獣人総合スレ 11もふもふ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ネオンがぴかぴか、夜行の性がざわざわ。
生徒指導は巡回から。
たまには仕事に精出すか、とばかりに猫の帆崎先生は宵の口を徘徊する。
冬休み明け指導強化月間てなんだよクソ早く帰らせろ寒いよ嫁にごろごろニャーンしたいよ、と言う本音は飲み込んで忘れる。
自前の毛皮と、マフラー、ジャンパー、手袋、帽子。寒さ対策もばっちり。
巡回先はゲーセン、クラブ、飲食店、コンビニ。
其処ここで夜会を開くネコをはじめとした学生達に見つける端から声をかける。
コンビニ前にて生徒を三匹見つける。
中等部の三人組だ。
「おい、中ガキ生はお家でエロ本読んでる時間だろ。カエレ。父ちゃん母ちゃん兄ちゃん姉ちゃんが心配すんぞ」
「うわ、ザッキーが仕事してる!?」
「モエねーも多分どっかで遊んでるよ」
「すみません、俺が稽古だったんで待たせてました。帰ります」
さっさと帰る良い子達を見送り、ザッキーは心中で3匹、と数える。
モンハンでランポスかジャギィを狩ってる気分である。10匹くらいで依頼達成かな。
続いて飲食店。店員に一言いって店内を見回す。
三匹ならぬ三バカ発見。
「おい其処のTHE三名様、帰れ。センター問題でもやってろ来栖。帰ってウマチン擦ってろ馬鹿。ヒーローは日曜朝現れるもんだろ鎌田」
「ザッキー、ちゃんと勉強してたらセンター対策なんていらないぜ?」
「なんで俺だけ名前じゃないんだよ!馬鹿ってヒデェぞ!馬鹿に馬鹿って言った方が馬鹿なんだ!」
「ライダー系、戦隊系は向こう半年録画予約してありますから大丈夫です。寝過ごしても」
「うーん……お前らは俺が持つ内申書コメントと内申点の威力を知っているか?」
「「「帰ります」」」
これで6匹。 続いてクラブ。
流石に学生服で来るバカは居ないので顔をよく見る。
うーん、正直制服脱がれるとあんまりよくわからん。
低音がうるさいしタバコ臭いし早く帰るか、と思った矢先に生徒発見。
トカゲとネコがキスしててた。
猛とハルカだった。
「お、おう、早く帰れよお前ら。人前でイチャイチャすんな。先生、声掛けるのためらっちゃったよ」
「ああん、んだテメー……って、ザッキーじゃねーか。何してんだよ、教師がこんなとこ遊びに来んなよ」
「はわ、はわわわ!違うの、違うの先生!」
「慌てるなハルカ、生徒指導の出番で間違いない。猛よう、お前は進学しないかも知んないけど、ハルカは頭良いんだぞ?
ツレの内申書に変なこと書かれたくなかったらさっさと帰れ。お前んちにじゃないぞ?ハルカん家まで送れよ?泊まるなよ?」
「余計なお世話だっつうの、夜遊び教師め」
「コラ、猛!先生に偉そうな口きかないの!ごめんなさい帆崎先生!すぐ帰ります!学校でまた改めて謝ります、ごめんなさい!」
「いいよ、学校で改めて謝りに来られたら話が大きくなるだろ。夜遊びするなよ」
これで八匹。
マジ不良だったからドスジャギィくらいに数えても良いかも知れないな、とか考えつつ、ゲーセンに向かう帆崎先生。
ゲーセンに入るや、プリクラ機のデカイ筐体に隠れるサン先生とモエとリオを見つける。
「君ら隠れて何やってんの?サン先生、巡回終わった?」
「しっ、黙ってザッキー。早く隠れて」
サン先生に言われるまま、ザッキーもプリクラに隠れる。
モエが吹き出しそうな顔をして、ゲーセン奥のUFOキャッチャーを指差す。
白先生が、至極真剣にぬいぐるみを取ろうとチャレンジしていた。
生徒指導の巡回中になんでゲーセンで遊んでんだよ残念過ぎるだろ大人として。
ザッキーは膝から崩れ落ちそうになった。
「なぁ……とりあえず今日は黙って帰らないか。リオ、モエ、お前らの徘徊も不問にすっから、あの残念な人はそっとして置いてくれ」
「大丈夫です。わたし、知ってましたから。白先生が残念なこと」
「ちょーウケるwww」
「えー?!せっかく人の隙見つけたんだから抉ろうよ!突っつこうよー!」
「アンタは教師でしょうが。一緒に遊んでる時点であそこの残念な人と同じレベルだよお馬鹿!」
生徒10匹と教師2匹。
どっと疲れて、帆崎尚武の仕事は終わった。
終わり 白い猫はゲーセンに居る。
クレーンゲームに熱中している。
ゲーセン行けば一人くらい生徒がいるだろう、という安易な発想であった。
保健室にぬいぐるみとか置いてあったら癒しになるかもな。
そんなことまで連想し始めのが間違いだった。
わ、シロセンセー、このぬいぐるみどうしたニャー?かわいーニャ!
わたしにもさわらせてほしーニャ!
かしてニャ!こっちにもかしてニャ!
もふっ、モフモフッ、もふもふもふもふっ。
初等部の子らが、もっふもふとベットの上や保健室のあちこちを走る。
キャッキャウフフとぬいぐるみを奪い合いもふモフッっっっ。
そして遊び疲れたコレッタクロミケあたりがぬいぐるみをもふもふと抱いてベットですやすやぁとぐあああタマラン可愛いいぃいいいいひゃああああああん。
白先生は無意識に万券をジャリ銭に交換してしまっていた。
30分後。
「と、取れないっ!」
アームが弱い、取れそうなのに絶妙なバランス配置してあって落ちない、そもそもゲーム経験が浅い。
勝てる要素はひとつもないのだった。
「詐欺だ!取れないように設定してるんだ!」
息巻く素人にカエルの両生類人店員さんが見かねて声をかける。
「猫のお客さん、取り方の見本見せますから、よく見ててください」
やけにタバコくさい店員が手慣れた様子で筐体のカバーを外して弄り、プレイ回数を5回にする。
5回くらいで取れるはずがない!さっきから何回やってると思ってんだ!と白先生は憤慨するけど、カエルの店員さんは5回のうち3回でしっかりゲットして見せてくれた。
こっちに落とそうとすると無理なんですよ、こっちに移動させてこうやってから押し込んで落とす、ネ、簡単でしょ?
ボブの絵画教室。そんな感じ。
ピタゴラ装置かくやの軌道で落下して行くぬいぐるみを見て、白先生は唖然とした。
名札にスイカと書かれた西瓜みたいな模様のツノガエルに、白先生は三百円手渡す。
「売れ。いや、売ってください」
「ははは、ノーと言える大人を目指していますのでお断りだよお客さん!」
うぐ、と後込む白先生。
いやしかし、攻略法は見せてもらった!解答のあるパズルなどもはや単なる作業だ!
白先生は俄然張り切って更に30分無駄にした。
「取れないって……ほんと、コレ無理」 ttp://dl10.getuploader.com/g/sousaku_2/221/img054.jpg 校門に続く坂道、沢山の人がハレノヒを観覧しにやってくる。
桜の蕾が開く頃、彼ら彼女らに、旅立ちの時が訪れるのだ。
「白先生、今までお世話になりました。中等部に上がっても宜しくね」
卒業証書の入った安っぽいバトンみたいな筒を大事に胸の前に抱き、保健室に入り浸っていた猫の少女が、保健医に挨拶しにきた。
保健医の白先生は、どうしてだか、この時期が慣れない。
別に初等部が中等部になろうが中等部が高等部になろうが、今生の別れになるなんてことはない。
それでもなんだか、なんというか、じんわりと感情が揺らぐのを抑えきれないのだ。
「わざわざ挨拶に来なくても良いんだぞ。どうせ学年が上がっても、私はずっと保健室に居るんだから」
「でもさぁ、白先生、オバサンだから、いつまでも居られないでしょ。あはは」
「オキシドールは年中無休っ」
「や、やぁっ、やめっ、やめて先生っ」
そんなやり取りをしてても。
いつの間に語尾の、ニャ、なおっちゃったんだろうな、とか、綺麗に育ったなぁ、とか、しんみり考えてしまうのだった。
「先生。今まで、本当に、ありがとうございました」
ちっこくて、サラサラの髪で、にゃあにゃあ鳴いてたあのロリッ子が、よく育ったものだ。
「コレッタ、中等部行っても、たまには保健室に寄ってくれよ。コーヒーくらいは出してやるからさ」
「……先生何言ってるんですか?」
「ん?私、変なこと言ったか?」
「やだなぁ、変に決まってますよ。コレッタは私のお母さんの名前ですよ」
「え」
……えっ?
白先生は口先で呆けて、思考でも呆けた。
そして白先生は、保健室の扉から、妙齢の美女に美しく成長したコレッタが、上品なスーツを来て現れたのを口からエクトプラズムを放流しながら見た。
「こんなところに居たのね、懇親会始まっちゃうわよ。あら、白先生。お久しぶりですね」
妙齢のコレッタが上品に微笑みを向けてくる。
白先生が恐る恐る机の上にある鏡を見ると、そこには60間近のオバサンが居てそれこそ老いて定年退職間近の白先生本人でうわああああああああ!
「うわあああああああ!」
白先生は居眠り中身体を預けていた机を蹴り飛ばし椅子から転げ落ちて目を醒ました。
ゆ、夢だったのか。
「さ、桜の季節なんか、大っっ嫌いだぁぁぁぁ!」
うたたねを誘った季節の陽気に憤怒し、白先生は今日も平常運転だった。
終わり ホワイトデー系女子!
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/269/white_day2013.jpg 街の小さなレストランの一人娘・星野りんごは探し物をしていた。
市場で食材探しか、はたまた古今東西の食が織り成す文化の香りか。いや、彼女はまだまだ女子高生。
世間さまにお邪魔をするにはまだまだ若すぎる。ペンとちょっと青臭い野望を抱くお年頃だ。そんな彼女が探しているのは
他愛もなく、何処にでもあるような一冊のノートだった。にんじんの絵あしらったきれいな色の一冊のノート。
星野りんごはウサギだ。あまりうろちょろしていると不思議の国に迷い込むぞと、お節介しても長い耳は受け入れぬ。
周りがランチタイムを過ごすなか、腹の鳴き声スルーしつつ、星野りんごは血眼でノートの行方を追っていた。
東にサンドイッチ摘む者いれば、西に弁当箱並べる者いる。北に焼きそばパンくわえる者いれば、南には……。
「あった?!」
星野りんごのノートを広げ、コンビニおにぎりかじる子がいた。具なしの塩おにぎり。初等部の娘、キツネの子。
歳の割には豊かな胸を携えて、星野りんごのノートをキラキラした目で眺めていた。そして、目が文字をなぞるたびに塩おにぎりは
己の身をキツネの子に捧げていた。
ぱくっと一口くわえると、白い我が身を削りつつ、あのコの胃の腑に収まって。
ぱくっと一口またくわえ、白い我が身が欠けつつも、あのコの笑顔で嬉し泣き。
ぶっちゃけて言うと……美味しそう。
それ以外の表現、この星に存在するだろうか。
星野りんごははやる気持ち抑えながらキツネの子に声をかけた。
「ちょっと……いいかな?」
「ん?あたいのこと?銭取るでぇ?んっと。一億円や」
「……」
「じょーくや!じょーく!」
関西なまりで返事をしたキツネの子は秋の穂に負けない大きな尻尾を揺らした。
その笑顔と引き換えに、手にしている塩おにぎりはまたひとつ身を削る。おにぎりにとっちゃぁ本望。
「このノートなぁ、このベンチに置きっぱになっとってな、あたいも勝手に人のもんのぞいたらあかんやろう思うたけど……」
「……えっ」
「すまんな」
と、言いつつ悩ましげに小指を立てて、キツネの子はページをめくった。
「せやねん、おいしそうやねん!文字しか書かれとらんさかい、逆にもーそー言うか、白いノートがふれんち料理の
お皿みとう見えてくんねん!文字だけでおかずがもりもりあふれてくんねん!あー!ごはんうまいねん!」
星野りんごにはノートがお皿には見えなかった。ノートはノート。絵に描いた餅。所詮、二次元からは抜け出せない。
だが、キツネの子はそれさえでも舌鼓を打つに値すると頬を緩ませる。途中、キツネの子は何気なく細い脚を組み替えた。
たかがの探し物であたふたしている星野りんごは少しだけ猛省した。まるでスカートをめくられたような気持ちだったのが、
めくられたのは星のような笑顔を隠した前髪だったのだから。ちょっとだけの猛省はやがて大きな過小なる自信となり蕾を綻ばせる。 「それ、わたしのノートです!」
残り少なくなったおにぎりをぱくっと口の中に納めたキツネの子はノートを閉じた。
おにぎり。ありがとう。
けっして二度と来ない、今日のお昼のランチタイム。そんな時間を一緒に過ごしてくれた、名も無き塩おにぎり。
そして、主役を食うこと無く、脇役に徹してくれた……文字羅列で綴られた妄想に彩られたおかずたちに敬意。
そして。
ありがとう。
「ほしの……りんごお姉ちゃん!ごちそうさまでした。でんがな、まんがな!」
「わたしのアイデアノート……」
「これならおかずなくてもおにぎり100個はイケるで。ほんま、おいしゅうございます」
誰にも見せることもなく、そんな前提で書いたわけでもない料理の創作ノート。ぎっしりとシャープペンシルの文字で埋められた
レシピは見たままではモノクロだが、噛み締めてみれば食欲をそそる鮮やかなカラーに染まる魔法の言葉だった。召喚獣も勇者も
呼び寄せない魔法陣だが、それ以上の価値、全世界を征服しちゃうかもしれない一品を載せたノートの力をキツネの子は見出だしていた。
「書き溜めてたの。今は作れないけど、いつかきっと作れるようになろうって」
「趣味でかぁ?」
「お仕事……にしたいの」
レストランの一人娘の星野りんごにとっては料理は頂くものより作るものだった。
だから、レシピを常日頃、忘れるいとまもなく頭の中で巡らせていた。
見るもの、聞くもの、口にするもの、感じるもの何もかもをレシピに捧げる腹積もりでいた。
形になるのは遠い日にかもしれないけれど、それでも塩おにぎりとの相棒に選んでくれたキツネの子に星野りんごは意を決した。
ぜったい……料理の神に愛されるってことを。
「りんごお姉ちゃん。ま、がんばりやー」
ノートを星野りんごに手渡し、すくっとベンチから立ち上がったキツネの子。りんごが思っていたよりか小さな体に口を開いた。
「いつか、りんごお姉ちゃんの料理食べにいくで!おにぎり持ってな」
「え?」
キツネの子はにっと白い歯を見せて付け加えた。
「予約は二葉葉狐(ふたばようこ)でな!」
おしまい。 ttp://ux.getuploader.com/sousaku_2/download/318/moe_and_servants.jpg
「モエと下僕たち」
モエちゃんとのほほん男子は良いと思います! 方言少女が好きです。
キツネさんも好きです。
おませさんなロリっこも好きです。
葉狐ちゃん、書くしかないね。 あたい、片思いしとんねん。なんて、ウソやけどな。
やけど、あたいもお年頃やからステキな彼氏の一人は欲しいなぁ思うてな。
どこで売っとるんやろか?日本橋(にっぽんばし)やろか。白先生に聞いたら遠い目をしてため息ついとったで。
「お腹空いたんかぁ?」聞いたら「朝、食パンしか食べてなくてな」やて。なんかすまんけど、白先生がパンくわえて
ばたばた走っとる姿が思い浮かぶわぁ。朝はだんぜんご飯派のあたいからしたら、そら元気出ぇへんわ!白いご飯や!白米や!
白米食べんと元気出えへんわ!あかん。ご飯のことになると必死になんねん。でもなぁ……あたいも女子や。
「彼氏」が無理なら、片思いしたいねん。すっきゃねん言うても、届かへんのや。いつでも恋しとんねんね、女子やから。
両思いのおともだちやなくて、片思いの恋っちゅーんや。めっちゃステキやけどな!
