非リレー型バトルロワイアルを発表するスレ part38 [無断転載禁止]©2ch.net
1999年刊行された小説「バトル・ロワイアル」
現在、様々な板で行われている通称「パロロワ」はリレー小説の形をとっておりますが
この企画では非リレーの形で進めていきます。
基本ルール
・書き手はトリップ必須です。
・作品投下前に登場キャラクター、登場人数、主催者、舞台などを発表するかは書き手におまかせです。
・作品投下前と投下後にはその意思表示をお願いします。
・非リレーなので全ての内容を決めるのは書き手。ロワに準ずるSSであればどのような形式、展開であろうと問いません。
・非リレーの良さを出すための、ルール改変は可能です。
・誰が、どんなロワでも書いてよし!を合言葉にしましょう。
・ロワ名を「〜ロワイアル」とつけるようになっています。
〜氏のロワは面白いでは、少し話題が振りにくいのでAロワ、Bロワなんでもいいのでロワ名をつけてもらえると助かります。
・完結は3日後だろうが5年後だろうが私は一向に構わんッッッ!!
前スレ
リレー型バトルロワイアルを発表するスレ part37
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1452525053/
非リレー型バトルロワイアルwiki
ttp://www26.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1.html (どうか生き残ってください、、、陸さん、、、)
小鳥遊紡の意識は遠のき、長く、深い、二度と覚めない眠りへと誘った。
「さて、次はお前だな。」
牙王が刀を構えた時だった
「くっ!」
一発のデリンジャーの銃弾が牙王の右腕に当たった。
「あんただけは、何がなんでも倒してやる!」
遠野日和と牙王が向かい合う。
「「変身!」」
ガイの鎧を纏った遠野日和と王蛇の鎧を纏った牙王の戦いが始まろうとしていた。
状態表
4Dシアター前 午前3時半
【遠野日和@free!dive to the future】????
【状態】ダメージ小 アビスに30分間半変身不可能 仮面ライダーガイに変身中
【時系列】第6話終了後(桐嶋郁弥と喧嘩後)
【装備】カードデッキ(ガイ、アビス、タイガ)
【道具】支給品一式×2??不明支給品 煙玉×3
【思考・状況】????
0、奉仕マーダー(桐嶋郁弥)
1、目の前の牙王を倒す
2、小鳥遊紡の言葉により迷いがある
【牙王@仮面ライダー電王】????
【状態】健康
【時系列】死亡後 仮面ライダー王蛇に変身中
【装備】カードデッキ(王蛇) 刀
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、牙の王として全てを喰らう
1、目の前の遠野日和を喰らう
小鳥遊紡死亡残り8人 『皆さん!私は小鳥遊紡です!私は今遠野日和という人に利用されています!今私の声がするところに来ると殺されてしまいます!だから来ないでください!絶対に来ないでください!陸さん、今までありがとうございました!さよなら、陸さん』
「この声は、とにかく遠野日和という悪を倒さなきゃな、」
鈴木正一郎はジョーズエリアの南の方で小鳥遊紡の叫びを聞いていた。
「よし、行くか」
鈴木正一郎は声のする方へ走り出したその時だった、
「なんだ!」
突如謎のモンスターが彼を襲った。
「お前は、、、」
鈴木正一郎には見覚えがあった。
このモンスターは2、3時時間前に鈴木正一郎と交戦した参加者、アポロガイストを食したモンスター、ボルキャンサーであった。
「ここで足止めする気か、」
ボルキャンサーが鈴木に攻撃をしようとしたときだった、
「グおおおおおおおおおおおお!」
「何が起こっているんだ!?」
ボルキャンサーの体が突如赤く発光しだし、殻にヒビができ始める。
「うおおおおおおおおおおおお!」
そしてボルキャンサーの殻が全て剥がれて紅き鎧の戦士が現れる。
「なんだ、これは」 それを見た鈴木正一郎は困惑することしか出来なかった。
目の前に現れた戦士はアポロガイスト、
本来のアポロガイストとは違い、胸部にはシェルディフェンス、両手にはそれぞれシザースピンチが装備されており、パーフェクターの代わりにはメタリックオレンジの角がついている。
この戦士に名をつけるならシザーアポロガイストであろう。
「ここで足止めか、」
何故このような存在が出来上がったのか、
それはアポロガイストの死体にあった、
今回のロワでは彼の怪人体に変身する能力は失われていたのではなく、一時的に制限されていたのである、死亡したことにより、制限が無くなり、その肉体に宿ったアポロガイストの力をボルキャンサーが吸収し、強化されたことにより覚醒したイレギュラーである。
「とにかく、ここで倒してやる、変身!」
シザーアポロガイストと仮面ライダーオルタナティブの戦いが始まった。
SWORD VENT
「とうっ!」
オルタナティブがスラッシュダガーでアポロガイストを切りつけようとするが、アポロガイストはそれを両手のシザースピンチで受け止める。
「はっ!」
オルタナティブはそのアポロガイストの右大腿部を蹴り、バランスを崩させて、
「おらァっ!」
バランスが崩れたアポロガイストの左肩をスラッシュダガーで攻撃する。
「なにっ!?」
しかしアポロガイストがそれに耐え、右手のシザースピンチでオルタナティブの右腕を攻撃する。
「このヤロウ!」
オルタナティブの蹴りがアポロガイストの顔面に直撃し、さらにそこからアポロガイストの右脇腹対しスラッシュダガーを叩き込み、アポロガイストは大きく吹っ飛び、屋台に激突する。 「悪はここで始末する!」
さらにオルタナティブのスラッシュダガーがアポロガイストに叩き込まれる。
胸部、腹部、右腕、顔面、胸部、左手、、、どんどん叩き込まれていき、胸部のシェルディフェンスには亀裂ができている。
「うわっ!」
それに負けじとアポロガイストもシザースピンチで組み付く。
「離しやがれ!」
オルタナティブが抵抗するがアポロガイストはビクともしない。
「サイコローグ、頼んだ。」
ADVENT
オルタナティブがなんとか発動したアドベントでサイコローグが登場しアポロガイストを攻撃、
その時に拘束から抜け出す。
「畳み掛けるぞ!」
サイコローグとオルタナティブの同時攻撃がアポロガイストを襲う。
「ここで決めるぞ」
FINALVENT
サイコローグがバイクに変形し、オルタナティブがそれに乗り、回転しながら敵に攻撃する技、デッドエンドが発動され、シザーアポロガイストが吹き飛ばされる。
「強き、戦士だった。悪ながら天晴れだ、アポロガイスト」
シザーアポロガイストはもう動かない。死体となり、他のモンスターに食われるのを待つのみである。 (とにかく、声のする方へ助けに行かないとな、)
HOWEEL VENT
鈴木正一郎はサイコローグのバイク形態であるサイコローダーで正義として、悪である遠野日和を倒し小鳥遊紡を助けに行くのであった。
ジョーズエリア 午前3時35分
【鈴木正一郎@自作ロワ】????
【状態】ダメージ微小 仮面ライダーインペラーに1時間半変身不可能
仮面ライダーオルタナティブに変身中
【時系列】ロワ参戦前
【装備】カードデッキ(インペラー、オルタナティブ、ベルデ)
【道具】支給品一式??チップカットソー 麻薬
【思考・状況】????
0、正義を執行する
1、戦いに乗ったものは殺す(マーダーキラー)
2、人の死の慣れた
3、戦いに乗っていない者達を集める
4、遠野日和を倒し、小鳥遊紡を助ける 『皆さん!私は小鳥遊紡です!私は今遠野日和という人に利用されています!今私の声がするところに来ると殺されてしまいます!だから来ないでください!絶対に来ないでください!陸さん、今までありがとうございました!さよなら、陸さん』
「今の声は、」
「恐らく彼女の最後の叫びね、多分今はもう遠野日和って人に殺されてると思うわ、」
「そんな、、、今からでも助けに、」
「もうダメだと思うわ、」
2人の雰囲気は暗くなる。
恐らくまた1人の人間が死んでしまったからである。
「ねえ、誰かいるわ」
「本当だ、おーい!」
近くにいた男がこちらに向けて歩んでくる。
「こっちだこっちー!」
「、、、」
彼らが呼んだのは桐山和雄であった。
「変身」
桐山和雄は仮面ライダーゾルダの鎧を見に纏い召喚銃マグナバイザーの銃口を2人に向ける。 「ト子!逃げるぞ!」
「ダメよ!戦うわ!」
貝町ト子の表情からは一種の狂気のようなものが感じられた。
「ト子、、、お前、、、」
「私は、勝たなきゃいけないのよ!!変身!」
白鳥の仮面ライダー、ファムを見に纏い貝町はゾルダを見据える。
「二人とも!止めろ!」
SHOOT VENT
ギガランチャーの砲弾がファムを狙う。
GARD VENT
ウイングシールドでそれを防ぐ。
「こうなったら、俺だって、変身!」
城戸真司も戦いを止めるため、黒き龍の戦士仮面ライダーリュウガに変身する。
「お前ら!戦いを止めろ!ト子!なんで急に乗り気になってんだよ!」
「薬よ、私には薬が必要なのよ!」
ファムは羽召剣ブランバイザーでリュウガの腹部を突く。
「、、、」
さらに追い討ちでギガランチャーの砲弾が2人を襲う。 「お前も、なんで戦いに乗るんだよ!」
「それは俺のコイントスの結果だ。」
「コイントス!?」
「そうだ、俺には時々何が正しいかわからなくなることがある。だからコイントスで決めた。」
リュウガの変身者城戸真司はその答えに困惑する。
コイントスの結果だけで人の命を奪う男に。
「そんなんで人を殺そうとするなああああああああぁぁぁ!」
と同時に彼への怒りを覚えていた。 「隙がありすぎる!」
SWORD VENT
突然ファムがウイングスラッシャーでリュウガを背後から襲う。
「ト子!」
「あんたみたいな人は邪魔なの、死んで、」
「そうはいくかよ!」
ファムのウイングスラッシャーでの剣撃をリュウガはドラグセイバーで防ぐ。
STRIKE VENT
「、、、」 ギガホーンを装備したゾルダがリュウガを殴打する。
「やめろ!こんなことすんな!」
リュウガは止めようとするがゾルダはそれを聞くことなくリュウガを殴り続ける。
「はっ!」
ファムがそのゾルダの後ろからウイングスラッシャーで突こうとするも。
「きゃあああああああああ!」
メガホーンから放たれたレーザーによって焼かれてしまう。
「やめろ!こんなのやったって無駄だ!」 リュウガがゾルダに組み付く。
「今がチャンスね。」
FINAL VENT
「なんだ!」
ブランウィングが翼で起こした突風によってリュウガとゾルダが吹き飛ばされる。
「はあああああああああ!」
ファムはそのまま2人をウイングスラッシャーで斬ろうとする。
「うわああああああああああ!」
リュウガにはそれが直撃してしまう。
「、、、」
ゾルダはギガホーンで防ぎ耐え抜く。
「はっ!」 さらにゾルダはギガホーンでファムを殴り飛ばす。
「コイツ、強いわ、」
「こんなの、、、間違ってる、、、」
弱り果てたリュウガとファムを見据えゾルダは1枚のカードを発動する。
FINAL VENT
ゾルダは自らの必殺技、エンドオブワールドを発動する。
「逃げろ!ト子!戦いを止めて逃げろ!ここは俺が止めるから!俺の代わりに戦いを止めてくれ!」
「ええ、お言葉に甘えるわ、」
FINAL VENT
ファムがその場から立ち去りリュウガは己の必殺技ドラゴンライダーキックを発動する。
「うおおおおおおおおおおおお!」
マグナギガが放つ無数の弾薬とドラグブラッカーが放つ炎に乗るリュウガの蹴りがぶつかり合う。
「うわああああああああああ!」
結果としてはエンドオブワールドが上回った。
「、、、」
ダメージによって生身の状態となった城戸真司のところにゾルダが歩み寄る。
「運命は変えられる。」
城戸真司が突然話し出す。
「だからコイントスの結果も簡単にねじ曲げることができる!だから今からでも殺し合いをやめて、俺達と一緒に戦いを、、、止めよう、、、」
城戸真司の渾身の言葉だった。
「俺には何が正しいかわからない、お前と共に戦いを止めるのが正しいのか、それとも殺し合いを続けるのが正しいのか、」
桐山和雄はゾルダの姿のまま自分の言葉を続ける。
「だが1つわかることは俺のコイントスの結果を変えることはない、」
マグナバイザーから無慈悲にも2発の弾丸が城戸真司に放たれる。 (ト子、止められなくてゴメンな、蓮向こうの世界は任せたぞ)
城戸真司という男は熱く生きた。
人のためを思い生きてきた。
がしかし最期には残酷なものしか残っていなかったが、、、
(さっきまでこの男が使っていたデッキか)
桐山和雄はリュウガのデッキを手に取りその場を立ち去った。
3時35分頃 ジュラシックパークエリア
【桐山和雄@バトル・ロワイアル(漫画版)】????
【状態】健康 仮面ライダーゾルダに2時間変身不可能
【時系列】ロワ参加前
【装備】カードデッキ(ゾルダ)
【道具】支給品一式??不明支給品
【思考・状況】????
0、戦いに乗る 「はぁ、はぁ、ここまで来れば、」
貝町ト子はひたすら走り城戸真司と合流したミニオンズエリアに逃げてきていた。
「優勝してやる!全員私が殺してやるわ!」
薬の禁断症状は完全に彼女を狂わせていた、
薬は彼女を闇の街へと誘っていたのだった
ミニオンズエリア
【貝町ト子】????
【状態】ダメージ中 ファムに2時間変身不可能
【時系列】ロワ参戦前
【装備】カードデッキ(ファム) ハンドガン(15/15)
【道具】支給品一式?? ハンドガン予備弾(60/60)
【思考・状況】????
0、優勝する
1、薬物を確保したい
城戸真司死亡 残り7人 「はあっ!」
ガイと王蛇の戦いはメタルホーンとべノサーベルの打ち合いになっていた。
「中々いいなあ、喰い甲斐がありそうだ。」
この戦いは王蛇が優勢であった。
「お前なんかに喰われてたまるか!」
ガイがメタルホーンで王蛇を殴打する。
「獲物の分際で!」
王蛇も負けじとべノサーベルで頭部、右肩、胸部、を殴打する
「おらああああああああぁぁぁ!」
ガイもメタルホーンで殴り、反撃をしようとするが、
「なにっ!」 突如現れたエビルダイバーに襲われる。
「ちょうどいい、俺に従え、」
エビルダイバーはそのまま王蛇のコントラクトのカードに吸い込まれる。
SWING VENT
王蛇は自らの新たな力、エビルウィップを使い、ガイを痛ぶる。
「僕は、、、こんなところで、、、死ねないんだよ!」
突進してくるが、王蛇はそれを防ぐ。
FINAL VENT
王蛇の新必殺技であるハイドべノンが発動されて、エビルダイバーに乗った王蛇がガイに突撃する。
CONFINE VENT
それをガイは無効化する。
「なんだと!」
王蛇は地面に上手く着地する。
「はあああああああああ!」
ガイはそこに殴りかかる。 「無駄だ!」
王蛇はエビルウィップとべノサーベルで防ぐ。
「このままじゃ、やられる、」
遠野日和は牙王がもう一体モンスターと契約しているのではないかと思っていた、
それ故もう1枚コンファインベントを使った後にもう一度ファイナルベントを撃たれたら終わりであると考えていた。
(ゴメン、郁弥、こんなところで、神様、人を殺してしまった僕ですが最後にせめて、郁弥に会わしてください。)
殴打されながら日和はそう念じていた。
「日和ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
目の前に現れたコウモリの騎士の戦士、仮面ライダーナイトが王蛇を攻撃し、仮面ライダーガイ、遠野日和を助けたのだった。 数分前
『皆さん!私は小鳥遊紡です!私は今遠野日和という人に利用されています!今私の声がするところに来ると殺されてしまいます!だから来ないでください!絶対に来ないでください!陸さん、今までありがとうございました!さよなら、陸さん』
「そんな、マネージャー、、、」
「嘘でしょ、日和、」
小鳥遊紡の叫びを聞いた2人は大きなショックを受けていた。
七瀬陸は小鳥遊紡が今にも殺されそうな状況であることを、桐嶋郁弥は親友である遠野日和が自分の悪い予感通り、戦いに乗り、今人を殺そうとしている状況であることを、
「陸、僕は今から日和を止めに行くよ、陸はどうする?」
「俺も行きます、危険だから来るなってマネージャーは言ってますけど俺は助けれるなら助けたい、自分の身が危険に晒されそうでも俺は、マネージャーを助けたいです!」
「僕も日和を絶対に止める!」
こうして2人は声のする方へ駆けつけ、2人の目の前には王蛇にボコボコにされているガイの姿が見えた。 「行くよ、陸」
「はい!郁弥さん」
「「変身!」」
七瀬陸は赤き竜の戦士、仮面ライダー龍騎に桐嶋郁弥は黒きコウモリの戦士、仮面ライダーナイトに変身する。
「日和ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
そしてナイトは王蛇に攻撃したのであった。
「郁弥、どうして、」
ナイトはガイの方を向き、ガイの変身者が遠野日和であることを理解する。
「日和ぃ!お前なんてことしてんだよ!」
ナイトは自らの剣であり、召喚機のダークバイザーでガイを切りつける。
「俺の邪魔をするなあああああ
ああ!」
王蛇がそれを攻撃しようとするが、
「はあああああああああ!」
龍騎が王蛇に殴りかかり、それを止める。
「アンタの相手はこの俺だ!」
「威勢のいいガキだな、名前はなんだ?」
「七瀬陸だ、」
「七瀬陸、あの女が言っていた男か、」
王蛇は小鳥遊紡の死体を指さす。 「そんな、、、マネージャーが、、、」
「俺に隙を見せるな!」
「うわっ」
王蛇が龍騎をべノサーベルで殴打した。
「教えてやろう、あの女を殺したのは俺だ、」
「お前がマネージャーを、、、許さない!」
SWORD VENT
「はあああああああああ!」
ドラグセイバーで龍騎が王蛇を切りつける。
「お前も喰い甲斐がありそうだなあ!」
王蛇も負けじとべノサーベルで叩きつける。
「うっ、」
戦闘に慣れていない七瀬陸にはキツイものであった、 一方桐嶋郁弥と遠野日和は
「日和!なんで殺したんだよ!」
「僕は、郁弥のためにやったんだよ、郁弥を守るためにね、」
