アンカーで繋げてリレー小説を作るスレ
このスレの使い方
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※雑談、相談、指摘などは最初に【雑談】とつけてリレー本文と区別するようにして、アンカーは使わないでください(#で代用するなど)
※アンカーもしくは【雑談】がつかないレスはすべてスタート地点になります >>138
「その剣……。華麗剣とお見受けする」
ウコンの頬を汗が伝った。
「神のみが手にし得る伝説の……。何故貴様ごときが……?」
「な〜んかさ〜」
田中はルパン三世の口調で言った。
「神さんがくれたんだよな〜。俺が『選ばれし者』だってことかな〜」
「選ばれし者だと!?」
ウコンは明らかに嫉妬した。
「認めん! 斬る!」
ウコンは斬鉄剣……ではなく名刀『右近乃力』を抜いた。 >>139
田中はウコンの剣技を紙一重でかわし続けた。
そして数時間後─── 「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
ウコンは息を切らし、刀を杖にしてようやく立っている。
「ゼェッ、ゼェッ、ゼェッ……」
田中も剣を杖に、顔を上げる余力ももうなかった。
「おっ、おはっ、おほっ、お主っ……やるなっ」
ウコンはなんとか言った。
「おまっ、おまんっ、おまえもっ、なかなかっ、だしっ……」
田中はちょっと誤解されそうな言い方になってしまった。
やがてどちらからともなく笑い出し、二人の間にライバル意識という名の友情が芽生えたのであった。 >>141
高橋ら仲間をはじめ、周囲の人達は皆、途中で飽きて他の場所へ行ってしまっていた。
しかし二人の戦いをずっと見守っている1人の少女がいた。 >>143
少女は仲間になりたそうにこちらを見ている。 >>144
しかし田中とウコンは気づかずに背中を見せて歩き出した。
田中「酒でも飲もうぜ、兄弟」
ウコン「ウム、よいな。ただし酒は日本酒に限る!」
「あぁ……。また声を掛けられなかっただ」
小豆色の中国服を着た三つ編みの少女は、追いすがるような目をして呟いた。
「あたしったらいつもこうだ。自分からひとに言葉を掛ける勇気がないだ。声、小っせぇし……」 >>146
田中「7人」
酒場で田中とウコンが酒を酌み交わしていると、黒縁メガネをかけた中学生ぐらいのヒョロガリ男がニヤケながら声を掛けて来た。
「俺の名は豆花ルー。俺を仲間にしろ。役に立つぜ。名前もカレールーみたいだしな」
男はいかにも中二病といった風情だ。 >>147
田中「7人仲間が集まったら騎士王を倒しに行こうと思うんだ」
ウコン「7人か。格好がつく人数だな」
田中「ウコン殿、誰か仲間になってくれそうな強者を知らないか?」
ウコン「拙者の友達に糞忍者べっとり君という者かおる」
田中「つ、強いのか?」
ウコン「知らぬ。あ奴が戦っているところを見たことがない。己の糞を武器に変え、糞手裏剣、糞まきびし、他さまざまな糞術を使えるとは聞くが……」
田中「や、やめておこう」
ルー君「……おい」 >>148
田中「君は誰だ?」
ルー「さっき自己紹介しただろうが!!」 >>151
1位:戦争など歴史問題
2位:日本が優れているから
3位:お金持ちだから
4位:表と裏が違うから
5位:米国の言いなり
少数意見:閉鎖的、まじめすぎる >>152
タレントの上沼恵美子(65)が6日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。
6月いっぱいで番組を降板した「キングコング」梶原雄太(39)の話題に触れずスルー≠オた。 >>153
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
ウコンは息を切らし、刀を杖にしてようやく立っている。
「ゼェッ、ゼェッ、ゼェッ……」
田中も剣を杖に、顔を上げる余力ももうなかった。
「おっ、おはっ、おほっ、お主っ……やるなっ」
ウコンはなんとか言った。
「おまっ、おまんっ、おまえもっ、なかなかっ、だしっ……」
田中はちょっと誤解されそうな言い方になってしまった。
やがてどちらからともなく笑い出し、二人の間にライバル意識という名の友情が芽生えたのであった。 クリームの火炎魔法で一行と町の人々は瀕死の状態になった。
咄嗟に魔法バリアを張ったスゥプちゃんだけ無事だ。
田中「ス、スゥプちゃん……みんなに回復魔法を……」
スゥプちゃん「言ったよね?」
田中「!?」
スゥプ「仲間になる条件。あたしを崇め奉り、1日最低8回は『可愛い』って言うことだって」 >>155
「もしかすると貴方がウコン・タチバナ殿か?」
田中が話し掛けると、クリーム侯爵が悲鳴を上げた。
「いやあああ! 汚いの嫌い! やめて!」
そう叫びながらクリームは逃げて行った。
その背中に剣士が声を投げる。
「俺はウコン・タチバナだ! 勘違いするなよ? ウンコ・タチバナではない!」
「やはりウン……ウコン殿でしたか」
田中は笑顔を見せた。ムスッと口をへの字に結んでいるウコンに話を持ちかける。
「カレーを愛し、カレーを崇拝している方だと聞きました。私達と一緒にシチュー騎士王を倒しませんか?」 >>149
ウコン「そんなことはどうでもいい。ところで田中殿、7人集まるまであと何人なのだ?」
田中「俺とお前を含めて今、6人。あと1人だ」
ウコン「あと1人なのか。厳選せねばな」
ルー君「おーい……」 >>158
ウコン「……して、集めたその4人は強いのか?」
田中「強いぞ。まずはモンクの高橋きょうふ郎。多人数を素手でまとめて吹っ飛ばす、自称『最強のモンク』だ。簡単な回復呪文も使えるぞ」
ウコン「ふむ。自称というのが気にかかるが……」
田中「次にブラウン。猫獣人だ。自称『最強の猫獣人』」
ウコン「ふむ……」
田中「ニア・エメラルダ。魚人だがとても美しく、優しい女性だ。カレイを5時間おきに摂取しないと死んでしまう病気にかかっていたが、カレーに変換して……」
ウコン「どうでもいい話はやめろ」
田中「ニアは魔法使いだ。ブラウンが言うには強大な魔力を持っていて……」
ウコン「そいつが魔法を使ったところは見たことがないのか?」
田中「ない」
ウコン「……」
田中「そしてスゥプ・カリーニナ。自称『歌っておどれるNo.1アイドルにしてスーパー巫女』……」 ウコンは机を強く叩いた。
「自称ばかりではないか! 貴殿はアホなのか!?」
「へへへ……」
ヘラヘラ笑う田中の顔を見ながら、ウコンはアホの仲間になってしまったらしいことを後悔していた。 >>160
そんな田中とウコンを離れた席からじっと見ている少女がいた。
小豆色の中国服を着た三つ編みの少女だ。
少女『あたしに気づいて。気づいてけろ。あんた達のお仲間になりてぇだ。きっとお役に立つだ』
少女は心から念を送り、血走った眼球で二人を見つめ続けた。
さすがにウコンが気づき、言った。
「あの少女、貴殿のストーカーか何かか?」
「さぁ? 知らん。ところでそろそろ宿屋へ行って寝ようぜ」
田中はそう言って立ち上がると、ウコンと並んで酒場を出て行った。 >>161
高橋らは既に宿屋でそれぞれの部屋に泊まっていた。
高橋は田中と相部屋、スゥプは一番高い個室である。
ブラウンはベッドで眠るニアの顔をじっと眺めていた。
透明の瞼を閉じ、その向こうで痙攣しながらぎゅるぎゅると動くニアの大きな目玉を見つめながら、ブラウンは思った。
『田中はニアが好きなのかニャー。でもこれ見たら千年の恋も一瞬で冷めるだろうニャー』 >>162
スゥプちゃんは豪華なシングルベッドの上でなかなか眠れずにいた。
頬を涙が濡らしている。
『ヒョロガリ君達……どこへ行っちゃったの……? 死んじゃって、別の世界にいるの……?』
『会いたいよ……。またあたしを崇め奉ってよ……』
『1人1人の名前だってちゃんと覚えてるんだよ……。だってあたしの大切なファンだもん。……今はちょっとド忘れしちゃったけど……』
『あたしはスーパー巫女、スゥプ・カリーニナ。あたしに出来ないことなんて何もない! でも……』
スゥプちゃんは窓の外の月を見上げた。
『不自然は起こせないんだ……』 >>163
田中とウコンが部屋に入ると、高橋が汁椀の中へウンコをひり出していた。
高橋「よう」
田中「何してんだお前!」
高橋「小腹が空いたからよ、味噌汁飲もうと思って」
田中「そんなウンコみたいなもん飲むな!」
高橋「んだと? ウンコみたいなのはカレーのほうだろうが!」
ウコン「ウンコウンコ言うな腹が立つ!」
窓から少女がこっそり覗いていた。
小豆色の中国服を着た三つ編みの少女だ。
少女『カレーも味噌汁もどうでもいいだ。麻婆豆腐が最高だ。シチューに支配されてるこの世を変えてぇだ。あたしに気づいてくれろ!』 >>164
豆花ルー君は外で宿屋を睨みつけていた。
「アイツらこの僕を無視しやがって。放火してやる」 >>165
ニアの眼球の痙攣が止まった。
透明の瞼が開く。
ニア「……火よ」
ブラウン「ニャ?」
ニア「誰かがこの宿屋に火をつけようとしているわ」 >>166
「なかなかつかねーなー」
ルー君は火打ち石でせっせと火を起こそうとしていた。
「早くつけや、殺すぞ」
そこへニアとブラウンが寝間着姿でやって来た。
「何をしているの、あなた?」
ニアに声を掛けられ、ルー君は挙動不審になる。 >>167
「……あなた、異世界の住人ね」
ニアはルー君を見て一目でわかった。
「お笑い小咄板のふみえさんスレから迷い込んだのね」
「チクショウ! 見つかっちまったら仕方ねぇ」
ルー君は立ち上がるとナイフを取り出した。
「気持ちの悪い魚女め! 後ろの猫女ともども始末してやんよ!」 >>168
「ダメ……。私を怒らせないで」
そう口にするニアの姿がざわざわと変身して行く。
「あなた、死ねば別の世界へ飛べるわ。元いた世界に戻れるかはわからないけど……」
ルー君は大口を開け、絶叫した。
目の前にみるみる姿を現したイソギンチャクの化物に目を剥いた。
「違う世界へ飛ばしちゃったらごめんなさいね」
ルー君の身体が一瞬で水に変わり、弾け飛んだ。 >>169
「相変わらず綺麗な魔法ニャ」
巻き添えを食わないよう、咄嗟に後ろへ避けていたブラウンが言った。
「でも……こんな姿、あの人には見せられないわ」
ニアが悲しそうに言った。
「田中さんの前では私、魔法が使えない」 >>150
「アンカー意味なし」
と水島くんが言い放った。
「めっちゃ速い奴が先に走っちゃえばアンカーは別に遅い奴でもいいんじゃね」
クラス中がざわついた。水島くんは更に続ける。
「だから、リレーのアンカーは抽選で決めようぜ」 >>170
スゥプちゃんはしかし、未だ試してもみていなかったことに思い及んだ。
「あたしは巫女。スーパー巫女。八百万の神に仕える身。だから別に悪魔に仕えてみたっていいよね?」
部屋の床に描いた黒魔術の魔方陣を前に、呪文を唱えはじめる。
「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム……エロイナセクシージョユウ……アタシハアイドルジョユウ……」
そして悪魔への願いを口にした。
「ヒョロガリ君達をここへ召喚し玉枝」 >>172
スゥプちゃんはまたあの頃>>77のような幸せな生活に戻れることを祈って、絶叫した。
「キエエエーーッ!!!!」 >>173
『小娘...我に何用だ...』
突如、スゥプの脳内に邪悪な声が響いた。
スゥプ「...誰?」
『我、悪魔なり。汝の願いを一つだけ叶えてやろう...』
悪魔との交信に成功した! >>174
「ぎゃーーっ! 悪魔!?」
スゥプちゃんは一歩飛び退いて驚いてから、両手を合わせてお願いした。
「お願い、悪魔さん。あたしの信者のヒョロガリ君達をここへ呼び寄せてほしいの。たぶん、こことは別の世界にいるの」
悪魔は言った。「よかろう」
「えっ? 出来るの?」
「可能だ」
(でもお前の寿命を半分寄越せとか言い出すんだろうなー。どうしよっかなー)
スゥプちゃんがそう思っていると、悪魔は言った。
「では、目を瞑り、その甦らせたい者達の姿を頭に思い浮かべるがよい。その者達の声が聞こえて来たら、目を開けよ」
「うっ、うん」
スゥプちゃんは言われた通り目を瞑り、ヒョロガリ君達の顔を1人1人思い浮かべた。
自分でも意外なほど38人全員の顔をはっきり覚えていた。 >>175
やがて声が聞こえて来た。
「……スゥプちゃん」
「……スゥプちゃああっ……ん」
「ヒョロガリ君!?」
スゥプちゃんが目を開けると、床に描いた魔方陣の中から次々と這いずり出て来るヒョロガリ君達の姿があった。
しかし、その姿はスゥプちゃんの知る彼らとはひどく違っていた。
「!?」 ヒョロガリ達の体は焼けただれ、目玉や舌が垂れ落ちていた。
「スゥプちゃぁぁあん」
「ぼくら、なんかおかしいんだ」
「からだが焼けるように熱いよ」
「スゥプちゃんを食べれば治るかも」
悪魔の低い笑い声が響いた。
「亡者ども、その小娘を犯し、喰らい、その肉を我に捧げよ」
「バカにしないで!」
スゥプちゃんは巫女の力を放った。
「アンデッド退治なら専門よ!」
しかし巫女の力が亡者達に通じない。
「なんで!?」 >>177
そう、かつて信者だったそれらは皆、悪魔によってシチューの加護を与えられたのだ。
悪魔とは、元来よりシチューを信仰しているものだ...
シチューの加護は、名のある巫女の聖なる力をも凌駕する。
スゥプは最早為す術がなくなってしまった... >>178
亡者達は口を開け、黄色い牙を見せて襲いかかった。
「いやぁーっ!」
スゥプちゃんは泣き叫び、助けを求める。
「誰か! 誰かーーっ! 助けて……!」
悪魔は笑う。
「無駄だ。ここは我の結界の中。外にお前の声は届かぬ」
「スゥプちゃんのここがぁ美味しそうだとぉ思ってたんだぁ」
亡者の1人がスゥプちゃんの二の腕に噛みついた。
「待てま待て待て待てま」
「喰らうのはまだま早い」
「犯してからからだからだ」
亡者達はそう言いながらスゥプちゃんの肝のを剥ぎ取りにかかる。
大理石のように白いスゥプちゃんの肩が露わになる。 【雑談】
アンカー間違いがあるし流れが読めなくなった
あらすじまとめてくれ >>179
「ししし知ってたかなぁ」
亡者達は腐りかかった下半身を剥き出しにし、とろけたような男性器を握り締め、言った。
「みんなこっそり裏でぇ、スゥプ・オナニィしてたんだよぉ。エヘヘゲヘヘ……」
「あっ、あたしはスーパー巫女なんだから!」
スゥプちゃんは泣き叫んだ。
「出来ないことなんて何もないんだからーっ!」
亡者達の中には堪らずスゥプちゃんの身体に噛みつく者も多くいた。
白い着物が血で染まって行く。
白いパンティが引き裂かれ、無理やり脚が開かれる。
「何も出来なかった……元いた世界とは違うんだから……!」
「いただきまぁす」
亡者達が一斉にそそり立った男性器を突進させた。 >>180
あらすじっても今は一本道だろ
【1話「カレー大好き男」ここまでのあらすじ】
主人公の名は田中 彼絵。カレーを愛し、カレーを尊敬し、毎日三食カレーを食べる男だ。
田中はある日、インド人を侮辱したことによりナンで撲殺というされた。
死んで田中が飛ばされた異世界は、シチュー騎士王に支配されていた。
神にシチュー騎士王を倒したら元の世界に戻してやると言われ、何よりカレーを愛する田中はそれを約束する。
そして神から華麗剣を託され、それを呑み、華麗剣と同化した田中は凄まじいカレー力を得、カレー人間と化す。
しかしシチュー騎士王の配下にはシチュー四天王と呼ばれる強敵がおり、田中の地からではまだまだ敵う相手ではなかった。
そこで田中は7人の仲間を集め、カレーなる7人として出直すことにする。 【田中とその仲間】
田中彼絵
神剣華麗剣を体内に内蔵するカレー人間。シチュー騎士王を倒すため、現在仲間を集めて回っている。ニアのことが気になっている。
高橋きょうふ郎
戦う僧侶、モンク。カレーなどどうでもよく、味噌汁が大好きだが、シチュー一色のこの世を変えるべく田中に協力する。
ブラウン
猫獣人の女の子。今のところ一度も戦闘していない。
ニア
魚人の魔女。強大な力を持つ魔法使い。田中のことが気になっている。
スゥプ
ロシア人?の美少女。アイドルで巫女。別の分岐でシチュー騎士に討たれ死んだが、本筋のほうへ転生して来た。
ウコン
日系アメリカ人の転生者。武士。居合い斬りを得意とする。決して名前はウンコではない。 【現在の流れ】
ウコンとの戦いの末、ウコンを仲間にすることに成功した田中は、宿屋に帰る。
宿屋では仲間達が既に休んでいた。
田中に邪険にされたことを恨んだ少年が宿屋に放火しようとしているのを見つけ、ニアが魔法で異世界に飛ばす。
一方スゥプは元いた世界で自分の信者だった38人のヒョロガリ君を懐かしみ、なかなか眠れずにいた。
悪魔の力を借りてヒョロガリ君を召喚することを思いついたスゥプは、早速悪魔と契約する。
しかし悪魔はシチュー信者であり、召喚したヒョロガリ君達は亡者の姿をしており、スゥプに襲いかかった。 >>180
アンカー間違いってどれ?
もしかして場面転換のところか?
たとえば172は163からの繋がりだけど、かといってアンカーを163にすると164〜170が別の分岐の話ということになってしまう。
だから170に繋げるのが正しくはない? >>181
「臨!兵!闘!者!」
結界の外から声がした。
「皆! 陣! 列! 前!」
悪魔の結界が破れて行く。
「行ッ!」
結界が消し飛び、小豆色の中国服を着た三つ編みの少女が厳しい顔をして現れた。
「た、助けてっ!」
犯され喰われかけていたスゥプが叫んだ。 >>186
謎の少女は、ヒョロガリこと巫女の信者連中を素手でボコボコにした。
すると、信者達の爛れきった顔面にみるみると生気が宿っていき、やがて正気を取り戻した!
巫女の信者A「はっ...!私達は一体何をしていたんだ?」
巫女の信者B「つーか、ここどこ?」 >>187
信者達の亡者化が解けた理由...おそらくは、少女の野蛮な暴力的制裁によって“シチューの加護”が強引にかき消された所為であろう。
悪魔はその少女に強い畏怖の念を抱いた。
悪魔『こんな童女が...我の加護を消しただと!?...認めん、認めんぞーー!』 >>188
「どっ、童女じゃないですだ!」
少女は恥ずかしそうにそう言うと、自己紹介をした。
「こう見えて16歳……。名前は豆小花(マメ コハナ)。どうぞ宜しくお願ぇしますだ」
そう言うなり悪魔の顔に札を勢いよく貼り付けた。
「うっ……動けん!?」
札を貼られた悪魔は固まり、その場に姿を現した。
「では、失礼いたしますだ。滅ぼさせていただきます」
小花は一礼すると、掌打を悪魔に放った。
「闘ッ!」 >>189
「あっ……ありがとうっ!」
スゥプは駆け寄り、小花に抱きついた。
「綺麗なおねいさん、悪魔なんかと契約しちゃいけねぇだ」
小花は顔を真っ赤にしながら、小さな声で言った。 >>190
その頃、田中達は7人目の仲間を見つけていた。
「……凄い」
田中はその男が軽く真っ二つにした大木を見つめて声を漏らした。
「強い……。強過ぎる……」
ウコンの頬を汗が伝った。
「どうだ? 仲間にしてくれるか?」
大木を軽く真っ二つにした大男は涼しい顔で笑った。
「もちろんだ! 是非とも仲間になってくれ!」
田中が手を差し伸べる。
握手をしながら男が名乗った。
「俺の名はカレー・ダイスキー。よろしく頼むぜ」
「うーん」
ブラウンは男を眺めながら、小さく呟いた。
「なんかあの人……シチュー四天王No.4のクラム・チャウダー将軍に似てるようニャ……。まっ、気のせいか!」 >>191
そこへスゥプちゃんが小花の手を繋いでを連れて来て、嬉しそうに言った。
「新しい仲間を見つけたわよ! この子、めっちゃ強いの!」
田中はチラリと振り向くと、そっけなく言った。
「すまん。今、定員に達したとこだ」
「定員!?」
スゥプちゃんは意味がわからずすっとんきょうな声を上げた。 >>192
スゥプ「なんで7という数字に拘るの!?」
田中「いや...なんかそのカッコいいからだ。7は幸運を象徴する偉大な数字なんだぞ」 >>193
田中「さぁ、7人揃ったぞ。町を出てモンスターを倒して経験値を稼ごう。このパーティーの力を見てみたい」 >>195
スゥプ「まったく……。ついて行けないわ」
小花「……いいの、スゥプちゃん? 一緒にモンスター退治に行かなくて……」
スゥプ「小花の良さがわからない人達と冒険なんかしたくない」
小花「スゥプちゃん……」
スゥプ「こんなに強くて、可愛いのに」
小花「可愛い!? 私が!?」
スゥプ「気づいてないの? 越えられない壁はあるけど私レベルに近いほど可愛いよ?」
小花「め、滅相もねぇだー!(ダッシュ!)」
スゥプ「小花!?」
小花「私なんてただのドジでノロマなカメだーー!」
スゥプ「小花! 危ない!」
小花は切り株に躓いて転び、ヘッドスライディングしながら肥溜めに頭から突っ込んだ。 >>196
「どうしてそんなにオドオドすんの?」
スゥプちゃんは川の水で糞尿だらけの身体を洗う小花を遠まきに見つめながら、言った。
「もっと自分に自信持ちなよ。アンタマジ強いんだから」
「そ、そっただことねぇだよ……」
小花は卑屈に笑う。
「本当、自信持ちなって! イライラするなぁ。普段大人しい子がキレると一番怖いんだよ?」
「ほ、褒めてもらうのは嬉しいだ。けど……」
「けど、何よ?」
「あたしなんか仲間にするより、さっきの強そうな人のほうが絶対いいだ」
「うっわー。イライラする」
スゥプちゃんは立ち上がると、拳を握りしめて天に誓った。
「もぉ決めた! このあたし様が絶対、小花を仲間だと認めさせてやる! そうでなきゃ小花と別パーティー組んで、田中を倒してやる!」
「も、目的変わってるだよ」
小花はとても小さな声で言った。
「あたしはシチュー騎士王を倒して……世界に自由を……(モゴモゴ)」 >>197
その頃、田中達6人のパーティーは、町の外でモンスターと遭遇していた。
弱そうな見た目だけどそこそこ強いモンスターが現れた!
田中は様子を見ている
高橋は味噌汁を飲んでいる
カレー・ダイスキーの攻撃!
カレー・ダイスキー「うぉりゃ!」
クリティカル・ヒット!
カレー・ダイスキーは弱そうな見た目だけどそこそこ強いモンスターに17365のダメージを与えた! >>198
田中「うん、ナイスクリティカル」
高橋「本当に強いなぁ。頼もしいぜ」
ウコン「……しかし、ちと強すぎはせんか?」
田中「???強すぎるのはいいことだろ」
高橋「俺らが楽できていいよな」
ウコン「しかし、あれほど強ければ、拙者や田中殿のように名が知れ渡っている筈なのだが……カレー・ダイスキーなど聞いたことがない」
田中「引っ込み思案なんだろ」
高橋「慎み深いんだよ、俺みたいに」 >>199
カレー・ダイスキー「ふぅ。いい汗かいた」
田中「お疲れ〜」
高橋「ダイちゃんナイスクリティカル」
カレー・ダイスキー「ところでさぁ、なんで巫女ちゃんがいないの?」
田中「ああ。なんか『行きたくない』って」
カレー・ダイスキー「そっかぁ」
田中「あいつ超わがままっ娘だから。いちいち気にしてたら疲れるだけだよ。ぼちぼちと慣れてってね」
カレー・ダイスキー「巫女を殺れって命令なんだけどなぁ……」
田中「えっ?」
カレー・ダイスキー「あっ。いや、なんでもないなんでもない。ハハハ」 >>200
新たな魔物が現れた!
タマゴンは生卵を投げつけてきた!
田中「ここは俺に任せてもらおう」
田中は華麗剣を口の中から抜き出した!
高橋「うわっ。いつ見てもきんも……」
田中は投げつけられた生卵を次々と斬った!
斬られた生卵はゆで卵になった!
田中「カレーに生卵もいいけど、俺はグレたゆで卵派だぜ」
タマゴンを倒した!
カレー・ダイスキー「面白い剣だな。斬ったものがカレーの具になるのかw」 >>201
ダイスキー「それはそうと、巫女は何処に居る?」
田中「...なんで巫女の居場所が知りたいんだ?」
ダイスキー「おい、さっさと答えろ、騎士狩り!お前から先に始末してやろうか!?」
田中「!?」
突如、カレー・ダイスキーの言動が一変した。
高橋「こいつ、なんか様子がおかしいぞ!?」
ウコン「貴様!何者だ!?」
ダイスキー「ククク...俺の正体、それは───」 >>202
カレー・ダイスキーは正体を明かそうとしてハッとした。
『いかんいかん。俺の悪いクセだ。ここで正体バラしたら何のために潜入したんだ』
『俺はシチュー四天王No.4クラム・チャウダー将軍。現在、シチュー騎士王様が「取り除くべき脅威」と仰る巫女、スゥプ・カリーニナを葬るべく、巫女の仲間に成り済ましているのだ』
『油断させ、目的の巫女をまず確実に殺し、その後で全員抹殺するのだ』
『……しかし俺の力があれば、真っ向から全滅させることも出来る筈……。命令だから従うが、なぜ騎士王様はこんなことをさせるのだ? 俺を信じてくださっていないのか?』 >>203
田中「ところでダイスキー君、その大剣は名のある剣と見たが、何て名前の剣なんだ?」
ダイスキー「あぁ、これはシチュ……」
田中「シチュ?」
ダイスキー「シチュエーション・オブ・イーティング・カレーという剣だ。略してSOES。そんな名の知れたもんじゃないよ」
高橋「SOECじゃねーの?」
ブラウン「なんだかクラム・チャウダー将軍の愛刀シチュー剣に似てるニャー……。まっ、気のせいか!」 >>204
田中「ところでダイスキー君、一番好きなカレーは何だい?」 >>205
ダイスキー「カレーなんていう庶民の食べ物なんか好きじゃねーよ」ボソッ
田中「ん?」
ダイスキー「お、おっと、今のはもちろん冗談だよ。ハハハ」
ブラウン「なんか怪しいニャ...」 【雑談】
>185
150台でよくわからん流れになってて混乱しただけ
ごめん
あとアンカーがないと流れが採用されてるのか採用されてないのかいまいち分からなくなる
たとえば>55は効いてるのだろうか?
不採用だと思ってたけど >>206
田中「さぁ、ぼちぼち昼メシにしよっか」
ブラウン「賛成ニャー!」
田中「ブラウンには鮮魚があるよっ。俺達はもちろんカレーだ」
クラム「……」
田中「どうしたんだい、ダイスキー君? 君の愛するカレーだよ」
クラム「……い、いただきます」 >>208
田中「そう言えばさぁ、前々から思ってたんだけど……」
高橋「なんだよ?」
田中「敵の四天王の1番下っ端にクラム・チャウダーっているじゃん?」
高橋「ああ」
田中「クラムチャウダーってシチューじゃなくね?」
カレー・ダイスキー「!」
田中「あれってスープだからコンポタやコンソメの仲間だろ」
カレー・ダイスキー「なんだと貴様ーーッ!!!」 >>209
クラム・チャウダー将軍は怒りに自分を抑えきれず、大剣『死中剣』を抜いた。
一番近くにいた高橋の首が飛んだ。 >>211
田中「何すんだアンタ!?」
ブラウン「やっぱりコイツ敵ニャ! シチュー四天王No.4、クラム・チャウダー将軍ニャ!」
田中「ええーっ!?」
クラム「俺の能力は『確変クリティカル』」
ウコン「なんだと?」
クラム「クリティカル・ヒットを一度でも出せば、その後確変する。通常1/271の確率で出るクリティカル・ヒット率が1/1.6まで跳ね上がり、
その後も67.8%の確率で連チャンする。ただしビッグなら7000以上出るが、レギュラーだと1500ぐらい」
田中「4号機のパチスロかよ!?」
クラム「とにかく全員ここで死ねっ!」 >>212
田中「ダイスキー...貴様、許さんぞーー!!」
田中は我を忘れ、クラムに襲いかかった!
クラム「フッ...所詮は人間か。よかろう...“騎士狩り”の首、頂戴致す...!!」
田中VSクラムの死闘が今始まる─── >>213
クラム「ぐわぁーーああーー!」
クラムは案外弱かった
田中「貴様!“シチュー四天王”の名が泣いておるわ!お主は深淵に沈むのがお似合いぞ!」
田中は高橋の死によってショックを受け、そのせいで性格が豹変し、変なキャラになっていた。
クラム「い、命だけは...」
田中「小賢しいぞ!騎士王の忠僕めが!死を以て償え、下衆め!貴様は売女の忌み子なのだよ、フハハハwww」
ブラウン「・・・」 >>214
クラム「お、おのれ...騎士狩りめ...仕方ない...俺の“真の力”を見せてやろう」
田中「真の力だと?笑止!!妄言を吐くのはやめにしたまえよ。負け犬の遠吠えほど見苦しいものはないぞ」
クラム「ククク...妄言かどうかはその目で確かめるがいい...うおおおお!」
クラムは力を溜め始めた! >>215
その様子を少し離れた丘の上にバイクを停めて見守っているセクシーな女性がいた。
女性の名前は峰ストローネ。別の名をストローネ・フジコ。クラム・チャウダー将軍の側近である。
峰「ウフフ。チャウダー様のアレが出るわよ」 >>216
クラムはどんどん容姿が醜く変貌していき、やがて巨大な怪物と化した。 >>217
「ステキ☆」
峰ストローネ・フジコが股間を濡らした。
「的が大きくなった〜♪」
田中がそう言いながら剣を振ると、クラムはあっという間に巨大なジャガイモに姿を変えた。
一撃必カレーの華麗剣の能力である。 >>218
巨大なジャガイモが崩れ、ボタボタと降り注いで来た。 >>219
じゃがいもが田中に勢いよくぶつかった。
田中「痛っ!!!」
田中は激痛によって、我に返った。 >>220
「ハハハ、何やってんだお前」
高橋が笑った。 >>221
田中「なんでお前生きてんだよ!?」
高橋「ふん、教えてやろう。それは──」 >>222
高橋「俺、キョンシーになれたんだぜ」
田中「キョンシーって何だよ?」
小花「オ……オラがやっただ!」
田中「君は……酒場でストーカーしてた……後でスゥプが仲間にしようって連れて来た娘?」
小花「んだ。オラの名前は豆 小花(マメ コハナ)。霊幻道士だ」
田中「霊幻道士?」
小花「死人をキョンシーという妖怪に変えて、額に札を貼って大人しくさせることが出来るだ。えと……その……」
スゥプ「ほら、勇気出して!」
小花はめちゃめちゃ小さい声で言った。「ナカマニシテホシイダ……」 >>223
田中「おう、いいだろう。丁度枠が空いたからな」
地面に転がってる“じゃがいも”を見つめながら、田中はそう言った。
高橋「よし!なんやかんやで7人揃ったな!」
遂に七戦士が結成した! >>224
田中「じゃあ、まず弱そうな奴からやろうぜ。No.2のクリームとNo.4のクラムは片付けたから、No.3のボル・7をやっつけよう」
高橋「簡単に言うよなw」 >>225
その頃、シチュー四天王No.3ボル7はとある暗い部屋の中で椅子に座っていた。
鉄の鋲が無数に打ち込まれたレザージャケットを着て、マスクで顔を隠したボル7は、部下のボル六を呼びつけると、言った。
「クラムがやられたらしい」
「あ、あのクラム様が!?」
ボル六は腰を抜かす勢いで言った。
「まぁ、巫女と仲間達はオレがやるさ」
そう言うとボル7は巨大なライフル銃を持ち上げ、ジャキンと鳴らす。
そして言葉を継いだ。
「オレの部下が、な」
「7様直々には手を下さないので?」
「バカ野郎。直接仕事をするのはいつもお前ら部下の役目だろうが。オレ様はここで命令だけ下して座ってんのが仕事なのさ」
「ハァ……」
「じゃあ任したぞ、ボル六。ボル5サーティーンも他の奴らも好きにお前が使え」
部屋を出たボル六は、思わず呟いてしまった。
「あのひと……実は物凄く弱いんじゃね?」 >>226
ボル7の手下達はしぶしぶと田中達を探しに行った >>227
その頃、田中は7人そろっパーティーの実力を試すべく、魔物狩りを続けていた。
「また……つまらぬものを斬ってしまった」
ウコンは胴を真っ二つにしたドグロマゲロス(見た目のキモいゲロのような魔物)を背に決め台詞を呟いた。
ドグロマゲロスははらわたをぶちまけ、どす黒い血を海のようにして倒れた。
「グロいわ!」
「お前、もっと綺麗に斬れんのか!」
「こんなもの、子供に絶対見せらんない!」
田中と高橋とスゥプになじられながら、ウコンはうざそうな顔をした。
「ごちそうニャ!」
ブラウンがドグロマゲロスの内臓を喜んで食べはじめた。 田中「ところで高橋よ、キョンシーになった感想はどうだ?」
高橋「悪くないな。ってか何も変わった感じしねぇ」
田中「この額のお札取るとどうなるんだ?」
小花「取ったらダメだよ。理性のないケダモノになるだ」
田中「もう取っちゃったよ」
小花「じぇじぇじぇーーっ?!」 >>229
高橋「ウキキキキキキキキニキキキー!!ぐぎぃぃぃヌホォぉ!!」
高橋は奇声を発しながら衣服を脱ぎ捨て、両手を縦横無尽に振り回し暴れ始めた。 >>230
「縛霊光芒」
小花が印を結ぶと光の縄が高橋を縛り上げた。
「もうっ。ダメだよ、特に強い人のキョンシーは手に負えないんだけん」
そして札を額にぺたりと貼ると、高橋は正気に戻り、言った。
「よう」 >>231
「しかしこの札、邪魔だなぁ。前がぶつけによく見えねぇや」
高橋は自分でお札をペロリと取った。 >>232
「ぬがあぁぁぁぁ!!!!ちんちん勃起!」
高橋の赤フンが盛り上がり、天を衝いた。
「キヘヘヘヘヘ!!!」
高橋は獣のような声で笑うと、小花の背後を取った。
「はっ!? しまった!!」
高橋の腕が小花の胸を羽交い締めにした。 >>233
田中「落ち着け!」
田中はお札を再度貼った >>234
しかし既に小花の尻に勃起した逸物を埋めていた高橋は札を貼られても止まらなかった。
「ウオォォォオ!人間暴走機関車ー!ッ!!!!」 >>235
そこに王国の衛兵がやってきた。
衛兵「貴様!民衆の目前で何をやっているのだ!」 >>236
高橋「せっくすだよせっくす! これからせっくすすんだよ見ればわかるだろ!」 >>237
衛兵「正気か!?逮捕権を行使するぞ!?」
高橋「うるせえ!」
高橋は、隠し持っていた刺突武器を衛兵に投擲した。