「くわぁ……」
白先生、あくびしおった。白先生の前で「彼氏」やの「恋」やの言うのは気の毒やからお先に失礼したわぁ。
ほら、あたいって空気読めるオトナやし。
さて、家にとっとと帰るで。こんやは『お好み定食』言うとったけん、めっちゃ楽しみやねん。
朝の白先生やないけど、うきうき気分でぱたぱた廊下を走っとったらな……。
あかん!!あたたたた!曲がり角でヒカルくんにブチ当たってもうた!!
ランドセル担いだまますっ飛んだあたいを見たヒカルくん、えろう驚いてはって、普段見せたことない顔しとった。
(ギャップ萌えちゃうんか?)
いっつも大人しくしとるヒカルくんのテンパった顔なんか、まるで子供や!マンガやこの子!
せやけど……あたい、なんか……「この子、なんとかしてやらなあかんわぁ」思うて。ほら、あたいオトナやし。
それに、これって恋やろか?らぶ・はぷにんぐ、ちゅーやつかいな?
でもな。ヒカルくんみたいな子供はあたいはお断りやねん。オトナの男子ならあたいにピッタリやで!
「大丈夫?」
「ど、どこに目ぇつけとんねん?どついたろか?」
「ごめんなさい……」
……あたいな。転んでもただじゃ起きひんで。学校の廊下には銭が落ちとるぐらい思うてな。
これや!思うたんや。彼氏は売っへんけど、学校中に転がっとるんや。ぐーぜんを装って男子にブチ当たったら、
普段見せない姿を垣間見れるんや。そこにこそ男子の子供っぽさと、オトナの姿が見え隠れしてな。女子のハートがイチコロやで!
せやかて、普通に廊下走っとってもあかんな。なにか「廊下を走るたいぎめいぶん」があらへんかなぁ。
そや!
パンくわえてブチ当たったらえぇんちゃう?ばたばたしとーとから、気ぃ付きませんでした、て。あたい、天才やな。
朝はだんぜんご飯派のあたいやけど、明日はパンやな。こんな切り替えできるあたいってオトナやな。
おしまい。 おまけ。
「あたい、天才やな」
ttp://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/396/yoko_pan.jpg
投下おしまいです。 むちっとした絵の発っちゃんの絵師さん、最近みないね ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/408/furry525.jpg
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/409/furry526.jpg
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/410/furry527.jpg カメラと女子の相性がこんなにいいとは…。
星野りんご・12さい。そして、ロリきょにゅう。
「好きなタイプはジビエ料理が上手い人です」
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/415/ringo.jpg ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/425/furry528.jpg 『あなたが学園もののヒロインなったらこうなるったぁ!』
ttp://shindanmaker.com/351165
結果(5/22)
《名前》白先生
《髪》黒・みつあみ
《目》桜色
《身長》168p
《部活》軽音部
《性格》おっとり
《声》新谷良子
ですって。折角だからこちらに。
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/438/shiro+K-on.jpg けも学、映画研究会(創作系)
・ちびっ子元気新入部員、将来の名監督(目標)だ
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/463/furry530.jpg
・背が高いのにちまちまミニチュアコマ撮りアニメが大好きシカオ
・キャメラが古いので別録りが必須なのですマイクマン
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/464/furry531.jpg
・どんな脚本(ほん)でも任せとけ!締め切りは三歩で忘れるゾ!
・選ぶ女優はゴツい娘や太ましい娘ばかりだぞ残念イケメン部長
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/465/furry532.jpg
8m/m映画を創る部なのに、キャメラ三台とも違うフィルムなので、ずいぶんと
コストのかかりそうな部ですこと。 出ます。ウソです。
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/492/circle_cut_moe_rio.jpg >>85
BBA本できたよー!
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/494/bba_hon_01.jpg
お試し版はこちら。
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/495/bba_hon_trial.jpg ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/507/furry533.jpg >>89
シナリオは多分大丈夫。
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/510/cinema_club+01.jpg 規制解除きたので投下します。
夏といえば、コレだよね。 姉妹の神様が舞い降りた。
二人の偶然を弄んでくすくす笑う。
「なんでねーちゃん、明日プール行くんだよ!」
「タスクこそどうして被せるの?」
「知らないし!」
夏休みのとある日。タスクは友人たちと、そしてモエも友人たちと同じプールに行く約束をしていた。
それが発覚したのは前日の夜だった。お互い友人との約束なのでこちらのわがままが通らない。
お互い一緒にお風呂にも入ら無くなってしまったお年頃、たまーにモエが女子を忘れて湯上がり姿をタスクに晒す程度はあるもの、
やはりなんだか水着姿は気恥ずかしい。モエはタスクに女子っぽい部分を見せるぐらいならげんこの一発をお見舞いしたいくらいだった。
男子中学生も女子高生もお互いを理解することは粗悪品のジグソーパズルのように合わせるように難しい。
「新しい水着、タスクに見せるのもったいないし!」
「誰得だよ!」
フリルの付いた空色のビキニ。自慢したいのはやまやま、(賛否はあろうが)せくしー姿で身内とともに過ごしたくはないし
モエはとりあえず無防備なタスクの腹をくすぐった。
「そうだ。勝負しよう、明日」
「はぁ?なにで」
「25メートル自由型、どっちが速いか」
「ばかじゃないの?」
提案を一蹴されたタスクは折れずに続けた。
「約束しただろ?またいつか勝負だって。ぼくがボロ負けしたから覚えてるんだけど、まさか忘れたとか?」
「ってか、記憶の片隅にもない。いつ?」
「7年前」
「ばかじゃないの?」
「逃げる気だ」
「新しいビキニのデビューなんだよ?なに?ガール度マジ高い水着でガチ泳ぎさせる気?」
そんな小さい頃の口約束など覚えちゃいない。もっともな話だ。タスクにそんな正論振りかざしても聞き入れる余裕はない。
そして、最後には……特に記さなくてもお分かりだろう。タスクが頭を押さえながら涙目で悔しがっている姿を見れば。
タスクが寝床でじたばたと脚をばたつかせている頃、モエは買ったばかりの水着をベッドの上に並べてたたずんでいた。
出来ればいつか出会うだろう素敵な彼に見せたかった。だけど、今はお生憎さまだから、きっと明日プールで運命の出会いが
訪れるかもと望みを新しい水着に乗せて託そうか。明日は早い。夜更けは速く時が経つ。
当日は突き抜けるぐらい空は青かった。
じりじりと照り付けて来る太陽がプールを促すのでタスクは勢いよく更衣室から飛び出した。
姉とはまだ出会ってはいない。時間差で家を出たので、朝ごはん以来姿を見ない。しばらく姉のことを忘れて友人たちと
クロール勝負でも挑もうかと息巻くが、ちらちらと姉と近い年の娘をみるたびにびくついていた。
「タスク、あっちの岸まで勝負だ!」
「悪いね。アキラとの勝負もらったよ」
プールのふちで拳を突き上げ、早くも勝った気になったタスク。勝てるかどうかは五分五分だけど威勢だけは負ける気はしない。
だが、敵もさるものタスクの勢いを塗りかえるぐらいの気合いでアキラは雄叫びを上げた。 「負けたらアイスおごりな」
「マジ?賭けるの?」
「あたりめーだろ?タスク、ビビってる!」
「タスク、勝負だよ」
「び、ビビってなんかねーよ!」
「勝負なさいよ。ヘタレタスク」
背中を足で突き飛ばされた感覚を残しタスクはプールに大の字になって吸い込まれた。そして水しぶき。もがいて、
もがいてあっけに取られた顔をして、体勢を立て直すとアキラの名を呼んだ。しかし、アキラこそあっけに取られた顔をしている不思議。
プールサイドにはタスクを蹴り落とした張本人が腕を腰に当てて太陽を背に立っていた。流れ落ちる水滴を拭い視界が
はっきりしてきたタスクが見たもの。つややかに、はち切れそうに、紺碧なるスクール水着に身を包んだ姉の姿だった。
「……なに、その罰ゲーム」
「アキラくんと勝負しないんだったら、わたしと勝負!あっちの岸まで、負けたらアイス奢り!!」
「冗談は水着と胸のサイズだけにしてくれよ!」
「タスクと……タスクと勝負するから泳ぎやすいヤツ着てきたんだよ?好きで、好きで着てるんじゃないしー、
もっとかわいいヤツ着てきたかったしー、タスクの為に着て……ってか、誤解するんじゃないよ!ばか!!」
目を泳がせてモエはまくし立て、明らかに浮いた自分のスク水姿を弁護していた。
モエの友人たちは華やかな水着姿を披露しているのに、タスクは早くこの場から立ち去りたい一方だ。
「あっ!タスク!逃げるな!リオ!りんごちゃん!追いかけて!」
「無理だし!」
ばしゃばしゃと荒い泳ぎ方で逃走するタスクを捕獲しようとモエは両足で踏み切って勢いよくプールにダイビング。
太陽に重なる姉のスク水姿がシルエットになる奇跡のカット。振り向くとだんだんと姉の顔がはっきりくっきり見えてくる。
「モエ!だ、大丈夫!?」
リオやりんごが声を上げた頃にはモエはタスクを抜き去っていた。
その日も姉弟の神様が舞い降りた。
幼稚なケンカを眺めながら笑っているはずだ。
「わたしの勝ちだよね?」
「勝負なんかどうでもいいって」
「逃げる気だ!タスクは」
「いいよなぁ。りんごさんみたいな姉ちゃん欲しかったな」
同じ格好で畳に大の字になって寝転びながら軽い罵りあいを続けていると、さすがに二人とも体力を無駄に消耗する。
それでもタスクとモエは言葉のアマガミを止めなかった。
「ねーちゃん。また勝負だよ」
「今度は?」
「7年後」
「ばかじゃないの?」
モエの新しい水着が日の目を見るときをタスクちょっと楽しみに待った。
おしまい。 おまけ。モエちゃんに蹴飛ばされてもいいです!
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/543/moe_sukumizu.jpg
投下おしまいです。 青空町耳嚢 第12/21話
【無念なり】
住宅街の裏通りで、犬と猫がケンカしているのに出くわした。
激しい争いの末、勝者となった灰色の大柄な猫は、ブロック塀に跳びあがると悠々と去っていった。
あとに残されたのは、満身創痍で倒れ伏している茶色のやせ犬。首にスカーフみたいなものが巻いてあるところからして、飼い犬のようだった。
あまりに痛々しかったので保護して飼い主に連絡しようかと近寄ったものの、その犬はよろよろと立ち上がって去っていってしまった。
その去り際、犬が悔しげに呟いた。
「無念なり」
次はがんばれ、と思わず応援したくなった。
【終】
-------------------------
【8/27】創作発表板五周年【50レス祭り】
詳細は↓の317あたりをごらんください。
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ34
ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1361029197/ 学園祭って、だいたい何時頃のイベントなんでしたっけか?
ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/560/furry534.jpg >>104
学園祭って、まだまだ先ですか?でも、飛澤さん始めちゃった!
ttp://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/570/tobisawa_san.jpg 白倉「ぼくも解剖カフェはじめよっかな」
跳月「お客さん、来ますかね」 >>110
オヤツ解剖して断面図とか作るんですかーやったー りんご「わたしも『鉄人レストラン』開きます。(食材さん)いらしてくださいね!」 投下したい新参者だけど>>1の耳尻尾オンリー禁止の意味がわからず
躊躇してます
どういう意味?
>耳尻尾オンリー >>121
身体が人間だと駄目ってこと?
多少能力が人間以上でも おっと失礼。4・5・6がこのスレで扱う獣人って事ね コレッタ「委員長の将来のゆめを当ててみせるニャ!」
リオ「うっ」
コレッタ「すてきな男子に出会って、両思いになって…」
リオ「うっうっ…」
コレッタ「らぶらぶな一年をすごして、卒業式の前の日には」リオ「ぎゃぎゃぎゃぎゃ!SAN値がピンチ!うわああ」 ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/613/yuuri_san.gif
小野悠里おねえさまルートです。
画面は開発中だよっ こんばんはーTV裏です
団子お届けにあがりましたー
ホカペで暖かいので少々ゆるんでます
ttp://nukoup.nukos.net/img/111657.jpg
きじお♂に夜這いされるしろきじ♂
ttp://nukoup.nukos.net/img/111658.jpg
ノーラさんやめて!そこは子供達のトイレよ!!
ttp://nukoup.nukos.net/img/111659.jpg ttp://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/624/furry536.jpg ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています