左の通路を進んだ上泉師範の前には、両手が巨大な長方形になっている怪人が立ち塞がった。

ジャンクマン「貴様が剣の達人なら…俺は粉砕の達人、ジャンクマン!」

そう言って、両手の長方形、ジャンククラッシュを構えるジャンクマン。
上泉師範も刀を構える。

両者一歩も動かない。
達人の勝負は一瞬で決まる。
ジャンククラッシュか、師範の刀か。
どちらか先に動いた方が、死ぬのだ。
それを本能で察している両者は、一歩も動かず、刀とジャンククラッシュを構え、じっと、機を待った。


――――――


柳生と彩乃、アリスの前にも悪魔超人が現れる。

チェックメイト「あなたたちの相手は、このチェックメイトがいたしましょう」

平成の悪魔超人、チェックメイトだ!!
暗黒の騎士のような風貌のチェックメイトは、ゆっくりと二人の方へ向かってくる。


さて…逆道の前にも悪魔超人が立ち塞がった。

サンシャイン「グヘヘヘ、この先には行かせん」

サンシャインだ!黄金の砂の怪物が、地面から現れ、その巨体を揺らしながら、逆道を叩き潰さんと迫ってくる。