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サンジェルマン『能力者』
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0001創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 00:54:26.14ID:LayEVNoy?2BP(1000)

新約12巻と創約2巻のネタバレが含まれます

設定:アンナ=シュプレンゲルを倒した後、なんやかんやで共生できた二人は、上条の部屋に帰ってきていた。
0002創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/10(木) 01:03:46.14ID:LayEVNoy?2BP(1000)

サンジェルマン『君は随分変わった趣味を持っているんだな』
上条「おい部屋に入るなりなんだ。おまえは玄関を見ただけで上条さんの趣味が分かんのかよ」
サンジェルマン『あっちこっちにカメラがある。なるほど、君は自分の姿を撮影することに興奮するのだな』
上条「俺はそんなねじ曲がった性癖はしてねぇ……て、え?カメラ?どこにだよ」
サンジェルマン『ほらそこに』
0003創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 01:14:25.60ID:LayEVNoy?2BP(1000)

サンジェルマンと体を代わりカメラを探してもらと、玄関だけで10個ほど隠しカメラがあった。
上条「え、なにこれ。なんで玄関に10個もカメラあんの?」
サンジェルマン『どれもこれも委託を凝らしているな。まず普通に生活していたら気づかないだろう』
上条「こえーよ!上条さん身に覚えがないよ!」
サンジェルマン『それにカメラのいくつかには魔術が使われた形跡があるな』
上条「マジかよ……まぁ、インデックスに何かある前に気づいてよかった」
幻想殺しで触れてからゴミ箱にポイした。
0004創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 01:24:02.21ID:LayEVNoy?2BP(1000)

上条「ま、これでもう心配はないだろ」
サンジェルマン『なにを言っている。部屋をよく見ろ能力者、少なくとも後300個以上はあるぞ』
上条「さ、300個以上!?冗談だろ!?一個見つけたら30個以上あるとかゴキブリかよ!!」
サンジェルマン『私が全て壊そうか?』
上条「いや、見つけてくれるだけでいい。壊したら掃除面倒くさいし……不幸だ」
隠しカメラを全て(382個)壊した。
0005創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 01:40:07.00ID:LayEVNoy?2BP(1000)

??「あれ?モニターが映らなくなったわね」
??「何かあったのでしょうか?とミサカは疑問に思います」
??「あれ?おかしぃですね。上条ちゃんの部屋が見れないのです」
??「反応がない……まさか、上条当麻を狙った魔術師の仕業?」
??「……建宮さん、私ちょっと学園都市に行ってきます」
??「むむ!!カメラが死にましたね。しょうがありません。またつけにいきますか」
0006創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 01:49:36.89ID:LayEVNoy?2BP(1000)

上条「なんで壊してんだよ!!壊すなって言っただろうが!!」
サンジェルマン『悪い、一つ一つ丁寧に取り出すのがめんどくさかったのだ。それに、こんなに脆いとは思ってなかったのだ』
上条「あぁもう掃除大変だよどうしてくれんだよ!明日イギリスからインデックス達帰ってくんだぞ!絶対間に合わねぇ!」
サンジェルマン『……てへ』
上条「てめぇぶん殴るぞ!」
ピンポーン
0007創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 02:08:26.81ID:LayEVNoy?2BP(1000)

上条「ん?こんな時間に誰だ」
サンジェルマン『もしかしたらカメラを仕掛けた奴かもしれんぞ。ここは無視しろ』
上条「あぁ、それもそうか」
ドンドン
上・サン「『………』」
ドンドンドンドン
上・サン「『……』」
ドンドンドンドンドンドン
上条「あぁもう分かったよ開けるよ!だがいいな!扉が開いたと同時にてめぇの幻想をぶち殺してやるからな!」
ガチャ
上条「て、御坂?」
御坂「いるならささっと開けなさいよね!こちとらこんなくそ寒い中来てるんだから」
上条「あぁ、それは悪かった……なんでここにいんの?というか御坂に俺の寮教えてたっけ?」
御坂「それは、その、あれよ……」モジモジ
上条「あれってなんだよ」
サンジェルマン『おい、この小娘なんか怪しくないか?』
上条「怪しい?別にいつも通りの御坂だと思うけど……」
サンジェルマン『……君が言うなら、そうなんだろう』
御坂「ねぇ、あんたなに一人でぶつぶつ言ってんのよ」
0008創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 02:31:14.11ID:LayEVNoy?2BP(1000)

上条「あ、いや、なんでもない」
御坂「まぁいいわ。早く中に入れなさいよ」
上条「え?」
御坂「え?」
上条「あぁ……悪いんだけど上条さん家、今すごい散らかってるからさ。また今度にしてもらえる?」
御坂「分かってるわよ。だから(カメラを仕掛け直しに)来たんじゃない」
上条「え、なんで知ってんの?」
御坂「それは映像が見えなく……ハッ!いやいや、その、なんとなくね?あんたのことだから部屋が散らかってるかなぁと思って」
上条「お前の中の俺はどんだけだらしないんだよ!」
サンジェルマン『なぁ、やっぱりこの小娘犯人だよな』
上条「う〜ん、でも御坂がやる理由ないしなぁ」
御坂「そんじゃ入るわよ」ガチャ
上条「あ、ちょっとお前勝手に入るなよ!」
0009創る名無しに見る名無し
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2020/12/10(木) 22:03:02.13ID:0bc/vZxP
御坂「違うわよ!入れろと言ったのは、家にじゃないわよ!」
上条「じゃどこに入れるんだよ?」
御坂「なっ、そんなこと私に言わせるんじゃないわよ!このスケベ!」
0010創る名無しに見る名無し
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2020/12/12(土) 02:12:30.28ID:HSDQeYfa
御坂「本当に散らかってるわね……」
上条「なんかカメラが部屋中にあってさ。本当は捨てようとしたんだけど、どっかの馬鹿が全部壊しやがってさ。その残骸がそっこら中にあるんだよ」
サンジェルマン『……すまなかったと言ったじゃないか。みみっちいやつめ』
上条「言っとくけど上条さん結構ねちっこいからな!!少なくともこのネタで3週間はネチネチするぞ!」
サンジェルマン『小さい男め』
上条「なんだとこのやろうーーー!!」
御坂「さっきからなんなのよあんた?まさか……あんたまた頭怪我したんじゃないでしょうね!?」
上条「いやいや違う違う違うから!ちょっとサンジェルマン!お前のせいで誤解されちまっただろうが!」
サンジェルマン『………』
上条「なんか喋れよ!てか喋んないなら一々代わるんじゃねーよ!!」
御坂「ねぇ?本当に大丈夫なの?どこも怪我してない?私、あんたになにかあったら……」
上条「いやいや、大丈夫だから!なんもないから。あ、そうだ!御坂、もしよかったら掃除手伝ってくれないか?」
0012創る名無しに見る名無し
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2020/12/12(土) 15:19:21.62ID:S01AolFM
「じゃあ、◯◯◯手伝ってくれよ」
0013創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/12(土) 17:35:03.96ID:HSDQeYfa
御坂「え、あ、し、仕方ないわね!!あんたがそこまで言うなら手伝ってあげるわよ!!」///
上条「ありがとう御坂!それじゃリビングの方を頼む。俺はバスルームの方やってるから」
御坂「分かったわ」
タッタッタッタ
サンジェルマン『……いいのか?そんな簡単に容疑者1を家にあげて』
上条「御坂は絶対そんなことしてないから大丈夫だって。ていうかなんだ容疑者1って。まるで他にもいるみたいな言い方だな」
サンジェルマン『はぁ、君がここまで馬鹿だとは思わなかったよ』
上条「よおし分かった。お前は掃除よりも喧嘩を売りたいらしいな。いいぜ買ってやる」
サンジェルマン「あの小娘は能力者だろう?なら魔術を使ったらあんなピンピンはしてないだろう。つまり、容疑者は他にもいるんだよ』
上条「な、なるほど」
0014創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/12(土) 23:10:05.74ID:wyfQPTud
荒らし>>1のせいで終了。
0015創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/13(日) 00:28:26.81ID:sGIV6wpg?2BP(1000)

………………………………………
御坂「ま、流石にバスルームは無理よね。そっちまた今度やるとして、まずはリビングの設置場所がどうなってるか確認しましょうか」
ガサガサゴソゴソ
御坂「……ダメね。どれもこれも折って畳んで裏返されてるわ。さて、どうしたものか………そうだ!机とか冷蔵庫とか、壊したらとんでもないことになる家具に埋め込めばいいんじゃない!映像は見れないけど、音声だけでも当麻と一緒に過ごせるんだもの。文句なんて何一つないわ!さ、そうと決まったらとっとと片してやろうっと」
0016創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/13(日) 01:16:27.11ID:sGIV6wpg?2BP(1000)

………………………………
上条「まぁ、お前の言いたいことはよく分かったよ。けどさ、仮に御坂が犯人の1人だとして、なんだって今きたんだよ。俺が学校行ってる時にでもくればいい……あ」
サンジェルマン『?どうした能力者』
上条「よくよく考えてみたら、御坂常盤台たから授業抜けたら大問題だったわ。なるほど、だから今来たのか。いやでも、本当に偶々来ただけかも……」
サンジェルマン『なら、ちょっと見てくればいいだろ?』
上条「え」
サンジェルマン『幸いリビングのカメラここと比べるとかなり少ないからな。もう掃除が終わっていてもおかしくない。あの小娘が特に何もせずだらけていたら白。何か工事でもしてたら黒だ』
上条「えぇ、なんかそういうのあんまり嫌なんだけど」
サンジェルマン『ごちゃごちゃうるさいぞ駄目能力者』
上条「誰が駄目能力者だ!こんのペテン師やろうが!」
0017創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/14(月) 01:20:00.13ID:Tkjy0MbW
…………………………………
上条「まぁ、御坂のことだから大丈夫だと思うけどな。どうせ勝手に冷蔵庫でも漁って、なに?あいつ冷蔵庫も空っぽなの?本当にどうしようもないやつね、とか言ってるよ」チラ
御坂「うえっへっへっへ……これで、今まで通り当麻と暮らせるわ……うえっへっへっへ」
上条「………いっけなーい!上条さんどうやら最近戦いすぎて頭がおかしくなっちゃったみたいだ。御坂が気持ち悪い笑い声で机になんか埋め込んでるのなんて幻だ幻」
サンジェルマン『現実を見ろ』
上条「現実?あぁ現実ね。もちろん見てるよ。あれだろ?御坂が床の上でブレイクダンスしてるんだよな」
サンジェルマン『それは幻覚だ。いいから、もう一回見てみろ』
上条「………」チラ
御坂「ぷっふるへらぁ……やっぱり時代はセンサー付き盗聴器よね。これなら当麻が食べるものも分かるんだもの。あとはあのカミツキガメの音声を拾わないように設定すれば……ぷっふるへらぁ……完璧だわ」
上条「……御坂、なにしてるんだ」
0018創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/14(月) 10:35:18.79ID:gT44iFE9
「えっ、なによ、ちょっとお風呂が汚れてないか見てただけよ!べ、別にいいじゃない。毛を集めようとしてたとか思ってんじゃないでしょうね?」
0019創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/15(火) 02:09:17.19ID:1+szTDiY
御坂「なにって、そりゃあ新婚セットを……ってあんたなんで!?」
上条「いや……その……掃除終わったかなぁって見にきたんだよ」
御坂「もしかして、見てた?」
上条「いやいや!全然、なにも、見てないぞ!
御坂変な笑い声あげながら盗聴器仕込んでるなんて見てない見てない!!」
0020創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/12/18(金) 10:17:48.84ID:FxAig7JR
御坂「あーよかった。チン毛集めてるのバレなくて・・・」
上条「おい、お前熱でもあるのか?顔真っ赤だぞ。」
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