>>858
>そう語る人がいるけれど、それはその人の内に抱える虚無感がそう感じさせるのだと思う。

「のだと思う」この部分がちょっとオカシイんじゃないかな。
誰が思ったのか? わからない。
次の文では「女はそう思った」と主語付の文になっている。
もし冒頭の文も女が思った、ことだと仮定すれば
→そう語る人がいるけれど、それはその人の内に抱える虚無感がそう感じさせるのかもしれない。
とでもするのが適当じゃないかな。
で、改行入れて段落のリズムを整えると、たとえば以下のような感じになる。

雲ひとつない青空は悲しい。
そう語る人がいるけれど、それはその人の内に抱える虚無感がそう感じさせるのかもしれない。
何故なら、空は何も語らないのだから。
今は青空が恋しい。
傾けた傘から雲に覆われた空を仰ぎながら女はそう思った。