ラクガキ
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異世界アイドル 〜売れないアイドルが異世界転生！？〜
【あらすじ】
『アイドルになること』を夢見て、大手アイドルグループのオーディションを片っ端から受けて全落ちし、個人アイドルになるも全く売れずにAV女優堕ちした三十路近い売れないアイドル・みむみむこと三村 未夢（みむら みむ）。
「アタシ、このまま30になって枯れて独り身のまま死ぬのかな…。」
1LDKボロアパートで安酒を呑みながら、彼女は酔いながら泣いて自身の将来を悲観したまま突然死してしまう。
…目覚めたのは、なんと剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジー世界！
しかも見た目年齢が16歳にまで若返ってる！？
「ふーん、異世界ね…。…そうだ！もう一度リベンジして今度こそトップアイドルに返り咲いてやる！」
果たして、三十路ド底辺アイドルは異世界一のトップアイドルになれるのか！？
彼女の奮闘記に乞うご期待！ 【登場人物】
《三村 未夢 -みむら みむ-》
享年27歳。8月4日生まれ。A型。166cm。Eカップ。茶髪ピンクメッシュ入りポニーテール。非処女。気が強そうな顔をしているツリ目の美人。
『アイドルになること』を夢見て、ダンスや歌の練習を猛特訓していた為、そこらの一般人よりダンスや歌は上手い。また、コミュ力が高くトーク力もそこそこある。
生前は大手アイドルグループのオーディションを片っ端から受けて全落ちし、新米プロデューサーの『山村』という男に拾われて個人アイドルになるも全く売れず、結局AV女優堕ちして生計を立てていた。
死因はストレスとアルコール中毒による突然死。酒を呑んで将来を悲観していたところで心臓麻痺になり、そのままボロアパートで死亡。
性格は基本的に明るく目立ちたがり屋でやや自己中。でも根はいい子であり、目標に向かってひたむきに努力する純粋さと我慢強さを併せ持つ。
異世界転生した後は、何故か見た目が16歳の頃に若返っており、染めていた茶髪とピンクメッシュも消えている。
剣と魔法なら剣の方が若干得意。だがそれ以上に『トップアイドルになること』に関心を抱き続けている。
ちなみに、『三村未夢』は芸名であり、本名は『鴎島 鳩音（かもめじま はとね）』。
異世界では、本名が『ハトネ・カモメジマ』で、芸名は『アストルーネ・セリュアス』。 《トルマ・E・マルガスト》
30歳。189cm。金髪ロン毛のインキュバス。非童貞。胡散臭そうなイケメン。
異世界での未夢のプロデューサー。敏腕プロデューサーであり、彼にプロデュースされたアイドルは軒並みヒットしている。
未夢とセックスして、未夢のプロデューサーになった。異世界での未夢の芸名を考えたのは彼。
性格は面白い事と女遊びが好きな快楽依存症。浮気性であり、可愛い子を見つけたら片っ端からスカウトして自身のセックスフレンドにしたがる。
だが、金と女があればやるときはやる性格でもある。とにかく俗物。
剣と魔法なら魔法の方が得意。特に洗脳魔法が得意。 《エマ・レイド》
16歳。155cm。Dカップ。プラチナブロンドのセミロングなエルフ。処女。正統派のタレ目美人。
トップアイドル志望の田舎出身新米アイドル。一度はトルマに勧誘されるも、すぐに断って女性プロデューサーを付けた。
ずっと田舎で暮らしてきた為か、かなりの世間知らずであり、お金の使い方が分からなかった。とても訛りの強いカルハメ語を話す。
性格は純朴で純粋無垢。けど芯があり、決して自分が無いわけではない。お人好しであり、かなりの天然。人の笑顔が好きな正統派アイドル。
『エマ・レイド』は本名であり、芸名でも本名を使用している。 《ボレラ・ロヤメェラ》
27歳。173cm。Hカップ。真紅のポニーテールで癖毛な悪魔。処女（ただしフェラチオ体験はあり）。すごくキツ目な超ツリ目美人。独身。
エマのプロデューサー。トルマ程ではないが、彼女もまた敏腕プロデューサーである。見た目に反して酒やタバコなどの嗜好品は好まない。エマの強い訛りに困惑している。
性格は豪胆で肝っ玉が据わってる。グイグイ人とコミュニケーションを取り、強いコネクションを作ることで自身とエマの立ち位置を優位にしようとする。
根は乙女であり、少女趣味持ちだが、自身の顔付きとメルヘンな雰囲気は合わないために普段は少女趣味であることを隠している（なお、未夢とトルマとエマにはバレている模様）。 《小乃木 達久 -このぎ たつひさ-》
40歳。169cm。黒髪癖毛の独身キモオタ。無職童貞。良くて中の下なブサイク。メガネをかけている。90年代〜00年代前半に流行った典型的なキモオタファッションをしている。
ドMでギャル好きであるため、敢えて風呂に入らずに典型的キモオタファッションをして罵られたりキモがられたりする為に未夢のライブに行っていた。
未夢がデビューしてからずっと未夢推しであり、未夢の突然死には鬱病になる程悲しんでいた。
ちなみに彼は、異世界にアイドル文化を持ち込んだ張本人である小乃木 尚斗（このぎ なおと）の甥っ子。 《小乃木 尚斗 -このぎ なおと-》
実年齢は70歳だが、不老不死の薬を服用しているため外見年齢は18歳（転生する時若返った為）。172cm。黒髪ストレートの既婚者成り上がり貴族。非童貞。そこそこイケメン。
達久が生まれてすぐに突然死し、異世界に転生してきた。チート能力を手に入れ、無双しながらハーレムを築き上げ、ついでにアイドル文化を異世界に広めた。生前は重度のドルオタであり、『花舞 まいむ』という清純派個人アイドルを推していた。
性格は一度惚れたら惚れ通す一途なピュアボーイ。一夫多妻婚をしても、愛してるのは正妻のミリアだけである。
だが、推し以外への感情は薄く、無自覚に腹黒。余計な一言をサラリと言ってしまう。 【一人称】
《未夢（鳩音、アストルーネ）》→アタシ
《トルマ》→ボク
《エマ》→わたす（のちに標準語を覚えて「わたし」になる）
《ボレラ》→私 【異世界アイドルグループ：アトナワラピクス】
※アトナワラピクスとは、『アトナ→笑顔』『ワラ→清純』『ピクス→乙女』で、名付け親によると『笑顔の素敵な清純乙女』という意味。
全5人の新米アイドルユニット。メンバーカラーは
・アストルーネ→ピンク
・エマ→グリーン
・カノリス→ブルー
・ナヒリア→レッド
・チーィテ→イエロー 《カノリス・ヴィデント》
17歳。163cm。Bカップ。ブルーの姫カットロングヘアな獣人族。処女。冷ややかなクール系美人。
ムゼンティダ帝国出身。ナヒリアとコンビを組んで大手事務所に所属しているそこそこベテランなアイドル。
頭脳派であり、IQが高い。読書が趣味。かなり難しい問題を1分もかからずに解けたりする。元々は視力が悪いのだが、視力上昇の魔法をかけている。
性格は冷静沈着で何事にも動じない。ナヒリアの暴走をよく止めている。自身の感情を『邪魔』と切り捨て、出来るだけ感情について意識しないようにしている。
『カノリス・ヴィデント』は芸名であり、本名は『メメリス・ヴィデント』。
『メメ』は『呪い・宿命』と言う意味であり、縁起が悪いとの事で『カノリス』にしている。
《ナヒリア・ブローメン》
17歳。163cm。Cカップ。朱色の癖毛ツインテール。髪のボリュームが凄い。処女。。正統派のタレ目美人。
トップアイドル志望の田舎出身新米アイドル。一度はトルマに勧誘されるも、すぐに断って女性プロデューサーを付けた。
ずっと田舎で暮らしてきた為か、かなりの世間知らずであり、お金の使い方が分からなかった。とても訛りの強いカルハメ語を話す。
性格は純朴で純粋無垢。けど芯があり、決して自分が無いわけではない。お人好しであり、かなりの天然。人の笑顔が好きな正統派アイドル。
『エマ・レイド』は本名であり、芸名でも本名を使用している。 >>11
ナヒリア修正
《ナヒリア・ブローメン》
17歳。163cm。Cカップ。朱色の癖毛ツインテールな獣人族だが、普段は獣人族であることを隠している。髪のボリュームが凄い。処女。つぶらな瞳をしているツリ目可愛い系美人。
ムゼンティダ帝国出身。ナヒリアとコンビを組んで大手事務所に所属しているそこそこベテランなアイドル。
万能型の秀才で器用貧乏。その為、無駄にプライドが高くエリート意識が強い。
性格はツンデレで怒りやすい。自分が一番だと思っているため、自分より人気が出そうなアイドルには強気な態度で突っかかってる。だがチョロい。詐欺に騙されやすい。
『ナヒリア・ブローメン』は芸名であり、本名は『ナヒリア・ツドレスク』。 >>12
さらに修正
《ナヒリア・ブローメン》
17歳。163cm。Cカップ。朱色の癖毛ツインテールな獣人族だが、普段は獣人族であることを隠している。髪のボリュームが凄い。処女。つぶらな瞳をしているツリ目可愛い系美人。
ムゼンティダ帝国出身。カノリスとコンビを組んで大手事務所に所属しているそこそこベテランなアイドル。 カノリスとは幼い頃からの大親友。
万能型の秀才で器用貧乏。その為、無駄にプライドが高くエリート意識が強い。
性格はツンデレで怒りやすい。自分が一番だと思っているため、自分より人気が出そうなアイドルには強気な態度で突っかかってる。だがチョロい。詐欺に騙されやすい。
『ナヒリア・ブローメン』は芸名であり、本名は『ナヒリア・ツドレスク』。 《チーィテ・ヴァルテ・ソミッタシア》
12歳。146cm。AAAカップ。暗い茶髪のショートボブ外ハネ。褐色。半人半天使。処女。
幼かわいい柔らかめの可愛い系美人。勇者と大天使の間の子供。
カルゼ皇国出身。勇者になることを祖国では強く願われていたが、本人は幼い頃に見たアイドルに惹かれてアイドル道を歩みたがっている。
この歳でもう達観しており、人は身分の差は関係なく努力でどんなものにもなれると考えている。
性格は理想主義者で逞しい。とても明るく無邪気。半天使であるからか、人望が高い。
芸名は『チィーテ』。 【一人称追加】
《カノリス》→私
《ナヒリア》→あたし・ナヒリア
《チーィテ》→チー 《白鬼院 凜々蝶（しらきいん りりちよ）》
本作の主人公。鬼の先祖返り。
4号室の入居人。2月21日生まれ。物語開始時15歳。A型。身長145センチメートル。一人称は「僕」。
長い黒髪に紫の瞳をした美少女だが、口を開けば心にもない悪態をついてしまうという幼少のころからの悪癖がある。
無意識にやってしまうもので本人にも制御できず、根は律儀かつ真面目な性格であるため、悪態をついた後は性分から自己嫌悪で落ち込む。野ばら曰く、ツンデレならぬツンしゅん。
旧家の令嬢だが有力な家柄ゆえの不遇や下心の透けた庇護を受け続け、個人としての価値の薄さに嫌気が差し、悪態・虚勢癖を持つようになった。
高校入学を期に環境を変えて悪癖を矯正するため、家を出て妖館で一人暮らしを始めた。
予定外に双熾が自分のSSとして契約をしているのを知り、当初は困惑していたものの、後に納得した上で契約を結ぶ。その後ある出来事がきっかけで双熾と交際を始めた。
蜻蛉とは拘束力のない許婚同士であり、幼少の頃から文通をしていた[注 1]。
双熾から日常的に変質的な行動（ストーキングなど）を取られるが、本人的には彼を周囲ほど重大に変態だとは認識していない様子。
百鬼夜行を追っていた際の闘争により落命。享年16。 《御狐神 双熾（みけつかみ そうし）》
九尾の妖狐の先祖返り。
4号室・白鬼院凜々蝶のSS。12月19日生まれ。物語開始時22歳。AB型。身長186センチメートル。銀髪で瞳の色は右が青緑、左が金のオッドアイ。
一人称は「僕」。
常に低姿勢で礼儀正しく何かと人を誉める癖があるが、言質をとって人を言いくるめる、天然黒（ピュアブラック）と称される強かな一面も覗かせる。自ら「凜々蝶様の犬」を称し、とにかくどんな小さなことでも凜々蝶の役に立ちたいと言い張る。
立ち振る舞いはスマートだが、凜々蝶のみに対しては命令ならば自害も臆さず、トイレにもついてくるなど、かなり変質的・変態的である。後に判明するが、自室には凜々蝶の写真を貼っていたり、凜々蝶からの贈り物を保存している部屋がある（作者によると「言い逃れできないド変態」）。この現状は凜々蝶本人に完全にばれている（番外編での回想シーンより）。
先祖返りとしては強力な身体や分身・変化能力を持ち、様々なものに変化できる。卍里とは違い分身全てが実体であるため、一人が受けたダメージは全てに影響する。
実家は京都にあり、医療機器の研究などを行っている。
幼少期は実家の風習により軟禁されていたが、容姿と計算高さを武器に一族内の権力者に身を寄せたのち、青鬼院菖蒲に渡りをつけ保護される。そこで蜻蛉の話し相手兼世話係となり、自立するための資金を稼ぐようになる。
側仕えの一つで蜻蛉から許嫁である凜々蝶への手紙の代筆を頼まれ「蜻蛉」を演じていたが、手紙のやり取りを繰り返す内に凜々蝶の内面を知り、自身の内面にも影響を受け始める。その後凜々蝶に仕えるため妖館のSSになり、今に至る。
百鬼夜行にて、犬神命（後述）に殺害される。享年23。 《タツマキ（戦慄のタツマキ）》
S級2位。フブキの姉。少女のような外見のため周りから子供やフブキの妹などと勘違いされることが多いが、実年齢は28歳。服装は常に黒いドレスで、天然パーマがかかった緑髪が特徴。低身長を気にしており、子供扱いされると憤慨する。その強大な超能力が周囲を戦慄させるところから、ヒーロー協会から本名に「戦慄」という枕詞を加えたヒーローネームを授与された。戦闘力はブラストを除けばS級の中でもずば抜けており、他のS級ヒーローでも苦戦するような怪人をいとも容易く退治したりと、ブラストは行方不明・キングは積極的に協力しないということもあり協会の最高戦力として信頼されている。ただし、超能力を司っている頭部にダメージを負うと超能力が不安定になるのが弱点。
プライドが高く高飛車な性格であるが、休日や出動要請がない時でも自発的にヒーロー活動に打ち込むなど正義感は強い。しかし複数の町の住民からタツマキへのクレームがヒーロー協会に何度も殺到しており、ヒーロー協会幹部に「場合によってはタツマキ自体が災害になり得る」と問題視されている。
持ち前の卓越した超能力に関して幼少期から既に研究機関から目を付けられ、本人の意思に反して親元を離れ英才教育を施される孤独な日々を送っていた。そこでの経験は今のタツマキのヒーローとしての在り方に強い影響を及ぼしている。
妹のフブキを溺愛しており、危害を加えようとする敵に対しては激昂する。また善人相手でも妹以外の人間に対する不信感は根強く、サイタマやフブキ組に対して嫌がらせをすることがある。 『あなたと溶ける。』
舞台は19世紀の英国・イングランド。
18世紀末に拡散された『アギステラウィルス』の後遺症に苦しめられている名門貴族の一人息子・【レドリフ・F・アドラティーラ】。
そして、王室の第4王女で智慧に長けている天才少女【マリエル・ハーノーヴェル】。
アギステラウィルスによって余命が残り僅かなレドリフを、マリエルは救うことが出来るのかーーーーー！？
ハイスペック美男美女のサスペンスラブコメディ、開幕！ 【レドリフ・F・アドラティーラ】Redriff F. Adratila
《名門貴族・アドラティーラ家の一人息子。9歳の頃にアギステラウィルスに罹患し、完治した今でも後遺症に苦しめられている。後遺症を隠すために両手に黒い手袋を嵌めている。》
23歳。ケンプリッジ大学首席卒業。183cm。5月2日生まれ。金髪碧眼。一人称『俺』。
頭脳明晰・スポーツ万能・衆目美麗と三拍子揃った完璧な青年。
だが、性格は冷酷で支配欲が強く、協調性皆無。シニカリストであり、何事にも冷笑を飛ばす。合理と効率で生きているため、感情の扱いについては長けていない。
趣味はギャンブルとテニス。好物はアールグレイ。嫌いな物はアギステラウィルス。
【マリエル・ハーノーヴェル】Mariel Harnovel
《英国王室の第4王女であり、王位継承権は18位。幼い頃に自分を貧民悪ガキのいじめから庇ってくれた幼き日のレドリフに無自覚的に片想いをしており、レドリフを苦しめたアギステラウィルスの治療法を見つけるためにケンプリッジ大学に在籍している。》
19歳。ケンプリッジ大学首席入学。165.5cm。7月19日生まれ。銀髪赤眼。一人称『私』。
頭脳明晰・スポーツ万能・容姿端麗の三拍子揃った完璧な少女。
性格は合理と論理を求めるどこまでも冷たい性格。無神論者。他人にズケズケと物申す為に、多数の人間から疎まれている。自身の中に宿るレドリフへの恋心に関しては、『優秀なオスの遺伝子が欲しいだけ。』と割り切ろうとしている。
趣味はアギステラウィルスの研究。好物はコーヒークッキー。嫌いな物はアギステラウィルス。 『矯正と強制の悪について』
【登場人物】
1.秋蕨芽 彰（あきわらめ あきら）
本作の主人公。16歳。4月5日生まれ。1年2組。172.6cm。学級委員長。
茶髪ミディアムストレートヘア。黒目。タレ目。穏やかな口調。一人称『僕』。
成績優秀でスポーツもまあまあ出来て、教師の命令をよく聞き、決して非行はしない品行方正なザ・優等生。
性格はお人好しで世話焼き。真面目で責任感が強い。つい干渉が強くなる悪癖がある。誰にでも優しい八方美人。同調圧力にやや弱い。
咲葉に「学級委員長になったのは内申を良くするためなんだろ？」と悪態を突かれても一才意に介さない芯の強さを持ち合わせている。
父親が有名学習塾の塾長であるため、家はお金持ち。妹が1人いる。犬を飼っている。
担任から「学級委員長として藤宮を更生させろ。」と言う命令を下され、藤宮の世話をする事になる。
2.藤宮 咲葉（ふじみや さくは）
本作のメインヒロイン。15歳。3月6日生まれ。1年2組。155.3cm。Bカップ。
赤銅色のショートボブ。金目。ツリ目。男口調。一人称『あたし』。
制服を着崩し、マゼンタのパーカーを着用し、チューイングガムを噛み、授業をサボりまくる不良少女。母親と優等生を嫌っている。
性格はぶっきらぼうかつ粗暴。命令されたり強制されるのを強く嫌い、反発したがる。常に気が立っており、些細なことでストレスを溜めまくる。感情制御が苦手で子供っぽい。
同調圧力をハナから嫌い、独立志向。だが、根本的には愛に飢えており、誰かに依存したがっている。
母子家庭出身である。母親とは仲が悪く、「母の味なんてクソ喰らえ！」と思う程には母親を嫌悪している。元々は父親も普通に居た健全な中流家庭だったが、父親が軽はずみに会社の部下のOLと不倫し、結果母親と離婚するようになった。
母親の方に引き取られ、最初は母親を愛していたが、自分にあれやれこれやれと強制してくる母親にうんざりして段々と嫌いになっていった。
かといって父親に引き取られるのも嫌で、本人は「路上に放り出して欲しかったんだ。」とぼやく。
自分を更生させるために付き纏う彰には心底嫌悪している。 3.藤宮 麻奈（ふじみや まな）
咲葉の母親。39歳。6月30日生まれ。160.1cm。Dカップ。
焦茶のローポニーテール。焦茶目。タレ目。一人称『わたし』。結婚していた時の姓は『聖川（せがわ）』。
灰色のシャツ、黒っぽい暗いピンクのエプロン、アイボリーのズボンを着ている。生活保護を受給しており、精神病（うつ病）を患っている。元々はしっかりバイトして居たのだが、咲葉に疎まれて暴力を振われるようになってから弱々しくなり、生きる気力を削がれて鬱になった。
性格は、元々は大和撫子的であり、控えめで落ち着いたちょっと恥ずかしがり屋。だが、夫に離婚を言い渡された離婚した後に、「わたしが咲葉を立派に育てないと！」という強迫観念に駆られて咲葉にあらゆる強制を強要する擬似教育ママになったが、逆に疎まれ嫌われ、現在は元々の性格よりだいぶ消極的で悲観思考が強くなっている。
夫と結婚し、咲葉を設け、次の子供を作ろうと考えていた時に夫の不倫が発覚する。夫に離婚を言い渡され、しかも「咲葉の世話をするのが面倒だ。お前がやれ。」と咲葉の養育まで押し付けられて現在に至る。
精神が弱っているあまりに、既婚時には軽蔑していた新興宗教に手を出している。包丁で自身の手首を傷つける癖を持つようになった。
咲葉とは仲直りしたいと思っているが、今の咲葉と向き合うのが怖くて向き合えずにいる。 4.聖川 時春（せがわ ときはる）
咲葉の父親。41歳。10月12日生まれ。182.4cm。
赤銅色の短髪。金目。メガネをかけている。切れ長。一人称『俺』。明治大学卒業。
サラリーマン。麻奈と結婚していたが、魔がさして会社の部下であるOL『田辺 ゆうの』と不倫してしまい、麻奈と離婚してゆうのと再婚した。現在はゆうのとの間に男女の双子を設けている。
性格は一言で言えば『真面目系クズ』。基本的には真面目で空気を読み、みんなを励ます爽やかな性格。だがしかし、ふとした時の我欲に負けやすく、会社の金を横領したり、ゆうのと不倫したりしてしまう。
責任感が強いはずなのに、他人に流されやすく、自分を律することが出来ない。
咲葉の事は最初、引き取ろうとしたが、ゆうのから『麻奈の子供とかマジ無理。』と反発されて結局引き取るのをやめた。
家は地主なのでお金持ち。だが、現在は勘当されている。
5.聖川 ゆうの（せがわ ゆうの）
朝陽と悠夜の母親。37歳。1月2日生まれ。163.4cm。Fカップ。
黒髪七三分けストレートロングヘア。黒目。切れ長ツリ目。一人称『アタシ』。旧姓は『田辺』。OLだったが、現在は専業主婦。
当時の上司であった時春と不倫し、そのまま再婚。子育ては苦手であり、放任主義でほぼネグレクトしている（その代わり時春が構ってるので一応問題はない）。
性格は気が強く高飛車。オラオラ系であり、JK時は白ギャルでヤンキーグループとつるんでた。意見をハッキリ言うタイプ。傲岸不遜であり、年上である麻奈を呼び捨てにする。
咲葉を引き取る事については専ら否定的であり、「麻奈の子供とかマジで無理。」と時春の提案を突っぱねた。 6.聖川 朝陽（せがわ あさひ）
時春とゆうのの子供であり、悠夜の双子の姉。10歳。7月25日生まれ。4年2組。141.2cm。AAAカップ。
赤銅色のツインテール。ピンクのリボンがついたゴムで髪を縛っている。金目。前髪は姫カット。タレ目。一人称『わたくし』。
時春・ゆうのを「クズ」と断言したり、一目見て咲葉が異母姉だと見抜くなど、直観が発達している。この歳で若干達観している節がある。
性格は腹黒でドライ。悪気なく人の本質を見抜き、その人が一番言われたくない言葉を無意識に言ってしまう悪癖を持つ。行動力が高く明るい性格。何でも出来る天才少女。
麻奈を一目見た時に「この人は善良だ。」と見抜き、妙に麻奈に懐くようになる。
お嬢様口調で喋る。
7.聖川 悠夜（せがわ ゆうや）
時春とゆうのの子供であり、朝陽の双子の弟。10歳。7月25日生まれ。4年3組。141.5cm。
黒髪ストレートウルフヘア。黒目。ツリ目。一人称は『おれ』。
こちらもまた天才であり、10歳ながら高校のテストを全問解けてしまう。自閉気味であり、特定のパターン行動を繰り返す。
性格は冷酷で理屈屋。毒舌の持ち主であり、誰彼構わず皮肉を言う。ちょっと世の中を舐め腐っている。人見知りでコミュ障。いつもマイワールドを展開している。DSゲームが好き。
感情が殆どなく、咲葉を見ても何も思わなかった。何事にも無感動。 8.秋蕨芽 優玄（あきわらめ ゆうげん）
彰と乃々栄の父親。45歳。12月29日生まれ。187.4cm。
茶髪で髭が生えている。茶目。切れ長。一人称『私』。東京大学卒業。学習塾『秋蕨芽スクール』の創設者である。元国語教師。
慈善事業にも手を出している。とにかく顔が広い。
性格は新しいもの好きでお茶目。熱血漢であり、正義感が強い。弱いものいじめを許さず、悪人に毅然として立ち向かうザ・聖人。相手に情けをかける事はあれど、手を抜いたりはしない。彰以上に責任感が強い。 9.秋蕨芽 なごみ（あきわらめ なごみ）
彰と乃々栄の母親。44歳。9月18日生まれ。158.6cm。Gカップ。
紫髪ロングウェーブ。菫色目。糸目（開眼した時はタレ目）。一人称『私』。旧姓は『春越』。秋蕨芽スクールで塾講師をしている。
性格はあらあらうふふ系で悪戯好き。包容力が高く、どこまでも慈悲深い聖母。余所者にも優しく、暖かく迎える。明るく馴れ馴れしい。ちょっとドジっ子。 10.秋蕨芽 乃々栄（あきわらめ ののえ）
彰の妹。13歳。2月20日生まれ。2年5組。150.1cm。Cカップ。
紫色のアップサイドテール。菫色目。若干ツリ目。一人称『私』。
制服に、アイボリーのカーディガンを重ね着しているが、それ以外は至って普通の優等生。兄とは違ってそこまでガチガチの優等生ではないが、育ちの良さ故に自然と優等生らしくなるタイプ。勉強はやや苦手で、スポーツ万能。バレーボール部所属。
性格はのんびりしてて大雑把。何でもかんでもとにかくテキトーであり、心が広い。いきなり家にやってきた不良少女の咲葉に対しても寛容に接する。独特のゆるい雰囲気がある。 11.篠木院 優麗（しのきいん ゆり）
本作のサブヒロイン。16歳。10月24日生まれ。1年2組。162.9cm。Hカップ。学級副委員長。
濡鴉色の姫カットストレートベリーロングヘア。紺目。タレ目。一人称『私（わたくし）』。左頬にホクロがある。
彰と同じく優等生であるが、運動音痴。美少女であり、男子からの告白が絶え間なくされるが、本人は彰一筋。
入学初日に上級生の不良男グループに絡まれていたところを彰に助けられる。そしてイケメンで優しく、清く正しい彰に惹かれて今に至る。恋に奥手なので告白は出来ないが、デートの誘いはしょっちゅうしてる。
性格はお淑やかで人見知り。誰にでも優しい。自分のこだわりにはかなり信頼を置いている。少しだけ自信家だが、傲慢というわけではない。心の中の独り言がかなり多い。自己主張が苦手。
家は政界と密接な関わりがある篠木院財閥。そのため優麗は財閥令嬢である。豪華な純和風の豪邸に住んでいる。兄が1人いる。世間知らずであり、金銭感覚がおかしい。 【秋蕨芽家】
・父親：秋蕨芽 優玄（あきわらめ ゆうげん）
・母親：秋蕨芽 なごみ（あきわらめ なごみ）《旧姓：春越》
・長男：秋蕨芽 彰（あきわらめ あきら）
・長女：秋蕨芽 乃々栄（あきわらめ ののえ）
【聖川家（旧）】
・父親：聖川 時春（せがわ ときはる）
・母親：聖川 麻奈（せがわ まな）《旧姓：藤宮》
・長女：聖川 咲葉（せがわ さくは）
【聖川家（新）】
・父親：聖川 時春
・母親：聖川 ゆうの（せがわ ゆうの）《旧姓：田辺》
・長女：聖川 朝陽（せがわ あさひ）
・長男：聖川 悠夜（せがわ ゆうや）
【藤宮家】
・母親：藤宮 麻奈（ふじみや まな）
・長女：藤宮 咲葉（ふじみや さくは）
【篠木院家】
・父親：篠木院 照斗（しのきいん てると）
妻である桃とは政略結婚した。そのため妻への愛はないが、子供達のために敢えて妻に対して愛のあるフリをしている。
吉照の名付け親は彼である。
・母親：篠木院 桃（しのきいん もも）《旧姓：日川》
夫である照斗とは政略結婚した。そのため夫への愛はないが、子供達のために敢えて夫に対して愛のあるフリをしている。
優玄とは同級生であり、当時は優玄にベタ惚れだったが、結局優玄はなごみと結婚した為に仕方なく照斗の政略結婚相手になった。今でも優玄に惚れており、不倫出来たらいいと思っている。
優麗の名付け親は彼女である。
・長男：篠木院 吉照（しのきいん よしてる）
ハーバード大学在学。アメリカで一人暮らしをしている。美形。
自信家でプライドがエベレストより高く、妹には冷たい。良くも悪くも感情を排除出来る人物。
・長女：篠木院 優麗（しのきいん ゆり） 12.聖川 咲葉（せがわ さくは）
咲葉の本名。5歳の頃まではこの名前だった。
この頃の咲葉は明るく無邪気で男勝りだった。特にサッカーが好きで、よく男子グループと連んでサッカーをしていた。
今と変わらずジャンクフードとチューイングガムとコーラが好きだった。この頃はオレンジのパーカーを着ていた。
ちなみに、咲葉は非処女である。
バイトがめんどくさかった為に、繁華街で手当たり次第におじさんに声をかけてヤらせていた。大体1〜20万稼いでいた模様。
中盤で彰にバレて、売春行為を一切やめた。 【簡易まとめ】
《彰》→主人公、学級委員長、咲葉の教育係、イケメン、優等生、乃々栄の兄。
《咲葉》→メインヒロイン、不良少女、母子家庭、彰の教育相手、美少女、朝陽と悠夜の異母姉。
《優麗》→サブヒロイン、学級副委員長、財閥令嬢、美少女、彰に片想いしてる。
《麻奈》→咲葉の実母、バツイチ、新興宗教にハマってる、うつ病、同年代より老けてるが美形。
《時春》→咲葉・朝陽・悠夜の実父、バツイチ、ナチュラルクズ、フツメン寄りのイケメン。
《ゆうの》→朝陽・悠夜の実母、時春の不倫相手（のちに時春の妻）、元白ギャル、元OL、子供相手にネグレクト、美形。
《朝陽》→咲葉の異母妹で悠夜の双子の姉、小学生、天才、腹黒ツインテール、美少女。
《悠夜》→咲葉の異母弟で朝陽の双子の弟、小学生、天才自閉症、ひねくれ理屈屋、イケメン。
《優玄》→彰と乃々栄の実父、塾長、聖人君子、イケメン。
《なごみ》→彰と乃々栄の実母、塾講師、あらあらうふふ系、聖母、美人。
《乃々栄》→彰の妹、中学生、大雑把。 【部活関連】
《彰》→吹奏楽部に入ろうとしたが、咲葉の教育係に任命されたために入部を躊躇う。
《優麗》→茶道部所属。
13.ペトラ・アイザワ -Petra Aizawa-
本作のサブヒロイン。17歳。9月30日生まれ。2年7組。176.3cm。Dカップ。
金髪ウェーブロングヘア。蒼目。ツリ目。一人称『ワタシ』。 吹奏楽部所属。
アメリカ人と日本人のハーフだが、アメリカ人の血が優勢なために外見が白人そのもの。
金髪は地毛で、蒼目も元々の色。ウェーブなのは元からの髪の性質でストレートパーマをかけてもどうにもならない。
友達と買い食いしたり、夜遅くまで外出する事があるちょい不良。旅行が好き。担当楽器はトランペット。
性格は底抜けに明るく天真爛漫。しっかりと一般常識は持っている。誰にでも話しかけて、スキンシップをしたがる人懐っこい性格。反面、少しマイペースでスケジュールを守れない。
父（アメリカ人）は弁護士、母（日本人）は介護士でそこそこお金持ち。弟が1人いる。
吹奏楽部に見学に来たのに、結局入部するのをやめてしまった彰が気になっている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
