俺「俺はちょっと、家のドア塞ぐ!」

ドアを閉めた俺は、ドアの入り口を体で塞いだ。

ガチャガチャガチャガチャ・・・ドンドンドン!!

ラムネ「ひゃー・・・!!わたし、怖いです・・・。」

ジャック『入れてくれないかい?ときくん。まったく、キミ達はどうしてボクを邪魔者扱いするんだろうね・・・。なら、全力でジュンくんの家に上がらせてもらうよ。キリッ』

ジャックはジュンの家のドアを激しいノックをしたり、ガチャガチャとドアノブを上下に動かしたりしている。

レム「これじゃあ外には出れないよぉ〜、どうすればいいのぉ〜?ふわぁ」

みすず「どうやらジャックくんが諦めてくれるまで、待つしかないようね。あらら」

レム「えぇ〜、そんなぁ〜・・・。」

フランソワ「あんなジャックくんの行動初めてだわ・・・。ルララ」

ちゃちゃまる「オイラもだぞー。ふんふん」

するとどこか遠くからヘリの音が聞こえてきた。

フランソワ「あら、ヘリコプターの音がするわね。クリスチーヌちゃんが帰ってきたのかしら?」

みすず「まあ、そうだといいわね。」

ジャック『へぇ、クリスチーヌさんが帰ってきたのかい・・・。もうじき帰って来るからあそこで待ち伏せしないとね。キリッ』

ジュン「どうやら・・・ジャックくんは、クリスチーヌさんに標的を変えてしまったようだね・・・。あながち」

ちゃちゃまる「おい、まずいぞときー!ジャックはクリスチーヌをナイフで殺すつもりだー!!ふんふん」

俺「えっ!?クリスチーヌがジャックににナイフで殺される?!」

フランソワ「駄目よときくん、もしかしたらジュンくんの家に入らせようとする罠かもしれないわ。」

ラムネ「絶対にジャックさんの侵入を許さないでくださいね、ときさん。」