キモいけど、幸運
主人公の名前は胆池 光雲(きもいけ・こううん)、高校二年生
名前通りにキモいのだが、輝くほどの幸運の星の下に産まれた男である
どなたでもご自由に描いて下さい
彼のキモさを、彼に降り注ぐ幸運なエピソードを、彼に群がるヒロイン達を 「キモイケくっふぅん!」
クラス1可愛いと評判のギャル美がすり寄る勢いで話しかけてきた
「今日、帰り、一緒にcocoでタピらない〜?」 キモイケ「あ。すみません。帰ってボウフラの面倒を見ないといけないので……」 ギャル美「え〜?ボウフラって何〜?あたしも見た〜い」 キモイケ「ボウフラとは、蚊の幼虫の俗称です。棒のようにフラフラと水中で揺れる様からそう呼ばれています。
水中にすみますが、汚水、たまり水、清水とそれぞれすむ種類が異なるんですよ。
腹端の呼吸器を水面に出して呼吸しまる。蛹(さなぎ)(オニボウフラ)は胸部が大きく、胸背に呼吸器があり、自由に泳ぐんです。可愛いですよ。
水中の微生物や有機物を餌としますが、他のボウフラを食べるもの(カクイカ類,オオカ類)なんかもあります。
興味、湧きましたかね?」 ギャル美「素敵〜! その一週間ぐらい洗ってないみたいな男の匂いの染み付いた制服〜!」 ギャル美「素敵〜! いつでもオープンな社会の窓〜」 さて、MOTHER2における登場人物のセリフを繰り返し読み込んでいく過程で、一つ気づきがあった。
MOTHER2は淡々とした、感情的ではないキャラクターが大多数を占めているのだ。
「ほのぼの」や「ハートフル」としばしば形容されるMOTHER2のイメージからすると意外に思えるが、キャラクターのかわいらしいグラフィックや、全体の優しい味付けが「ほのぼの」させているのだろう。
実際はセリフや看板などの文字だけを読むと、「シュール」かつ「クール」なテキストが多い。
たとえその人が焦っていたり、悲しんでいたり、怒っていたりしても、どこかその感情を客観的に見つめているような言い回しばかりなのだ。
その中で唯一、物語の最初から最後まで、セリフで、行動で、あらゆる手段を使って感情をむき出しにしている人物がいる。
ポーキーである。 MOTHER2とMOTHER3には、ポーキーという悪役が登場する。
MOTHER2の主人公であるネスの隣の家に住むポーキー。
ゲーム開始直後のポーキーは、少し生意気で乱暴で意地悪なところがあるだけの、本当にごく普通の少年だった。
ある晩、ネスの家の裏山に隕石が落ちたことからMOTHER2の物語は始まる。
隕石の近くまで一緒に行ったネスとポーキー。
そこで出会った“未来からの使者”ブンブーンによると、未来の世界ではギーグという“宇宙最大の破壊主”が、地球を滅ぼさんとしているらしい。
ブンブーンはネスに、「言い伝えでは 3人の少年と1人の少女がギーグを倒すという」と語る。
それを聞いたポーキーは、「ネス! ずいぶん厄介なことに巻き込まれたみたいだな。
3人の少年って、おれもはいってるのかなぁ。…いやだなぁ。ドキドキ」と胸を躍らせる。
しかし実際は、ギーグの手下としてポーキーはめきめきと頭角を現していくのだった。 ポーキーにつきまとう「寂しい」という感情
最後の戦いの手前、ポーキーを模したロボットはこう言う。
◆なかよく しようよ。
◆ぼくが ポーキーです。
◆ほんとうは こんなに すなおな ただの ちいさな しょうねんです。
◆もっと ぼくを かわいがってください。
そして、ついにポーキーのもとまでたどり着いたリュカ(MOTHER3の主人公)に対し、ポーキーは「さみしい」と言う。「これから世界は滅ぶけれど、さみしい」、と。
◆あははは。
ちょっと さみしいけどね。
◆そんなことでもないと ぼくは じぶんの たいくつに
おしつぶされそうなんだよ。
◆いくらこうげきされても ぼくは しなないんだよ。
◆たおれることまでは あっても ぼくは しなない。
◆しらなかったろう?
◆ぼくは なんどもなんども じかんと くうかんを ひっこししてきたから ふつうのにんげんのように ふつうに としをとることができなかった。
◆もしかしたら 1000さい かもしれないし 10000さい なのかもしれない。
◆あたまのなかは こどものときの ままなのにね!
◆ぼくの あそびに こんなに さいごまで つきあってくれて ありがとう。
◆あんがい ぼくって いいやつだろう?
あは あは。 ポーキーは、圧倒的に孤独な人だった。
大好きな友達(ネス)に対して素直になれず、両親にも遊んでもらえない、寂しさを抱えた子どもだったのだと思う。
時間と空間を移動し、普通に子どもらしく遊ぶことができず、寂しくて、遊びたくて、MOTHER3の世界をめちゃくちゃにした。
「寂しい、寂しい」というメッセージを繰り返した直後、ポーキーは半ばだまされるようにして「ぜったいあんぜんカプセル」というマシンの中に閉じ込められることになる。
カプセルの中にいる人があらゆる危険から身を守ることができるだけでなく、カプセルの外にいる人にとっても、中に入った人から今後一切危害を加えられることがなくなる「絶対安全」なカプセル。
一度入ると、もう出ることができなくなってしまうのだ。
それがポーキーの最後だった。
ポーキーは今でもずっと、カプセルの中で一人だ。
寂しい、としきりに言うポーキーにとって、考え得る限り最も”むごい”仕打ちだったはずである。 「キモイケくん」
白梅の枝のような掌が肩を叩いた。
振り向くと、文芸部長の古橋文佳さんだ。
「あなた、批評文の素質があるわ。文芸部に入らない?」 中居正広
当スカトロにはメニューは一切ございません。
好きな料理を言っていただければ何でも作らさせてもらいます。
キモイケ
肛門でお願いします。
中居正広
オーダー! ウンコたっぷりアナル料理! ジャイアン「お前、体育館裏に呼び出されてんだぞ。その意味ぐらい、わかるよな?」 ジャイ子「いきなり脈絡のないことを言い出したわ。キモイケ君ステキ……」 しかし、クタクタでサンマは多分軽量化した晩には無い安全第一の行動 しかしジャイ子は家まで押しかけて来た。
「あたしのこと、めちゃくちゃにして!」 「あたしのココが、クリスマスプレゼントよ」
そう言うとジャイ子はパンティを横にずらし、濡れそぼった割れ目を見せた。 「ちょっと待った!」
漢の中の漢が現れた。
彼の名は雁太剛(かりぶと たけし)。漢の中の漢である。 五十嵐さん、お股が濡れてるけどオシッコ漏らしたの? 「ただいま」
キモイケが独り暮らしのドアを開けると、いつものようにかのんちゃんが迎えに出て来た。
「お帰り、今日もキモかった?」
かのんちゃんはキモイケが飼っている女の子だ。 かのんちゃんはキモイケの飼育しているペットである。
ゆえに二人で住んでいても独り暮らしなのだ。
キモイケ「さて、メシでも作るかな」
かのんちゃん「早く、早くぅ」
ゆえにペットは料理どころか何もしない。
ただ可愛がられるだけの存在なのだ。 キモイケ「その前にやっぱり、かのんちゃんが食べたい」
押し倒し、白いブラウスを脱がしにかかるキモイケだった。
かのんちゃん「もぉー。ダメっていっつも言ってるでしょ。キュピピピ!」
かのんちゃんがキュピピピ!の呪文を唱えると、キモイケのちんぽに嵌め込まれた金のリングが締まる。
しかも優しさなどまったくなく、容赦なく千切れるほどの強さで締まるのだ。 かのんちゃん「キュピピピ!」
キモイケ「あああああぎもぢいい!!!!!」
ペットとエッチしようとする男は、キモい。 かのんちゃんは実は人間ではなく、幸運の―女神―である。 即ち、ビーフカレー戦隊イカレテンジャーの一員であるのだ レッド=雁太
ブルー=車海老
グリーン=五十嵐
ピンク=ジャイ子
イエロー=かのんちゃん
ブラック=キモイケ 勤務地へ向かって走りながら、キモイケは聞いた。
「かのんちゃん、僕のこと、好き?」
「好きよ」
「愛してる?」
「好き好き」
「僕はかのんちゃんのこと、肉便器にしたいよ?」
「あははは」 走りながらジャイ子がチラチラと乳首を見せているが、キモイケは気づかない。 かのんちゃん「あけましておめでとう」
キモイケ「……」 キモイケ「……」
かのんちゃん「コミュ障なところがまた素敵」 キモイケは鰯を吐いてしまった
かのんちゃん「キャー!吐き方がまた目と目で通じ合ってMUGON・色っぽい」
全く、キモいけど、幸運な男である 「イヤならやめちまいな!」
おやっさんはそう言うと、鉢巻きをして鮪をさばきはじめた。 おやっさんは鮪寿司を完成させると、すべて持って帰って行った。 「おじさん、2個くださいな」
キモイケが陰鬱な声とともに買いに来た。 おやっさん「 そうだな紅白かまぼこコロッケ 2個だな OK OK」 エドワード「夜中に レンチンして食べたらうまかった」 エドワード「むぐっ?」
エドワードは餅を喉に詰まらせた。 キモイケはそれを眺めながら鼻糞をほじり、食べている かのんちゃん「キモイケ君は正月の餅喉詰まらせは自己責任の鉄則を知り抜いているから傍観しているのよね
「傍観しながらの鼻くそ塩分補給」がキモくてかっこいいのよねキモイケ君しか出来ないわ
素敵・・・ キモイケは「キモキモ部」の部活にしばらく専念したいのだが、
のちに再び
ギャル美(クラス1の美女)
ジャイ子(若い頃の前田敦子似)
古橋文佳さん(白梅の枝のような掌の文芸部長)そして かのんちゃん の4つ巴のキモイケ争奪戦が始まるのである。