5レスごとに完結するリレー小説
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【ルール】
・レス番が5の倍数の人は必ず新しくタイトル(テーマ)を決める
・ずれたりミスだったりマルチ広告コピペ等であっても5の倍数のレスはすべて新しいタイトルだと見なす
・後に続く4レスでそれぞれ起承転結になるようにリレーする(4コマのコマを1コマずつ担当するイメージ)
・リレー本文以外のことも書きたい場合、文頭に★をつけて本文と区別すること。★がつかないレスは本文だと見なされる
・自分のレスを最後にスレが止まった場合(目安は一晩経ってIDが変わった程度)は連投OK
5がタイトルを決めて、6が5のタイトルから思い付いた起を書き、7が承を書き、8が転を書き、9が結を書いてまとめる
ここでリセットされて、10が新しいタイトルを決めて、11が起を書き…の繰り返しで
5レスごとに完結するリレー小説を作っていきましょう …そうして勇者キ・モオタが聖水をかけた。女は泡になってしまったとさ。おしまい」
おばあちゃんはそう締めくくって本を閉じた。
★ズレが発生したため>>140そのものがタイトルになる キモオタは女に聖水を振りかけた。
あわ、溶ける、、溶け 溶けない!
ただ服だけなぜか溶けてしまい、存外剛毛だった金のイン毛が露わになってしまった。 ここは刀葉林
叶姉妹がいる
美香が恭子誘惑している かれこれ刀葉林をスルーされること複数回
相手にされぬままリレー小説スレに入り浸るも、ことごとく無視される始末
社会から爪弾きにされ家族もない。零細企業でこき使われたどり着いた先であるここでも反応がない
見るも無残な見苦しき人のなれ果て
彼がそれに気づくのは、もう少し先の話である 「おいおい荒らしはスルーって知らないのか?」
ケンジはそう言うと、自分のパンツの中に手を突っ込んだ。
「煽りももちろんスルーだぜ?」
パンツの中に入れられた手が、もぞもぞと何かを剥いている。 「被りが重なると困るよね」
ばつが悪そうに笑いながらケンジは皮を剥き続けた。 沖縄に豚の耳を切り刻んで食べる風習があるという。
それをご主人が美味しそうだとテレビを見ながら言っていた。
横にいるわたしは毛がぞわっとなって全身が粟立った。
ご主人は先ほどから包丁、ハサミをテーブルに並べ猿ぐつわや縄などたくさんの道具を用意し出している。
何をしようというのか。 一週間後、山林の中からネコミミ少女のパンツが発見された。 ニュースにて
昨日女性のバラバラ遺体発見されました
名前は明らかにされていません 30話刀葉林
ここ刀葉林
叶姉妹が手招きして神様誘惑している 第31話 「家族忍者隊クッチャマン」
登場人物
オクチャマン……45歳主婦、狂暴、理不尽
クッチャネ・クッチャマン……主人公、48歳無職、ぐうたら亭主
他 クッチャネ・クッチャマンは炬燵で食っちゃ寝しまくったため、炬燵と融合合体してしまった!
オクチャマンはぐうたら亭主ごと炬燵を破壊しようと口から雷撃を吐き出した! その雷撃を、クッチャは炬燵を盾にして弾いた。
そして拳を振るった。
「なッ!?」それでもオクチャは冷静だった。深追いすることなく、すぐさまクッチャの炬燵の間合いから離れるべく後方へ跳躍。距離を稼ぐ。
「遅いべよっ」
クッチャは地面を蹴った。そのまま炬燵を掴み上げ、炬燵のテーブル部分をオクチャの頭部に叩きつけた。
厚さ数センチの鋼鉄の板が仕込まれた炬燵テーブルは岩盤の如し。オクチャの頭蓋は衝撃に耐えきれず砕け散る。そのはずだった。
「簡単に死ねるかっての! オラオラオラオラッ!」
オクチャの拳が乱舞した。
そのまま炬燵の鉄板をベコベコに抉り、貫く。
「なんだっぺよそれは!」
「アイアンフィストだよッ! 鐵のオクチャって言えば、伝わるかねこの小童めが!」
オクチャは振り抜いた拳を反転させクッチャの腹部に叩きつけた。たまらずクッチャは後退するが、衝撃は殺しきれない。そのまま防具を突き破りクッチャの鉄拳が腹部を貫いた。
「ごぉわっ……」
クッチャの口内に血が溢れ出す。
だがクッチャはそこで笑みを浮かべたのである。
「おめぇば倒す算段はついたべよ」 「ちょっと、うるさい!」
三女のフーセンガム・クッチャネーチャンがドアを蹴破った。
「夫婦喧嘩なら住宅建設予定の空き地でやれやボケども!」
「もぉ、集中できないじゃん」
長女のマタイッ・チャウーマンが気だるそうにその後から顔を出した。
「せっかく豪華な自慰行為に耽ってたのに……」
「わかれるの? リコンしちゃうの、ママ達?」
最後に三女のスグナイ・チャウーマンが号泣しながら入って来た。
「やだよぉ〜〜〜! いつまでも私達の面倒みてよぉ〜〜〜」 スグナイの涙で家の中が水浸しになり、やがて世界中が海になった。三姉妹とオクチャは炬燵に飛び乗った。
フーセンガム「空き地を目指すよ!面舵いっぱーい!」
マタイッは炬燵船の揺れにより絶頂した。
クッチャとオクチャは娘たちの手前、とりあえず和平協定を結んだ。
家族忍者隊は今日も平和である。(完) 地獄の雪女
地獄
雪女は釜茹でされている
みのきちおじいさん凍らせた罪で
雪女は泣いている
しかし。鬼女は釜茹で続けている
温度上げている 親父の家にあった本の正体を知った私は少し嬉しくなったと思ったか? 猫はやがて化け猫になった。化け猫となった猫は、男が放置した謎の本棚の前に鎮座した。
もしもあなたがそこに訪れたら、猫がその二本に割れた尾で本を取り出し、その奇妙なタイトルの本を寄越すのだろう。
それを読むか、読まないかは……あなた次第である。
(終) 33話
地球が終わりゆく最後の時間、皇国の脱出船は一機だけ
そこに皇女殿下ーーエレナを乗せるため、幼馴染みであり友であった近衛騎士のカイは、自分だけ助かることを渋るエレナに嘘をつき1人、第二新天地となる惑星へと旅立たせた。
船はなくなり、消えゆく地球の底で、カイは愛する人のことを思いながら、最後の時をどう過ごすのか。 カイ「かい、かい、かい〜の」
カイは柱に背中を擦りつけた。
カイ「うひひ。カイはかい〜の」 ひたすら掻いた後は書いた。エレナを思ってカイ想してカイたそのカイ文書は、カイ心の出来映えだった。
「エレナって今思い出しても、か〜いいなぁ! よーしこの文章をカイ覧板にして回すぞー」
カイ隈には誰もいないのにも関わらず、カイは愉カイ痛カイだった。 謎の人影を月光が照らし出した。
それは新たなる住み処の新惑星へ旅立った筈のエレナであった。
「ククク……。今頃私の影武者があちらへ着いている頃だな」
エレナはそう呟くと、サングラスとつけ髭を取り出し、オッサンに変装した。
「ククク……カイ」
エレナは突然、涙を流し始めた。
「貴様はこんな私を許してくれないでしょうね」 あたしは会社の通勤で履いていくパンプスに名前をつけた。その名もパンクス!
これを履けば毎日のユーウツなムードが、ちょっぴりパンキッシュなムーヴになってアガる。 信号のない横断歩道を渡っている時だった、
私が渡っているにも関わらず、暴走ダンプがそのままのスピードで突っ込んで来た。
「あぶない! 逃げて!」
そんな声に押されて私は前の歩道にヘッドスライディングして助かった。
振り返って、思わず悲鳴が漏れた。
私を助けてくれたのはスパンクだった。彼は私の代わりにダンプに轢かれ、横断歩道の上でぐしゃぐしゃに潰れていた。 ぐしゃぐしゃになったその亡骸を、私は土に埋め、その後弔った
するとその時──!! ワン! ワン!
