絶え間なく圧迫してくださいね。それから、圧迫を緩めるときはジャックさんの胸がしっかり戻るまで十分に力を抜くことが大事ですからね。ニャー」
俺は、マールに言われたとおりに心臓マッサージでジャックの蘇生を開始した。
俺(ジャック、どうか生き返って・・・!)
俺は必死にジャックを蘇生した。しかし蘇生をし始めて30分も時間がたったが、ジャックが生き返ることはなかった。
マール「あぁ・・・、やっぱりジャックさんを蘇生しても手遅れだったんですかね・・・。」
リリアン「ジャックくん、もうあの世に逝ってしまったかな〜・・・。どんなにアタイ達で頑張ってジャックくんを治療をしても、結局無理だったんだ・・・。」 ニート・ヨブは人気の無い深夜のコンビニに行った。
山下「あじゃじゃせ〜」
ニート・ヨブ「!!」
山下「あづあづのおでんいかがですかー?」
ニート・ヨブ「山下?」
名札には山下と書かれているが、日本人なのだろうか?
山下2「いらったまて〜」
ニート・ヨブ「うわ、コイツも山下やんけ」 熱々のおでんを買った帰り道、ニートは廃工場の前を通った。
ニート・ヨブ「あ、ここって確か…」
──冨岡製紙工場──
創業当時はカイコで糸を作っていた。
しかし工場長が代わり、魔の蜘蛛を捕獲。
その糸を使うようになった。
だがある日、一匹の蜘蛛が全ての蜘蛛を統率した。
それが『トミーウォーカー』だ。
成長した王は手のつけようがなかった。
作業員はトミーウォーカーを地下室に封印し、階段を破壊。
そして、この製紙工場を破棄するに至った。 ヨブ・ニート「中でおでん食うか〜」
冨岡製糸ガードマン「ここは現在立ち入り禁止です」
ヨブ・ニート「いいじゃん、ちょっとぐらい」
冨岡製糸ガードマン「…分かりました…しかし、このゲートを越えた瞬間、私の拳があなたの心臓を貫くでしょう」 その瞬間、ガードマンの拳がヨブの心臓を貫いた。
ヨブ「何故だ・・ガクッ」
ヨブニート46歳は富岡製糸でその人生を終えた。
fin 次回以降は冨岡製糸工場前から開始することができるようになった。 俺「いや、俺は諦めない。絶対にジャックを蘇生して、二つの病気を治して、俺の島へ帰るんだ!」
俺は諦めずに、また30分程ジャックの蘇生をした。だが、続けて蘇生をしてもジャックは生き返らなかった。
俺「なんで・・・?どうして、ジャックは生き返らないの?う・・・うぅ・・・。」
また俺は、その場で泣いてしまった。
マール「ごめんなさい、ときさん。わたし達がジャックさんのお役に立てなくて・・・。」
リリアン「どんなにジャックくんを蘇生したり、治療したりしても、アタイ達の努力は報われなかったんだ〜!!」
トビオ「・・・リリアンちゃん、もうジャックくんの腕に刺入している2つの点滴は外してもいいよぉ〜。」
リリアン「うん・・・。」
リリアンは、ジャックの腕に刺入している2つの点滴を外す手順を行った。
リリアン「点滴バッグと輸血バッグは、この容器に入れて感染性廃棄物として処分するね。」
感染性廃棄物となった点滴バッグと輸血バッグを、リリアンは黄色のバイオハザードマークが表示されている容器に入れて処分した。
俺「俺・・・ちゃちゃまるに・・・っう、電話を・・・かけて、みる。」
俺は泣きじゃくりながら、ポケットからスマホを取り出してちゃちゃまるに電話をかけた。
プルルルルル・・・プルルルルル・・・
ちゃちゃまる『オッス、オイラだぞー。ジャックに何かあったのかー?』
俺「うぅ・・・くう・・・。」
ちゃちゃまる『ど、どうしたんだーとき。オマエ、もしかして泣いているのかー?いつもはときが泣いているところを全く見ないから、珍しいぞー。ふんふん』
俺「グスッ・・・ちゃちゃ、まる・・・ジャックは・・・もう、亡くなって・・・しまったんだ・・・。」
ちゃちゃまる『オマエ、ジャックが亡くなったって本当か〜!?・・・やっぱりオイラ、島でジャックを探さなかったら良かったぞー・・・。』
俺「今から・・・、俺・・・うっ、うぅ・・・ジャックを抱えて・・・島に戻って、来る・・・。」 ちゃちゃまる『・・・そ、そっか。みんな、ときとジャックが戻って来るのを待ってるぞー。ふんふん』
俺「グスッ・・・ありが、と・・・。でも・・・戻って来るのは・・・ううっ・・・遅く、なるかも・・・。」
ちゃちゃまる『遅くなるのか・・・まぁ、ゆっくりで帰ってきてもいいんだぞー。じゃあ、オイラは電話を切るからまた後でなー!』
俺「・・・また、後でね・・・うっうっ・・・ちゃちゃまる・・・。」
俺は電話を切り、スマホをポケットに入れた。
マール「ときさん、たまにはいっぱい泣いてもいいんですよ。むしろ泣くことで、あなたが抱えているストレスが減ったり、辛い感情を和らげたり・・・色んな良いことが沢山あるんです。だからときさんの気持ちが落ち着くまで、ジャックさんの近くで沢山、沢山・・・泣いてもらっても構いませんよ。ニャー」
俺は、沢山泣き喚いた。
俺「・・・うっ・・・ううっ・・・くうっ、うわあぁぁぁ!」
俺「ごめん・・・ごめん・・・お前を助けてあげれなくて・・・!!」
俺が泣いているところを見て、トビオはもらい泣きをしてしまった。
トビオ「うぇ〜〜ん!!ジャックくん・・・安らかに眠ってねぇ〜!!」
リリアン「トビオくん、なんでアンタが泣いてるのよ〜!・・・アタイも、なんでか泣きたくなっちゃった〜・・・。えーん!!」
マール「トビオさん、リリアンさん。どうして二人共泣いているんですか〜・・・わたし、悲しくなんかないのに涙が出て来ちゃいました。」
なんとリリアンとマールも、トビオと同じようにもらい泣きをしたようだ。
俺「ゔぅっ・・・なんで、なんでぇ!!」
集中治療室の中にいる俺達は、亡くなったジャックの隣で気が済むまで沢山泣いた。その後・・・
俺「・・・先生、ジャックを色々治療してくれてありがとう。」
マール「いえいえ、こちらこそ。」
リリアン「ときくん、大丈夫だよ〜!」
トビオ「ときくん、キミは亡くなったジャックくんをどうするのぉ〜?」 俺「俺は、ジャックを抱えて俺の島に戻る。」
トビオ「ときくん、自分の住んでいる島に戻るんだねぇ〜。ですね」
リリアン「ジャックくんのこと、島のみんなに伝えておいてね〜。みたいな」
俺「うん。島のみんなに言ったら、俺のように大泣きするかもしれないけど・・・じゃあ島に帰るね。」
マール「気を付けて帰ってくださいね、ときさん。」
俺は、ジャックを抱えて集中治療室から出ていった。集中治療室から出てブーケがいる診察室の前にくると、ブーケが俺に話しかけてきた。
ブーケ「ときくん、ジャックくんが死んだのって本当なの・・・?」
俺「・・・うん、ジャックは亡くなったんだ・・・。」
ブーケ「・・・もし、なんかの魔法でジャックくんを復活出来たらいいのに・・・。」
俺「それが出来たら、またみんなで楽しく暮らせるといいけどね。」
ブーケ「ときくん・・・アタイ、島に戻りたい!」
俺は、ブーケがいきなり島に戻りたいと言ったので驚いてしまった。
俺「ブーケ?!まだ島に戻ったら駄目じゃないの?あと3週間も残ってるのに。」
ブーケ「アタイ、今アンタが抱えているジャックくんの安らかな顔を見ているとなぜか急にトラウマが消えて・・・。」
俺「えっ、もう治ったの!?ちょっと先生を呼ぶね。」
俺は、集中治療室で後片付けをしているトビオを呼んだ。
俺「せんせ〜い!!トビオせんせ〜い!!」
トビオ「ときくんがボクを呼んでるから、マールちゃんとリリアンちゃんは後片付けをしててねぇ〜。」
トビオが集中治療室から出てきて、俺とブーケの方に歩いてきた。
トビオ「ときくん、どうしたのぉ〜?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています