1です。
ご要望が多かったのでw僕も拙い物語を投下します。
お気をつけくださいw



一緒に笑った彼女はもういないんです。
大喧嘩した彼女はもういないんです。
病が分かっても微笑んでた彼女はもういないんです。
別れが辛くて大泣きした彼女はもういないんです。


ここにいる君は、彼女の皮を被った誰か。
僕の事なんて全く知らない。
僕の事なんて、知らない誰か。


君が目を開けた時、僕はなんて喋りかけようか。
「はじめまして」にしておこう。

覚えてなくたっていい。

昔の事を話すのはやめておこう。
もう一度、一からやり直せばいい。
もう一度、恋に落ちればいい。


2人で見たあの花火のことも、
2人で登ったあの山のことも、
2人で駄弁ったあの帰り道のことも、
2人ではしゃいだあの野原のことも、
僕が目を開ければ毎朝君がいたことも、

やり直せばいい。