ボクたち家族
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主人公の名前はハルト。26歳。働きたくない、何もしたくないダメ人間。
趣味で自作曲のギターの弾き語りはするが、一発当てようなどという気はない。
長所はただひとつ、とても優しい。
もう一人の主人公の名前はカナエ。24歳。ハルトの妻。頑張り屋さんでしっかり者。
家事全般を完璧にこなすのに加え、そこそこ大きな会社の経理を努め仕事ぶりを評価されていた。
結婚してからハルトがダメ人間だと気づくが、彼の優しさを愛してしまっている。 ハルトはワンルームの部屋で、いつものようにゴロゴロしていた。 秋の風が窓から入って来る。
ハルト「気持ちいいな。生きてるってこういうことなんだよな」 カナエはスーパーのレジ打ちのパートの仕事で6時半までは帰って来ない。 ハルト「カナちゃん帰って来ねぇかなぁ……ってまだ昼2時かよ。ハラ減ったよぉ〜」 ハルト「アイツ最近メシ手抜きだよな。昨日の晩なんか鮭のアラ炒めだった。しかもスーパーで従業員価格の1パック80円だかで買って来たやつ」 6時半になり、カナエが帰って来た。
「ただいま〜。ねぇねぇハルト、帰り道の運送業者に貼り紙してあったんだけど、運転手募集してたよ」 ハルト「そんなことよりハラ減ったよぉ〜。カナちゃ〜ん。カナちゃ〜ん」 ハルト「今日の晩メシ何〜?」
カナエ「鮭のアラと大根の葉っぱのカレー味炒めにしようかと思って」
ハルト「ええー?? じゃあさ、ハンバーグ食べに行こうよハンバーグ。ぱっくりドンキーにさ」
カナエ「じゃあさ、って何よ。あたしの手作りよりそっちのがいいの?」 ハルト「あ、ごめん……。カナちゃん頑張って作ってくれてるんだもんな。俺が世界で一番食べたいものな〜んだ? カナちゃんの手料理っ!」 カナエ「言われなくても食べさせてあげるわよ!でも、ハルトもちょっとは働いてよね?」 ハルト「ねぇ〜、カナちゃん〜、子供欲しくない〜? 可愛いよぉ〜? 子供ぉ〜」 ハルト「俺のことバカだと思ってんの?お金がいることぐらいわかってるよ!カナちゃん、働いてた時600万貯めたって言ってたじゃん」 カナエ「言ってないけど……もしかして私の個人通帳、覗き見たの……?」 中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
U5O カナエ「またそうやって怪しいサイトばっかり見てる!」 ハルト「カナちゃん、俺、インドに行きたい!ってかインドに行かなきゃダメな気がする」 ハルト「カナちゃん、僕は君を幸せに出来る自信はないけど、君といれば僕が幸せになれる自信は絶対にある!」 ハルト「だっ……誰だ!? 勝手に人ん家に入り込んで……警察! 警察ー!」 カナエ「あんまり興奮させるようなこと言っちゃだめ!」 しかし、
晩には庭で
フランスのラトーが「スケベしてますか?」と、
尋ねるから僕は、「C'est dur tous les soirs.」と、答えたのだけど… 「お前のフランス語わかんない」と流暢な日本語で言われたので、 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています