X



トップページ創作発表
393コメント282KB
【RPN】文堂珈琲館part1
0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/14(水) 22:32:02.38ID:6LoKN39l
前身スレ: http://itest.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1519338178/l50

このスレは、文堂珈琲館という架空の喫茶店を舞台に、各々の作ったキャラに成りきって他の客や店員との会話や関係性を楽しむことを目的としています。

反応すること・しやすさを心がけ、一人で暴走するのは避けてください。

以下の(>>2-4あたり)ルールを守って書き込みましょう。
0002創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/14(水) 22:33:01.27ID:6LoKN39l
【禁止事項】
・荒らし行為
・キャラクターの殺害、その他違法行為
・別作品のキャラを丸ごと使うこと(ただし設定の一部を利用するのはあり)
・世界観を崩壊させるような設定の投下

【ルール】
・基本的にオリジナルのキャラを使うこと
・初登場のキャラクターは、その特徴に関するわかりやすい説明をいれること
・客はまず、飲食物の注文をすること(メニューは>>4を参考にしてください)
・参加者同士で自由な会話・設定の拡張を行うこと
・時間帯の変更をする時は、「時計の鐘が鳴った。【朝/昼/夕方/夜】だ」という文章を入れること

【表記上のルール】
・地の文は名前欄に場所名を入れて書く(第三者視点を推奨)
・台詞・心情描写は名前欄にキャラ名を入れて書く
・台詞は必ず「」で区切る
0003創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/14(水) 22:33:41.26ID:6LoKN39l
現在の設定一覧

【文堂珈琲館】
一戸建ての老舗喫茶。

一階→店舗部分。ゆったりとできる程度の広さで、店員との会話や豊富な蔵書を楽しめる。

二階→二階全体が物置部屋になっている。
先代マスターが収集した骨董品や本などが置かれており、客にも解放されている。

【人物】

《町田 小枝(まちだ こずえ)》
亜麻色の髪をポニーテールにした女性(21)。
先代マスターの父が倒れ、急遽コーヒーの達人鴨島を雇用した。
立派なマスターを目指して頑張っているが、鴨島の方がそれっぽいので今のところ客にはバイトと思われている。

《鴨島 翔昭(カモジマ ショウショウ)》(72歳)
文堂珈琲館のマスター。店長の町田の要請によりこの店で働く。
白髪オールバックの老紳士を体現したような人である。
身長182cm、年齢の割に筋肉質。
呼び名は“翔ちゃん”

《ニャンティ・ペロティ》
アルバイト。19歳。見た目は女性。身長134cm。
髪型はツインテール。無表情。白い肌にピンクの唇。
南の島国「ゴチャン」から来た。外国人というよりはただのネコに見える。

※店員さん募集中です
0004創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/14(水) 22:34:16.45ID:6LoKN39l
    【MENU】

・コーヒー(ホットorアイス)

ブレンド 350
アメリカン 350
キリマンジャロ 400
モカ 400
ブラジル 400
ウィンナーコーヒー 450
エスプレッソ 450
カフェラテ 450
ガテマラ 500
ベトナム(店長お奨め) 500

・紅茶各種 350〜450
・ハーブティー各種 350〜450
・ココア 350
(各ホットorアイス)

・ジュース
100%オレンジジュース 400
100%マンゴージュース 450
100%タロイモジュース 100
ミックスジュース 450
レモンスカッシュ 400
クリームソーダ 400

・軽食
サンドイッチ各種 450〜650
トースト 250
カレーライス(並、大盛、ドカ盛) 500 650 800
オムライス 550
ハンバーグプレート 850
チーズハンバーグプレート 950
スパゲッティーナポリタン 500
ニャンティ特製ゴチャン風日替りランチ  
 380

モーニングメニュー(A、B、C) 500

・デザート
チーズケーキ 400
チョコレートケーキ 400
フルーツケーキ 450
白いだけのケーキ 500
タロイモとトウモロコシの萌え萌えケーキ 150
日替り動物さんアイスクリーム 700

・アルコール(夜)
ビール 500〜
ワイン 450〜
カクテル各種 500〜

==================
その他、お客様のご要望にお応えいたしますのでお気軽にお申し付け下さい
0005創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/14(水) 22:39:20.55ID:6LoKN39l
新人アルバイトのニャンティは、厨房でオムライスを作る練習をしていた。
小さな身体にエプロンが大きすぎ、余って後ろに垂れた紐がネコの尻尾のように揺れている。
無表情なのだが、その動き方からウキウキしているのが見てとれる。
0006創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/14(水) 22:44:39.50ID:6LoKN39l
「よし、完璧なオムライスの完成である」
その言葉通り、ニャンティの前には絵に描いたようなオムライスが出来上がっていた。
「あとは……昨日ネットで調べた通り、日本の喫茶店でオムライスを提供する時に行うという儀式をやるだけだ」
そう言うと黄色い薄焼き卵の上にケチャップでハートを描き、両手でハートを作り、照れ臭そうに高い声で言った。
「おいしくなぁれ、もえもえきゅん……」
0008鴨島 翔昭
垢版 |
2018/03/14(水) 22:57:15.64ID:CODX53zJ
「おお!これは素晴らしいですね。この歳でこのような活動に参加出来て嬉しい限りでございます。」
0009鴨島 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/14(水) 22:59:00.65ID:CODX53zJ
>>7
「ショウショウ殿などとよそよそしい呼び名はおやめください。翔ちゃんと皆様からはお呼びされているので是非そのように。」
0012歌川 露漫 ◆CLUdL4V/Qo
垢版 |
2018/03/14(水) 23:46:33.17ID:GCMKr+J4
私、某小説投稿サイトで批評をやっております歌川ロマンと申します。
53歳バツイチの♀でございます。
今日もまたこのカフェに参りましたのは仕事……ではなく、このお店は本棚に懐かしの「白鳥麗子でございます」を置いてらっしゃるので贔屓にしておりますの。
あ、マスター(?)がとてもナイスな老紳士でいらっしゃることも理由のひとつかしら。
0013歌川 露漫 ◆CLUdL4V/Qo
垢版 |
2018/03/14(水) 23:47:29.21ID:GCMKr+J4
「あら、マスター……。何か急激に老け込んだのではありませんこと?」
0015歌川 露漫 ◆CLUdL4V/Qo
垢版 |
2018/03/14(水) 23:53:00.35ID:GCMKr+J4
「あら、あらまぁ新しいメイドさん?
と言いますか何時からこのお店はメイド喫茶になりましたの?
今日もマスターお奨めのベトナムコーヒーにしますわ。あれ泥のように美味しいの。病みつきよ。
さてそれでは早速漫画を読み始めるとしましょう。今日は『オマタかおる』に致しますわ、ホホホ……」
0016雛森あゆみ
垢版 |
2018/03/15(木) 00:05:00.28ID:XOqpvov+
やっほー店長ぉー
またまたあそびにきたよ〜☆ミ
新装オープンおめでとぉ〜!

あたしは萩尾望都の「精霊狩り(昭和46年)」読みたいな!
0017雛森あゆみ(高2)
垢版 |
2018/03/15(木) 00:10:39.96ID:XOqpvov+
あたしは雛森あゆみ17歳
漢字で書くと雛森波間咲17歳
誰も一発で読めた奴はいないのでひらがなで通すことにした

どこにでもいる平凡な見た目の美少女だ

昭和の少女マンガマニアなのでレア物をたっぷり置いてるこの店が大好きでよく来る
「精霊狩り」の文庫本ではなく単行本を置いてる店なんてこの世でここだけだ!

でも本当のあたしのお目当てはそれよりも……あれっ?
0018雛森あゆみ(高2)
垢版 |
2018/03/15(木) 00:11:54.82ID:XOqpvov+
「翔ちゃん……ちょっと見ない間に白髪が増えまくってかっこいい」
0020雛森あゆみ(高2)
垢版 |
2018/03/15(木) 00:18:35.26ID:XOqpvov+
「翔ちゃんを……あたしにください」
0022鴨島 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/15(木) 00:33:02.18ID:heGqVQr7
>>21
「ニャンティさん、勝手に注文を捏造してはいけませんよ。あゆみさんも一旦落ち着いてくださいな。精霊狩りの続きです。」
0023雛森あゆみ(高2)
垢版 |
2018/03/15(木) 00:33:29.70ID:XOqpvov+
だめ……

だめ…….:*:・'°☆

目がハートマークになって何も見えない
何も聞こえない…….:*:・'°☆

今なら何を出されても心ここにあらずで口にしちゃいそう…….:*:・'°☆

あぁ……

恋はデンジャラス.:*:・'°☆
0024鴨島 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/15(木) 00:34:25.48ID:heGqVQr7
>>15
「お待たせ致しました。ベトナムコーヒーになります。どうぞごゆるりと。」
0025鴨島 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/15(木) 00:38:46.93ID:heGqVQr7
「ニャンティさん。取り敢えずジャーマンカモミールティーを淹れてあげてください。少し興奮なさっているようですので。確か紅茶の棚の右下にあったはずなので、お願いします。」
0026歌川 露漫 ◆CLUdL4V/Qo
垢版 |
2018/03/15(木) 00:39:47.34ID:XOqpvov+
「ありがとう。この一杯が私にとって至福の一時を下さいますわ。あとはあの小娘を黙らせてくだされば最高なのですけどね。ホホホ……」
0028歌川 露漫 ◆CLUdL4V/Qo
垢版 |
2018/03/15(木) 00:55:59.54ID:XOqpvov+
「あら、小娘が何も言わずにぶっ倒れてしまいましたわ。青春って怖いわね。
とにかく静かになりましたこと。ホホホ……。お休みなさい」
0029ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/15(木) 07:33:11.64ID:oVHbLxrm
「おはようございます。
良い天気です。TVのニュースによるともうすぐ桜が咲きます。
さて今日も新しいお客様をお待ちしておりますよ」
0030ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/15(木) 11:13:06.56ID:oVHbLxrm
「ランチの時間になりました。
本日のニャンティ特製ゴチャン風日替りランチは、私も大好物の焼パイナップル定食です。特別サービスで丸焼きにしてみました。
どうぞご賞味下さい」
0031町田小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/15(木) 11:44:27.70ID:doYszwxh
ニャンちゃんの萌キュンニャンちゃんの萌キュンニャンちゃんの……はっ!?
いけない、あまりの可愛さにぼーっとしてた。
いつの間にか昼になってるし、私も張り切っていかないと!
0032町田 小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/15(木) 11:49:27.35ID:doYszwxh
「ショウちゃんさん、ニャンちゃん、おはようございます。ところでその手に持ってる香ばしい匂いのする黒い物体は一体……?」
0033ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/15(木) 14:21:45.48ID:oVHbLxrm
「これは爆弾です。今夜国会議事堂に仕掛けよとの任務を受けました。ちなみに私は嘘をつくのが苦手なので嘘をつく練習をしています」
0034ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/15(木) 14:24:10.42ID:oVHbLxrm
>>32
「本当は、これはゴチャン産のパイナップルです。見ての通り真っ黒なのでブラック・パイナップルと呼ばれています。そのまんまです。
普通のパイナップルに比べて果汁が肉汁のようなのでご飯によく合いますよ」
0035町田小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/15(木) 16:01:49.44ID:doYszwxh
「ふわー、斬新だけどおいしそう。ゴチャン産の植物ってあんまり出回ってないし、きっとお客さんもびっくりしてくれるよ!
じゃあ……ああ、あの席からの注文なんだ。
わたし、運んできますね」
0039町田小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/15(木) 21:28:45.21ID:doYszwxh
そんな主張の激しいBGMがあってたまるか!
と突っ込みたくなるのを堪えて、私は務めて穏やかに笑って言った。
「不許可です」
ニャンちゃんは口ではハイと頷きながらも、そわそわと音響機器を見ている。
「絶対に、絶対にこっそりBGMを変えたりしたらだめなんだからね」
私は再三念押しすると、今度こそ料理を持って客席に向かったのだった。
0040【文堂珈琲館1階店舗】
垢版 |
2018/03/15(木) 22:34:38.24ID:2uiaygDE
突然BGMのジャズが止まったかと思うと、美しい星空のようなアコースティック・ギターの音色が店内に広がった。
続いて少女のような母のような優しい歌声が、洗練された都会に緑と明るい雨をもたらすように降り注いだ。
0041ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/15(木) 22:35:42.96ID:2uiaygDE
「♪ティリ タラ キェー イリー
ズゥォー ダ ワ ンコーッ♪

♪ゾンテ イシ ンベー ヨー
ターイ ターイ シャーン クェーッ♪」
0044鴨島 翔昭 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/15(木) 23:37:33.48ID:heGqVQr7
「これは何とも言えない音楽ですね。ゴチャン産パイナップルからは連想できない優しい音楽ですね。初めて聴くゴチャン音楽ですが、こういうのも時には良いものですね。」
0046創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/16(金) 00:03:55.80ID:SCw6zkg5
ニャンティは初めて『ニコニコカード』を使用した。
表情筋が未発達なため無表情になりがちなのをカバーするべく前日せっせと作って来たのだった。
もちろん他に『激おこカード』『悲しみのカード』も作ってある。
0047歌川 露漫 ◆CLUdL4V/Qo
垢版 |
2018/03/16(金) 00:16:16.78ID:8I/TW5QG
「さっきから何ですの? このわけのわからない言葉の音楽は。
いつものマスターお奨めのジャズピアノに戻してくださらないかしら」
0048【文堂珈琲館1階】
垢版 |
2018/03/16(金) 01:10:51.02ID:8I/TW5QG
角の席ではいかにもRockやってますといった外見の若い男5人が熱く語り合っていた。

キャシャーン(vo)「なぁ、わかってんのか? 俺達『地獄のバレンタイン』ほどRockなバンドはいねぇんだ」

モンスター(G)「わかってるぜ、キャシャーン。俺達『ジゴバレ』は最高のバンドさyeah!」

ゴーレム(B)「あの姉ちゃんかーいーなぁ……。ちょっとセクハラして来よーかなー……。でも、事後バレしたらヤバいかなー……」

鉄頭(G)「俺達ならばいつの日か日本をこの手に……あクェーッ」

キリサキ(D)「なんだこのクソみてぇな音楽w 『クェーッ』って何だよw」
0049【文堂珈琲館1階】
垢版 |
2018/03/16(金) 01:24:08.53ID:8I/TW5QG
キャシャーン(vo)「オッサーン! ナポリタン遅ぇよ! 注文してからもう3分も経ってんよ!」

モンスター(G)「あとこの音楽止めろ。イライラするわAh!」

ゴーレム(B)「うわー、あっちにいるポニーテールの娘もいーなー……いーなー……」

鉄頭(G)「むぅ。クェーッ……か。何だろう、やみつきになる」
0050ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/16(金) 01:27:20.62ID:8I/TW5QG
「そうか、小枝はこうなると私が傷つくかもしれないと読んで不許可をくれたのだな」ニャンティは音楽を止めると、元のジャズに戻した。
0052町田小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/16(金) 02:17:03.62ID:+n/cot+x
食事を運び終え、空きテーブルの上の食器を片付け始めていると、不意にBGMが変わった。
流れ出したのは綺麗な外国語の歌だ。
ところどころキエーやらンコーやら聞こえるから、十中八九ニャンちゃんの仕業だろう。
もう、あんなに言ったのに。
でも想像していたのとは全然違う。
奇声というより歌詞の一部という感じで、普通に聴いていられそうだ。
0053町田小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/16(金) 02:21:05.02ID:+n/cot+x
だがあちこちから野次が飛び、それを気にしてかBGMは再びジャズに戻る。
私が食器を持ってニャンちゃんのいる厨房に向かうとニャンちゃんは私の前に進み出てきてぺこりと頭を下げたのだった。
0054町田小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/16(金) 02:28:29.30ID:+n/cot+x
「ダメって言っておいてなんだけど、私はあれ、綺麗だと思ったよ。良かったらオフの時に他の曲も色々聴かせてほしいな」

私はそう告げ、食器を流しに置く。
よし、お皿洗い頑張ろっと。
0055ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/16(金) 08:51:04.12ID:oahxBfHz
「おはようございます。昨夜帰ってからゴチャンの音楽を聴きまくったら見事にホームシックにかかりました。
32人の兄弟達は皆元気だろうか」
0056ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/16(金) 12:20:45.05ID:oahxBfHz
「お昼時になりました。
本日のニャンティ特製ゴチャン風日替りランチは『飲むパスタ』リュイリュイにしてみました。
ギリギリ固形を保った平打ちパスタをスプーンで掬ってお召し上がり下さい。
味付けはバジルとガーリックをメインに、隠し味にオレンジとパイナップルを入れてみました。
具は鶏肉と、トマトを丸ごと使っています。
これだけやってもイタリアンにならないのが自分でも不思議です」
0057ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/16(金) 12:26:02.26ID:oahxBfHz
「今日はお客様、来ないです、よ。
一見のお客様、どなたでも大歓迎ですよ。
あなたのキャラを知りたいよ。
日本語の語尾の『〜よ』の使い方が難しい……よ。とりあえず何にでもつけてみますよ」
0058ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/16(金) 12:29:11.09ID:oahxBfHz
>>54
「小枝ちゃん。ゴチャンのCDを持って来たけどお客様のいない今ならかけていい?」
そう言ってニャンティはリュックからCDを取り出して見せた。
ジャケットには大きな虎が人間を食い殺している様子がリアルに描かれていた。
0059町田 小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/16(金) 21:41:39.75ID:+n/cot+x
あまりにも生々しいパッケージに、「ぎえっ」と死にかけの虫のような声が出た。
さっき試食させられた可哀想な麺が喉までせり上がってくるが、なんとか飲み下し、頷く。

「た、たまにはデスメタルもいいよね」
0060町田 小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/16(金) 21:45:56.25ID:v00DjPHS
曲の再生を待つ間、私はペパーミントティーをカップに注ぎ、同じく試食でゲッソリしている鴨島さんに差し出した。
ペパーミントはスッキリ飲めて、消化にも良いからきっと私たちの胃を救ってくれるはずだ。

