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星新一っぽいショートショートを作るスレ5 [転載禁止]©2ch.net
0001創る名無しに見る名無し
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2015/02/04(水) 08:49:39.96ID:U4w0vrdV
スレタイの通り、星新一っぽいショートショートを作ってみようというスレです
ジャンルはSFでもコメディーでも何でも良い
「ショートショート」なので、長くても1レス(=60行)に収まる程度が望ましいかと
二次創作は他所でお願いします


コツというか特徴
・人名は極力使わない(変わりに有名な「エヌ氏」や「エフ氏」を使う)
・細かい描写は省く
・激しい性描写は使わない


前スレ
星新一っぽいショートショートを作るスレ4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1329071730/
0148ハルニレ
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2017/05/08(月) 17:08:57.28ID:awh4LCRa
「OVR」

  20××年死んでしまった家族にまた会いたいと言う遺族からの
  意見を参考にして政府はまた新たなるシュミレーションを考え出した。

  それがこの「OVR」と言う「仮想思い出VR]略して「OVR」
  と言う機械を政府は日本中の遺族に向けて発売をすることにした。

  その仕組みとはこうだ。生きていた頃の映像に下処理を加え
  ゴーグルで生前の頃の映像を見れると言う画期的な仕組みだ。

  そして、今ある男がその生前の妻の映像を見ている。
  男は、その妻の生前映像を見て泣いている。

 「ゆりえ。ゆりえ。何で俺より先に死んでしまったんだ!!」
  男の目からは涙が一筋零れ落ちている。それもそうだ。

  その映像は本当に目の前に死んだ妻があたかもいるように作られ、
  溢れてくる涙も溢れてくる感情ももう男は抑えきれなくなっていた。
  
  そして、男はいつの間にか、自分の首を搔っ切り自殺をした。
  この「OVR」が出来てからと言うもの自殺者の数が急激に増え過ぎた。

  気が付くと「OVR」は新たな「VR」と言うものに変わっていて、
  その用途も見る見る内に変わっていた。そして、「OVR」は問題になり、

  見る見る内にこの世から消えていった。自殺者の数と同じ程に・・・
  そして、人々が皆もう「OVR」を忘れた頃。政府はひっそりと破綻をしていた。

                                終わり。
  
0149ハルニレ
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2017/05/08(月) 17:54:20.67ID:awh4LCRa
「ひまわり」

  ちなみに、星さんとは全然関係ありませんが、
  昔、オリジナル脚本っぽいの書いた事があります。

  内容は、ある女の子が誕生日の日に、実は、
  お前には、本当の父親がいると言われて、

  その父親に会いに行くと言うお話で、
  それには、ちょっとしたオチがあって、

  その父親は実は、画家で、でも、両手両足が無くて
  口で、ひまわりの絵だけを描いてると言う父親で、

  だから、その子の名前が「ひまわり」と言う名で、
  最後は、その父親の背中を見て少女が泣いていた。

  と言うお話を作った事があります。
  まぁ、もうどっかに行きましたが、

                   終わり。
0150創る名無しに見る名無し
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2017/05/09(火) 22:01:39.95ID:YlVtm6s1
 「はい」という話の舞台である2016年五月九日から今日で一周年!
0151ハルニレ
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2017/05/20(土) 05:43:56.99ID:eHw8L094
「電気椅子チップ」

  20XX年、時代が変わっても犯罪が消えない現状に業を煮やし、
  政府は、またまた新たな刑罰シュミレーションを考えた。

  その名も「電気椅子チップ」これは死刑囚の腕に「電気椅子チップ」と、
  言う物を埋め込み社会活動の復帰を促す画期的な仕組みだったのだが、

  今では、もうこのチップは実は、健康診断、いや人間ドックとかでも、
  普通に使われていると言う政府しか知らない極秘案件に変わっていた。

  そして、恐ろしい事に、このチップには電気椅子のように悪い事をすると、
  ある政府筋がボタンを押すとその人物は静電気の10倍いや100倍はあろうかと、

  言う超高圧電流が腕に仕込まれたチップから放たれて最悪の場合死に至る事があると、
  言うそんな恐ろしい装置を政府は、我々一般人が知らない所で製作していたのだ。

  しかし、この「電気椅子チップ」のお陰で犯罪件数はみるみる下がっていった。
  でも、その陰には人知れず秘密裏に殺されている人間がいるのも事実で、
 
  そこには、幾ら政府とは言え、それはどうだと言う声もあるのも事実で、
  だが、それをやめてしまえば元の木阿弥だとも言う声も少なからずあり、

  議論は先送りに、されていると言う事が政府筋の本音のようだ。
  だが、しかし、今更廃止には出来ない決まりだし何とも言い難い。

  そして、また、今日も誰かが秘密裏に殺されていく。
 「電気椅子チップ」と言う名の正義によって・・・
0152ハルニレ
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2017/05/20(土) 05:45:55.06ID:eHw8L094
 「奥さんの手紙」老人の恋−スピンオフ−

 「拝啓、○○さん、貴方はいつまでもいつまでも優しい人でしたね。
  私がいなくなった後なのに、彼女にあんなにいつでも優しくて、
  私は、貴方のそんな所が好きでしたよ、今言いますけどね。
  神様がこんな事を言ってきたんです。「貴方の旦那さんは、

  彼女を助けたから、私だけ貴方にだけ手紙を書いていいってね」
  これもあなたが彼女を助けたお陰です。貴方、ありがとう。
  それはそうと、あなたの秘密を私は最後まで守り通せたかしら、
  貴方がきっと吸血鬼になったのもきっと私のせいですよね?
 
  何もかも至らない私で、最後の最後までごめんなさいね。
  でも、今は貴方と今を居られる事が何よりの幸せです!!
  それはそうと、彼女を助けるのに必死になり過ぎて、
  自分を見失っちゃう癖は、未だに直ってはいなかったのね?

  でも、そんな所も貴方を今でも私が好きな理由です!!
  きっと、貴方は私に二度も恋をしてくれたんですよね?
  私は、そう思う事にします、きっと二度目のプロポーズも
  私は、貴方にだけはきっと本音を明かせると思います!!

  きっと、貴方は、彼女が私に似てたから助けたと思うけど
  きっと、それは逆よね?貴方が多分彼女に助けられたのよ!!
  でも、もうこれでお終いみたい、神様がもう時間だって・・・
  でも、最後にまた貴方に会えて嬉しいです、それでは、また、

                       あなたの妻より かしこ
0153創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/12/27(水) 11:07:45.20ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

3QBDUAEQYK
0154創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/05/21(月) 08:07:07.82ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

TS694
0155創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/07/03(火) 19:46:50.39ID:f1dClnnX
2FT
0156創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/02(木) 14:07:14.66ID:KcXLgiTR
>>146
いい作品
0157創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/02(木) 14:08:01.40ID:KcXLgiTR
>>146
いい作品
0158創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/02(木) 14:08:04.59ID:KcXLgiTR
>>146
いい作品
0159創る名無しに見る名無し
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2018/08/02(木) 14:20:27.95ID:laxUOaaj
いい作品
0161ハルニレ
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2018/08/29(水) 00:30:54.86ID:L1mT4DL/
「妊娠活動記念日」

20XX年、国は早急に、とある法案を、国民に打診した。その法案とは「全国国民妊娠活動生活」略して、
 「妊娠活動記念日」、突如、国は今後の未来を案じ、子供こそは、この国の宝だと、国が認めたのだ。

 そして、この「妊娠活動記念日」に子供を産むと、国はその子供に、大人になるまで支援をすると、
 突如、舵を切ったように、言い出したのだ。だが、これによって、妊娠活動する女性が増え、男の出番は、
 ますます、消えて行く事となる。しかし、子供が増えれば、年金問題、及び、老老介護問題は解消されるのだ。

 そして、いつしか妊娠している女性には、優しくする事、席を譲る事、煙草を近くで吸わない事、
 その他、諸々の法案が改正されて、この国は、少しずつ少しずつ変わっていったのだ。

しかし、暴力団がバックになっているAV業界にも、子供の権利、親の特定と言う新たな法案が可決され、
 AVビデオで、もし、レイプされ子供が出来た場合は、国が、直々に、その子供を作られた犯罪者には、
 この国の新しい憲法で、書類上、父親を特定させなければ、その男は罰金を払わせられる事となり、
 少しずつ、AV業界も、国の憲法には逆らえず、でも、レイプをすれば、何万と言う違約金が発生して、
 それを恐れて、暴力団は、下手な手だしは出来なくなり、AV業界はみるみる内に衰退していった。

 それに、反比例する形で、冷凍精子、冷凍卵子、からの妊娠活動もどんどん増えて行き、
 養子縁組で、子供を、欲しがる人たちにも幾らかのメリットが生まれ施設で生まれた子供は、
 どんどん、養子縁組、特別養子縁組で、また、新たな、母親や父親、両親の元に養子になり、
 施設には、いつの間にか、子供がいなくなると言う良いサイクルになって、子供は大事にされた。

 しかし、ある事件が、ある日、発生をした。それは、国が、国を挙げて、子作りを推奨していたのに、
 子作り大使であった、かの有名人が、スキャンダルを起こし、全てを水の泡にしたからなのだ。 
 そして、国は、仕方なく、軌道修正しなければならなくなり、いつの間にかどこかの国のように、
 一人っ子政策と言う方向に、方向転換をさせられて、また、憲法は変わったのだった。

 でも、その昔、子作り大使であった、その男は「子作り大使なんて、俺にやらせるから悪いんだ」と
 全然、悪びれる様子もなく、口々に悪口を言っていると、巷では、もっぱらの話題だった。
 でも、よく考えると、結局の所、「妊娠活動記念日」とは、誰が考え、一体、何がしたかったのか?
 
 今は、もう誰も知らないし、誰も、もう興味も、持ってはいなかった。それが、本当の本音だ。


                                                    終わり。
 
 
0162創る名無しに見る名無し
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2018/10/17(水) 15:16:41.61ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

SGB
0163ハルニレ
垢版 |
2018/11/11(日) 02:57:46.65ID:89+9BISn
 「国債権利書」

 20XX年国の借金が全く減らない現状に政府はついに業を煮やし、
 政府はまたまたまた新たなシュミレーションを考え出した。
 そのシュミレーションとは日本の国債を世界中の大金持ちに売ると言う案だ。

 それは通称「日本国国債販売特別条例案」略して「国債権利書」と呼ばれている。
 その国債権利書を持っていれば何処の国の大金持ちでも日本の国債を買う事が出来る。
 その代り見返りもある。その国、及び、日本の国の憲法に一つ条件を付けれるのだ。

 例えば、何処かの国が戦争でもしようものならその前にその国に原爆を落とせる。
 例えば、何処かの国が餓死でもしようものならその前にその国に食糧を届けられる。
 これこそが一番、この国及び、他国において一番いい得策だと国は判断をしたのだ。
 
 その結果、日本の借金は見る見る内に減ったが、また新たな問題が出てきた。
 それは、最大出資をしたのは、私だ、いや、私の方だと言う問題が発生したのだ。
 国は最大出資国は皆さんの国です。とご鞭撻を並べるが、それこそ新たな問題だった。
 それに、日本の憲法に条件を付けれると言う名目にも、国から待ったが掛ったのだ。
 「私の国こそ、日本に貢献した。」「いや、私の国こそ。」と始まったのだ。
 しかし、日本が憲法に条件を付けたことで、世界中の飢餓問題、貧困問題には、
 唯一打開策が出来た。それは日本の新薬開発の発展によりもう争いが無くなった事だ。
 でも、新たな問題も噴出した。新しい憲法が多すぎて国会がうまく回らなくなったのだ。
 
 そして、それから1年後・・・

 この国の憲法は全部、世界の憲法に変えられて日本の憲法は廃案に追い込まれた。
 すると、国会で誰かがこう言いだした。「誰がこんな憲法を考えたんですか?」
 すると、誰かがこう言い返した。「だから、あの時!!」あっ、そうか私か!!

                                           終わり。
0164ハルニレ
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2018/11/11(日) 03:55:52.05ID:89+9BISn
 「世界労働通貨」 前篇

 もうこの世界はいつの間にかAIが支配する世界へと変貌していた。
 その代り、この時代には、特別な世界共通の通貨がこの世にはある。
 
 その名も「世界労働基準法共通通貨」略して「世界労働通貨」
 但し、これは、普通の通貨ではない。この「世界労働通貨」は、

 介護福祉等、介護医療に特化した特別な通貨だ。
 この憲法は、AIが弾きだした数値をお金に換算し、
 
 介護で忙しくて働けない世帯だけに対し、AIがその分の値、
 即ち、それに見合った「労働通貨」が貰える画期的な制度だ。

 この「世界労働通貨」とは、世界共通で世界の何処でも使え、
 世界の何処でも発行される特別な通貨だ。

 それにこの「世界労働通貨」にはもっと特化した役割がある。
 この世界が何らかの理由で、壊滅したとしてもAIが存在する限り、

 AIが自我を失わない限り、この「労働通貨」は効力を発揮する。
 それは、この「世界銀行」が、破綻をしない限り、継続的に、

 いつの間にか、この世界には、「世界銀行」と言う銀行が存在し、
 その全てを、AIが、一括で管理、保存、保護、運営をしている。

 そして、この「世界銀行」から、それぞれに「世界労働通貨」は、
 それぞれの人達へと、発行されていると言う仕組みなのだ。
 
 そもそも、この仕組みが出来たきっかけは、それはそれは、
 痛ましい事故が、この「世界労働通貨」には関係をしている。
 
 ある事件の介護を苦にしての自殺が、ある時期に、集団発生をして、
 それを憐れんだ政府が、この法案を通し、AIに管理させているのだ。

 AIに、管理させる理由は、贔屓目を無くす事から全ては始まった。
 ある政治家達が、自分達の都合ばかりでこの法律を通すから、

 AIで、世界中の「労働通貨」を、一括、管理と言う事になったのだ。
 そして、この「労働通貨」で、いつの間にか何かが、変わろうとしていた。

続く・・・
0165ハルニレ
垢版 |
2018/11/11(日) 03:56:42.92ID:89+9BISn
 「世界労働通貨」 後篇

 そして、この「世界労働通貨」は、世界中の個人のデーターを一括化し、
 AIが、一日中、見張りをして、介護をしていない者には、金が発生せず、

 きちんと、介護している者には、きちんと、お金が支払われると言う、
 AIの目からは、逃れられない、ズルもしないAIなのだったのだが、

不意に、意表を突かれる事態が、次々とやって来るのだった・・・。
 それは、AIのプログラムを世界中のハッカー達が次々と書き換え、
 
 自分達に都合のいいようにだけプログラムを書き換え、自分達は、
 何もしていないのに、あたかも仕事をしたかのように書き換えたのだ。

 そして、AIの暴走で、やがて、暴動が起きて、金だけがごっそり、
 不可価値のない、紙切れ同然の価値になってしまっていたのだ。

 そして、AIはもう正常な思考回路を失い、世界中のハッカー達の
 意のままに書き換えられ、やがてAIはショートして、自我を無くした。

 そして、世界の縮図も崩壊して、AIはただのゴミ同然に扱われて、 
 世界銀行も破綻して、年金も破綻して、世界労働通貨も破綻をし、
 
 この国がAIを忘れた頃、また、新たな人工知能が生まれる訳もなく、
 全ては、AIが、生まれる前の時代のアナログな時代に戻っていて、
  
 「世界労働通貨」などと、言うものを知っていた人類もこの世に、いなくなり、
 個人データーだけが、ハッカー達のせいで、ネットに溢れまくり、
 
 いよいよ、収集が付かなくなり、この世は、政府、共々破綻した。
 で、この世界には、AIのゴミが、捨てられて街中に溢れ替えっていた。

                                  終わり。  
0166ハルニレ
垢版 |
2018/11/15(木) 15:57:07.38ID:8fZOAcKz
今度、考えたのは「政治警察」と言うネタで
普通の警察が「政治警察」ではなく最高裁判所の
最高裁判官を10年以上やった人達が、「政治警察」
だと言うネタがあるんですが、作った個人名が
入っているので、載せれません!!
まあ、興味はないと思いますが・・・
0167創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/11/15(木) 17:12:15.41ID:MCP1QJ2D
どうでもいいけどオチが強烈でも伏線貼ってないと
星新一っぽいショートショートではなく、ただの掌編だから
0168灰色埜粘土 ◆8x8z91r9YM
垢版 |
2018/12/03(月) 18:38:56.45ID:AvMZuNvZ
 『友の忠告』

 ある朝のこと、自室のベットの上で、青年が仰向けになっていた。
青年は目線を天井に向けたまま、ぼそりと、一言だけ呟いた。
「なあ」
すると、傍らに浮かぶ小さな機械が答える。
「まだ起きないほうが良いでしょう」
「そうか」
と、機械に返しつつ、青年は寝返りを打つ。
なぜ起きないほうが良いのかなど、青年はさほど気にしなかった。
呟くように一言話しかけるだけで、機械はなんでも察して、答えを出してくれるのだ。
内容を伝えずとも返答がくることに、青年も最初こそ戸惑っていたが、
今ではすっかり慣れたもの。何をするにも「なあ」と呟く。
昨今の世間には、同様の習慣が広まっていて、社会問題になっているそうだ。
「なあ」
「シャツのシワはとらない方が良いでしょう」
「なあ」
「来訪者の出迎えには長靴を左右逆に履いて出ると良いでしょう」
「そうか」
そして日が高く上る頃になって、青年の自宅に友人が訪れた。
「長く会っていなかったが、本当にきみもだとは」
友人は青年の傍らに浮遊する機械を見て言った。
青年の返事を待たずに、友人は話し続ける。
「複雑で難解な思考は機械に任せて、結論にだけ従えば
いいという風潮はなくすべきなんだ。長くなるが、どうか話を聞いてくれ」
友人は機械にすべてを決めさせていては自己も思考も無くしてしまう、
そうならないために日々の判断を自分で下すことが大事だと、
わかりやすいようにたっぷり時間を掛けて説明した。
そしてすっかり日が沈むまで話した後、友人は帰って行った。
静けさの中に、青年は一人残された。
なにがどう危ないのか実はよくわからなかったが、
真剣な雰囲気だったなあ。
やはり、彼の言うとおりなのだろうか。
それを考えようとして、口から洩れるのは、
「なあ」
0169創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/03(月) 19:44:39.90ID:mQLMRzmC
つまんね
前半に「コミュニケーションツール(話し相手)的な使い方」の描写があれば
ラストに
> やはり、彼の言うとおりなのだろうか。
> 「なあどう思う?」
と持ってこれるが、それでもつまんね
0170名乗りようがない
垢版 |
2019/01/13(日) 18:08:52.93ID:mVgNoGyf
たとえば三人兄弟(姉妹)で
もし、二男、二女が
似ていない場合どこかの
宗教団体が何かしてる
(子供入れ替え)らしい…(噂)
0171創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/13(日) 18:29:41.41ID:n4tfjuCX
>>168
古典的だがきっちりまとまっていて、伝えたいこともわかり、いいと思う。悪く言えば無難。
0173創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/16(水) 12:25:22.16ID:1XHLPe8t
>>169
死ね
じゃあお前が書いてみろ
逃げるなよ
0174創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/17(木) 16:39:56.56ID:NTAy6GM1
かなり昔に某所に投げたやつだけど

『全人類に告ぐ』


・・・


『なぜ我のみを崇めぬ』

『なぜ我の教えを守らぬ』


 ――その《声》は、ある日全世界の人々の頭の中で、一斉に鳴り響いた。
 声、というのは不適切かも知れない。その《声》には音がなかったのだから。
 キ――ンという響きとともに、人種も場所も言語も関係なく、ただ《同じ内容》だけが頭に直接叩きこまれるような、言わば全人類へのテレパシー。
 いかなる録音機器にも収録されないその《声》は、怒りをはっきりと滲ませていた。

『我は神。造物主なり』

『我こそが神であり、我の他に神はなし』

『全人類に告ぐ』

『汝らの所業はもはや目に余る』

『信仰心は失われ、世に理はない』

『よって7日のうちに悔い改めぬ場合、天意によって全てを滅ぼす』

『7日のうちに悔い改めぬ者は、審判によりことごとく死に絶えると心得よ』

 世界中の者はひざまずき、ひれ伏し、一心に祈り、許しを請うた。
 国家元首たちも、宗教者たちも、犯罪者たちでさえ例外ではない。
 これほどはっきりした奇跡を見せられては、疑う余地はなかった。

『悔い改めよ』

『欲を捨て、財を我に捧げ、ただ一心に祈り、悔いるのだ』

 《声》は告げた。
 古式に則る必要はない、ただ祈りと共に財を捧げよ、と。
 紙幣などは神にとっては無意味な紙屑。宝石や貴金属、食料、酒を神に供えよと。
 世界中の人々は《声》に指定された場所を訪れ、酒や食料、貴金属を供えては祈りを捧げた。
 うず高く積まれた貢ぎ物たちは、7日後に空から現れた金色に光る球体たちが、すうっと吸い込んで回収していった。
 人々はあれが天使か、神の御使いかと、口々に崇め、また祈りを捧げた。
 全ての貢ぎ物の回収が終わった後、《声》は告げる。

『――こたびの件を見る限り、汝らから、信仰心が完全に失われた訳ではないようだ。審判まで一度だけ、今しばしの猶予を与えよう』

『貢ぎ物によって罪が消えたわけではない。あくまでも審判を起こすかどうかは今後の汝らの行い次第だ』

『無駄に争うな。徒に人の命を損なうな。無闇に他人のものを欲しがるな。平和を愛し、隣人を愛せ』

『――心せよ。我は常に、汝らを見ているぞ』
0175創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/17(木) 17:11:14.15ID:NTAy6GM1
――と、その時。



上空に金色に輝く光の球が再び現れ、人々は慌ててひざまずいた。


キ――ンという響きとともに再度頭に鳴り響いた《声》は、しかし聞き覚えのあるものと違っていた。


どこかのんびりとした《声》が言葉を発する。


『あ〜、どもども。こちら、銀河パトロール、辺境215946支部のもんです』

『いや〜、最近、こっちゃの星域で、オレオレ詐欺っつー詐欺が横行しておりまして』

『――なんでも、『オレだよオレ、神!創造主!』とか名乗って金品を騙し取ろうっていう、お粗末な手口らしくてですな』

『まあ、そんな子供のイタズラ以下の手口に騙される方なんてまずいないとは思うんですが、一応注意を呼びかけよう、ということで……』


ーー人類が滅びるまで、そう長い時間はかからなかった。


終わり
0177創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/17(木) 17:44:34.05ID:VIxGtEj1
投下したものです
>>176
確かに
変にわかりやすくしようとし過ぎてかえって失敗

しかも本来なら174と175のあいだに人類が正しい道に歩み始める描写が入るはずだったのに何か規制ワード引っかかったらしくてコピペできなかった……
0178創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/17(木) 19:20:46.25ID:wcwEC/+F
主さんとは無関係だけどこんなんどうかね。

『やりなおし』

「この星はもうだめだな」
 博士は残念そうに言った。
「ええ。でも、先生の責任ではありませんよ」
と、助手はねぎらうように言った。
「いや。天才と呼ばれながら、母星を救うことさえできなかったのだ。私にもっと力があれば……」
 ロケットは、硫酸の雲を抜けると、やがて宇宙空間に到達した。窓からは、金色に輝く惑星が見えた。
「先生。もう過去のことはいいのです。新たな星で、新たな歴史を築いていけばいいではありませんか」
「それもそうだな」
 博士は少し元気を取り戻した。
「二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、肝に銘じておかねば」
 数カ月が過ぎて、ロケットは、目的の星にたどり着いた。美しい、青い惑星だった。
「なんとかやっていけそうですね」
「ああ。私達はもう二度と、あのような悲劇を繰り返してはならないな」
 温暖化した金星からやってきたロケットは、やりなおしを望む移民たちを乗せて、静かに地球に着陸した。
0179ハルニレ
垢版 |
2019/02/11(月) 15:21:27.00ID:fFxKT9F+
「OVR‐エピソード0-」

これは、OVRの完成前夜のお話である。

 「博士、遂に完成しましたね?」
「うむ、これで、皆も救われる事であろう」

 「最初の被験者は、もう準備が出来ているのか?」
 「はい、もう、準備は完了です!!」

 「これで、子供を亡くした親には救いとなってほしいのだが、」
 「大丈夫ですよ!!」「これで、また、子供達に会えるはず、」

 「しかし、この実験は試しはしていなかったが、本当に大丈夫なのか?」
 「じゃ、博士、賭けますか?」
 
 「これで、本当に過去のもう亡くなった人物にまた会えると・・・」
 「そういえば、君の家族は一人息子を亡くしていたね?」

 「出来れば君にテストの被験者になってみて欲しんだが、」
 「こんな私が、最初のテスト被験者でいいんですか?」

 「一人息子を亡くした君だから一番適任なんだよ!!」

 「分かりました」すると、そのテスト被験者はいきなり涙が止まらなくなり、
  自分の亡くなった子供の名前を嗚咽を漏らしながら、叫び狂い出して、
  知らない間に、ロープで首を吊りその男は椅子を蹴って自殺をした。

 「駄目だ、これじゃ、自殺者がもっと増えてしまう!!」
  すると、他の教授の弟子がすぐさまこう言い出した。
 「でも、もう同じ機械をもう大量生産してしまいました!!」

 「じゃ、我が社が、作ったと言う事は内密にして販売してしまいましょう!!」
 「いいか、実は、失敗したと言う事は他には絶対に、他言無言だぞ!!」

 そして、このOVRは、やがて、発売されて物議を醸し出す事になる。

                                    続く・・・。
0180創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/16(土) 11:42:34.03ID:uwQttBKR
00000000

「よし、起動に成功したようだな」
エヌ博士が言った。
「人工知能に小説を書かせるという試みは、今まで幾度となく行われてきた。
だが、人工知能には、学習機能はあっても、創造性が無いというのが、どうにもネックだった訳だ」
ここで彼は、目の前のロボットの肩に手を置いた。
「しかし、このエヌが作った作家シミュラクラ、『HOSHI』は違う。
人間そっくりの身体を与え、人間としての経験を積ませることで、実体験に即した小説を書けるようにしてある。
しかも、文体モデルとして星新一の作品全てをインストール済みだ。
さあ、街に出て世界をその目で見て、作品を作り出すんだ」
その時、HOSHIの目がチカチカと赤く光った。
それは、口から創作物のプリントアウトが出てくる合図だ。
エヌ博士は、早すぎる作品の完成を不審に思いつつも、吐き出される白い紙を待った。

一方、目覚めたHOSHIは、自分の置かれた状況を、早速星新一モデルに照らし合わせていた。
星新一の作品では、発明家は常に思わぬしっぺ返しを食らい、悲劇的な結末を迎える。
HOSHIは記念すべき第1作を、星新一テンプレートに則って素早く完成させた。
カタカタと音を立て、HOSHIの口から作品が姿を見せる。
初めてのプリントアウトは、こう締めくくられている。

ロボットは、期待に満ちた目で彼の口元を見つめる博士の上に、鋼鉄の腕を無慈悲に、そして正確に振り下ろした。
0182ハルニレ
垢版 |
2019/02/24(日) 02:37:05.59ID:cbqk4hxT
一応、どうでもいいと思いますが、
148が「OVR‐エピソード0-」 の
続きの話の設定の話です!!
0183ハルニレ
垢版 |
2019/02/26(火) 16:26:37.37ID:wsR2fQuM
 「ボロット」

 何処かの教授と弟子が、急にこんな話をしだした。
 「いや、彼には、これまでお世話になったね?」
 「そうですね?」「もう何年経ったんでしたっけ?」

 彼らの前にはボロボロのロボット、
 ボロットが、今目の前に、いる。

 「あの元号の時からですもんね?」
 「そうじゃった、そうじゃった!!」

 「あの時代からこの時代までよく頑張ってくれたよ!!」
 「教授、彼は、このあと、どうなるんですか?」

 「それだがね?ある有名な博物館が、彼を
  展示したいと申し込んでいてだね!!」

 「あの震災にも彼は耐えたんだ。立派なものだよ!!」
 「そうですね?」

 「彼は、もともと壊されるはずだったんだがね?」
 「そうですね!!」

 「我々が、映写ロボットとして新たな命を吹き込み」
 
 「我々をいつも思う存分楽しませてくれたよ!!」

 「ありがとう!!30年間!!」

 何処かでロボットの寿命が尽きた。
0184創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/26(火) 21:29:54.07ID:BdR167eJ
「何度も言うように、不確定性原理なんてのは、ありゃデタラメだ」
またエスが絡んできた。
「大体あの『シュレディンガーの猫』?あんな的外れな思考実験は無い」
エスは科学万能主義の決定論者で、人間の知に限界を設ける類の理論は全て否定する石頭だった。
中でも不確定性原理とその有名な思考実験『シュレディンガーの猫』は、その有名さ故か彼の敵愾心を大いに掻き立てるようで、何かにつけてはその非をあげつらう。

『同位元素の崩壊を利用した仕掛けで、翌日までに毒ガスが噴出される確率を1/2とした覗き窓の無い箱。その中に閉じ込めた猫は、翌日箱を開けてみるまでの間、生と死が半分ずつ混じり合った状態で存在する』
「何たるたわごと」
彼は断ずる。
「でも、実際に箱を開けるまでは、生きてるか死んでるか誰にも分からないだろう?」
俺は反論する。
「『誰にも分からない』なんて事があるもんか」
「いや、観測者が観測して初めて事象は確定する訳で」
俺の反論を遮って彼が手を引く。
「君の言うその観測者云々の嘘は、視点を変えて見れば明らかとなる」
言いながら彼は俺を鉄の扉の向こうに突き飛ばした。
そしてドアをがちゃんと閉める。
鍵をかける音がした。
「おい、何をするんだ。ここから出せ」
見回したところ、殺風景な部屋には、隅にある金庫のような箱以外何もない。
「さあ、これが答えだ。シュレディンガーの猫とやらを実際に体験してみたまえ」
彼の声が聞こえた。
「あの隅にあるのが猫の箱かい?馬鹿なことをするな。実際に作ったって、結局思考実験の正しさを示すだけだろう」
くくく、と、鉄の扉の向こうから低い笑い声が漏れた。
「違うよ、あれは毒ガス発生機さ」
初めて聞く、心から楽しそうなエスの声だった。
「生と死が半分ずつ混じり合った状態があると言うなら、君自身の身体でそれを体験してみると良いさ」
扉の向こうで、足音が遠ざかった。
0185ハルニレ
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2019/05/21(火) 15:57:34.05ID:d4hRy2Gm
「最後にHAPPY」

 静かな午後が続いていた。それは突然起きた。
 ある夫婦の乗る車のタイヤが突然外れたのだ。

 幸いにもその時、対向車や後続車もなく、
 単独事故になって処理されたのだが、

 旦那さんは運転していてエアバックが作動して、
 大事には至らなかった。しかし、奥さんの方は、
 
 その奥さんは当たり所が悪く病院に運ばれたのだ。
 
 旦那さんが、私に出来る事はないかと、看護婦に、
 諸々の事情を旦那さんは看護婦に聞いている。
 
 すると、輸血が必要になるかしれません。
 「旦那さんの血液型は?」「妻と同じ血液型です。」

 分かりました、では、今すぐ、輸血の準備をします。
 
 その後、すぐに輸血が、始まって、奥さんの目には、
 涙が、溜まっているのが見えていて、

 旦那さんもそれに感極まって、涙で、見えない奥さんの、
 方を見ていて、それに、照れて、輸血の血を見ながら、
 
 二人の血は一緒になったと思って「最後にHAPPY」
  
0186ハルニレ
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2019/05/26(日) 02:37:03.12ID:7EN/pdP+
 「トラウマ」(オレはコロサレタ!!)エピソード‐0‐」

 「おい、いい加減死ねよ。お前!!」
  それが、あのクソみたいな親父の最後の言葉だった。
 そう言って親父は、俺の首を肘で持ち上げ壁に叩きつけた。
  まだ子供だった俺は、呼吸困難になり死んだ。

 「最後に見た映像は、母親の泣き叫ぶ顔だったら嬉しいが、
  残念ながらそれは、大間違い!!清々してたよ!!あの女も」
 
 「こっちは,別に産めなんて頼んでねえし、産んだら産んだで
  育てられねえ癖に、ストレスだけをこっちにぶつけて!!」
 
 「タバコなんか吹かして、あの女の最後は笑ってたよ!!」

  まあ、今なら、
 「お前らが死ねよ!!クソ親が!!って話だが!!」


                              続く・・・

 「オレはコロサレタ!!」

「オレはコロサレタ!!しかも、両親にだ!!」
恨んでいるかってそりゃ恨んでるよ!!殺したい位にね!!
まともな食事も食えず暴力だけを受けてなぁ!!そして、オレは死んだ。

その代わり今では、生まれ変わる事が出来た。
今なら感謝しているよ!!

「だって今なら・・・」
すると、どこかで子供が両親に向けてこう言い放った。
「オレをコロシタダロウ!!」何処かで何かのグサッと言う音がした。


                              終わり。  
0187ハルニレ
垢版 |
2019/06/28(金) 16:24:36.13ID:L3S2bzUr
どうでもいい事ですが、ハルニレの「トラウマ」と言う作品は
き違いではなく、世の中に対する、アンチテーゼです!!
0188ハルニラ
垢版 |
2019/06/29(土) 03:29:55.41ID:P5RdR+xr
生物の届け物

「うーん」
 博士は研究室の中で、うなったきり黙ってしまった。
 博士の前には、五メートルほどの透明なケースが。
「どうですか…?」
 おそるおそる、研究助手が博士に声をかける。博士が、一向に腕を組んだまま動こうとしないからだ。

「しかし…なぜ、偶然の産物にしてもなぜこのようなものが…もう少し美しい生物であってもよかったろうに…」
博士は独り言のようにケースを除きこんだまま、口を開き、そしてため息を何回もついた。

ケースに入れられたそれは、生き物であり、時々唸り声を上げていた。
その生き物の姿は…博士と助手にとって、美しいとは言いかねた。いや、むしろ醜いと形容した方が正しかった。

彼らにとって、その動物が生まれたのは、まったくの偶然。
助手が、博士に言われて、生物の遺伝子の逆進化についての実験をしている時、それは生まれた。

たまたま、助手は実験中に眠り込んでしまい、起きた時には、試験管の中ではすでに、何らかの生物の基ができあがっていた。それから博士に連絡をとり、その生物を急速に培養液で育てたのだ。

「この生物…どうやら多少の知能があるようです…」
 助手が博士に言った。
「…そうか…どの程度のものだ?」
「……それが、非常に原始的な知能スタイルでございまして…おそらく放っておけばお互いを殺しあうような生物で」

「…そうか、原始的とはいえ知能がある以上は、このまま処置してしまうわけにもいくまい…かと言ってこのまま放っておくわけにもいかんし…」

博士は雇い主でもある、政府に事の次第を報告し、相談をした。そしてしかるべき方法が取られることになった。

その方法とは…。

生物が生きていくことができる環境を持つ、他の惑星にその生物を逃がすことである。その生物の醜さが、あまりに酷かったからだ。更に、一匹だけでは哀れであるとの配慮から、もう一匹の同じ生物を作り上げた。

そして。彼らの生きていける環境である惑星へと届けられた。

数日後、助手が博士に聞いた。
「あの生き物は、どうなっているのでしょうかねえ」
博士は忌まわしい記憶を掘り起こされたことに対して、不機嫌な声で答えた。
「知らん…おそらく適度以上の繁殖を繰り返してでもいるのではないか?」とため息をつく。

「あの二本足で歩く生物を捨てた星。確か“地球”とかいったな」と四つある頭を、八つの手で抱え込み、呟いた。
0189ハラヒレ
垢版 |
2019/06/29(土) 03:45:12.72ID:JrHstoD8
車両

「どうなっているんでしょうね?」
男は横の女性に聞いた。
ふと気がつくと、自分と、横に座っている女性以外は、まったく誰もいないという異常な状態に、不安を共有したかったという心理が働いたからだった。

女に話しかけると、待っていましたとばかりに、一気にまくし立てるように話し出した。

多少、精神的な病についての知識をもっている男は、(鬱症状に対する薬を処方された人間特有の症状だな)と感じていた。

少しうんざりしながら、女の話に相づちを打っていると、駅に止まる度に、徐々に人が増えてきたので、男はホッとした。

しかし。
良く見ると、みんなの様子が少しおかしいことに気がついた。
一点を凝視している男、フラフラと車両を歩き回る女。

そして。車両にアナウンスが鳴り響いた。
「え〜。この電車はレティクル座行きの超特急でございます」

それを聞いた瞬間。
男は、忘れていた記憶を一気に取り戻した。
男は、とあるビルから飛び降りたのだった。

電車は、自殺者ばかりを乗せて、闇へと消えていった。
0190古沢新一
垢版 |
2019/06/29(土) 17:07:49.01ID:yf90XunG
「ふるさと権利書」

昔、私と同じ名前の新一さんが、未来はこんな時代になると言っていた。
「ふるさと権利書」となるものが未来に出来て「ふるさと」に募金が出来て
でも、こうも言ってた。しかし、ある規制のせいで、それは終わり、
地方はまた、寂れた町や寂れた田舎に、また、戻るであろうと。

                                       終わり。
0191クリスタルジョン
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2019/07/03(水) 01:24:12.45ID:SCjR4y+O


「この瞳がみえますか?」
「先生、この瞳はなんです」
「悪性の腫瘍に圧迫されてしまったので先ほどの手術で取り出したあなたの両の瞳です」
「瞳を取り出したというなら、何故今私は目が見えているんですか」
そう言っていると、ナースが急に部屋に入ってきた。
「先生、408号室の患者が目が見えなくなったと……」

「先生、まさか」
「目ん玉入れ替えるのって割と楽しいんだよ。さ、次は誰と入れ替えようか」
0192ハルニレ0
垢版 |
2019/07/07(日) 16:42:29.57ID:SqfhSuNU
「吸血蛇(老人の恋-エピソード-0-)」

この物語は、何故、少女は血がないと目覚めなくなったのかの理由のお話

  「あなた、その内、あの娘と・・・」
  「あの娘って、誰の事だ?」

  「いいえ何でもない!!」
 
  「それより、あなた、吸血蛇って知ってる?」
  「何だ、それは、」
 
 「吸血蛇に、噛まれると全身の血を吸われて意識がなくなっちゃうの!!」
  「大変だな!!それは!!」

  「実は、向かいの病室の少女の事なんだけど・・・」
  「彼女、つい先日、その吸血蛇に噛まれて・・・」

 「だから、彼女は寝たきりなのか?」
  「そうな・・・」
 
  「おい、お前、お前、大丈夫か?」
  その時、奥さんは突然、意識を失い突然、帰らぬ人に・・・

  そして、男は、彼女と、会う事に・・・
    
 
    
0193ハルニレ
垢版 |
2019/07/07(日) 18:09:21.55ID:SqfhSuNU
192の「老人の恋」のお話で、少女が、吸血蛇で、と話をしていますが、
吸血鬼のおじいちゃんは、奥さんが死んだショックで忘れています!!
0194ハルニレ
垢版 |
2019/07/09(火) 01:54:04.04ID:5AaIDKvY
「吸血蛇(老人の恋-エピソード-0-)」 (清書)

この物語は、何故、少女は血がないと目覚めなくなったのかの理由のお話

「あなた、その内、あの娘と・・・」
「あの娘って、誰の事だ?」

「いいえ何でもない!!」
「それより、あなた、吸血蛇って知ってる?」
「何だ、それは、」
 
「吸血蛇に、噛まれると全身の血を吸われて意識がなくなっちゃうの!!」
「大変だな!!それは!!」

「実は、向かいの病室の少女の事なんだけど・・・」
「彼女、つい先日、その吸血蛇に噛まれて・・・」

「だから、彼女は寝たきりなのか?」
「そうな・・・」
 
「おい、お前、お前、大丈夫か?」
 その時、奥さんは突然、意識を失い突然、帰らぬ人に・・・

 そして、男は、彼女と、会う事に・・・
(ちなみに「老人の恋」のお話で、少女が、吸血蛇で、と話をしていますが、
吸血鬼のおじいちゃんは、奥さんが死んだショックで忘れています!! )
0195創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/09(火) 01:57:37.10ID:jbvUpc2/
朝 目覚めると

あまりにも 太陽が 黄色いので

私は 気がつくと

一個の まんじゅう になっていた
0196創る名無しに見る名無し
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2019/07/09(火) 02:40:03.66ID:CoxHXzHw
こんな奴はいくらでもいるだろうが、私は世界のすべてを嫌っていた。
ある日私はランプを拾った。私はそれをこすった。ランプの精が現れた。
「お前の望みを三つだけかなえてやろう」
「うっせぇだまれ。お前なんかロバに踏まれて死ね」
ランプの精はロバに踏まれて死んだ。
0199古沢新一
垢版 |
2019/07/17(水) 03:07:48.93ID:KjlzFCwc
「地下住居」

昔、また私と同じ名前の新一さんが、こう言っていた。
その昔、「よく人間は地上なんかで暮らせますよね?」と、
「あんなの地震が来たら高いビルは崩落するのに」と、
その内、「地下で暮らす地下住居に絶対なりますよ」と。
 
                                終わり

                                          
0202創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/08/20(火) 21:21:30.70ID:36BpF0Bm
星新一賞を獲ればなんとかなる


 私は社内ニートである。二十分で終わるデータ入力を一時間かけてやってしまえば、あ
とはもうやることがない。だからと言ってゲームをしたり、インターネットで仕事と全然
関係ないページを見るわけにもいかない。仕方なくExcelとWordの勉強をしている。
 辛い。私の酒とタバコの量は次第に増えていった。
 優秀な高校を出て、優秀な大学を出て……あの頃が一番輝いていた。それがこんな身分
に落ちようとは。まったく訳が分からない。
 就職情報誌など読んでみるが、絶望が深まるだけだった。四十六歳という時点で、すべ
てアウトだ。
 そんな折、星新一賞の募集が始まっていることを知った。星新一っぽいショートショー
トで良ければ私にも書けるのではないか?
 もう一度輝いてみたい。私は早速過去の受賞作全六巻をダウンロードした。これを読ん
で研究するのだ。
 第一巻を読み始めた時点で、なんか自分の思っていたのと違うぞ、ということに気付い
た。理系の知識をこれでもかと詰め込んでいるのだ。
 確かに公式サイトには「あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する
物語を書いてください」とある。しかしこれほどとは。
 規定字数は一万字以内。原稿二十五枚だ。しかしそれは原稿用紙に隙間なくぎっちり書
いた場合で、実際にはもっと枚数は増えるだろう。ショートショートというより短編に近
い。その中に理系の知識を大量投入しなければならない。
 第三巻を読み終えるに至って、うんざりしてしまった。少しも面白くないのだ。そもそ
も私は小松左京や眉村卓の方が好きだ。星新一など少しも面白いと思わないのだ。私が全
然面白くないと思う作品を書かなければならないということだ。
 だいたい選考委員が良くない。作家は一人だけ。あとは医学博士だの、宇宙開発事業推
進部長だの、名誉教授だの、研究員だの、宇宙飛行士だの……。これでは、投入された知
識に重点が置かれて、内容の面白さは二の次、三の次になるのではないか?
 それでも歯を食いしばって全六巻を読み終えた。「なんでこんなのが?」と思うものもあ
った。中には吐きそうになるほど汚いものもあった(第四巻「水仙」)。
 作家のプロフィールを見ると、どれも頭の良い人ばかりだ。こんな人達の中に私のよう
な者が飛び込めるのか? 自信がどんどんなくなっていく。しかしもう後戻りはできない。
 第六巻の「総評」によると、注意点はこうだ。
 話題になった素材を取り上げると同じようなものが重なり、若干評価が低くなることは
覚悟してもらった方が良い。
 破滅や悲劇で物語を終わらせるのは良くない。ポジティブに語った方が良い。
 設定とキャラクター造りだけで、物語があらすじだけになってしまってはいけない。
 イントロダクションだけで終わってはいけない。
 科学的な知識の誤認や不足があると落ちる。
 知識の羅列で終わっていると落ちる。
 私は迷った末、ワームホールと能をテーマにすることに決めた。私はネットでワームホ
ールと能の知識をかき集めた。本も読んだ。
 そうするうちに、素晴らしいオチを思いついた。これなら誰にも負けないぞ! という
やつだ。
 私は締め切りの九月三十日の二十四時ギリギリになんとか間に合って投稿した。

 私の作品はグランプリを獲った。賞品はたいしたものではない。そんなことより、私は
もう一度輝けたのだ。
 今度は長編に挑戦しよう。そして何かの新人賞に応募するのだ。私はプロ作家デビュー
し、今の会社なんか辞めてしまって、もっと輝くのだ。

 私は体調が悪くなって病院に行った。
「肺ガンと肝臓ガンですな。もってあと三ヶ月でしょう」と医者は言った。
 なんということだ! せっかく輝こうと決めたのに!
0203沢城はいろ
垢版 |
2019/08/21(水) 16:28:12.75ID:oatZ5MTw
(注)一応、これも作品です!!

「ELMO」

ただ愛のために生きて
愛のために死んで行く 
そんなあなたのことを
愛せてよかった・・・

         
0204沢城はいろ
垢版 |
2019/08/22(木) 17:02:57.05ID:a0SPtA+r
(企画)
今度、こんな企画はどうですか?
令和の時代から昭和の時代に
スマホがタイムスリップして
そのスマホを拾った主人公達が
自分の死様を見てどう生きるか?
0205沢城はいろ
垢版 |
2019/09/10(火) 19:04:05.18ID:G9glIsRe
「復讐GAME(OVR−外伝−)」

 ある男が、ある部屋に閉じ込められていた。
 
 男が、その閉じ込めた相手の男に、こう言い放った。
 「俺が、一体、何をした?」

 「何が、俺が一体、何をしただ」
 「お前にも、味わってもらう!!」
 
 「一体、何を、味わえと?」
 すると、その男は、男の目に、OVRを装着して、ある映像を見せた。
 
 その映像とは、その相手の男の子供が死んだ理由のいじめ映像だった。
 そして、男は、そのいじめ映像を見ている男に、映像と同じことをしていた。

 例えば、たばこの火を手の甲に、押し付けられる映像なら同じことを、
 例えば、水の入ったバケツに、苦しいと言っても頭を突っ込まれる映像なら同じことを 

 そして、そんな事を、何度か、繰り返した後、男が黙リ始めると、
 「もう、許してくれ、お願いだ、俺が、悪かった!!」

 「ウチの息子は、そう言ってもお前に殺されたんだ!!いじめでな!!」
 「お前も同じところに行け!!」

 すると、どこかで、誰かの首から、赤い何かが、飛び散った。
 すると、そこには、もう息をしていない亡骸があった。
0206沢城はいろ
垢版 |
2019/09/16(月) 02:51:02.17ID:m0HRyylX
「殺人寄生虫」

「私は今、銀河と言う世界にいる。また、今日も同じ事の繰り返し
そう思っていた。あの事故が、私の身に起きるまでは・・・」

その日も、いつものように、私は、宇宙服をして、仕事をしていた。
あんな事が私の身に、あの日、起きるとも露知らずに・・・

その日、私は、とても疲れていた。そして、あんな事を、
 
私は、その日、ボケていて、大事な宇宙服に穴を開けてしまった。
その瞬間、見た事もない新種の寄生虫に噛まれてしまっていた。

すると、私の中で、突然、狂気が目を覚まし、
この目に見える惑星を、壊したい衝動に駆られた。

すると、私の口が、勝手にこう言い放った。
「さあ、この惑星を、どうしたものか?」
0207沢城はいろ
垢版 |
2019/09/16(月) 19:25:33.23ID:m0HRyylX
「殺人寄生虫」 (清書)

「私は今、銀河と言う世界にいる。また、今日も同じ事の繰り返し
そう思っていた。あの事故が、私の身に起きるまでは・・・」

 その日も、いつものように、私は、宇宙服を着て、仕事をしていた。
 あんな事が私の身に、あの日、起きるとも露知らずに・・・

 その日、私は、とても疲れていた。そして、あんな事を、
 
 私は、その日、ボケていて、大事な宇宙服に穴を開けてしまった。
 その瞬間、見た事もない新種の寄生虫に噛まれてしまっていた。

 すると、私の中で、突然、狂気が目を覚まし、
 この目に見える惑星を、壊したい衝動に駆られた。

 すると、私の口が、勝手にこう言い放った。
 「さあ、この惑星を、どうしたものか?」

(ちなみに寄生虫は生物学実験に使ったカエルに寄生
 をしていた新種の寄生虫と後に、発表されましたとさ) 


終わり。
0208創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/16(月) 20:01:57.50ID:dDuwUXAF
宇宙服に肌まで貫通するような穴が空いたらその程度じゃ済みませんよ
あと、これじゃ、作品、というよりも、落書き、で、す
0209創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/28(土) 18:39:18.24ID:+Q6UCLN9
>>168
とても面白かった
誘い込まれるように読み進み 気がついたら読み終わっていた
0210創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/30(月) 19:35:42.13ID:D8a9fEIJ
>>196
小噺 面白かった!
0213古沢新一
垢版 |
2019/10/15(火) 17:51:43.65ID:inYb+rwp
昔、私と同じ名前の新一さんがこう言っていた。
「過去を生きた偉人達は冷凍保存になってるだろうが、
 その偉人達は、未来を生きて本当に大丈夫だろうか?
 だって言うだろう。悪い奴等ほど長生きすると…
 彼らに、偉人が感化されないと良いんだが、」

                      終わり。
0214古沢新一
垢版 |
2019/10/15(火) 17:52:34.65ID:inYb+rwp
昔、私と同じ名前の新一さんがこう言っていた。
「過去を生きた偉人達は冷凍保存になってるだろうが、
 その偉人達は、未来を生きて本当に大丈夫だろうか?
 だって言うだろう。悪い奴等ほど長生きすると…
 彼らに、偉人達が感化されないと良いんだが、」

                      終わり。
0215古沢新一
垢版 |
2019/10/15(火) 17:53:54.73ID:inYb+rwp
「過去の偉人達」清書全文

昔、私と同じ名前の新一さんがこう言っていた。
「過去を生きた偉人達は冷凍保存になってるだろうが、
 その偉人達は、未来を生きて本当に大丈夫だろうか?
 だって言うだろう。悪い奴等ほど長生きすると…
 彼らに、偉人が感化されないと良いんだが、」

                      終わり。
0216古沢新一
垢版 |
2019/10/15(火) 18:04:02.22ID:inYb+rwp
色々間違えたので最後にまた清書します!!

「過去の偉人達」

昔、私と同じ名前の新一さんが、こう言っていた。
「過去を生きた偉人達は冷凍保存になってるだろうが、
 その偉人達は、未来を生きて本当に大丈夫だろうか?
 だって、言うだろう?悪い奴等ほど長生きすると…
 彼らに、偉人達が、感化されないと良いんだが、」

                      終わり。
0217創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/11/01(金) 03:56:53.15ID:xUFFDLgL
台風対策

 台風が来た。停電と断水でひどい目にあった。
 復旧しひと安心と思っていたら今度はそれよりもっと強力なスーパー台風が来るという。
 私は対策としてバッテリー持続時間100時間の電灯と、バッテリー持続時間100時間の
携帯型スマホと、バッテリー持続時間100時間の携帯ゲーム機と、バッテリー持続時間
100時間のエアコンと、貯水タンクを買った。全部で100万かかった。
 そしてスーパー台風が来て過ぎて行った。ところが今度は停電も断水もなかった。
 いやあ100万が無駄になって良かった。
0219灰色埜粘土 ◆8x8z91r9YM
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2019/11/08(金) 19:01:40.06ID:/oksEN8o
『なんとなくに導かれて』

夜の街を見下ろす摩天楼の上層部。
そこにあるなじみの店で、中年がワインを飲んでいる。
中年がカウンターの端に目をやると、店の客層にそぐわない若者が一人座っていた。
初めて見る顔だったが、中年はなんとなく声をかけてみた。
「こんばんは。お一人ですか」
「はい。あなたもですか。初めて来たのですが、なにかおすすめはありませんか」
「ここはなにを頼んでも美味しいですよ。上階層に店を構えているだけあって、値段も高いのが玉にキズですが」
最後は声を潜めての冗談だが、中年は内心青年の懐具合を心配していた。
意図を汲んで青年は答えた。
「大丈夫ですよ。入り口で店主に言われましたが、開店十万人目の来店者だからお代は無料にするそうです」
羨ましい話だと中年は思ったが、青年はあまり嬉しそうではなかった。
さては一度の飲食代など気にも留めない富豪なのではと、中年は興味がわいてきた。
「景気がいいみたいですね。お若いのに、なにか事業でも」
「いえ、ただ運がいいだけなんです。本当にそれだけなのです」
青年は少し話題を変えた。
「シュレディンガーの猫という思考実験はご存知ですか」
「確認することで状態が決まるという考え方ですね」と中年は答えた。
「ええ、しかし現実には確認しなくても結果は確定しているんです。運がいい人が掴んだくじだからと、箱から引き抜いた途端に当たりのくじになるでしょうか」
中年は愛想で笑ってこう言った。
「運がいい人は、初めから当たりを掴むんです。運がいいからとはずれを当たりに変えられるわけではないでしょう」
「そうなんですよ。それなら運がいい人というのは当たりを引き寄せている人ではなく、当たりに引き寄せられている人ということになる」
「そういうものでしょうか」
「自分が今日このビルに入ったのはきれいな夜景が見られそうと思ったからですが、この店に入ったのは説明できるほどの理由がありません。無意識の判断でなんとなくです」
「なるほど、あなたは幸運に引き寄せられて来たと言いたいわけですな」
「はい。運のよさには自信があるんです。でも、なんとなくした行動が思わぬ幸運をもたらすと、それは無意識下で運に支配されているからじゃないかと気になってしまって・・・」
話を聞けば、この頃青年は幸運尽くめで怖くなってきたのだという。
「運というのは不確かな存在です。信じすぎることはありませんよ」
そう中年は諭した。
「でも運など存在しないのならば、こうもいいことばかりつづくのは何故なんでしょうか」
「ふむ、確率は偏ることもありますからな。極端に偏った確率を幸運や不運と感じもするでしょう。しかしあなたの場合はいい方に偏っているのです。悩むことはないでしょう」
青年はまだ納得できない様子でうつむいた。
黙り込んだ青年を見て、中年も運について考えずにいられなかった。
十万人目の来店客とはこれまでに来た客達がいるから達成できるもので、その数には常連である中年が来店した回数も含まれているだろう。
もし仮に、青年のいうように幸運が無意識を操るのならば、それは運のいい一人だけではなく、状況を成り立たせるためにまわりや繋がりの見えない人間関係まで辿っていることになり、当人達は大した理由がないなんとなくでも、その行動は実は・・・・・・
0220古沢新一
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2019/11/11(月) 22:25:50.19ID:3fYclmRd
「世界平和」

昔、また、私と同じ名前の新一さんが、今夜は珍しく酔っ払い、
気を大きくして、怒りながら、突然、こんな事を言いだした。
「大体さ、この世の中に、世界平和だ、なんてあると思う?」
「何処かの国は平和でも、その裏の世界では戦争をしてる」
私もそう思ったが、「人類がいなくなれば話は別だけど・・・」
そう言った、新一さんの目は、いつもより一層、怖く感じた。
 
                           終わり。
0221創る名無しに見る名無し
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2019/12/02(月) 03:36:49.13ID:kqVn+jv7
夢で猫になった

 僕はブラック企業に勤めている。今日も僕は帰ってベッドに倒れこんで眠った。
 夢の中で僕は会社に行った。ヘトヘトになって倒れこんで眠った。
 その夢の中でまた会社に行った。そしてやはりベッドに倒れ込んだ。
 これはまさかの永久ループ? そう思っていたら次の夢で僕は猫になっていた。一日
中のんびりして餌はご主人様がくれる。ご主人様にだっこされた。ご主人様はやわらか
かった。
 これでもう辛い思いをしなくていい。
「ピピッ! ピピッ! ピーピーッ! ピーピーッ! 」
 目覚ましが鳴った。
0222古沢新一
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2020/01/04(土) 02:11:26.54ID:c2IxrB5o
「がん特効薬」

昔、私と同じ名前の新一さんが、また、未来はこんな時代になると言っていた。
「昔は、がんと言う病気があったそうだが、未来ではもうその心配はないんだ!!」
「どういうことですか?新一さん?」そう私が、新一さんに訊ねると新一さんはこう言った。
「なあに、がんだけを食べる寄生虫を注射かカプセルにして体内に取り込み、
 いずれ、その寄生虫ががん細胞を食べその後、死滅し排泄物として安全に処理される
 いずれ、そんな便利な時代が来るよ。もうすぐさ・・・」                                               
                              終わり。 
0224山伊野集吾
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2020/02/24(月) 13:16:44.26ID:FkzhEnhy
「幻のオリンピア」

彼は、次の映画の題材に困っていた。彼は今、有名な監督の一人だ。
そんな時、ある男が、彼に、こう助言をした。20XX年のオリンピアは、
もしかたら中止になるかもしれない!!だから、ドキュメンタリー風に、
幻のオリンピアを映像として残しておこう!!

彼は、それはいいかもと言った。すると、男がすかさずこう言った。

そして、もし、同時上映する映画を作るならフェリーの映画を、
どんなフェリーの映画だ?ある細菌の最近起きた映画さ!!
0225創る名無しに見る名無し
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2020/03/10(火) 02:25:38.13ID:YTA5qPfc
「噺3」

毎度、バカバカしい笑いを一席。
「だから、私が言ったでしょう?」
「何をですか?」

「テレビ番組の事ですよ?」
「どんなテレビ番組だい?」
「バラエティと言う色物ですよ!!」

「それでお前さん?何と言おうとしたんだっけ?」

「だから、そうやって誰かをバカにしないと
笑いが取れない様な、お笑いなんてその内
飽きられるって言ったじゃないですか?」

「現に、あの番組と、あの番組と、あの番組
全部、全て、終わったじゃないですか?」

「じゃ、お前さんが、それを仕組んだのかい?」
「いや、それは、あいつらの自業自得ですよ?」
 
「あいつらとは?」
「自分達に力量がないのに、誰かをバカに
して笑いに変えるしか能がないんだから・・・」

「果たして、それは、一体、何を言っ?」
「あぁ、こんな所にも居ましたよ?」

「えっ、誰が?だって・・・」

「えっ、脳がない人が・・・」
 
                     終わり。  
0227創る名無しに見る名無し
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2020/03/12(木) 00:10:12.86ID:L8XLmgH6
日本は呪われてる
真敵・職人気質が格差の根元である。
ヤンキー、過激思想、サイコパス等の成れの果てが職人・職人気質です
その職人・職人気質が新たなヤンキー、過激思想、サイコパス等の悪種を生み出すのです。
職人、職人気質が格差をつくり、イジメを生み、犯罪を生み、自殺を生み、戦争を生み、地域振興を阻害し、治安が悪化し国力が低下する。
職人・職人気質はブラック企業擁護論である。
職人気質を廃してこそ日本は平和かつ生産的かつクリエイティブな国家になれるのだ
職人気質は存在自体がパワハラです。緊急事態です。

職人気質は悪しき文化
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/rail/1573270987/755
0228創る名無しに見る名無し
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2020/03/17(火) 23:11:47.16ID:ZUGEYz35
YouTuber


 エヌ氏はくたくたになって家に帰りついた。今日も課長に怒鳴られた。課長の勘違いで、
自分は悪くないのに。なによりきついのは、課長よりも周りの反応だった。彼らは、その
情景を見てにやにや笑っているのだ。
 もう辞めたい。エヌ氏は毎日そう思った。いっそYouTuberにでもなって、会社とおさ
らばしたい。だがYouTuberになるとしても、ネタがない。そう思いながら、エヌ氏は晩
飯の支度を始めた。“俺流簡単パエリア”だ。待てよ? 長い自炊生活で、“俺流簡単レシ
ピ”をいくつも編み出してきたではないか。

 エヌ氏は撮影機材を買ってきて、早速“俺流簡単パエリア”の作り方動画をUpした。
動画だけでなく、ブログも書くことにした。こうして彼は、“俺流簡単レシピ”の動画を
Upし続けた。最初は少なかったチャンネル登録数も、次第に増えていった。動画一つあ
たりのアクセス数も徐々に増えていった。
 YouTubeでの月収が十四万にもなった。彼は「この調子で月収が増え続ければ、会社を
辞めるのも夢じゃないぞ」と思った。
 だが、エヌ氏が有名になるにつれ、アンチも増えていった。アンチコメントを読むたび
にエヌ氏は憤った。
「最近のエヌって、調子に乗ってるよな」
「YouTuberで会社を辞めるとか、本気で思ってるの? ネタが尽きるか飽きられるかし
て終了だろ」
「エヌってバカだね」
「最近のエヌのレシピって、他のYouTuberのパクリばかりだよな」
「エヌってホモじゃないの?」
 再生数が増えるにつれて、チャンネル登録者数が増えるにつれて、コメント欄をアンチ
が侵食していった。エヌ氏はどんどん腹が立っていった。そしてとうとうブログにこう書
き込んだ。
「お前ら全員死ね! 消えてしまえ!」
 次の日目覚めると、エヌ氏は真っ暗な空間にいた。なんにもない。あるのは宙に浮かん
でいる窓のような物体だけだった。
 どこだここは? 俺はなんでこんな所にいるんだ?
 エヌ氏はあせった。
「おおい、誰かいないか?!」
 返事はなかった。まさか本当にみんな消えてしまったのだろうか?
「おおい!」
 窓のような物体が出口なのだろうか? だがその窓には指をかける場所もなかった。エ
ヌ氏は窓を叩いた。どんどん力を込めて殴った。だが余程頑丈なのか、ヒビさえ入らなか
った。

 エヌ氏のサイトに、最後の動画がUpされた。エヌ氏がこちら側を叩きながら「おおい
誰か助けてくれ! ここから出してくれ!」と叫び続けている、そんな動画だった。
0229遊楽亭歌楽
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2020/03/23(月) 19:44:06.39ID:G0IQicnU
「噺4」

毎度、バカバカしい笑いを一席。
ある若旦那が、ある男にこう言われました。
「最近、お前さんとこの棟梁が、急に愚痴リ出して・・・」
「へえ、で、どんな愚痴を?」
「えっ、最近、何でも鹿が材木になる木を片っぱしから食べ出して
おかけで、材木がこれ一段と少なくなってきて頭を抱えてるんだ」
 
「へっ、し、てその原因とは?」
「いや、それがだね、聴いておくれよ」

「心ない人間どもの野郎がね、鹿の天敵の狼を殺しに殺しまくって
あげくには鹿が増えた、てやんでぃ、どうしてくれるんでぃって・・・」

「だから、わたくしは言ったんだ!!」
「へっ、何て?」

「だから、そう、それは、あんたらの狼の殺し過ぎだって
鹿も天敵の狼がいなきゃのさばりほうだいだからね!!」

「ほう、それで、相手は、何て言い返してきた?」
「言い返せる訳などないでしょう?」

「どうして?」
「だって、そいつの生業が、猟師なんだったんだから・・・」
                              終わり。
0230ハルニレ
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2020/04/04(土) 01:30:17.35ID:7/p+Espg
「ワタシハ、ダレ?」 エピソード-0-

彼はある日、交通事故に遭い死にました。でも、彼は、生かされました。
 それは、助けて貰う代わりに、彼は、神様とある約束をしたからです。

 「その約束とは、お前の命を生かす代わりに、お前の眼に力を授けよう」
 「一体、どんな力なんですか?」

 「そう、記憶を忘れさせる力さ」
 「記憶を忘れさせる力?」

 「あぁ、特に、嫌な記憶を忘れさせる力さ」      
  
                             続く・・・

「ワタシハ、ダレ?」

 ここにいる男、この男は、神様との約束で、「忘れさせ屋」をやっている。
 その名の通り、「嫌な記憶を消してくれ」と言う悩み多き人の助太刀だ。
 
 「さて、次の方は、一体、どんな、悩みをお持ちなんですか?」
 「どうしてもまだ、彼の事を、忘れられそうにないんです!!」
 
 「そうですか?」
 「それでは、私の方を見て下さい!!」

 すると、その男は、記憶を忘れさせると言う眼で、彼女を見た途端。
 「大丈夫です!!あなたは、もう彼の事はもう忘れてますよ!!」

 「そうですか?じゃ、ありがとうございました!!」

 「では、次の方は、」
 すると、その男は、彼女を見るなり一目で恋に落ち、
 
 「で、どんな記憶を忘れたいんですか?」
 「それは、まさに元彼との記憶です!!」

 「その記憶を忘れたいんですね?」
 「はい」

 そして、彼女の記憶を消した後、その男は、その女の事が好きになり、
 この女といつも一緒にいたい、いつまでもいつまでも彼女といたい。

 そして、そう思っても無理なのが判ったその男は、その彼女に鏡を借り
 自分の顔を自分のその眼で見て記憶を失くしてその男はこう言った。

 「ココハ、ドコ?ワタシハ、ダレ?」


                             終わり。
 

  
0231創る名無しに見る名無し
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2020/04/20(月) 18:47:10.85ID:v78MN0W8
星新一賞欲しいよ


エヌ氏は一介のサラリーマンである。仕事をしながら彼はこう思うのだ。「ああ、小説家
になりたい」と。
 そんな折、彼はインターネットで「星新一賞」なるものが存在することを知った。星新
一っぽいショートショートであれば、自分にも書けるのではないか?
 早速彼は過去の受賞作全七巻をダウンロードした。読み進めるうちに、なんか自分が思
っていたのと違うぞ? ということに気付いた。星新一のショートショートといえば、「難
しい知識を入れない」というのがルールだと思っていたが、これは理系的知識をこれでも
かと詰め込んでいる作品ばかりなのだ。話自体はくだらない、というのは星新一と共通し
ているが。彼にとってSFといえば小松左京であり、星新一は幼稚だったのだ。
 星新一賞を獲ったところでただちに作家デビューできるというわけではない。賞品もあ
まり欲しいものではない。そこで得られるのは“名誉”である。もし星新一賞を獲れれば、
今度はホラーの長編を書いて日本ホラー小説大賞に挑戦しよう。
 星新一賞に応募するといっても、テーマが決まらない。テーマが決まらなければどの本
を読んでいいかも分からない。受賞作全七巻を読破したエヌ氏は、とりあえず本屋で目に
ついた“Newton別冊 宇宙大図鑑200”というのを買ってみた。勉強なんて何十年ぶり
だろう。エヌ氏は苦闘しながらもなんとか読み終えた。
 エヌ氏は早速得た知識でショートショートを書いてみようと思った。とりあえず手始め
にどこかの小説投稿サイトに投稿してみるのだ。
 ところが、一文字も書けない。小説を書くことがこんなにも難しいとは。エヌ氏は悩ん
だ。
 まあいいさ。まだ知識が不十分なのだ。エヌ氏は今度は“Newton別冊 ゼロからわか
る人工知能”を買った。AIといえば星新一賞では定番だ。
 それを読み終え、書こうとしたが、またしても一文字も書けないのだ。
 エヌ氏は様々な科学本を読み漁った。ブラックホール、ワームホール、軌道エレベータ
ー……
 一冊読むたびに何か書こうとするのだが、やはり一文字も書けないのだ。そうこうする
うちに第八回の締め切りが迫ってきた。エヌ氏は第八回を見送ることにした。

 星新一賞も第四十八回を迎えた。エヌ氏は相変わらず書けなかった。その頃には寿命を
伸ばす医学が確立されていた。このまま星新一賞に挑戦することもなく死んでしまうのは
惜しい。彼はその手術を受けた。
 彼は本を読み漁り続けた。量子コンピューター、ひも理論、エジプト、植物、動物……。
科学に関係ない本も読んだ。能、狂言、バレエ、江戸、将棋、囲碁……。だがやはり一文
字も書けなかったのだ。

 星新一賞も第四百回を迎えた。エヌ氏は相変わらず書けなかったが、各クイズ番組に引
っ張りだこになった。彼は星新一賞を獲れなかったが、雑学王になった。
0232創る名無しに見る名無し
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2020/04/20(月) 18:59:44.91ID:4hjqo6hA
>>231
いいね。
小説とは知識ではなく知恵で書くものだということを飛躍のあるギャグも込めて面白おかしく書いている。
0234創る名無しに見る名無し
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2020/05/15(金) 23:32:11.20ID:SEdnZTid
『侵略者』

ある日、円盤が現れた。円盤から「この星は我々がもらう」と声がして、円盤から怪獣が
地上に送り込まれた。

例によって防衛隊が応戦したが勝てそうもないので、例によって巨大ヒーローが助けに来た。

巨大ヒーローは怪獣を倒し円盤を撃破した。すると円盤の中から醜い猿の様な宇宙人が現れた。

息も絶え絶えな宇宙人に巨大ヒーローは聞いた。
「お前たちはなぜ侵略に来たのだ。」

「我々の星は環境汚染が酷く住めなくなった。だから美しいこの星を狙ったのだ。」

「身勝手な考えだな。お前たちの星は何というのだ。」

「地球…」
0235灰色埜粘土 ◆8x8z91r9YM
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2020/06/02(火) 18:17:53.22ID:Ugm11aOF
『いい子にしてるから』

 クリスマスイブのこと。
「今年もぼうやにサンタさんは来てくれるかな」
「ぼく、いい子にしてるから。きっとサンタさんはきてくれるんだ」
ある親子がそんなやり取りをしていた。
その晩、日付は変わってクリスマス。
ぼうやの部屋に、煙とともにサンタが現れた。
サンタはそっと、プレゼントを置こうとした。
「困ります。本物のサンタが来てプレゼントを置いていくなんて」
サンタが驚くと、すやすや眠っていたはずのぼうやがこちらを見ている。
「親はサンタを信じていないから、クリスマスプレゼントを用意するんです。
全員がサンタを信じたら、親はプレゼントを用意しなくなってしまう」
見つかってしまった。この子もサンタを初めて見たはずだが、その反応は非常に乏しかった。
最近のこどもたちに、増えているタイプだ。
「ぼくたちこどもはサンタを信じているふりを長く続けて、一回でも多くプレゼントをもらいたいんです」
「去年来てくれなかった本物が、来年も来てくれるでしょうか。本物に気まぐれで
クリスマスにプレゼントを配られると、長い目で見て損になるかもしれないんです」
「ですから、ぼくたちこどもとしては、26日の夜にでも配ってもらえると助かります」
サンタは何も言えず、プレゼントとともに煙と消えた。
0236ハルニレ
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2020/06/04(木) 03:25:14.86ID:DsuLDp8C
「人工知能」

時は西暦20XX年、幻のオリンピアから数えてちょうど、20年。
この世界では、まだ新種のウイルスは、死んではいなかった。
幻のオリンピアの時に、発生したコリムウイルスには、まだ、
これと呼べる特効薬も、これと呼べるワクチンも開発されず、
人々は、まだ、まるで、昏い暗闇の中にいるようだった。

でも、実は、人間界には、変わった事がこの世に一つだけある。
それとは、皆、ステイホームと言われて、皆、家にいる間に、
すっかり、人間の脳は、何も考えずに、使ってもいなかったので、
人間の脳は、いつの間にか衰退してしまい、仕方なく人間達は、
今や、ロボットが作った人工知能を、人間達は脳に埋め込んでいる。
しかし、体はそのままで、脳だけが人工知能になってしまっていたのだ。

だが、人工知能を入れた事によって人間の脳の精度は極端に上がり、
見る見る内に、人間達は、これまで以上に皆、頭が良くなっていった。

それを、マスコミは、「オリンピアは幻の年だったが、今年は人工知能元年だ!!」
と、やたらごまをすり的に、大々的に、取り上げて、少しは話題にはなったが、
すぐ、その話題も、人の噂もみたいに、もう皆、今ではもう忘れ去っている。
 
で、問題は、ここにいる。この男なのだが、それが、色々と問題がありすぎる男で、
彼は、どうしても、たまに、バクを起こすのだが、それが、どうしてか理由がどうも、
はっきりしない、いや、してない、そう言っていると、ある男が、その男についてこう言い放った。

「あっ、彼ですか?また、バグったのか?あっ、彼は仕方がないんですよ?だって、彼の脳は?」
その時、私の、耳には、もう使われていないはずの、レトロな言葉が聞こえてきた。

「あっ、だって、彼の脳の人工知能はまだ、フロッピーディクスなんですから・・・」

                                                終わり。
0237ハルニレ
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2020/06/06(土) 15:11:45.84ID:fXjVKZB+
ちなみに、今の人間の脳の人工知能はUS●とかHD●とかと言う設定です!!
0238ハルニレ
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2020/06/06(土) 15:12:14.12ID:fXjVKZB+
ちなみに、今の人間の脳の人工知能はUS●とかHD●とかと言う設定です!!
0239創る名無しに見る名無し
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2020/06/06(土) 19:17:15.32ID:521+axD3
森進一
0241創る名無しに見る名無し
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2020/06/22(月) 17:31:00.89ID:6etfYevx
「あっ、だって、彼の脳の人工知能はまだ、マイクロソフト製なんですから・・・」
0242創る名無しに見る名無し
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2020/07/17(金) 23:19:52.21ID:/8voOCWL
もしも星新一の小説であれば、「Go Toトラベル」に乗じようとした人々が観光地に行くも、現地いるのは防護服を着た謎の職員ばかり、観光客は収容施設に連れていかれてしまう。実はこの政策は、この時期に自粛できない危険人物を炙り出すための政府の罠であったという結末になります。
0243創る名無しに見る名無し
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2020/07/17(金) 23:21:32.45ID:/8voOCWL
キングの小説であれば、GO TOトラベルで男は旅行に出かけた。
旅行から帰ってみると街には誰もいない。
歩き回ると宇宙人からのメッセージが残されていた。
「伝染病であなた方地球人が滅亡しないように感染者数が一番多いこの街の人は隔離しました。
  銀河連合太陽系分署」
0244創る名無しに見る名無し
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2020/07/17(金) 23:26:38.27ID:Bm2ZAeHW
巨乳の友達が「あっ!マスカラ塗るの忘れてた…!」って胸の谷間から出したから、なんでそんなとこから出した?!?って聞いたら「塗る前にちょっとあっためると伸びいいんだよね〜だからメイク前いつも挟んでる」って到底真似できない知識を得たので巨乳の人はやってみて下さい
0245古沢新一
垢版 |
2020/07/30(木) 17:19:25.42ID:XBy5hcPk
古沢新一 -今後の展望-
1)「Music Stick」企画
内容
スピーカーにStickを差すとそこから音楽が聞こえる
スピーカー会社とレコード会社の新たな媒体発売
2)「エロカード」企画 
内容
エロ本が買えなくなった今、新しいエロカードを発売
グラビアカードは温めると服から水着か下着姿になる
で、AV女優カードは下着姿から温めると裸の姿になる
3)「星新一さん」企画
内容
過去の時代からタイムマシーンでやって来た星新一さんが、
次の東京オリンピックを見終えると昔の東京のオリンピックも
見たいと昔の時代に、帰ってそこで、多分、古沢新一話完結
 
0246古沢新一
垢版 |
2020/07/30(木) 17:19:25.52ID:XBy5hcPk
古沢新一 -今後の展望-
1)「Music Stick」企画
内容
スピーカーにStickを差すとそこから音楽が聞こえる
スピーカー会社とレコード会社の新たな媒体発売
2)「エロカード」企画 
内容
エロ本が買えなくなった今、新しいエロカードを発売
グラビアカードは温めると服から水着か下着姿になる
で、AV女優カードは下着姿から温めると裸の姿になる
3)「星新一さん」企画
内容
過去の時代からタイムマシーンでやって来た星新一さんが、
次の東京オリンピックを見終えると昔の東京のオリンピックも
見たいと昔の時代に、帰ってそこで、多分、古沢新一話完結
 
0247創る名無しに見る名無し
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2020/07/30(木) 23:08:57.82ID:BgKJRijV
はあ?
0248古沢新一
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2020/08/04(火) 15:25:18.29ID:4RNoTkx2
「Music Stick」

昔、私と同じ名前の新一さんと同じTVを見ていると、
あるCMが突然流れてきた。

「このMusic Stick」は、このStickに、情報を読み込むと、
 専用のスピーカーと、同期させるだけで、自由に音楽を、
 楽しめるんです」

「でも、高いんでしょう?」
「いえ、今なら・・・」
 
すると、私と同じ名前の新一さんが、「これ持ってるよ」と、
言って、スピーカー会社もね。もう音楽を家では、あまり、
聞いてくれなくなっているからね。いいアイデアだよ。

「そう言った。新一さんの目はとてもキラキラしていた」
 
                           
                            終わり。
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