俺の名前はサトシ。昔はポケモントレーナーを目指してた男さ。でも今は…
「サトシ。貴方と旅をしてたタケシくんとカスミちゃんとこはすでにジムはお子さんが後を継いだそうよ。貴方はそのままでいいの。」
はあ…。また母親の説教が始まった。うんざりだ。
「なんだよ母さん。愚痴言ったって俺にはどうにもならないよ。俺はもう…」
「待ってサトシ。お母さんは貴方が後一歩のところで毎回リーグで優勝できなくてポケモンマスターの夢を諦めて戻ってきたのはいいけど学歴 職歴 資格なんもない貴方をどこも雇ってくれず傷ついて引きこもったことは知ってる。
だけど今のままでいいの…?そういえば亡くなったオーキド博士の後を継いだケンジ君が昔のよしみで特別に…」
「うるさいな!俺は昔の仲間にこんな姿見られたくないんだよ!いくぞピカチュウ!」
「ピカァ〜…」
「サトシ…」