「どうぞ、鴨島さん。ニャンちゃんがゴチャンのCDを持ってきてくれたので、それを聴きながら少し休憩にしましょう」

そう言って私が鴨島さんの隣に腰掛けた時、昨日と同じようにBGMが切り替わる。
0061鴨島 翔昭 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/16(金) 21:56:03.68ID:/4GJeqUH
>>60
「すいませんね。やはり老体に珍味は無謀でしたかね。しかしお客さんが来ませんね。あのロックロックしてるお客さんの注文はなんでしたっけ?」
0062町田 小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/17(土) 00:38:18.75ID:QXt70U3p
「ああ……あの人たちのことならよく覚えてます。確かナポリタン一つと、日替わりランチ4つをお出ししたんですけど、ぜんっぜん私の話聞いてくれないんですよねぇ。
それで、ブラックパイナップルの飛沫を全身に浴びちゃって。
『お前達覚えてやがれよ!』なんて言いながら慌てて帰っていきました」
0063鴨島翔昭 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/17(土) 00:54:29.46ID:+lqLfwPr
>>62
「困りましたね。ソファーを拭いておかなければいけませんね。それにまた静かになってしまいましたね。」
0064【文堂珈琲館1階】
垢版 |
2018/03/17(土) 01:32:06.12ID:CNWtWecd
店のBGMが切り替わり、パーカッションとピアノとエレキベースの音が都会的な趣で流れ始めた。
やがて地の底から唸りながら迫(せ)り上がって来るようなボーカルが地鳴りとともに登場し、その場にいた全員の喉元に噛みつき、ふしゅるふしゅると甲高い唾液の音を立てた。
0065メタ小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/17(土) 01:41:11.33ID:/blB187x
「別に一度キャラを作ったら、ずっと続けないといけないなんてことはないんですよ?
忙しい方は、トリップをつけずに出してくれれば、そのまま自然消滅するか他の人が再利用します。
あまり気負わず、気軽にご来店ください」
0066ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 01:41:29.17ID:CNWtWecd
「ゴチャン原住民『ミミ族』の歌姫チャリン・アチャリンのアルバム「シャー、シャー、シャー」。日本語に訳すと「殺、殺、殺」です。
昨日かけたスカシベ・ピッピの歌声が小鳥の囀りなら、アチャリンの歌声は虎の咆哮が猫の鳴き声に聞こえてしまうほど猛獣系です。
サーベルタイガーに怯えながら暮らしていた頃の人類の原初的な恐怖の記憶を鮮烈に呼び覚ましてくれ、快感です。
この1曲目の「シンダ・プンニョー」は、虎に食われたアメリカ人密猟者が虎の中で分解され糞尿になるまでを精緻に描いています」
0068メタ小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/17(土) 01:45:16.42ID:/blB187x
「そうそう、そんな感じです。多分」
0069町田 小枝 ◆2fO858bxNM
垢版 |
2018/03/17(土) 01:58:08.73ID:/blB187x
疲れが出たのか、一瞬意識を飛ばしていた私だが、大地を揺るがすような咆哮に我に返る。
ななな、なになになに!?
ニャンちゃんがなにか説明しているようだけど、あまりの声量になにも聞こえない。
まるでこれでは蹂躙だ。
食いちぎられて、飲み込まれて、溶かされる。

「いやー!消化されるー!」

たまらず叫ぶけれど、その声も一層激しさを増す声にかき消されてしまう。
ああ、溶け、解け、とけてーー。
そこで私の意識はぷっつりと途切れた。
0071ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 07:48:17.03ID:CNWtWecd
「おはようございます。土曜日も朝から早い方々にはお疲れ様です。
私は考えたら昨日のアレでショウちゃんがショックで天国へ行ってないかと心配で早めに出勤してみました」
0072ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 07:50:49.37ID:CNWtWecd
「昨日のリュイリュイがなぜか不評でしたので、今日のランチは普通にメロンチャーハンにしようと考えています。
ゴチャンではみんな大好きの定番の味です。
メロンには愛知県産ハネジューメロンを使いますので日本人の口にも合うと思います」
0073ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 11:19:49.47ID:mzDFLlKr
「ランチタイムになりました。
今日の日替りランチは予定通りメロンチャーハンになります。南国定番の味をお試し下さい。

ハネジューは愛知県産だと思っていたら愛知県の輸入業者が扱っているメキシコ産でした。
農薬汚染の危険性がないとも限りませんので、念のため取り止め、代わりにゴチャン・メロンを使うことにしました」
0074ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 11:25:58.52ID:mzDFLlKr
「ゴチャンの野菜や果物は味が濃いのが特徴です。
我が国の気候と風土ならではの神の贈り物だとゴチャン人はよく自慢します。
農薬汚染の心配はありません。青木ヶ原樹海の中にこっそり開いたゴチャン国営農場にて作っていますので。
日本の気候と風土で作ってもそっくり同じものが出来ていますので、関係者は誰もが苦虫を噛み潰したような顔をしています」
0075ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 11:33:16.34ID:mzDFLlKr
「アルバイトさん随時募集中です。
私達と一緒に働いてみませんか?
同僚バイトの小枝ちゃんがまるで店長さんのような気まぐれシフトなので猫の手も借りたいぐらいてんてこ舞いしています」
0078フグ田チャラ男
垢版 |
2018/03/17(土) 14:36:28.65ID:wjP1kX2l
なら、レジのお金もらって行くでちゅ♪♪
0079フグ田チャラ男
垢版 |
2018/03/17(土) 14:38:07.62ID:wjP1kX2l
「チッ、しけてやがんな3万6千円ほどかよ!でもこれでカズノコちゃんに極太バイブを買ってあげれるでちゅ♪♪♪」
0080町田小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 14:53:21.78ID:QXt70U3p
虎にかじられる夢を見て、汗だくで目を覚ますと時計は正午を回っていた。
あのあと、なんとか自室に辿り着いたはいいものの、目覚ましをかけ忘れたのだ。
私は急ぎ支度を整えると、父やかつての従業員が去って静かになった居住空間を抜け、控え室のロッカーの一つに繋がる扉を開ける。

そしてさも、時間通りにきてましたという顔で店舗に入っていくのだった。
0081町田小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 15:03:50.90ID:iqzpA8p3
そしてカウンターに入った時私は見た。
肥え太った小男が、レジを探っていたのだ。

「ニャンちゃん、go!」

厨房でまた摩訶不思議な料理を作っていたニャンちゃんに指示を出し、私は警察に連絡をいれる。
数分後、警察に取り押さえられて店を出ていった男の後ろ姿を見送って、私たちはほっと息をついた。
0082町田小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 15:12:19.90ID:QXt70U3p
「もう、4万円程度とはいえ大事なお店の売上を盗もうとする人がいるなんて。
ありがとうニャンちゃん。
ニャンちゃんが戦える子で良かったよ〜……」
0083ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 17:03:18.81ID:mzDFLlKr
カズノコぉぉ〜〜〜! と叫び続ける男にもう1回だけ引っ掻き傷を入れて、ニャンティは振り返った。

「『Go!』と言われると条件反射で戦闘モードに入ります。よくご存知でしたね」
0084町田小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 18:09:05.66ID:QXt70U3p
「えっ、そんな狂戦士的な設定が?」

機密という文字で埋め尽くされた履歴書からは彼女の経歴はわからなかったけれど、もしかしてかつては兵士かなにかだったのか。
そんな疑問が湧くものの、無理に聞き出すこともないと思い私は彼女から目をそらした。
それより、そろそろ夜になる。
お酒類を取りにいかなければ。
0085熊懐杏 ◆TC02kfS2Q2
垢版 |
2018/03/17(土) 20:24:00.39ID:ixrs4Ou6
 わたしは相変わらず隅っこが好きだ。小鳥達の羽を休める隠れ家的な空気が好きだ。
 落ち着く、安心、周りが見える。いわんやこのレトロな珈琲店をや。

 制服姿のわたしがずっしりしちゃうこの席って、どうして有能なんだろう。
 しっくりした木目のテーブルにネコ足の椅子。ここにずっと座っていれば、何ページでも名作を書ける
自信さえ持ってしまう不思議。すらすらすらって、シャーペンが止まらない。ページを捲る音も快調。
 わたしの目に前には幾多の観客が瞼の裏に写る。その視線を浴びるのはなんて至福なことだろう?

 だって、わたしはかわいい。かわいい。かわいい。世界中の誰よりもかわいい。仕方ないじゃない?
 とある中学の演劇部2年生、熊懐杏(くまだき・あんず)が居れば、いつでも超満員のステージだし。
0086熊懐杏 ◆TC02kfS2Q2
垢版 |
2018/03/17(土) 20:36:51.45ID:ixrs4Ou6
 わたしは今、台本を書いている。無論、演劇の台本だ。
 そして主演は……ご存知、熊懐杏。次回の公演でこの劇を部員のみんなに提案してみせるんだ。
 テーマは『格差社会』。人類永遠のテーマだ。格差なくして、この世は成り立たない真理。
 だから、いい本を書くには人間観察が大事。この世は人と人との重なり合い、憎しみあい、そして
奪い合いで成り立っている。だから、わたしはこの店にやってきた。