元気なパンクスの声が向こうからやって来た。
「>>177をよく見て! 死んだのはスパンクだよ! ぼくじゃないよ!」
「パンクス! 生きてたのね! よかった!」
お姉さんとパンプスのパンクスはスパンクの墓の前で抱き合った。
「ワン! ワン! ワン!」
「あなたさえ生きててくれれば他のことはどうでもいいわ!」
お姉さんがその後、スパンクの墓参りに訪れることはなかった。 ケイジは震える手で最後の千円札をサンドに突っ込んだ。
この20〜30GでGOGOランプがペカらなければ、自分の命を売るしかない。
「頼むぅ〜っ! ペカってくれぇ〜っ!」
涙と鼻水を流しながら、ケイジはGOGO ジャグラーEXのレバーを叩いた。 しかし、ペカらなかった。
ケイジ「うっ、うわぁぁぁぁぁあああああぁぁ!!!!!」
ケイジは自らの不運を嘆き、絶望の悲鳴をあげた。これで命を売る事が確定してしまった。
取り立て屋「ククク、さぁ約束通り命を貰いますよ...」
ケイジ「た、頼む!もう一度チャンスをくれ!次こそは必ず!」
取り立て屋「やれやれ、困りましたねぇ。仕方ない...最後に一回だけ“挽回の機会”を与えましょう。裏社会の住人達が運営してる違法賭博『クソ・ブリブリゲーム』を無事クリアしたらこの借金はチャラにしますよ」
ケイジ「なるほど!クリアするだけでいいんだな!よし!そのゲーム、参加するぜ!」
ケイジは命を担保にして、謎のギャンブル『クソ・ブリブリゲーム』に参加する事となった! クソ・ブリブリゲームのルールはとても簡単なものだった。
・衆人環視の真っ只中でうんこをする
・うんこをする時にブリブリという音が出ればクリア
それだけなのだが、これが実は難しいのである。
人は極度のストレスの中では肛門が萎縮してしまい、勢いよくうんこが出来ないものなのだ。
しかも大勢に見られながらでは、羞恥心も手伝ってなかなかブリブリとはいかない。
取り立て人はチャンスをやるなどと言いながら、実はケイジを晒し者にして楽しもうとしているだけなのであった。
しかしケイジにとっては紛れもなく最後のチャンスである。
これを物にしない手はないっ。
これを物に出来ないのでは主人公たる資格もないっ。
ざわ…
ざわ……ざわ……ざわ… ケイジは力んだ。尻に全身の力が集中する。
ケイジ「はあああ……ッ!」
ブプッピドゥ〜……ポトン。
ケイジ「ドヤ!」
取り立て人「ダメですぅ〜。もっと勢いよくブリブリやって下さい〜」
ケイジ「クソッ」
取り立て人「クソが体内にある限り、挑戦できますよ……さあ、次こそいい音を聞かせて下さい」
ケイジ「よーし!」
ケイジは景気付けに一度ケツを拭いた。
ざわ……
ざわ……ざわ……
ケイジ「何この紙!ザワザワしてマジ気持ち悪いんですけど!」
取り立て人「最近トイレットペーパーが不足しているので、代わりに紙幣を使用しています」
ケイジ「何だってぇぇえ?!」
ケイジはペーパーホルダーの紙幣をありったけ盗んで借金を返済することに成功した!完! ぼくはパンダ! 上野動物園から脱走してきたんだ! ウフフ!
でもお腹が空いちゃって高速道路の陸橋で足止めさ
そんな時にトラックが一台通ってすぐ目の前に停まったんだ
そしたらトラックの運転手が降りてきて僕にこういったのさ! 「うひゃあ!で、出たぁ〜!」
運転手はそのままトラックを置いて逃げ出してしまったんだ!
可愛いパンダを前にして逃げるなんて、失礼な人だよね
ぼくは仕方なく、トラックに乗り込んでエンジンをかけたのさ エンジンを吹かして僕は色々なところを旅したんだ。
東京から出て福島に向かって青森へ。
そして北海道に渡ってイクラを食べることにした。
このイクラがもう大粒のとびきり美味しいやつでさ。
ぼくは鮭のはらわたに噛みついてズルズルイクラをすすったんだ。
でも、それを見てた猟師がいたんだ。 猟師「ば、化け物だぁぁぁぁあぁあぁぁ!!!!!」
猟師は咄嗟に猟銃を乱射した!
バンバンバンバン
そしてその銃弾はぼくのからだに全弾命中し、ぼくは呆気なく天国へ直行したとさ...
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ 平凡な中学生である『馬面まどか』はひょんな事から魔力を手に入れた。 馬面まどかはその馬面から学校ではモテなかった。
しかし気になる男子がいたので魔力を使ってその男子を手に入れようと考えた。 馬面まどか「希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます。
きっといつまでも言い張れます。」
男子「いきなり何?」
馬面まどか「貴方は私が好きになる!えいっ!」ピロリーン
男子「!!!」
馬面まどか「私と付き合ってください!」
男子「…ごめんなさい」
馬面まどか「えっ!!? そんなのは違うっ!付き合って下さい!!」
男子「嫌です」 生まれながらに魔法の耐性を持つ少年「臭井 運個太郎」は、いつもの様に商店街をブラブラ歩いていた。
運個太郎「あ〜暇だな〜」 馬面まどか「あっ、臭井くん」
臭井「よう馬面、相変わらず顔が長いな」
馬面まどか「ヒドッ…食らえディープインパクト!!」 臭井「ぐわぁぁぁぁぁあ!!」
臭井 運個太郎はそのまま呆気なく死んでしまった 自称・ハリネズミの中年無職童貞男「田中」は、今日も平和な日々を過ごしていた ある日、部屋のタンスの引き出しから猫型の何かが現れ、言った。
「やぁボク未来からやって来た何か。田中くんキミあとちょっきり100日で死ぬから教えに来た」 田中「うるせえ殺すぞ!」
田中はハリネズミのオーラを全身から出した。
猫型の何か「ギャア!ネズミ!」
猫型の何かは田中の放つ刺々しいオーラに狼狽えた。
猫型の何か「でも……、ボクはもう逃げない……田中くんを見捨てたりしない!」 ネコ型の献身的な介護のおかげで、田中は101日目に死んだ。
享年101歳だった。 ハリネズミを自称する男・田中は、例の猫型の支援により、無事安らかに一生を終えた。(39話参照)
...が、神の悪戯によって田中は異世界に飛ばされてしまった!
田中「...ここ、どこだ!?」
神「異世界じゃ」 おりものまさお「女だらけの脱糞大会!どーも、司会のおりものまさおです。」 おりものまさお「ちょっとタンマ!」
そう言うと、おりものまさおはオリモノシートを取り替えにトイレに行った。
そしてトイレの中で肛門を拭くと、オリモノシートを肛門部分に貼り、再び脱糞大会に戻った。 突如、そこに謎のおじさんの軍勢が乱入!
おじさん軍勢「クククク...我々の計画の礎となってもらおう」 ピーナ「いらっしゃいまつませぇー!」
客「へっくしょん!」
ピーナ「クヤー大丈夫か?」
客「いやあコロナにかかっちゃってさ」
ピーナ「えー!ふざけるなよバカやろ!」
客「大丈夫だよ、へっくしょん!」 店員「お客様はコロナにかかっていると聞きましたが?」
客「なんだバカヤロー」 コロナは駆逐されたが、コロナを相手に躍起になっている隙に現れたカリーナによって人類は滅亡した。
カリーナの頭を撫でなから、フィリピンパブの王は一人呟いた。
「お客サン、いなくなった」 桃太郎は鬼が島に向かって歩いていた
道中、犬、キジ、猿を仲間にした
すると道の先にウンコがあった
「はて。何者かが残していったか、畜生のモノか。人の往来の邪魔をするかのように道の真ん中に鎮座しておる」
桃太郎はウンコをまたごうとした。しかしその時―― 「ウンコマーーン!」
ウンコがいきなり片手を高く上げて立ち上がり、桃太郎の股間に拳が突き刺さった。 そして犬、猿、キジは、ウンコマンについて行った。
どこへ行くのかは知らない。
ただ、彼らはきびだんごや桃よりは、ウンコが好きだったのだ。 ヒトナリは今年で80歳を迎えた。
伴侶はおらず、ボロアパートに住みながら少ない年金で老後をやりくりしていた。
あるときヒトナリがスーパーで惣菜を買って帰ってくると、ヒトナリの部屋の扉の前に一人の老婆が立っていた。
老婆は扉の取ってを持って何度もガチャガチャと左右に回している。
ヒトナリはいぶかしがりながら老婆に話しかけた。
「こおっ、そこはワシの部屋だが」
すると老婆は驚いたようにヒトナリのほうを振り向いた。
老婆は薄紫のサングラスをかけており、髪は白髪染めをしているのか黒々としていて、刺繍の入った帽子を被っていた。
どことなく上品なたたずまいで、それはこのアパートには似つかわしくない雰囲気を持っていた。
「私の部屋は、ここかと思ったんですが・・・」
老婆はそう言うと、おどおどと周りを見回した。
「そこはワシの部屋だ。何かの間違いじゃないのかね」
「でも、大家さんがここだって」
「大家が? どれ、話を付けてくる」
ヒトナリは大家のいる戸建てに回るとインターフォンを鳴らし大家を呼び出して少し話した。
ヒトナリは老婆のところへ帰ってくると老婆に言った。
「あんたの部屋はそこのとなりだ。ワシの部屋のとなりってことになるが」
「ああ、隣でしたか。どうもすみません」
老婆はそう言うと深々とお辞儀をして、ヒトナリノ部屋のとなりの部屋に入っていった。
ヒトナリは一寸考えたようにその場に立ち尽くすと、すぐに自分の部屋に入った。 その日を境に、夜、隣室で呻き声のようなものが聞こえるようになった。
ヒトナリの趣味は怪談で、老婆と会った前日も、北海道のとある有名な心霊スポットへ足を運んでいた。
30年ほど前から怪談師をやっている旧知、怪異譚収集家の村田さんを伴って足を踏み入れた廃墟のホテル。
その地下室で2人は隠し扉を見つけたのである。
とはいっても元がホテルだったため、病院のような不気味さは無い。ただ地下のライブステージがあっただけである。
そこには楽器の類が残されており、保存状態の良いギターが何本か手付かずのまま残っていた。
「このギター、エピフォンの旧ロゴじゃないか。これは中々良いものだよ」
ヒトナリはギターも嗜む。年金暮らしになってからは高い楽器を買えず、手持ち無沙汰な日々を過ごしていた。
それだけに懐かしさがこみ上げ思わず壁掛けされていたギターを手に取って持ち帰ってしまったのである。
村田さんは頑なに止めていたが楽器に罪はない。心霊スポットから物を持ち帰り部屋に置く事はタブーとされているが、
何か起きたらそれもまた一興である。ヒトナリは浅薄にもギターを数本盗み、部屋に飾ったのであった。 隣の老婆が呟くと、それはヒトナリの耳に入った。
ヒトナリは得も言われる悪寒を覚えた。
いくら安アパートで壁が薄くとも、隣の部屋の老婆のつぶやきが私の耳に入るだろうか?
ふとヒトナリは自室に飾ってあるギターを見た。
ギターのネックは曲がり、弦は赤錆びている。ヒトナリは自分の両手を見た。それは真っ白な白骨であった。
「はああああ、青春が、わしの青春が・・・」
ヒトナリはその場に倒れると粉々に砕け散った。
〜完〜 そしてヒトナリは白昼夢の中、己が高校の時を思い出すのである
あの日のライブハウスでの出来事を
そうか、自分は昔あそこにきたことがあった。そこで楽器を奏で歌を歌っていたのだ
記憶の奥底で沈んでいた映像が蘇り、そして老婆の顔にかつての面影を思い出していた
ーーいつか、音楽で食べていけるようになって、美江ちゃんと一緒に住んでさ。
そんなやりとりをしていたことすら忘れ、いつしか夢さえなくしていた己の人生
ヒトナリは死にゆく刹那の中で、確かに青春の足音を感じ取ったのであった 「ほう。これは世界一長い小説のタイトルとしてギネスに申請してみようか」
編集長はそう言うと、編集の武部に命じた。
「念のため、現状世界で一番長い小説のタイトルを調べてくれ」 「全ては >>228 のくだらない横槍が原因だろう」
「やれやれ、これは234まで埋めて235で仕切り直すしかあるまい」
「そうだな。では、 >>228 には責任を取って次のタイトルでも決めてもらおうか」 武部「調査終わりました、残念ながら世界最長タイトルは300字超、この小説のタイトルは228字です…!ギネス狙えません!」
参考:https://www.sinkan.jp/news/7710?page=1
編集部の皆は落胆した。
編集長「では>>228にはそれよりも更に長いタイトルを考えさせるか」
伊藤「しかしながら彼は長文を毛嫌いしているようです…不適任かと…」
「うーむ」
編集長は唸った。 そして腰を捻って動けなくなった。
編集長「今日は休みます」 御年125歳だが、見た目は20代まで若返っていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています