モーリーはきょとんとした表情で俺を見つめる。

モーリー「それは、一昨日の悪夢の話じゃないですかね・・・?」

俺「これは現実なんだ、モーリー!信じてよ!!」

俺はジャックの視線を感じ、後ろに首を振り向く。

俺「げっ!!来たーーー!!」

ジャック「ときくん、ボクに殺される準備はできてるかい?」

モーリー「あ、あれですか!」

俺「そうそうそうそう!俺、ジャックにナイフで殺されるの嫌だから、逃げ回るよ!」

ジャック「ときくん、逃げないでくれ!!!!」

ジャックは俺に走ってきて、ナイフで刺そうとする。

俺「うわぁ!!」

俺は走ってソファの後ろに逃げたが、モーリーが立っているカウンターの机の上にナイフが当たった。

モーリー「ジャックさん、ナイフで人を刺すのは危ないので、やめておいたほうがいいですよ!」

ジャック「どうしてだい?ボクは今までにない怒りで頭がいっぱいなんだ。ときくんを殺したら、次はキミの番だからね・・・?」

モーリーは恐怖で怯えてしまう。

モーリー「い、いえ!私やときさんを、どうか殺さないでください!!」

ジャック「おやおやモーリーさん。あまりの恐怖で怯えてしまったのかい?素敵だね、その表情・・・もっと恐怖を味わってもらいたい気分だよ。」

ジャックはナイフを持ちながら、モーリーの方へ突き出す。

ジャック「もっとキミが怯えているところをみたいね・・・。ほら、ほら!!」

ジャックがモーリーの顔の方にナイフを突き出しているところを俺は見てしまい、俺は怒号をあげる。