 珈琲を口にしながら様々な人間模様を垣間見て、血の通った戯曲を一文字一文字このペンでしたためる。
 しかし、すらすらすらっとごきげんだった筆先が、ふと事切れたように止まった。

 つまり、煮詰まった。どうしたものか。
 こんなにかわいいわたしが本を書いているというのに、何故に?
 もう一度言う。わたしはかわいい。かわいい。かわいい。

 ふっと、わたしの目の前を横切る店員がいた。
0087熊懐杏 ◆TC02kfS2Q2
垢版 |
2018/03/17(土) 20:37:57.06ID:ixrs4Ou6
 黒髪のツインテール、雪のような肌。そして、桃色の唇。
 かわいいわたしが言うのもおかしな話だが……かわいい。くっ……かわいい。

 無論、名前は分からない。だって、昨日今日見かけた店員さんだし。ただ、異国情緒溢れる香りが
ふわっと彼女から溢れ出していたのは事実だし。でも、思うんだけど、世界中の誰よりもかわいいわたしが
嫉妬するなんて、どんな歴史ある六法全書でさえも、きっと罪とは書されてないはずだ!そうだ!そうだ!

 でも、彼女も……かわいい。

 どうしよう。わたしの気がぐるぐると目の前のベトナムコーヒーに渦巻くミルクのように回っている。
 わたしはコーヒーは苦手だ。何故なら、わたしはかわいいからだ。かわいい女の子は甘いミルクと
ほろ苦い珈琲で出来ているって、どこかの劇のセリフで聞いたような。だから、わたしにはぴったりだ。
 しかし、背伸びが過ぎてコーヒーを注文してしまった過ちは消えない。苦さを隠そうとして真っ白く、
唇に纏わりつくようなミルクをぶっかけたわたしって……やっぱり、かわいい。

 でも……あの子より、どっちがかわいいですか?
0088創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/17(土) 20:43:07.22ID:NXlg7T5i
【ROY】

性別… オス
年齢… 75歳の若者
外見… 獣のように美しい、緑に光る瞳、金銀ツートーンのカールした髪
性格… 獣そのもの、つまりは無邪気
能力… 女性を惹き付ける強力なフェロモンを発している
食性… 肉食、特に人間の女性の血を好んで飲む

ネイチャー・ワールドに生まれ育った野生児である
しかし飛行機事故で漂流してきた当時13歳の愛田谷善三と触れあううちに人間としての理性に目覚める
人間がネイチャー・ワールドに居られるのは二十歳までであり、それを過ぎると発狂して死に至る
その事に身をもって気付いた善三は海へ身を投げ、死にかけていたところを通りかかった船に救われ、ヒューマンワールドへと戻る
ROYは善三を追って人間の町へやって来た
ROYに一目で恋してしまった女性達は彼を匿い、ことごとく彼に愛されて食料となる
ROYが食料としてではなく心から愛しているのは善三ただ一人だけなのであった
その善三は人間の町で刑事になっており、最近連続する女性の生き血抜き取り殺人事件の担当となっていた
幸せそうに死んでいる女性達の美しい死体を見、善三は心当たりがあることを必死で振り払うのだった
0089ROY
垢版 |
2018/03/17(土) 20:43:58.65ID:NXlg7T5i
「オレンジジュースをください」
0090創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/17(土) 20:50:31.25ID:ixrs4Ou6
 あ。あの子が動いた。あいの変わらず無表情、でもって色白の顔も華やいで、ツインテールも
ふわりとあどけなく。
 でも、わたしの方がかわいい、かわいいぞっ。

 でもでも。

 いくら人差し指を唇に当てても、わたしのかわいい脳みそは動いてくれやしない。

 だめだ。だめだ。だめだ。こういう時、どういう顔をしたらいいのか分からない。
 ナントカくんなら、きっとこう言うだろう。

 (逃げればいいと思うよ)


 だよね?逃げても恥だし損はしない。
 「ごちそうさまでしたっ」と、わたしは書きかけの台本ノートをネコ足の椅子にわざと忘れて、
ベトナムコーヒーの御代を支払い、そそくさとこの珈琲店を後にした。

 決まってるでしょ?
 あの「かわいい」ツインなテールの店員さんに、書きかけの台本を読んでもらうために。

 だって……あなたが主役の台本なんだよ?ぜひに感想聞きたいなっ。
 かわいいわたしが書いたんだぞ。しっかし。中学2年生にコーヒー500円はきっついなあ。

  
 
0091ROY ◆jo9v3HJTJU
垢版 |
2018/03/17(土) 21:13:41.77ID:NXlg7T5i
(どうしたんだろう、僕に見つめられたのにあの娘ニコリともしない
小さくて色白のツインテールの娘
可愛いから食べたかったんだけどな

まぁいいや
今日は善三がここにやって来る
5年ぶりなのかな、ようやく会える
その前に腹ごしらえしておきたかったんだけどな……

おや?
厨房の中にもう一人いるじゃないか
ポニーテールの娘、あの娘も美味しそうだね)
0092鴨島 翔昭 ◆7NyoAqShyg
垢版 |
2018/03/17(土) 21:34:23.52ID:+lqLfwPr
>>91
「ふう」
私は店の控え室に入るとすぐさまため息をついた。常連の客が足を悪くしたが、どうしてもここのサンドウィッチとコーヒーを飲みたいと言うので徒歩で届けに行っていたのだ。次からはニャンティか誰かに頼もうかと思う。

そんなことを考えながら着替えて店に出ると始めて観る顔があった。
その男…否、雄と言うべき者だった。その目は危険な香りと甘さを混ぜたあまり見かけない模様だった。
0093町田小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 21:48:12.64ID:QXt70U3p
ふと背筋に悪寒が奔り、ぱっと後ろを振り返ると、客席に人がいるのが見えた。
頭部が光を反射して眩しく、姿までは確認できないが、なんとなく雰囲気でわかるヤバさは昨日捨て台詞を吐いて去っていったロックバンド5人集以上だ。
ボス格がお礼参りにきたのかもしれない。
私は内心ビクビクしながら、じっと茶葉が開くのを待つ。
けっこう真剣に、店を守れる人を雇った方がいい気がしてきた……。
0094ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 22:09:28.28ID:fBDCExWF
「小枝、あのオレンジジュースのお客さんには近づかないで下さい」

ニャンティは厨房に入ると踏み台を使って背伸びをし、小枝に耳打ちして来た。

「私の野生の勘が危険をエマージェンシーコールしています。何かあったら私が守ります」
0095【文堂珈琲館1階】
垢版 |
2018/03/17(土) 22:15:36.75ID:fBDCExWF
>>90
ニャンティがテーブルを片づけていると、ネコ足の椅子にお客の忘れものを見つけた。
綴じ紐でまとめられた原稿用紙の分厚い束だ。
漢字の読み書きがまだ苦手なため所々しか読み取れないが、何か楽しそうなものに見えた。
0096ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 22:20:41.10ID:fBDCExWF
「小枝ちゃん。お客様の忘れ物です。警察に届けたらいいですか?
あの席は確か中学生ぐらいの女の子が座っていた席です。
可愛い子でした。私も女の子に生まれていればよかったと思わされるぐらい」
0097ニャンティ・ペロティ ◆u52mgUTcRc
垢版 |
2018/03/17(土) 22:31:18.48ID:fBDCExWF
>>92
「ショウちゃん、無理をするのは許しません。何のために私がいるんですか。
私のお祖母ちゃんは山歩き中に原住民に襲われ、首を狩られて死にました。
ショウちゃんまでそうなったらどうしようかと心配で泣いてしまいます」
0098創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/03/17(土) 22:41:58.30ID:+lqLfwPr
>>97
「心配をかけたようだね。すまないね。常連さんがどうしてもって言うもんだから。それにこう見えても身体は結構丈夫に出来ていますから安心してください。」
0099町田 小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 23:12:31.01ID:QXt70U3p
ニャンちゃんから忠告と忘れ物を受け取って、どうせ暇だからと私は原稿用紙をペラペラと捲ってみた。
流し読みのつもりが、つい読みいってしまい、私は感嘆の息とともに束をゆっくり閉じる。
確かニャンちゃんは可愛い中学生くらいの女の子が忘れていったものだといっていたけれど、もしその子が書いたものなのだとしたら、本当に素晴らしい才能だ。
私は原稿用紙が汚れないよう、袋に入れて棚にしまい、その少女とやらがまた訪れた時に返すことにした。
これだけの脚本であれば近いうちに取りに戻って来るだろうから、再び警察のお世話になる必要もないだろう。

そういえば、主人公があの子とかなり似ている気がするけど……これは私の考えすぎかな。
0100町田小枝 ◆ksF2mXy7Y6
垢版 |
2018/03/17(土) 23:26:17.78ID:QXt70U3p
「あ、鴨島さんが帰ってきたみたい!
むむむ……私も出迎えたいけど、あのキンキラした人、ずっと座ってる。
もしかして誰か待ってるのかな?
でもこんな遅い時間までこないってことはドタキャンされちゃったんじゃ……」

そう思うと妙に同情心が湧き、慰めてあげたい気持ちになったが、ニャンちゃんの忠告を守って私は厨房で2人を待つことにした。
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況