「そんなの僕のためじゃないじゃないか!」
桐嶋郁弥の拳は遠野日和の顔面にヒットする。
遠野日和は今ガイの鎧を身にまとっているがそれでも痛く感じた。
「そうやっていつも僕のためとか言って、周りに迷惑かけて、今回は人殺し、そんなで僕は喜ばないよ!」
「郁弥はそれでいいんだよ、僕は感謝もされないけど、郁弥を守りたい、優勝させたい、それだけなんだ!」
2人の感情がぶつかり合う。
「そんなんで良いわけないだろ!」
郁弥は再度日和を殴る。
「何人殺したんだ?」
「なんでいきなりそれ聞くの?」
「いいから、答えろ!」
「2人、だよ、」
「その2人にも僕と同じように人生があったんだ、なのにどうして!どうしてそんなことするんだよ!」
郁弥は胸ぐらを掴む。 「そりゃ、郁弥に生きて欲しいからだよ、」
「なんで僕のことばっか考えるんだよ!僕のことを大切にしてくれてるのは嬉しいよ、でも、他の人のことももっと考えろよ!」
(郁弥、泣いてる、)
桐嶋郁弥の声からは仮面をつけているのに泣いているということが察せた。
(僕は郁弥のことばっか見て、悲しませて、、、1番郁弥のこと見れてないじゃないか、、、)
「ゴメン、郁弥、僕が悪かったよ、」
「日和、、、」
「僕はやり直せるかな?郁弥、」
「日和ならできるよ」
桐嶋郁弥は遠野日和を抱きしめる。
2人は今仮面ライダーに変身している状態だがお互いの熱を感じることができていた。 「こいつは全然だ、弱いなあ、」
その時、2人の耳に牙王の声が届き、その方向を見ると、王蛇にいたぶられている、龍騎の姿があった。
「陸!」
ナイトは必死に止めようと走り出した。
「来たか、ならばこれで一気に喰ってやるよ」
FINAL VENT
王蛇の必殺技、ベノムクラッシュが龍騎を助けにきたナイトに向けて発動される。
「郁弥危ない!」
「日和!?」
「うわああああああああああ!」
ガイはナイトを押し退けてベノムクラッシュを受けてしまう。
「そんな、日和、」
地面にはダメージにより変身が解除された遠野日和の姿があった。
「郁弥、ゴメンね、やっぱ僕、死んじゃった人達に申し訳ないから、先に逝くね。」
「そんな、ダメだよ!嫌だよ!日和!」
(今までありがとう、、、郁弥、、、)
遠野日和の目が自然によって閉じられた。
もう二度と開かないように、
「お前、絶対に許さない!」
「良い威勢だ、かかってこい!」 SWORDVENT
「うおおおおおおおおおおおお!」
ナイトがウイングランサーで王蛇に切りかかる。
「無駄だ、」
王蛇はそれを止めたが、
「はあっ!」
「なにっ!?」
龍騎がドラグセイバーで王蛇の脇腹を攻撃していた。
「俺はやられてばっかじゃ嫌なんだ!」
さらにそのドラグセイバーの剣撃は王蛇の顔面部を襲う。
七瀬陸にはある思いがあった、
幼少期からずっと兄である九条天背中を追いかけていた日々
それは九条天への憧れという気持ちだ。
だがしかし同じステージでライバル関係となった今彼の中には誰かの後ろじゃ嫌だ、共に並んでいきたい、その思いが七瀬陸を奮起させていた。 「陸!連携攻撃だ!」
「はい!」
ナイトのウイングランサーと龍騎のドラグセイバーによる剣撃はべノサーベルとエビルウィップの防御を退け、王蛇に確実にダメージを与えていた。
「貴様らああああああああぁぁぁ!」
反撃を試みるも剣での攻撃によって吹き飛ばされてしまう。
「マネージャー、見ててね、俺の必殺!」
FINAL VENT
高く飛び上がった龍騎がドラグレッダーの吐く炎と共にライダーキックを放つ必殺、ドラゴンライダーキックが王蛇に向けて放たれる。
「貴様あああああああああああぁぁぁ!」
その直前までナイトに攻撃され、王蛇は避けることが出来ず、直撃をくらってしまい、変身が解除される。
「はぁ、はぁ、こんな所で、死ぬ俺じゃねえぜ、祭りはこっからだ!」 牙王は遠野日和のものだったデイバッグを手に取るとその中からタイガとアビスのデッキを取り出す。
「こいつを使うか、変身!」
牙王は仮面ライダーアビスへの変身を遂げる。
「陸、ここは僕にやらせてよ、」
「郁弥さん、、、」
「日和の仇は僕が討つよ」
SWORD VENT
アビスセイバーを装備したアビスがナイトに襲いかかる。
NASTY VENT
「なんだ!?」
そこを超音波攻撃で撹乱する。
「はっ!」
隙を見せたアビスにナイトが畳み掛ける。 STRIKE VENT
アビスクローによる攻撃でアビスはそれを防ぐ。
「うわぁ!」
ナイトは吹き飛ばされてしまった時だった。
「変身が!?」
「解けた、」
龍騎とナイトの変身が時間切れによって解かれてしまったのだった。
「ここで変身制限が来るとは不幸だったな。」
アビスが桐嶋郁弥に向けて歩みを進めた時だった。
「まだこっちにも切り札ならあるよ、」
桐嶋郁弥は遠野日和の遺品であるガイのカードデッキを手に取る。
「あの男の力を使うか、」
「ああ、そうだ、僕の大事な親友の、日和の力でお前を倒す!変身!」
桐嶋郁弥の体は遠野日和が纏っていた戦士と同じ鎧に包まれる、
仮面ライダーガイ、屈強なるサイの戦士に、 「面白い、だが無意味だ!」
ADVENT
アビスラッシャーとアビスハンマーが現れた。
CONFINE VENT
がコンファインベントが発動され、2体のモンスターの姿が消え去る。
「同じ手ならもう喰った、だがこれならどうだ?」
FINAL VENT
アビスラッシャーとアビスハンマーが合体した姿、アビソドンが現れ、ガイを喰らおうとしたその時、
「日和、ありがとう」
CONFINE VENT
先程遠野日和が相手がもう1体モンスターを持っているのではないかと思い、使わなかったため、存在を知られていなかったもう1枚のコンファインベントが発動され、アビソドンの姿はなくなる。
「そんな馬鹿な!」
「日和、行くよ!」
FINAL VENT
「はあああああああああ!」
仮面ライダーガイの必殺技ヘビープレッシャーが仮面ライダーアビスに直撃する。
「うわああああああああああ!」 アビスは大きく吹き飛ばされ、変身が解除される。
仮面ライダーガイと仮面ライダーアビスの戦いはこのバトル・ロワイアル内で1番最初に起きた戦いであった。
そしてその時と同じ流れで、ガイがアビスを打ち破ったのだった。
「俺は、まだ、死なん、」
牙王はタイガのデッキを取り出して、変身しようとするが、
「変、、、し、、、」
牙王の手からカードデッキが落ちて、牙王自身も膝から崩れてしまう。
(俺は、ここで、死ぬのか、、、)
牙王の意識は遠のいていく、
彼の体からは意識だけでなく、魂も遠のいていたのだった。
「日和、仇は討ったよ、」
変身を解除した郁弥は遠野日和の亡骸を見つめていた。 「郁弥さん、」
桐嶋郁弥の目からは溢れんばかりの涙が出ていた。
「遅かったか、」
そこにバイクで移動中に変身制限によって走っての移動を余儀なくされていた鈴木正一郎も到着していた。
「これは何があったんだ?」
鈴木正一郎が問うと七瀬陸が答えた。
「死んだんです、俺のマネージャーと郁弥さんの親友が、」
七瀬陸の目からも涙が溢れていた。
「それは、辛かったな、」
鈴木正一郎はここで本来ならば戦いに乗っているか乗っていないかを問い正義か悪かの判別を行うが、彼の目には2人とも戦いに乗らない正義の人間に映っていた。
(主催者め、このような悪事を行いやがって!絶対に俺がぶっ殺してやる!)
鈴木正一郎の決心はさらに強まった、人を悲しませる悪、主催者を殺すと、 (マネージャー、俺、このゲームを壊して、生きて帰るよ、一織や、天にいも待っててね。)
(日和のためにもこんなの潰してやる!兄貴、見ててね)
桐嶋郁弥と七瀬陸も大切な人のため、このロワを壊す決心をしていた。
(とにかく今は2人が落ち着くまで待とう、話はそれからだ)
七瀬陸、桐嶋郁弥、鈴木正一郎
この3人の対主催戦士達が導き出す答えは何なのだろうか、
それを知る者は今はいないのであった、
ただ今わかることはこの3人がバトル・ロワイアルを終わらす方向まで持っていこうとしていることであった。
状態表
4Dシアター前 午前3時50分
【鈴木正一郎@自作ロワ】????
【状態】ダメージ微小 仮面ライダーインペラーに1時間15分変身不可能 仮面ライダーオルタナティブに変1時間50分変身不可能
【時系列】ロワ参戦前
【装備】カードデッキ(インペラー、オルタナティブ、ベルデ、)
【道具】支給品一式??チップカットソー 麻薬
【思考・状況】????
0、正義を執行する
1、戦いに乗ったものは殺す(マーダーキラー)
2、人の死の慣れた
3、戦いに乗っていない者達を集める
4、七瀬陸、桐嶋郁弥と話をする
【七瀬陸@アイドリッシュセブン】????
【状態】ダメージ中?? 持病持ち 仮面ライダー龍騎に1時間50分変身不可能
【時系列】最終回後
【装備】カードデッキ(龍騎) ナイフ
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、小鳥遊紡の死に対するショック
【桐嶋郁弥@free!dive to the fiture】????
【状態】ダメージ中 仮面ライダーナイトに1時間50分 仮面ライダーガイに1時間55分変身不可能
【時系列】本編第8話後
【装備】カードデッキ(ナイト、ガイ) スタンガン
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、日和の死によるショック
遠野日和死亡
牙王死亡
残り5人 1時間で4人の死者が出た。
そんな大きな事件が起こりまもなく10分が経っていた。
『放送を始めるよ。10分前に4人目の死者が出たんで急遽放送を行うことになったよ、まず皆初めまして、僕の名前はDだよ。この戦いの主催者さ、まずは死亡者を発表していくよ。
小鳥遊紡、城戸真司、遠野日和、牙王が死んだよ。
モンスターエリアはジュラシックパークエリア、ジョーズエリアだよ。』
これはすなわちユニバーサルスタジオジャパンの東側のほとんどが使えなくなるということだ。
『それからもう1つ、今からプレイヤーを追加するよ、1人は八乙女宗助、最初に放送を行っていたおっさんだよ、悪い奴だからいたぶってあげてね、もう1人は僕自身だよ。面白くなってきたし急だけど参加させてもらうよ。』
主催者陣営2人の参加が確定され、戦いの更なる加速が予測される。 『まあ、僕が参加すると大変なことになるから新ルールだよ、僕を倒したらその地点で生きてた人全員勝者ってことにしてあげるよ、願いは叶えてあげれないけどね、僕と最後の2人になって僕を倒した人にだけ願いを叶えてあげるよ。じゃあ、健闘を祈るよ、』
「さてさて、八乙女君にももう行ってもらったし、僕も行こっと」
身支度を整えたDはそのまま部屋を出る。
「サーて、どこに行こっかなー」
午前四時 ???
【D@主催者@オリキャラ】????
【状態】健康??
【装備】不明
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、マーダー
1、ラスボスの役目を果たす 「Dめ、余計なことを!」
八乙女宗助は怒っていた、
自らもロワに参加させたことを、
「とにかく今は奴以外を殺す!そして最後にDを殺す。
これで願いは叶う、フハハハハハハハハハハハハハハ!待ってろよ、D!」
八乙女宗助は天を仰ぎ高笑いをしていた。
「そんなの、嘘でしょ」
貝町ト子はかなり焦っていた。
Dという男が倒されえしまうと自分の願いが叶わぬまま戦いが終わってしまう
大田太郎丸亡き今優勝しなければ彼女は薬を得ることはできない。
「兎に角、全員殺さないと、」
貝町は先程声が聞こえた方へ向かおうとするが、
「あなたは、、、誰?」
貝町ト子の目の前に高笑いする男、八乙女宗助がいた。
「これはこれは参加者の貝町ト子だな、悪いがここで死んでもらおうか、」
「死ぬのはあんたよ!」
貝町は自らの銃を取り出して八乙女宗助を撃とうとしたがそれができなかった、 「残念ながら、私も良い武器を持っていてねえ、」
八乙女宗助の手にはサブマシンガンが握られていた。
「嘘、、、でしょ、、、」
貝町は穴だらけで血も沢山出ている自分の体を見て思う。
自分は死ぬのだと
「さて、まずは参加者達からだ、覚悟しておけよ、D」
「そんなの、嘘でしょ」
貝町ト子はかなり焦っていた。
Dという男が倒されえしまうと自分の願いが叶わぬまま戦いが終わってしまう
大田太郎丸亡き今優勝しなければ彼女は薬を得ることはできない。
「兎に角、全員殺さないと、」
貝町は先程声が聞こえた方へ向かおうとするが、
「あなたは、、、誰?」
貝町ト子の目の前に白髪の壮年の男性が立っている。
「私か?私は八乙女宗助だ」
ミニオンズエリア
【八乙女宗助@ジョーカー@アイドリッシュセブン】????
【状態】健康??
【時系列】14話終了後
【装備】不明 サブマシンガン(弾数不明)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、マーダー
1、最後にDを殺し、完全優勝を狙う。
2、まずは参加者を殺す
貝町ト子死亡残り6人 「マネージャー、、、」
「日和、、、」
七瀬陸と桐嶋郁弥は呆然としていた。
七瀬陸は約1年ほど自分達のグループを支えてくれたマネージャーである小鳥遊紡を失ってしまった。
小鳥遊紡は彼らアイドリッシュセブンにとって最高のマネージャーであった、メンバーの1人である和泉一織にサポートされていたが、見事アイドリッシュセブンが新人賞を与えられ、1年目でブラホワ(現実での紅白のようなもの)に出るほどのグループにしたのだ。
桐嶋郁弥が失った親友遠野日和も今回は殺し合いに乗ってしまったがいつも郁弥のことを考えている良い友人であった。
郁弥のためと暴走し、周りに迷惑をかけてしまうこともあるが郁弥にとっては大事な、親友だった。
「、、、」
鈴木正一郎はただそれを見つめていた。
彼にとって大事な人物というのはこの戦いには参加していなかった、大田太郎丸も彼にとっては寧ろ滅ぼすべき存在であった。 「鈴木さん、」
「どうした?七瀬」
「この後俺達はどうすれば、」
「決まってるだろ、Dを倒す。」
鈴木正一郎にとって今この場にいる1番の悪は主催者のDであった。
もちろんDを倒せば戦いが終わるので対主催としては当然の思考ではあるが、鈴木の中にはそれを超えた感情があった、
憎き悪であるDを正義として裁く、
他の者達とは少し変わっていて、少し強い気持ちがあった。
「でも、俺達だけでDを倒せるんでしょうか?」
「七瀬、」
「俺達13人を拉致して戦わせた人に、勝てるのかどうか、俺にはわかりません」 七瀬陸の考えはDはとても強く驚異的な存在なのではないだろうかというものだった。
実際13人の参加者を集め、ミラーモンスターが1部エリアに増えるように調整したりと、小学生でもDはただ者じゃないということがよくわかる。
「だったら他の仲間を集めるしかないよ。」
桐嶋郁弥も口を開く。
「他の仲間、、、?」
「そうか、残りの参加者の力を合わせればどんなやつが来ようが倒せる、」
「今ちょうどこっちに来てる人も他の参加者じゃない?」
桐嶋郁弥の目にはもう1人の参加者、
桐山和雄が映っていた。 「おーい!こっちこっちー!」
七瀬陸が向かってきた参加者、桐山和雄を誘導する。
「変身、、、」
七瀬陸達は手を組みたい、そう思っていたが桐山和雄は違った、
彼らを倒そうとしていた。
「陸!下がって!」
リュウガの鎧を装備した桐山和雄が七瀬陸達に向けて走り出す。
「変身!」
鈴木正一郎は先程牙王が使っていた王蛇のデッキを使い変身する。
SWORDVENT SWORDVENT
リュウガはドラグセイバー、王蛇はべノサーベルを装備して己の剣をぶつけ合う。
「はっ!」 王蛇がリュウガを切りつける。
「、、、」
リュウガが王蛇を切りつける。
「鈴木さん、」
「陸、僕達もいくよ、」
「郁弥さん、」
「確かに僕達の敵に成りうる人達は皆強いかも知れない、でも戦わなきゃいけないんだ、皆で生き残るために、、、変身!」
桐嶋郁弥は仮面ライダーアビスに変身する。
SWORD VENT
「はあああああああああああ!」
戦士桐嶋郁弥、彼の心は燃えていた、親友日和の分も生きるため、また、日和の敵を討つために ニューヨークエリア 午前4時10分
【鈴木正一郎@自作ロワ】????
【状態】ダメージ微小 仮面ライダーインペラーに55分変身不可能 仮面ライダーオルタナティブに変1時間30分変身不可能 仮面ライダー王蛇に変身中
【時系列】ロワ参戦前
【装備】カードデッキ(インペラー、オルタナティブ、ベルデ、王蛇)
【道具】支給品一式??チップカットソー 麻薬
【思考・状況】????
0、正義を執行する
1、戦いに乗ったものは殺す(マーダーキラー)
2、人の死の慣れた
3、戦いに乗っていない者達を集める
4、目の前の敵(桐山和雄)を倒す
【七瀬陸@アイドリッシュセブン】????
【状態】ダメージ中?? 持病持ち 仮面ライダー龍騎に1時間30分変身不可能
【時系列】最終回後
【装備】カードデッキ(龍騎、タイガ) ナイフ
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、小鳥遊紡の死に対するショック
2、Dに対する恐怖
【桐嶋郁弥@free!dive to the fiture】????
【状態】ダメージ中 仮面ライダーナイトに1時間30分 仮面ライダーガイに1時間35分変身不可能 仮面ライダーアビスに変身中
【時系列】本編第8話後
【装備】カードデッキ(ナイト、ガイ、アビス) スタンガン
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、日和の死によるショック
2、日和の敵討ちのためにDを倒す
【桐山和雄@バトル・ロワイアル(漫画版)】????
【状態】健康 仮面ライダーゾルダに1時間25分変身不可能 仮面ライダーリュウガに変身中
【時系列】ロワ参加前
【装備】カードデッキ(ゾルダ、リュウガ)
【道具】支給品一式??不明支給品
【思考・状況】????
0、戦いに乗る 桐山和雄の変身するリュウガは強かった、大田太郎丸やシザーアポロガイストを倒した鈴木正一郎をいとも簡単に苦戦させていた。
SWING VENT
「おらっ!」
エビルウィップで対抗するもリュウガは防ぎきる。
(なんだよ、コイツ、まるで殺しの悪魔だ、)
鈴木正一郎は彼をそう評した。
リュウガはドラグセイバーを使いつつ王蛇の殴る、蹴るなどの暴行を次々と防ぎつつドラグセイバーによる攻撃で着実にダメージを与えていた。 「はああああああああああ!」
そこに桐嶋郁弥が変身したアビスが助けに入る。
「桐嶋!?」
「このままじゃ、やられる、剣で連携攻撃をしかけよう、」
「そうだな、俺が隙を作る、お前はそこをつけ」
「わかった!」
SWORD VENT
アビスセイバーを装備したアビスがリュウガに切りかかり、リュウガはそれをドラグセイバーで防ぐ。
SWORD VENT
「はあっ!」
今度は王蛇がリュウガに切りかかるのをリュウガは蹴りで対処、 「今だ!」
アビスがリュウガの脇腹を蹴り、続いてアビスセイバーで腹部を突く。
「2人共、すごい戦いだ。」
一方七瀬陸はそれをただ見てるだけだった。
(2人の連携は敵にダメージを与えれている。でも、これで本当に倒せるの?あいつだけじゃなくてDも倒さないといけないのに、俺は何の役にも立ててない、それにこの3人でDを倒せるかなんてわからない、もう1人の参加者も戦いに乗ってたら、、、)
Dという倒すべき存在の力は未知数であった、だが彼はDはラスボスということもあり相当強いのではないかと推測していた。 恐らく他の者達もそう思っているだろう。
だが今現在他の2人は恐らくDよりは弱い戦士との戦いに苦戦している。
勿論自分が参戦してもリュウガを倒すのは不可能であると思っている。
「このままじゃ、俺達は、」
リュウガ、そしてD、この強敵を倒すことができない、そんな絶望感が七瀬陸を襲う。
(どうしよう、俺達)
七瀬陸の目の前には苦戦しながらも必死に戦う王蛇とアビスの姿が目に映る。
2人はダメージを負い、肩が上下している。
一方のリュウガは体制を崩すことなく2人を見下しているかのような雰囲気を醸し出している。
ーーーー七瀬さん、こういう時こそ冷静に、 (一織、)
七瀬陸は頭の中でアイドリッシュセブンのメンバーの1人、和泉一織の声を聞いた気がし、ふと彼のことを思った、
和泉一織はとても冷静な人間だ、裏で小鳥遊紡にアドバイスを行い影でアイドリッシュセブンを支えてきていた。
ある音楽番組で陸の病気のことを心配しすぎて歌うことを忘れるという失態を犯した、所謂放送事故である。
一織はその時皆の前で涙を流した、その失敗でアイドリッシュセブンのデビューは遅れてしまった、
それでも六弥ナギの機転や小鳥遊紡の父であり社長の小鳥遊音晴が用意した川での休養を経て、一織は立ち直り、アイドリッシュセブンも上昇気流に乗って行った、陸は今の状況とあの時の状況を重ねていた、
(俺は、諦めない!でも一織ならこうするはず、一回やってみるしかない!)
ドラグセイバーによる攻撃は着実に王蛇とアビスに攻撃を与えてへばらせていた。
「変身!」
そこにタイガに変身した陸が止めに入る。
「どうして、どうしてあなたは人を殺そうとするんですか!」
タイガは自らの怒りをぶつけるかのようにしてリュウガを殴り飛ばす。 「鈴木さんも郁弥さんも落ち着いてください!」
「何故だ七瀬!」
「Dを倒すためです。」
「確かに陸の言いたいことはわかるよ、でもなんでこいつを?」
「そうだ、お前は悪を許すというのか?」
「それは、その、」
「俺の力が必要と思ったからだろ?」
桐山和雄が口を開いた。
「ええ、その通りです。だから殺し合いなんてやめて俺達と協力しましょう!」 ーーー運命は変えられる。
桐山和雄自身が殺した城戸真司の言葉が頭をよぎる。
ーーーだからコイントスの結果も簡単にねじ曲げることができる!だから今からでも殺し合いをやめて、俺達と一緒に戦いを、、、止めよう、、、
城戸真司は戦いを止めようとし、その心を桐山和雄にも伝えようとした。
ーーそしてその思いと目の前の男達の思いは一致した。
「、、、良いだろう、ただしそれは、コイントスで決めよう。」
リュウガの変身を解いて桐山和雄はコインを取り出す。
「本当に協力させる気なの?」
「悪は悪だ、協力することになってもDを倒した後にはお前を制裁する。」
桐嶋郁弥と鈴木正一郎も変身を解除する。 「でもどうしてあなたは殺し合いに乗っていたんですか?」
七瀬陸も変身を解除しながら問う。
「今と同じだ、コイントスで決めた。」
「なんだと!?」
その場にいる者達は唖然とし、鈴木正一郎は激昂している。
「そんなんで悪になっていいと思ってるのか!!」
鈴木正一郎は桐山和雄に掴みかかる。
「俺には時々何が正しいかわからなくなる、だから俺はこうした、」
桐山和雄は淡々と語り出す。 「そんなことでお前は!」
「ああ、そんなことかもしれない、だが考えを変えるか変えないかもそんなこと次第だ」
桐山和雄の指に弾かれたコインが宙を舞い落ちてくる。
「表ならDを倒す裏ならば引き続き殺し合いをする。」
緊張の一瞬、全員の目がコインを追い、コインは桐山和雄の手の上に収まる。
「どっちだ、」
桐嶋郁弥はその手を見据える。 確かに桐山和雄は悪かもしれない、誰かを殺していたかもしれない、それでも強大な敵に立ち向かうのには必要なのかもしれない、
だからこそ彼は祈った、いや、彼だけでなく七瀬陸も鈴木正一郎も祈っている。表が出ることを、
「結果は表のようだ、」
桐山和雄の手の上には表を上にしてコインが横たわっていた、
「やったー!」
1番初めに声を挙げたのは陸、
「これで味方が増えた、」
桐嶋郁弥も安堵の声を漏らす。
「仕方がないな、存分に働いてもらうぞ」
鈴木正一郎も桐山和雄を受け入れた。 「これで俺はお前達の仲間だ、とにかくまずは情報交換だ、」
「おっと、その前に」
桐山和雄が情報交換を提案したその時だった、
「お前は!?」
「やあ、皆、Dだよ、」
全員(桐山和雄を除く)が驚愕する。
「残った参加者皆団結しちゃったみたいだから挑戦状を叩きつけることにしたよ、7時ぐらいにウォーターワールドエリアで会おう。」
「貴様!ここで倒す!」
「あ、7時ぐらいにはモンスターエリアとそうじゃないエリアを入れ替えるから頑張って移動しててね、」
鈴木正一郎が殴りかかろうとしたのを避けてDは姿を消す。
「7時が、決戦の時か、」
桐嶋郁弥がそう言いながら空を見上げる。
「絶対に倒そう、皆で!」 午前4時20分
【鈴木正一郎@自作ロワ】????
【状態】ダメージ微小 仮面ライダーインペラーに45分変身不可能 仮面ライダーオルタナティブに変1時間20分変身不可能 仮面ライダー王蛇に2時間ほど変身不可能
【時系列】ロワ参戦前
【装備】カードデッキ(インペラー、オルタナティブ、ベルデ、王蛇)
【道具】支給品一式??チップカットソー 麻薬
【思考・状況】????
0、正義を執行する
1、戦いに乗ったものは殺す(マーダーキラー)
2、人の死の慣れた
3、桐山和雄を受け入れるかどうかの葛藤
【七瀬陸@アイドリッシュセブン】????
【状態】ダメージ中?? 持病持ち 仮面ライダー龍騎に1時間20分変身不可能 仮面ライダータイガに2時間ほど変身不可能
【時系列】最終回後
【装備】カードデッキ(龍騎、タイガ) ナイフ
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、小鳥遊紡の死に対するショック
2、Dに対する恐怖
【桐嶋郁弥@free!dive to the fiture】????
【状態】ダメージ中 仮面ライダーナイトに1時間20分 仮面ライダーガイに1時間25分変身不可能 仮面ライダーアビスに2時間ほど変身不可能
【時系列】本編第8話後
【装備】カードデッキ(ナイト、ガイ、アビス) スタンガン
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、日和の死によるショック
2、日和の敵討ちのためにDを倒す
【桐山和雄@バトル・ロワイアル(漫画版)】????
【状態】健康 仮面ライダーゾルダに1時間15分変身不可能 仮面ライダーリュウガに2時間ほど変身不可能
【時系列】ロワ参加前
【装備】カードデッキ(ゾルダ、リュウガ)
【道具】支給品一式??不明支給品
【思考・状況】????
0、Dを倒す
1、情報交換をする
現在地不明
【D@主催者@オリキャラ】????
【状態】健康??
【装備】不明
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、マーダー
1、ラスボスの役目を果たす 「そうか、俺達は別の世界の別の時間から集められていたのか。」
情報交換を繰り返すうちにこの事実が明らかになった、七瀬陸と桐嶋郁弥の世界は似たような世界ではあるが有名番組や有名な芸能人に違いがあった。
鈴木正一郎の世界には獣人と呼ばれる人ならざる者がいるという違いがあった。
更に桐山和雄の世界では国が日本ではなく大東亜共和国という全く違う国家であった。
「でもなんで俺達が集められたんだろう」 七瀬陸は疑問を投げかけた
はっきり言うとこの場にいるもの達の共通点は何もなかった、強いて言うならば桐山和雄と鈴木正一郎は連れてこられた時間軸より後の時間軸で殺し合いに参加させられているがこの場にいるもの達にはそんなことはわからない。
「もしかしたらだけど誰か大切な人がいるとか」
「それは、なさそうだな」
「ああ、俺には大切な人はいないからな」
桐嶋郁弥の考察を鈴木正一郎と桐山和雄は否定する。
「俺はともかくクラスメイトだった大田太郎丸にそんなのがいるとは思えない、あいつは女を奴隷にする最低野郎だ。」 「とにかく今は呼ばれた理由よりも作戦の方が大事じゃないか?」
桐山和雄が割って入る。
「それもそうだな、今俺たちの手元にあるカードデッキは龍騎、ナイト、ゾルダ、王蛇、アビス、ガイ、インペラー、タイガ、リュウガ、ベルデ、オルタナティブの11枚だ、どれを誰が使うかだが、」
「僕はナイトとガイとアビスを使いたい、」
桐嶋郁弥は自分自身が最初から持っていたナイトと親友、遠野日和が使っていたガイとアビスを選択した。
「俺は、龍騎とタイガを使いたいです。」
七瀬陸も同様に初期カードデッキの龍騎と先程変身したタイガを選択した。
「なら俺はインペラーと王蛇とオルタナティブを使おう、お前は余った奴らでいいか?」
「構わん、」
桐山和雄はゾルダ、リュウガ、ベルデのデッキを受け取る。
「他の装備は恐らく使えない、邪魔になるかも知れないから置いていこう。」
鈴木正一郎の提案でカードデッキと食料などの基本支給品は置いていくことになった。 「それとだが恐らくもう1人の参加者も現れるかも知れないから1番使いやすいデッキは温存してもう1つのデッキで変身した方が良さそうだと思うがどうだろう?」
「そうだな、Dがミラーモンスターを数体引き連れて来ることもありうるからな」
鈴木正一郎の提案に桐山和雄が賛同し他の2人も同様に賛成する。
「そろそろ時間だ、行こう!」
七瀬陸の一声で全員が立ち上がり彼らはウォーターワールドへ向かった。 午前7時前
【鈴木正一郎@自作ロワ】????
【状態】健康
【時系列】ロワ参戦前
【装備】カードデッキ(インペラー、オルタナティブ、王蛇)
【道具】支給品一式
【思考・状況】????
0、正義を執行する
1、戦いに乗ったものは殺す(マーダーキラー)
2、人の死の慣れた
3、戦いに乗っていない者達を集める
【七瀬陸@アイドリッシュセブン】????
【状態】健康
【時系列】最終回後
【装備】カードデッキ(龍騎、タイガ)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、小鳥遊紡の死に対するショック
2、Dに対する恐怖
【桐嶋郁弥@free!dive to the fiture】????
【状態】健康
【時系列】本編第8話後
【装備】カードデッキ(ナイト、ガイ、アビス)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、日和の死によるショック
2、日和の敵討ちのためにDを倒す
【桐山和雄@バトル・ロワイアル(漫画版)】????
【状態】健康
【時系列】ロワ参加前
【装備】カードデッキ(ゾルダ、リュウガ、ベルデ)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、Dを倒す 「ほう、ここを決戦の地に選んだか、」
「そうだよ、八乙女さん、」
ウォーターワールドのステージ上でDと八乙女宗助は会話していた。
「そろそろ時間だ、行っておいで、モンスター達、」
普段は観客席である筈の場所にはモンスター達が佇んでいる。
(そう言って余裕でいれるのも今のうちだ、後で確実に殺してやるから覚悟していろD)
獲物を待つモンスター達の瞳と野望を持つ八乙女宗助の瞳は彼らがやってくるであろう入口を見つめていた。 【D@主催者@オリキャラ】????
【状態】健康??
【装備】不明
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、マーダー
1、ラスボスの役目を果たす
【八乙女宗助@ジョーカー@アイドリッシュセブン】????
【状態】健康??
【時系列】14話終了後
【装備】不明 サブマシンガン(弾数不明)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、マーダー
1、最後にDを殺し、完全優勝を狙う。
2、まずは参加者を殺す ウォーターワールドの観客席及び通路にはディスパイダー、メガゼール、ネガゼール、
マガゼール、オメガゼール、ゼブラスカル(ブロンズ、アイアン)、
ワイルドボーダー、シールドボーダー、ゼノバイター、テラバイター、
デッドリマー、バクラーケン、ウィスクラーケン、ゲルニュート、
アビスラッシャー、アビスハンマー、ソノラブーマ、
バズスティンガー(ホーネット、ワスプ、ビー、ブルーム、フロスト)??
ブロバジェル、レスパイダー、ミスパイダー、ソロスパイダー
この約30体に加え、前方通路ステージにもガルドサンダー、ガルドストーム、ガルドミラージュ、そして八乙女宗助がいる。
「ようやく来たみたいだね」
そしてウォーターワールド入口には
七瀬陸、桐山和雄、桐嶋郁弥、鈴木正一郎の4人が並んでいた。
「D、ここでお前を倒す!行くぞ!」
鈴木正一郎が代表し声を上げる。
「八乙女さん、やっちゃって」
「言われなくともわかってる」
「「「「「変身!」」」」」
この会場に5人の戦士が君臨する。
八乙女宗助が変身した仮面ライダーオルタナティブゼロ、七瀬陸が変身したタイガ、桐山和雄が変身したリュウガ、桐嶋郁弥が変身したアビス、そして鈴木正一郎が変身したオルタナティブ 「行け!怪人たちよ!」
オルタナティブゼロと共に怪人達が4人のライダーに襲いかかる。
「任せて、」
FINAL VENT
アビスラッシャーとアビスハンマーが合体したモンスター、アビソドンが現れてモンスター達を蹴散らす。
「俺も手伝おう」
ADVENT
リュウガが召喚したドラグブラッカーもモンスター達に攻撃をする。
「俺だって、」
STRIKE VENT
デストクローを装備したタイガもモンスター達を次々と切り裂いていく。 SWORD VENT SWORD VENT
「お前の相手はこの俺だ!」
オルタナティブがオルタナティブゼロに斬りかかり、ゼロもそれを防ぐ。
「貴様という悪を成敗する!」
オルタナティブとゼロの刃がぶつかり合う。
SWORD VENT SWORDVENT
「はっ!くらえ!」
アビスとリュウガは自らの剣を使ってモンスター達を次々と切っていく。
「数が多い、」
「ああ、だが俺達のモンスターならばきっとやれる。」
「そうだね、」
2人のモンスターアビソドンとドラグブラッカーがモンスター達を蹴散らしていく。 「俺は絶対、兄さん達の、一織達のところに戻るんだ!」
タイガもデストクローで次々とモンスターを撃破していく。
ADVENT
「デストワイルダー、いくよ、」
タイガに向けて連携攻撃をしてくるメガゼール、ネガゼール、マガゼール、オメガゼールの4体のモンスター
そして迎え撃つタイガとデストワイルダー
まず最初に槍を突き出してきたオメガゼールの攻撃をタイガのデストクローが止める。
そしてそのオメガゼールの腹部をデストワイルダーが貫き撃破、
次にそのデストワイルダーを突きにきたネガゼールをタイガがジャンプして上から切り裂く。
さらにマガゼールもデストワイルダーを狙うが怯んだネガゼールと衝突したところを2人に同時に爪で切り裂かれ死亡する。
「いくよ!」
そしてタイガとデストワイルダーの爪はメガゼールを同時に狙い突き刺す。
「やった!」
敵を倒しても油断はできない、今度はガルドサンダーがタイガを狙い腕の鋭い鉤爪で襲いかかる。
がしかしデストワイルダーはそれを上回る大きさの爪で防ぎ、横からタイガがデストクローでガルドサンダーの腹部を突く。
「必殺技だ!」
FINAL VENT
デストワイルダーが爪を使いウォーターワールド観客席中央通路でガルドサンダーを引きずり、
そしてタイガがデストクローで刺し貫く
摩擦熱で熱くされたガルドサンダーの体はデストクローから放たれた冷気によって熱疲労で爆発する。
「見てて、天にい、マネージャーアイドリッシュセブンの皆、俺は絶対に勝つ!」 そして七瀬陸は気付く、ある1枚のカードが落ちてることに
一方桐山和雄、リュウガもバズスティンガー達と戦っていた。
STRIKE VENT
「はっ!」
ドラグクローとドラグブラッカーから放たれる炎はバズスティンガー達に直撃し石化させる。
「1、2、3、4、5」
リュウガはドラグセイバーで一体一体を切り裂いていく。
ガルドミラージュがリュウガの前に現れる。
「ある男が言っていた、運命は変えられると、だからもし俺達が負けてしまうという運命があるのなら、俺はその運命を変えよう」
斧を使って攻撃するガルドミラージュの斧をドラグセイバーで止めて、リュウガはガルドミラージュの腹部を蹴る。
「はっ!」
そして怯んだガルドミラージュをドラグセイバー数回切る。
「止めだ!」
FINAL VENT
城戸真司が本来変身する仮面ライダー龍騎とは違い黒い炎のドラゴンライダーキックがガルドミラージュと周りのモンスターを吹き飛ばし、その命を奪う。
「充よ、今のモンスターのような風貌はネイティブ・アメリカンだ。」 「日和、遥、兄貴、僕は戦う、みんなの為に、みんなのところに戻る為にも、ここにいるみんなを救う為にも!」
アビスの二刀流攻撃はディスパイダー、レスパイダー、ミスパイダー、ソロスパイダーの4体を切り裂いていく。
ガルドサンダーが飛びながらアビスに突撃する。
「アビソドン!」
アビソドンから放たれるエネルギー弾がガルドミラージュを襲う。
「くらえ!」
アビスセイバーがガルドミラージュの肉体を貫きその命を絶たせる。
「僕は負けないよ、日和」
そしてまたアビスの横にはあるカードが落ちていたのを桐嶋郁弥は拾った。 「私はここでお前を倒す!絶対に帰って、TRIGGERを1番にして見せる!」
狂気的な男、八乙女宗介はオルタナティブゼロに変身しオルタナティブに変身した鈴木正一郎を圧倒していた。
身体能力では鈴木正一郎が上ではあるがスペックではオルタナティブゼロが上だった
「俺はお前の巫山戯た考えを正義の名のもとに壊させてもらおうか!」
オルタナティブが剣を振るうが
「貴様では勝てん!」
ゼロは防ぎきる。
(そうすりゃいいんだ)
その時だった
「アポロスラッシュ!」
謎の存在が突如現れてオルタナティブゼロを切り裂いた。
「何者だ!貴様!」
「もしや、お前は」
その姿に鈴木正一郎は見覚えがあった。 「アポロ、ガイスト?」
姿は先程のシザーアポロガイストと少し変わっており右手にはシザースピンチ左腕にはシェルディフェンス
胴体の鎧と肩は仮面ライダーシザース
パーフェクターがついているはずの場所には爪状の角がついている。
この姿を言い表すならばスーパーシザーアポロガイストだろう。
「貴様ァ!何者だ!」
「我が名はアポロガイストだ!」
しかも自我も芽生え言語能力もあるようだ。
「アポロガイスト、何をしに来た」
「さあな、俺は宇宙一迷惑な男なだけだ。」
「とにかくいくぞ!」
オルタナティブのスラッシュダガーとアポロガイストのシザースピンチがオルタナティブゼロを襲い、防ぎきれなかった
「このまま負けてなるものか!!」 オルタナティブゼロもスラッシュダガーを振るうがオルタナティブのスラッシュダガーに防がれ腹部をシザースピンチで攻撃される。
「ぐっ!」
「はっ!」
さらにオルタナティブがスラッシュダガーを振るいオルタナティブゼロに確実にダメージを与える。
「オルタナティブ、このカードを使え」
「わかった、」
FINAL VENT
アポロガイストがオルタナティブをレシーブのようにして飛ばしてオルタナティブが回転しながらオルタナティブゼロに突っ込む本来はシザースの必殺技であるシザースアタックが放たれる。
「うわあああああああああああああ!!」
オルタナティブゼロの変身が解かれ、ファムのデッキが地面に落ちる。
「私はこんな所で、」
「こいつは没収だ」
アポロガイストがシザースピンチでファムのデッキを掴む。
「さらばだ、」
シザースピンチによってファムのデッキは無残にも砕かれてしまった。
「馬鹿な!そんなことすれば契約が!やめろおおおおおおおっl!」
