溶岩の中に消えたエビビルゲだったが、ダメージを負いつつ生きてエンシェント国の死ね死ね団のアジトへ逃げ込んできた。
重傷を負っておめおめと逃げ帰ってきたエビビルゲに、前回のサイボーグとの戦闘以来死ね死ね団のアジトに残っていたナマコルゲが迎える。

ナマコルゲ「よくもおめおめと帰ってきたなエビビルゲ!!ドルゲ様に恥をかかせおって!!」
エビビルゲ「ま…待て!俺は作戦には成功した!逆道は完全な計算外だ!」
ナマコルゲ「貴様…ドルゲ様の計画に文句をつけるのか!」

そこへ、キバゲルゲも戻ってきた。

キバゲルゲ「エビビルゲ、レインボーマンに敗れておめおめと生きて帰って恥ずかしくはないのか!」
エビビルゲ「え…ええい!お、俺の力はあんな物ではない!」
ナマコルゲ「む、ドルゲ様より連絡が入っている」

ミスタードルゲから通信が入ってきた、ひざまずく三体の魔人。

ミスタードルゲ「エビビルゲ、逆道に無理に戦いを挑み、人質を失った上に敗れ去って逃げ帰ったお前に生きる資格は無い」
エビビルゲ「ド…ドルゲ様!お待ちください、それならば私の実力を示して見せましょう」
ミスタードルゲ「ほう、どうするのだ」
エビビルゲ「私はスターイグアナの護衛のサイボーグよりも優れた力を持っている事を証明する事で、私の力を見せましょう!」
ミスタードルゲ「なるほど、私としてもドクターボーグが素体の人間の強度の問題を解決で来たか疑問ではある」

サイバーマルコの容姿を見ながら、胡散臭げな視線を注ぐミスタードルゲ。

ミスタードルゲ「エビビルゲよ、一度だけチャンスをやろう、ミスターK、サイバーマルコとエビビルゲを一騎打ちさせて生き残った方をスターイグアナの護衛に使うというのはどうだ?
ドクターボーグもそう何度も失敗するようならばもうこれ以上のサイボーグは作れんと見ていいだろう」

エビビルゲ「うう…俺の力を見せてやるぅぅぅ」

エビのように脱皮するエビビルゲ、すると、その体が元のように再生しているではないか。

エビビルゲ「なあお前、そんなガキよりもこの怪腕魔人エビビルゲ様の方が頼もしそうだろう〜」

スターイグアナの方へ同意を求めるエビビルゲ。