キモいけど、幸運
主人公の名前は胆池 光雲(きもいけ・こううん)、高校二年生
名前通りにキモいのだが、輝くほどの幸運の星の下に産まれた男である
どなたでもご自由に描いて下さい
彼のキモさを、彼に降り注ぐ幸運なエピソードを、彼に群がるヒロイン達を ジャイ子「いきなり脈絡のないことを言い出したわ。キモイケ君ステキ……」 しかし、クタクタでサンマは多分軽量化した晩には無い安全第一の行動 しかしジャイ子は家まで押しかけて来た。
「あたしのこと、めちゃくちゃにして!」 「あたしのココが、クリスマスプレゼントよ」
そう言うとジャイ子はパンティを横にずらし、濡れそぼった割れ目を見せた。 「ちょっと待った!」
漢の中の漢が現れた。
彼の名は雁太剛(かりぶと たけし)。漢の中の漢である。 五十嵐さん、お股が濡れてるけどオシッコ漏らしたの? 「ただいま」
キモイケが独り暮らしのドアを開けると、いつものようにかのんちゃんが迎えに出て来た。
「お帰り、今日もキモかった?」
かのんちゃんはキモイケが飼っている女の子だ。 かのんちゃんはキモイケの飼育しているペットである。
ゆえに二人で住んでいても独り暮らしなのだ。
キモイケ「さて、メシでも作るかな」
かのんちゃん「早く、早くぅ」
ゆえにペットは料理どころか何もしない。
ただ可愛がられるだけの存在なのだ。 キモイケ「その前にやっぱり、かのんちゃんが食べたい」
押し倒し、白いブラウスを脱がしにかかるキモイケだった。
かのんちゃん「もぉー。ダメっていっつも言ってるでしょ。キュピピピ!」
かのんちゃんがキュピピピ!の呪文を唱えると、キモイケのちんぽに嵌め込まれた金のリングが締まる。
しかも優しさなどまったくなく、容赦なく千切れるほどの強さで締まるのだ。 かのんちゃん「キュピピピ!」
キモイケ「あああああぎもぢいい!!!!!」
ペットとエッチしようとする男は、キモい。 かのんちゃんは実は人間ではなく、幸運の―女神―である。 即ち、ビーフカレー戦隊イカレテンジャーの一員であるのだ レッド=雁太
ブルー=車海老
グリーン=五十嵐
ピンク=ジャイ子
イエロー=かのんちゃん
ブラック=キモイケ 勤務地へ向かって走りながら、キモイケは聞いた。
「かのんちゃん、僕のこと、好き?」
「好きよ」
「愛してる?」
「好き好き」
「僕はかのんちゃんのこと、肉便器にしたいよ?」
「あははは」 走りながらジャイ子がチラチラと乳首を見せているが、キモイケは気づかない。 かのんちゃん「あけましておめでとう」
キモイケ「……」 キモイケ「……」
かのんちゃん「コミュ障なところがまた素敵」 キモイケは鰯を吐いてしまった
かのんちゃん「キャー!吐き方がまた目と目で通じ合ってMUGON・色っぽい」
全く、キモいけど、幸運な男である 「イヤならやめちまいな!」
おやっさんはそう言うと、鉢巻きをして鮪をさばきはじめた。 おやっさんは鮪寿司を完成させると、すべて持って帰って行った。 「おじさん、2個くださいな」
キモイケが陰鬱な声とともに買いに来た。 おやっさん「 そうだな紅白かまぼこコロッケ 2個だな OK OK」 エドワード「夜中に レンチンして食べたらうまかった」 エドワード「むぐっ?」
エドワードは餅を喉に詰まらせた。 キモイケはそれを眺めながら鼻糞をほじり、食べている かのんちゃん「キモイケ君は正月の餅喉詰まらせは自己責任の鉄則を知り抜いているから傍観しているのよね
「傍観しながらの鼻くそ塩分補給」がキモくてかっこいいのよねキモイケ君しか出来ないわ
素敵・・・ キモイケは「キモキモ部」の部活にしばらく専念したいのだが、
のちに再び
ギャル美(クラス1の美女)
ジャイ子(若い頃の前田敦子似)
古橋文佳さん(白梅の枝のような掌の文芸部長)そして かのんちゃん の4つ巴のキモイケ争奪戦が始まるのである。 斎藤くんは半年前、蚊に刺されて死に、ゾンビとなったが気のいい奴だ。
噛まれると自分もゾンビになるので、そこはキモイケは重々気をつけている。 趣味が二人ともボウフラの飼育なので、そのあたりで気が合うのだろう。 キモイケ「斎藤! 新しいボウフラを手に入れたんだ。見に来いよ」
斎藤くん「ああぁ……」
キモイケ「かのんちゃんのことは気にするな。無視していい。あれは俺のペットだから」
斎藤くん「ああぅ……ああぁ……」
キモイケ「だめだめ。噛んじゃだめ」 キモイケの部屋に上がり込んだ斎藤くんは早速かのんちゃんの首筋に噛みついた。
「あっ」 かのんちゃん「あっ。気持ちいい」
ゾンビ斎藤くんはかのんちゃんを食べはじめた。
キモイケはこの光景に興奮し、急いで動画を撮りはじめた。 ゾンビ斎藤くんは咬合力が弱い(水ようかんの固さに苦戦する)のでかのんちゃんをなかなか食べられない かのんちゃん「ああっ。このちょうどいい力加減がたまんないのぉ〜……!」 イカレテンジャーに出動がかかった
イカレパープルは、風呂敷に牛肉とフライパンとガスコンロを包んで支度を整えた キモイケはイカレテンジャーに「ゾンビ斎藤くんに嫉妬したからゾンビ斎藤君とは友達の縁を切りたくて」
イカレテンジャー「では手筈を整えますか」
ゾンビ斎藤君の甘噛みタイムにかのんちゃんはくすぐった気持ちいい快楽の世界
キモイケ「いや僕は僕自身のゾンビ斎藤君への嫉妬心が僕自身やみつきになっている僕自身がいる。ゾンビ斎藤君への親愛が増しているんだ。」
イカレテンジャー「了解」 エドワード「そうだなあ、私が好きなえび天そばでも」 レッド=雁太
ブルー=車海老
グリーン=五十嵐
ピンク=ジャイ子
イエロー=かのんちゃん
ブラック=キモイケ
ジャイ子だな 廊下で女子に囲まれているキモイケくんを隠れて見ているじとついた影があった。
彼の名は真木 茂男。真のキモメンである。あだ名は『木茂男』。
木茂男「くそぅ。俺とアイツ、キモレベルは同じぐらいなはずなのに、なぜアイツはモテて、俺はパソコンだけが恋人なんだ」 かのんちゃん「うお〜っ私が主人公だーぅう」
かのんちゃんはどこからともなく日本刀を取り出すと斎藤くんや胆池を滅多斬りにした。 「いいね、あの子!」
キモ男(木茂男)は一目で恋をした。 キモ男の趣味は細菌の飼育である。
現在ハマっているのはレジオネラ菌。浴室を高温に保って育てていた。
毎日顕微鏡で見るレジオネラ菌のうようよする姿が可愛くて仕方がない。
本当は炭疽菌やエボラちゃんが欲しくてたまらないのだが、高校生の身分では高嶺の花だ。
「レジオネラ菌を詰め込んだガチャガチャのカプセルを彼女に贈ろう」
キモ男はピュアな瞳を輝かせてひとりごちた。
「あの子、喜んでくれるかな……」 それがキモ男の最期だった。
彼はかのんちゃんが振り回していた日本刀が
首をかすめ、
そのまま出血多量で死んでしまったのだ 次の日、キモ男は勇気を出してかのんちゃんにカプセルを渡した。
「こつ……これっ…! これが僕の気持ちだから!」
カプセルを受け取るまでもなく、かのんちゃんはキモ男をその場で蹴り飛ばした。
「キモいんだよ、てめー!」
「自分のキンタマでもしゃぶってろ!」
ギャル美と二人で何度も何度も踏み潰した、もちろん靴底には使い捨てのビニールを貼って。 「俺……将来、絶対、高名な細菌兵器技術者になるから……!」
キモ男は執拗にかのんちゃんにアタックした。
「青田買いしとかない? 今ならお得だよ!」 しかし木茂男(キモ男)はかのんちゃんの不興を買うだけ。キモイケくんとは格(幸運の星に生まれつき愛されてる度)が違うのだ 木茂男はかのんちゃんとギャル美と古橋文佳さん(白梅のような掌の文芸部長)の3人連名で、「キモイ罪」の罪状で告訴されそうな勢いだ
「キモイ罪」が成立すると懲役1年の実刑は免れないであろう かのんに日本刀で切られ病院へ搬送された、キモイケは搬送先の病院で目を覚ました。
彼は致命傷を負ってしまったが、幸運にも名医がいたおかげで命を吹き返したのだ