時既に遅し
水面から現れたブランウィングが八乙女宗助の体をくわえて天に飛び去っていた。
傲慢且つブラックな芸能事務所社長の最期は呆気ないものだった
八乙女宗助死亡残り5人 「ハハハハハハ!面白いねークソ野郎が無残にも死にやがったよwwwwwww」
「お前、何笑ってんだよ、」
八乙女宗助の死を見て爆笑するDとそれを見て睨む鈴木正一郎
「さて、こっからがサドンデスゲームだ!」
Dがそう言うとアポロガイストを省く全員の変身が解除される。
「こっからは変身制限なしのどちらかが倒れるまで終わらないサドンデスゲームさ、僕を倒すまでこのウォーターワールドからは出れないよ。」
「そうか、なら俺もここで決着をつけるか、」
「このアポロガイストも協力しよう」
「日和、見ててくれよ、僕の変身」
「城戸真司という男が言っていた、運命は変えられる
なら俺はお前に倒される運命があるならそれを変えよう。」
「俺は、皆のために戦う!行くよ!」
「「「「「変身!!!」」」」」 Dは神々しき黄金の不死鳥の仮面ライダー、オーディンに姿を変えて、七瀬陸は龍騎に、桐嶋郁弥はナイトに、桐山和雄はゾルダに、鈴木正一郎は王蛇に変身する。
「さてと、まずはイレギュラーから倒そうかな、」
一瞬オーディンの姿が消えた
「なんだ!?」
そして一瞬にしてアポロガイストの前に現れた。
SWORD VENT
オーディンの2本の剣ゴルドセイバーが現れ、オーディンが二刀流でアポロガイストに切り掛る。
「威力が、強い!」
シェルディフェンスで防ぐが押されている。
「所詮最弱デッキの力なんかで、最強デッキに勝てるわけないじゃん」
アポロガイストが徐々に押されていく。
SWORD VENT
王蛇がべノサーベルでオーディンを切りつけようとするが、
「無駄だよ、」
ゴルドセイバーのうち1本がそれを防ぐ。 「畳み掛けるよ」
STRIKE VENT SHOOT VENT NASTY VENT
ギガランチャーの砲弾、ドラグクローの炎、ダークウィングの超音波がオーディンを襲う。
その時だったオーディンのデッキから1枚のカードが現れて浮遊し近くに立ててあったゴルドバイザーに挿入される。
GURD VENT
ゴルドシールドが出現しそれらを防ぐ。
「僕は手を使わずにカードを使えるんだ。」
ADVENT
今度はゴルドフェニックスが現れてナイト、ゾルダ、龍騎を襲う。
「だが俺達は負けん!」
王蛇が回し蹴りでゴルドセイバーの勢いを殺し、べノサーベルをオーディンの胸部に叩きつける。
「いいねえ、流石は正義執行人君だよ、でもねえ、」
アポロガイストもシザースピンチで切りつけようとするが
「烈火!疾風!」
ゴルドセイバーから発生した炎と風がアポロガイストと王蛇を襲う。 「君たちじゃ僕に勝てないよ、」
オーディンの振るう剣が一撃、二戟と着実に王蛇にダメージを与える。
「王蛇!!」
そこにアポロガイストが助けにはいるが、
「疾風!」
片方の剣から放たれた強風によって吹き飛ばされながらその風に切られていく。
「はああああああああああ!」
後ろから王蛇が切りつけようとするが
「烈火!」
燃えさかる炎によって焼かれてしまう。
「何度も同じ手を使わせないでよ、」
FINAL VENT
「じゃあもうこれで終わりだね。」
突如龍騎たちと交戦していたゴルトフェニックスがオーディンの上に飛んでいきオーディンと合体し、アポロガイストの方を向く。
「耐え切ってみせる!」
「アポロガイスト!危ない!」 FINAL VENT
王蛇がその一直線に立ちFINAL VENTを発動する。
ゴルトフェニックスと合体したオーディンが突進してくる技であるエターナルカオスと王蛇が発動したハイドロべノン、2つの技が激突するがその差は歴然としていた。
「うわあああああああああああ!」
王蛇は大きく吹き飛ばされ、体から火花を散らしながら座席に激突する。
「うおおおおおおおおおおおお!」
アポロガイストもそれに耐えようとシェルディフェンスで防ごうとするが
「なんだ!」
シェルディフェンスは無残に砕かれエターナルカオスは直接無防備なアポロガイストの体を襲い、
(我の命、ここで燃え尽きるか、、、)
その体を爆発四散させ、命を奪った。
「その程度?流石最弱のデッキだよ。」
オーディンは王蛇の方を向く。
「はぁ、はぁ、」
王蛇の息は荒く、かなりダメージを受けているのがわかる。
「みんな、俺の正義を、頼んだぞ、、、」
これが、王蛇の最後の言葉だった。
鈴木正一郎の意識はとてつもないスピードで失われ、体も倒れ、もう起きることはなかった。
「鈴木さん!」
その様子を、ゴルトフェニックスと先程まで戦っていた龍騎達も見ていた。
「絶対に敵を打つよ!陸!桐山も、」
「ああ、わかってる」
「へー面白いじゃん、じゃあさっさと行こうか、ゴルトフェニックス」
鈴木正一郎死亡残り4人
シザーアポロガイスト死亡 オーディンとゴルトフェニックスの連携は圧倒的なものだった、
ただでさえ、先程までゴルトフェニックスに苦戦していたのに、そこにオーディン自身も加わり、龍騎達を圧倒していた。
「君たちじゃ僕には勝てない、」
オーディンの剣は龍騎、ナイトの2人の剣を圧倒する。
「郁弥さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないよ、」
ゾルダもそこへ銃を撃ちたいが、ゴルトフェニックスに苦戦を強いられる。
「なんとかする方法を、見つけないと、」
剣に圧倒されながらも七瀬陸は考えた、打開策を
「そうだ、もしかしたらあのカード」
そして七瀬陸は思い出した、
ガルドミラージュを倒した時にその場に落ちていたカードを
「一か八か、やってみるしかない!!」
七瀬陸がそのカードを出すと辺りは烈火に包まれる。
「まさかそこにあったとわねえ、」 ドラグバイザーがドラグバイザーツバイに変化する。
「マネージャー、いくよ!」
SURVIVE
ドラグバイザーツバイにサバイブ烈火のカードが装填されると、仮面ライダー龍騎の姿は仮面ライダー龍騎サバイブに変化する。
「これが、新しい力、」
SWORD VENT
ドラグバイザーツバイが銃剣状に変化し、オーディンのゴルドセイバーとぶつかり合う。
「そうか!だったら僕も」
桐嶋郁弥も思い出した、ガルドサンダーを倒した時に拾ったカードを 「僕は、日和達のために、生き残ってみせる!」
ナイトの周りに烈風が起こり、ダークバイザーがダークバイザーツバイに変化する。
SURVIVE
そして仮面ライダーナイトの姿も仮面ライダーナイトサバイブへと変化する。
「はっ!」
ナイトサバイブもダークブレードでオーディンを切ろうとする。
「面白くなってきたね」
宙を浮遊して現れたゴルドシールドがそれを防ぐ。
「陸!いっせいに攻撃しよう!」
「俺も援護しよう。」
SHOOT VENT SHOOT VENT
ドラグバイザーツバイから放つレーザーとドラグランザーの火炎を同時に浴びせるメテオバレット
ダークバイザーツバイがクロスボウ型の「ダークアロー」に変形し、吸収した太陽光のエネルギーで放たれた光の矢
ゾルダのギガランチャーの砲弾がオーディンとその前にあるゴルドシールドに放たれ、ゴルドシールドを破壊し、オーディンにダメージを与えた。 「君たち、なかなか強いねえ、でもねこれはどうかな?」
RETURN VENT
オーディンはストレンジベントのカードでリターンベントを発動し、あるカードを手元に加える。
「陸、嫌な予感がする、気をつけろ」
龍騎達の後ろにいるゾルダは気がついた。
恐らくオーディンが今最も必要とするカード、ファイナルベントのカードが彼の手元に戻ったのだと、
「ご名答だね、桐山君」
FINAL VENT
再びエターナルカオスが発動されて龍騎達を襲おうとする。
「郁弥さん、必殺技には必殺技をぶつけましょう。」
「ああ、わかってるよ陸」
FINAL VENT FINAL VENT
2人の契約モンスターがそれぞれバイクに変形し、2人はそれに乗り込む。
2台のバイクは観客席などを駆け下りながらオーディンに火球とレーザーを放ち、マントでダークレイダーの機首を芯にナイトサバイブのマントを槍のように変化させて貫く疾風断と、
龍騎サバイブが乗ったドラグランザーがそのまま激突するドラゴンファイアーストームがオーディンのエターナルカオスとぶつかり、大きな爆発を生み出した。 午前7時30分頃
【七瀬陸@アイドリッシュセブン】????
【状態】ダメージ中
【時系列】最終回後
【装備】カードデッキ(龍騎、タイガ) サバイブ烈火
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、小鳥遊紡の死に対するショック
2、真相を聞く
【桐嶋郁弥@free!dive to the fiture】????
【状態】健康
【時系列】本編第8話後
【装備】カードデッキ(ナイト、ガイ、アビス)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、対主催
1、日和の死によるショック
2、真相を聞く
【桐山和雄@バトル・ロワイアル(漫画版)】????
【状態】健康
【時系列】ロワ参加前
【装備】カードデッキ(ゾルダ、リュウガ、ベルデ)
【道具】支給品一式??
【思考・状況】????
0、真相を聞く
D死亡残り3人 「さ、立ち話もなんだし、適当に座れるところに移動しよう。」
Dと同じ姿をした男に促され、ウォーターワールドからはかなり離れたハリーポッターエリアの三本の箒というパブのような店に生存者の3人は連れられていた
「どう?バタービールでも飲む?甘いノンアルコールビールだよ、」
彼が飲み物を提供しようとするが3人は断る。
重苦しい空気が三本の箒に流れている。
「自己紹介が遅れたね、僕は独眼竜、Dは僕の分身さ」
Dに似た男は自らを独眼竜と名乗った。
「で、早く教えてくれよ!この戦いの真相を」
桐嶋郁弥は怒っていた、自らの親友、遠野日和の命を奪う戦いを作り出した男、即ち独眼竜に対して、 「わかったよ、じゃあ早速教えるね、まずはっきり言うと遠野日和君の命も、他の人達の命もね、」
「それはどういうことなんですか?」
その場の者達が呆然とする中で、七瀬陸が質問をした。
「そうだね、まず君たちというのは本物じゃない、鏡によって作り出された虚構の存在さ」
「じゃあ僕達は命もない偽物ってこと?」
「いいや、違うさ、君たちにはしっかりと魂はあるよ、そう、今は自宅とかで眠っている君たちと、簡単に言えばこれは僕が参加者全員に見せてる夢みたいなものだよ」
「となると死んだ者達もその死の記憶などを全て夢をして見ているということなのか?」
「ええ、そうだよ、で次にここのステージだけどここは昔に作られたミラーワールドってとこの残骸なのさ、ミラーワールドってのは鏡の中のモンスター達が生息する世界でここと同様13人の仮面ライダーが戦っていたのさ、」 そのまま独眼竜は仮面ライダー龍騎の物語を語った、願いを叶えるために戦った13人の仮面ライダーの物語、その戦いの主催者である神崎士郎の物語を
はっきり言って仮面ライダー龍騎という作品の話や真相全てを彼らに語った。
「そしてそのタイムリープを繰り返していたミラーワールドは消滅しきれなかったんだ、時空の歪みに残骸は集まり、そして今度は並行世界の未来人の手に渡りその未来人はある歴史を作るために僕にそれらの技術を僕に渡したのさ。」
「そしてこの戦いが開かれたのか、」
「うん、そういうことさ、桐山君、」
「でもどうして未来人はあなたにミラーワールドの残骸を渡して、あなたに戦いを主催させたんですか?」
「七瀬君、それはね、未来での娯楽になる新たなバトル・ロワイアルの種蒔きさ」
一同は驚愕する、その真相に
「もしこの技術が使えたら命を奪うことなく、尚且つ色々な世界の人間でバトル・ロワイアルができるのさ、未来人はそれをパロディバトル・ロワイアルと呼んでいるのさ。」
「1つ質問していいだろうか」 桐山和雄が聞く
「それは俺達の世界の大東亜共和国のバトル・ロワイアルと関係はあるのか?」
バトル・ロワイアルとは本来桐山和雄の世界で日本の代わりに存在する大東亜共和国のプログラムである。
つまり原作バトル・ロワイアルの話だ。
「それについてなんだけどこの世界には様々なパラレルワールドがあってね、その中でも桐山君の世界の出来事が小説になってる世界もあってね、他の人達の物語がアニメとかになってる世界もあるよ、実際僕の世界では陸君と郁弥君の世界の物語がアニメとして放映されてるよ。」
パラレルワールドについて独眼竜が語り出す。
「そして未来人は桐山和雄君がこの後巻き込まれるバトル・ロワイアルの小説に興味を持ち、このようなパロロワが催される世界ができたんだ。」
全員が全てを理解した、自分たちが作品化された世界の住民達により魂を一時的に集められ、その魂が偽の体に入れられ、殺し合いをさせられたのだと、 「これが、全ての真相だよ、何か質問はある?」
「ああ、あるぞ」
桐山和雄が立ち上がった。
「俺はその作品内ではどのような運命を辿るのだ?」
「それはネタバレになるから教えれない、でも1つ、仮面ライダー龍騎の物語の主人公の言葉を使って助言するならば運命はかえられる、さ」
「じゃあ次は俺が」
七瀬陸も立ち上がる。
「俺達のことは並行世界のファンの人達もアニメの画面を通して応援してくれてますか?」
「勿論さ、僕も君達アイドリッシュセブンの大ファンだよ、推しはいおりん、結婚を前提にお付き合いしたいレベルだよ」
独眼竜が笑顔で言う
そして周りの約2名は引き気味だ。
感情がない桐山和雄ですら少し引いているが
「わかりました、一織に伝えておきます。」
七瀬陸は笑顔で答える。 「じゃあ、次は僕が」
桐嶋郁弥も質問をする。
「日和、嫌われてそうだけど大丈夫?」
「うーん、ちょっと大丈夫じゃなさそうだけどちゃんと愛されてるよ、それよりそろそろ時間だね、
じゃあ僕は元の、退屈だけどいつまでも君達を見ていられる世界に戻るよ。
とりあえず主催者として君たちに告げるよ。
優勝おめでとう、七瀬陸君、桐嶋郁弥君」
GAME CLEAR
WINNER
七瀬陸@アイドリッシュセブン
桐山和雄@バトル・ロワイアル
桐嶋郁弥@Free! この時を待っていた、
龍騎ロワイアルというバトル・ロワイアルの主催を終えた一年後の今日
僕は遂に本格的なバトル・ロワイアルを主催できる。
名付けるならば独眼流ロワイアル
僕による僕のためのロワイアルさ
仮面ライダー、怪人、アイドル、ターミネーター、学生、兵器ユニッ
合計42もの命が今一部屋に集められている。
恐らくその殆どが自らの首についている首輪に気が付き困惑し状況を把握しようとしている頃合いだろう。
そう思い僕は部屋に入る。
「おはよう諸君、僕は独眼竜だ、」
1度言ってみたかった、
龍騎ロワではルールを鏡を通して見せただけだったから言えなかった。 「君達には今から殺し合いをしてもらうよ。」
その部屋は勿論ざわめきヤジが飛ぶ。
主催者だしこんぐらいは耐えるしかない、
「なんでこんなことをするんだ!そこに正義はあるのか!」
特に声がよく聞こえるのは七原秋也、本家バトル・ロワイアルの主人公の男である。
「えっと、七原君だっけ?」
「ああ、そうだ!」
七原秋也、相変わらず威勢のいい男だ。
「確かに僕の行おうとしていることは正義じゃないね」
「だったらなんでそんなことを!」
「決まってるじゃん、面白いから」 バトロワって見てるだけでも面白いものである
でなきゃ俺もこんなことはしない。
「なんだと!?お前、、、」
七原秋也の怒りの沸点は既に通り越えただろう。
「巫山戯んな!こんなの俺が止めてやる!!」
七原秋也がこちらに向けて走り出す。
「じゃ、見せしめは君でいいかな」
すると突如七原秋也の首輪から青白い炎が出始める。
「七原!」
三村信史ら七原の友人達が駆け寄るがもう遅い、 「三村、、、俺の分も、、、頼んだ、、、」
「しっかりしろ!」
七原秋也の全身は既に青白い炎に包まれて灰化していく。
「これはオルフェノクって奴らが使う使徒再生って奴の応用さ、もし僕に逆らうと使徒再生で死んじゃうよ」
そして、七原秋也の体は完全に灰になり崩れ去った。
「お前、、、よくも七原を!」
「おっと、君も死にたいかい?」
三村信史らも黙り込む。
「さて、まずはルールを説明するよ。
1つ、最後の一人になるまで殺し合いをすること
2つ、6時間に1回放送を行い、そこで死者と禁止エリアを教えるよ
3つ、禁止エリアは放送から2時間後と4時間後に1個ずつ増えるよ
4つ、禁止エリアに入るとさっきみたいに使徒再生で死ぬから入らないように
あ、それと皆には色々な道具を配ってるから頑張ってね
因みに道具を始め支給品はPDAから取り出せるからPDAを無くさないようにね
それじゃ、バトルスタート」
一瞬にして部屋にいた者達はエリアに転送された。
「さてと、僕もGMらしくやりますか」
GAME START
七原秋也死亡残り41名 (こんな時に、、、)
本郷猛は悩んでいた、
これからバダンや復活した悪の組織と戦わなければいけないというのに、ライダー達を引っ張っていかなければいけないのに殺し合いに参加させられているのだ、
(独眼竜とかいう男、許すわけにいかないな。)
本郷猛は固く拳を握りしめて独眼竜を倒す決意をする。
時を同じくして本郷の近くで悩む男がいた (ドラス!?奴までいるのか、、、)
麻生勝は驚いていた。
ロワに参加させられただけでなく参加者名簿には嘗て自分が倒したドラス即ちネオ生命体の名前もあった。
(こんなことしてなんの意味があるんだ、、、こんなの壊してやる!)
麻生勝もまた本郷猛と同様に戦いを壊す決意をしていた。
そんな2人は戦いが始まってたったの5分で出会った。
「君は誰だ?」
「俺は麻生勝だ。」
2人の戦士は互いのことを話した
本郷はショッカーとバダンのこと、そして村雨良のことを
麻生は望月博士とネオ生命体のことを 「なら君も我々と同じ仮面ライダーであるならわかっているだろう、この戦いを止めるべきだと。」
「勿論だ、こんな戦い止めてやる!」
「ああ、共に止めよう」
間もなく2人の戦士はお互いのPDAを確認する。
「ほう、サイクロン号か」
PDAには食料と1リットルの水のボトル2本、地図、方位磁石、懐中時計、そしてランダムの道具3つが配られている。
「俺もバイクか」
2名とも自らのバイクが支給されていた。
「麻生、まずは二手に分かれて仲間を探そう俺達が今いるのは住宅街のB6エリア、まずはこの住宅街エリアで人を集め6時間後学校で集まろう」
「わかった、じゃあ早速行こう!」 状態表??
午前0時5分 現在地B6
【本郷猛@仮面ライダーSPIRITS】????
【状態】健康??
【時系列】第3部開始前
【装備】サイクロン号
【道具】支給品一式??不明支給品×2
【思考・状況】????
0、対主催
1、独眼竜を倒す
2、仲間を集め学校に集合
【麻生勝@仮面ライダーZO】????
【状態】健康??
【時系列】本編終了後
【装備】Zブリンガー
【道具】支給品一式??不明支給品×2
【思考・状況】????
0、対主催
1、戦いを止める
2、仲間を集め学校に集合 「ボス!ボス!」
沼井充はH1のゴミ処分場で目覚めてからずっと自らのボスである桐山和雄を探している。
(今はこのワルサーが頼りだ)
沼井充に配られていた武器はワルサーP38、古い拳銃ではあるが人相手ならば性能は十分だろう
(後はパインロックシードってやつとフルボトル北都20セットってやつぐらいか)
パインロックシードはロックシードの1つでアーマードライダーのフォームチェンジやインベスの使役に使うことが出来るモジュール1つでフルボトル北都20セットはフルボトル60個のうち北都にあったフルボトル20個である。
桐山和雄を探しながらも沼井充は冷静に支給品について考えていた。