獣人総合スレ 11もふもふ

1創る名無しに見る名無し2012/11/09(金) 09:24:07.44ID:tOffXxDa
獣人ものの一次創作からアニメ、ゲーム等の二次創作までなんでもどうぞ。
ケモキャラ主体のSSや絵、造形物ならなんでもありありです。
なんでもかんでもごった煮なスレ!自重せずどんどん自分の創作物を投下していきましょう!
ただし耳尻尾オンリーは禁止の方向で。
エロはエロの聖地エロパロ板で思う存分に。
荒らしには反応せず相手せず、完全無視が一番安全です。

獣人スレwiki(自由に編集可能)http://www19.atwiki.jp/jujin
あぷろだ   http://ux.getuploader.com/sousaku_2/
避難所 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1237288452/


【過去スレ】
1:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220293834/
2:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1224335168/
3:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1227489989/
4:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1231750837/
5:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1236878746/
6:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1243614579/
7:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1250254058/
8:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1263143962/
9:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277458036/
10:http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281087600/

235創る名無しに見る名無し2014/09/14(日) 20:11:25.07ID:u9gEA1i+
ふぅ……

236創る名無しに見る名無し2014/09/15(月) 16:26:54.84ID:8d0clJgG
>>235
白先生のヘソちらにとうとう…

237創る名無しに見る名無し2014/10/07(火) 13:45:57.67ID:sQqY/rtz
お題ぷりーず

238創る名無しに見る名無し2014/10/09(木) 12:25:12.95ID:0R1C8NqV
ぬこっぽ

239創る名無しに見る名無し2014/10/18(土) 16:46:41.84ID:ARihC2v/
にゃんにゃん

240創る名無しに見る名無し2014/10/21(火) 20:16:33.72ID:jDio0j8U
がうわう

241わんこ ◆TC02kfS2Q2 2014/11/17(月) 09:08:52.42ID:ND1foaTW
兎宮かなめたんをお借りしました。
http://www19.atwiki.jp/jujin/pages/955.html


   『月と吹き矢』


 いい歳こいて、吹き矢遊びですか?

 白衣を纏い、くたびれた七分袖のシャツを見せ隠れさせて、ひと尋強の細長い筒を握り締める。
 中は空洞、一方には口を添える、真新しいマウスピースが装着されていた。
 元・男の子、二十年ぐらい前は男の子。そんな血が騒ぐから、真面目のまー子の声など届かない。
 化学教師と名を変えたもの、跳月十五・三十ンー歳を止めるのは、風紀委員長でも無理なこと。

 「今日のの授業のことなんですけど」
 「待ってくれ。ぼくは今、コイツに手を焼きたいんだ」
 「生徒が聞いているんですよ?この授業の為に、朝から化学の教科書で何度も予習したのに、わからんちんです!」
 「今日は早く仕事を済ませたい。何年に一度あるかないかなんだ」

 跳月は書類にまみれた机の上にぽつんと置かれた一本の細長い筒を手に取った。
 単純な構造の物体は、リオには意味なく見えても白衣が無駄に価値を付ける。

 朝のテレビもそこそこに、跳月の授業にかけた熱が一気に冷却されてゆく。

 「はづきちーっ」

 もうちょっと話していたいのに、名前も知らない一本の筒が邪魔をする。

 ガラクタにまみれた化学準備室は男の子の城だと言っても過言ではない。
 グレーのペンキむき出しのスチール棚にずらりと並んだジャンク品の数々。使いどころを尋ねれば、いつかきっと使うで
済まされてしまうアバウトさ。とっておく理由はないけれど、捨てる理由だってないのだから。
 天井に張り巡らされた蜘蛛の巣のようなコードの類。行く先、つながれた先など覚えちゃいない。
 ニキシー管には陽炎のように数字が浮かび、オシロスコープの画面も『いつか出番が来るんだ』と、来るはずの無い活躍の時を待ち望む。

 どこを引いても理系の巣窟にぽつんと飛び込んだ風紀委員長・因幡リオ。
 見るからに文系。
 ひいき目に見ても文系。
 跳月との共通点はメガネなのかと、そこでやっとつながりを見つける。

 「どこで手に入れたんですか」
 「教えない。秘密だから」
 「ケチ!」

242わんこ ◆TC02kfS2Q2 2014/11/17(月) 09:09:38.81ID:ND1foaTW
 答えなんか求めちゃいない。
 リオは跳月の声だけ聞ければ満足だ。

 でなければ、理屈だらけの機械の館に入る理由さえないんだから。
 物珍しそうに吹き矢を視姦する跳月の目は本気だ。まるで、想い人を必死に口説き落とすような勢い。
 
 「吹き矢は単純な構造ながら、攻撃力は物凄い。アルミニウムの缶を貫通させる威力を持つ」
 「おもちゃじゃないですか」
 「因幡は吹き矢のことを何も知らない」
 
 漢字を並べた跳月は両手で吹き矢を鉄棒のように握って、小さな砲台の感触を楽しんでいた。
 片方にはマウスピース。両手で口元に当てると、矢を充填し易いように手元に矢の代えが銃のレボルバーのように並ぶ。
 どうしてこうも跳月が吹き矢に興味を示し始めたのか。リオは吹き矢の威力よりも跳月本人に興味があった。

 理知的で、冷静で、オトナの魅力があるのに。
 どうしてこうも、子どもっぽいのか。
 オトナに憧れるリオは、歳の離れた跳月を兄のように見ていた。

 「ん?」
 「誰?ねえ、はづきち!」
 「おい。入って来いよ」

 跳月が少し開いた扉に向かって声を投げる。
 小さな隙間から女子の瞳がちらりと。
 リオは息を呑んだ。

 「……あの、跳月先生」
 「実に面白い。暗器としても利用価値がある」
 「……返して」
 「ああ。でも、中庭で吹くんじゃないぞ。兎宮」

 レースのリボンで括ったポニーテールの髪揺らし、リオと同じウサギの耳を持った一人の少女がおどおどと化学準備室へと
足を踏み入れる瞬間、跳月の顔は少年の恥じらいの顔をそっと夕暮れの明かりとともに見せた。

 「兎宮さん……」
 「ひっ」

243わんこ ◆TC02kfS2Q2 2014/11/17(月) 09:10:10.05ID:ND1foaTW
 兎宮かなめ。
 控えめで、引っ込み思案の激しい……そして、吹き矢が得意な女子高生だった。
 放課後、ここまで愛機を取り返しにやってきた。と言うより、跳月に呼ばれてやって来た。
 かなめが吹き矢を再び手中に取り戻し、ウサギのように跳ね返って部屋から出ようとした時のこと、跳月がオトナの声で呼び止めた。

 「兎宮」
 「はい?」
 「ブースターを付けてみたい。初速度を加速させることで無装着状態で0.48ジュールだった運動エネルギーを倍にすることが可能だ」
 「ほんとうですか」
 「ああ。提案なんだが、今度ぼくにこれを貸してくれないか。もちろん悪いようにはしない。
  その代わり、兎宮の所属するサバゲーチームの参謀として働く。全力を尽くすから」
 「あ……ありがとうございます。跳月先生が居てくれれば、虎に翼です」

 跳月とかなめの会話を傍で聞いていたリオは、黙って自分の通学バックを肩にかけていた。
 自分がこの場に居ることが場違いであることを自覚しつつ、そっと化学準備室から遠のいた。

 「さて、仕事を急ぐか。日の入りまでには終わらせなければ」

 跳月の声だけを残して、リオは振り向かずに廊下を歩いた。


 帰り道、夜の帳に浮かぶ月は迷いの無い丸さだった。
 そんなやさしい光でも、リオの心は落ち着かなかった。

 (はづきちのこと、かなめは何にもしらないくせに)

 確かにリオは化学準備室の常連だ。私的公的どちらでもあの部屋には放課後居ることが多い。
 落ち着くからか。はたまた……。

 聞いたことの無いような単語をつらつらと交わしつつ、かなめの笑顔をかっさらった跳月。
 そして、見せたことの無いような顔を跳月に見せていたかなめ。

 「かなめだ」

244わんこ ◆TC02kfS2Q2 2014/11/17(月) 09:10:40.30ID:ND1foaTW
 まん丸な月に見守られて、かなめは公園のベンチで佇んでいた。
 夕暮れがだんだん早くなり、ウサギたちも早々と物陰に隠れるのに都合がよい季節だ。
 仕込み杖かと尋ねればそうではないと返されて、隙を見せるとびゅっと矢を叩き込むことなど朝飯前。
 吹き矢を肩に掛けているからか緊張感のかけらを見せない兎宮からは、よく訓練されたスナイパーのオーラが漂っていた。

 「ねえ。はづきちのどこが好きなの?」
 「え……跳月先生のこと?」
 「好きは言い過ぎた!」

 同い年だからこそ、ちょっと悔しい。
 スタートラインは違わないはずなのに、知らない間に付いてきたアドバンテージがリオを苦しめる。
 
 「好きなの?吹き矢」
 「いや……ちょっと、面白いかなぁって。ふぁあ……」
 「眠い?」
 「うん。昨日、遅くまで……銃器の手入れを」

 跳月と出会う口実をむりくり作っているリオからすれば、単純なきっかけで跳月を饒舌にさせたことが腑に落ちなかった。
 兎宮の返答にいい顔をしたくなかったリオはすくっと立ち上がり、夜空に浮かぶ白金の月を指差した。

 「すごいよね、兎宮さん。かっこいいよ。もしかして、最強かも」 
 「因幡さん、わたし」
 「わたしが兎宮さんならば、月を吹き矢で吹き落とす!そして、闇夜に乗じて『わたしを奪って』とはづ……」

 リオが兎宮の表情を確認出来ないまま、兎宮はその場から矢のように立ち去った。
 公園に残されたリオが瞬く月に腹を抱えて笑われていた。


 自宅の窓から同じ月を眺めていたリオは人に見せられないぐらいの情けない顔をしていた。

 「どうして、あんなこと言っちゃったんだろなぁ」

 楽な寝巻き姿で外を眺めるていると、真面目のまー子ですら涙目の迷い子になってしまう。
 兎宮は今頃何をしているのだろう。メールをしたくても、よく知らない子だし、いわんやSNSをや。
 ただ、言えるのは見ている月が同じ音色で輝いていることを明日化学準備室で話せることだ。
 いや、化学準備室に兎宮が来るという保証はない。だとすれば、リオはますます胸が痛んだ。

 兎宮の真似をして吹き矢を発射させる態勢を取ってみる。多分、こんな感じ。流儀はきっとあるんだろうけど両手で筒を作り
口に当てて勢い良く息を吹きかけてみた。

245わんこ ◆TC02kfS2Q2 2014/11/17(月) 09:11:42.66ID:ND1foaTW
「あ!?」

 さっきまでうっすらと月光に照らされていた街が、一瞬で闇に落ちた。
 まさか、本当に月が吹き落とされるなんて。

 こんなことが出来るのは「兎宮さん……?」

 いや。違う。

 月蝕だ。

 コンパスで描いたように美しい円形の星が、闇の魔王に蝕まれてゆく。
 ゆっくりと下方から月が溶けてゆく。
 月のウサギたちも突如やってきた夜の帳に右往左往。
 そうえいば、月蝕だったよね。
 ウサギが月のお祭りを忘れてどうする。

 時間を忘れたリオが天体の戯れごとに気をとられていると、日中、跳月が口にしていたことを思い出した。

 「何年に一度あるかないかなんだ」

 きっと、跳月は眺めている。
 月が暇を頂く姿を。

 きっと、兎宮は夢の中。
 野原で愛銃抱えて戦地に赴く夢を。

 「そうだ」

 明日は、この話をしよう。
 兎宮とちょっと差が付いたことが嬉しくて、リオは冷えた体を温めるために暖かい布団に飛び込んだ。

 「眠いや」

 夜があってよかったと、きっと月だって喜んでるだろうし。


   おしまい。

かわいすぎてこころぴょんぴょん
http://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/879/kokoro_pyonpyon.jpg

246創る名無しに見る名無し2014/12/09(火) 18:59:48.40ID:gioAnlJZ

247創る名無しに見る名無し2014/12/09(火) 19:25:20.74ID:QA5EInqX
これでもかわいいw

248創る名無しに見る名無し2014/12/24(水) 19:21:11.39ID:daIOQALG

249創る名無しに見る名無し2014/12/24(水) 19:42:04.84ID:ruIPvzQQ
いつも通りだったwww

250創る名無しに見る名無し2015/01/26(月) 20:44:32.27ID:RLE4U5yi
お題ください

251創る名無しに見る名無し2015/01/26(月) 21:08:50.46ID:BF6O2Jzm
ものもらい

252創る名無しに見る名無し2015/01/26(月) 23:10:02.80ID:RLE4U5yi
何故にw
にゃっ

253わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/02/13(金) 17:38:21.28ID:if2WLHFA
季節ネタです。


 『委員長とチョコレート』

 美味しいコーヒーの味わい方。
 まずは手先が縮こまるぐらい寒い場所に行きましょう。
 そして、はぁっと白い息を吐くのが良いでしょう。

 熱々のコーヒーがカップ自販機から湯気を立てて現れる。大きめの紙コップには琥珀色の水面が揺れる。
芳ばしい香りで、学園の自販機コーナーはちょっとしたカフェテリアに様変わり。
 委員会の仕事を終えた因幡リオは日の傾き始めた時間を一滴のコーヒーで潤わせようとしたものの、誤算によって
時間だけを消費することに奥歯を噛み締めていた。委員会の後の空がたそがれ色に滲む。

 「あつー……」

 予想外の温度に口をつけるだけでもやっとのこと。
 竜のように湯気を立ち上らせている紙コップを侮ると、いたずらにリオのメガネだけを曇らせてゆく。
 二月だから寒いのは当たり前、暖を取るためにちびちびと激熱のコーヒーを口にするのはリオが熱いものが苦手だからだ。
 考え事すら回らずに、ニーソックスから覗かせるふとももに、ひゅうと如月の風が舞う。
 めくれかかるスカートを抑える手などはそっちのけだった。

 「リオ、お待たせー」
 「待ってないよ。まだ残ってたんだ、モエったら」

 芹沢モエという娘は北風ともすぐに仲良くなれる娘だ。だから、こんなに寒いのにけらけらと笑っていられる。

 「図書館で調べものしてたらさ、こんな時間になってただけなんだけどさー」

 モエのスクールバッグからは家庭的なタイトルの本が顔を覗かせていた。
 リオは「時期的にねぇ」と、頷いた。委員会のことですっかり記憶の中から消え去っていたものがかたちをなしてゆく。
とろとろに溶けた液体が固まるように。

 「誰にあげるの?モエ」
 「予定は未定」
 「義理でも?」
 「バレンタインの流れに乗るしかないってねー。でもさ、図書館でお菓子の本探してもなかなか見つかんねーし、やっと見つけたしー」

 自販機でコーヒーを購入しながらモエは愚痴めいた希望を呟いていた。
 コーヒーが注ぎ終わった紙コップを手にしたモエが氷のごとく固まった。

 「やっべー。こんな寒い日にアイスコーヒーなんてマジ拷問?」 

 ぼやきながらボタンを押したので間違えた。しゃりしゃりと細かな氷が浮かぶアイスコーヒーがミスキャストな灰色の空。
 

254わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/02/13(金) 17:38:47.12ID:if2WLHFA
 「そうだ。モエ、それちょうだい」

 リオは冷え冷えのコーヒーを持つモエの手を握り締めると、自分の持つ熱々のアイスコーヒーへとコーヒーを注いだ。
これでいくらかましになると、リオは凍てつく頬が溶けかけた顔をしていた。
 飲みやすい温度になったコーヒーを含むと幸せな時間がゆっくりと過ぎてゆく。
 モエとこの時間を過ごせるのはあとどのくらい残されているのだろうか。だから大事に時を踏み締めるためにもう一口。

 「どうしようかなー。あげる相手なんかいないし」

 リオがかまってちゃんの名を借りる。
 ウソだ。本当はいる。
 だけど、相手は教師だった。堂々と言える訳がない。
 モエはわざとすっとぼける。

 「何を?」
 「分かってるくせに。チョコレート」
 「早く、バレンタイン過ぎないかなぁ。街はきっとリア充の巣窟だよ」


     #


 一週間が過ぎて。 
 委員会が終わった頃には雨が降っていた。土曜日は休みなのに春休みが近いからと登校しなければならないのは委員だから。
いつもと違う景色を見せてくれる校内は新鮮と言えば新鮮と言えよう。一雨ごとに春が近付いてくると思えば……などと、
季節を楽しむ余裕はリオにはなかった。

 今日の委員会はどっと疲れが出る。
 活発な意見交換もあったが、席の中央で仕切るリオのHPはすれすれまで削れていた。

 「疲れたよー」

 渡り廊下のコンクリからはアーモンドのような雨のにおいが漂っていた。

 いつもの自販機の前に立つとほっと気が緩むはずが、そうさせないのは暦のせいだ。
 二月なかばになると世の乙女たちはせわしなくなるという。理由は聞くな。
 もちろんリオだって恋する乙女の端くれだ。ただ、相手のハードルが高いだけ。たったそれだけで苦しい思いをするなんて。
 こういうイベントは世の中を満喫して、リアルを充実に暮らす人たちの為のイベントなのだ。
 むしろ、今日の日に委員会があってよかったと、チョコを幸せにする自信のないリオは密かに感謝した。

255わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/02/13(金) 17:39:30.33ID:if2WLHFA
 「あーあ」

 自販機にコインを投入する音がリア充との断絶を意味するハサミに聞こえた。耳を塞ぎたいのを我慢して、
ホットコーヒーのボタンを押す。自販機の中で湯気立つコーヒーが注がれ始めると、リオはスクールバッグから
リボンの着いた小箱を誰にも見られないようにこっそり取り出した。
 淡い色の包装紙を丁寧に剥がし、ふたを開けると小さなハート型のチョコレートが顔を出した。

 今日の残りもあと六時間弱、そのままただの残り物になれ果てるぐらいならば、いっそ自分の手によって介錯するのがせめて。
 コーヒーが注ぎ終わった合図の電子音を耳にしたリオは熱々のコーヒーにハート型のチョコレートを投入した。
 吸い込まれるように沈んだチョコレートは琥珀色の泉を甘く仕立ていった。

 「リオ!チョコでも食らえ!」

 ふいに口元へと押し付けられる甘い感触。
 これが愛しの○○ならばと妄想するも、残念ながら目の前にいたのは芹沢モエだった。
 デコレーションされた茶色の板状のチョコがまっさらな形でモエの手のひらに収まっていた。

 「あーあ。相手もいないのに本命チョコ作ったけど」
 「本命チョコが生まれてきた理由がないよね」
 「もう、リオでいいや」

 不貞腐れたモエはぱっきりとチョコを二つに割ると、両手のふさがったリオの口へと押し込んだ。
 疲れたハートとフィジカルにスイートなチョコが侵食し、回復の呪文が体内で唱えられる……も、気分は晴れなかった。
 だって、校内から出ると街はリア充の巣窟だから。
 
 「あれ。リオって、熱いの平気なの?」

 湯気立つコーヒーカップをモエは覗き込んだ。リオが投げ入れたチョコの塊は自らの身を削りながら、コーヒーを甘く蕩けさせる。
 
 「ってか、なんでモエは学校来てんの?」
 「だって、街はリア充の巣窟だしー」

 ぽりぽりとモエのチョコを齧っていたリオは口直しにコーヒーを口にすると、輪をかけた甘さが心を突き刺した。
 


   おしまい。


http://dl6.getuploader.com/g/sousaku_2/918/moe+rio+2015.jpg

256わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/02/22(日) 19:21:41.24ID:bEPiFsev
ねこの日ですね。
イキます。

257わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/02/22(日) 19:26:13.78ID:bEPiFsev
あれ

258わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/02/22(日) 19:27:52.18ID:bEPiFsev
うまくいかないから避難所にいきます

259創る名無しに見る名無し2015/03/27(金) 23:52:14.67ID:3xVE8lL7
http://imefix.info/20150327/551215/rare
わんこさんの絵を参考にしました。
プクプクしすぎたかもw

260創る名無しに見る名無し2015/03/28(土) 00:07:56.74ID:mENJA7Hw
プリティー

261創る名無しに見る名無し2015/03/28(土) 00:10:22.15ID:9HFXEV2z
おめめクリクリ

262創る名無しに見る名無し2015/03/28(土) 00:19:30.34ID:C4QTRLxa
真面目そうやな

263創る名無しに見る名無し2015/03/28(土) 02:28:09.46ID:JjphJyor
ふぉーーー!!!!!

264わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/04/01(水) 18:51:16.66ID:EzqaijPI
>>259
わお!

>>262
リオ「わたしは真面目のまー子です!」

http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/933/rio06.jpg
「陽が落ちるのが遅くなったね?」

265創る名無しに見る名無し2015/04/01(水) 18:53:26.42ID:JOvY0Czd
夕日きれい

266創る名無しに見る名無し2015/04/01(水) 20:20:07.31ID:16fEH7ZP
おぉすごい!乙です

267わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/04/15(水) 20:06:56.74ID:5RJqvduX
コレッタママ「ね?コレッタちゃんも大きくなったら付けてみる?」
コレッタ「そのころには廃れてるニャ」
白先生「じゃ、今のうちに『例の紐』をつけるんだ!」

http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/935/a+string+in+question.jpg


コレッタ「ニャ、にゃああああああ?」

268創る名無しに見る名無し2015/04/15(水) 20:31:12.68ID:XPUHw+uU
ちょっとバンザイしてみようか

269わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/04/25(土) 20:04:41.49ID:uWAvHpuV
例の紐。
ヒカルくんも男子高校生です。

http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/938/a+string+in+question02.jpg

270創る名無しに見る名無し2015/04/25(土) 20:20:55.40ID:1N2Qaq0n
ですよねー

271わんこ ◆TC02kfS2Q2 2015/05/06(水) 21:20:33.07ID:6rhSJczP
5月6日はゴムの日です。
「ひとりでつけられるもん!」

http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/946/moe_gomu.jpg

272創る名無しに見る名無し2015/05/10(日) 08:56:51.15ID:gRgD+KTQ
ネパール地震『311』に発生・・・人工地震か!?

日本時間3時11分に発生した。地震波形が爆発型である。スパイクが2連発。
http://richardko shimizu.at.webry.info/201504/article_162.html



2015年5月11日に第2の『3・11人工地震』が計画されているという予測

世界のエリートと直接繋がりのある週刊エコノミストの表紙が気になります。
右下に11.3(3月11日)とその左横に11.5(5月11日)と書かれています。
左下の地球儀の中の日本地図が変だそうです。ふむ。近畿地方がない。
http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-457.html

273創る名無しに見る名無し2015/05/22(金) 20:41:47.26ID:HNzjjKih
ごろごろー

274創る名無しに見る名無し2015/05/31(日) 00:40:41.40ID:h4ccf9D+
ババアー!
ペロペロしてくれー!

275創る名無しに見る名無し2015/08/02(日) 08:39:15.40ID:shMjtjgW
わんわん

276創る名無しに見る名無し2015/08/28(金) 07:14:38.05ID:u9lSQczO
にゃー

277創る名無しに見る名無し2015/11/25(水) 09:47:59.87ID:+Tr8nxxY
7周年か…

278創る名無しに見る名無し2016/08/05(金) 06:58:30.10ID:HHjEZImo
a

279創る名無しに見る名無し2017/12/27(水) 10:40:18.37ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

PI39WHJ0HL

280創る名無しに見る名無し2018/05/21(月) 08:30:04.30ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

8KFKH

281創る名無しに見る名無し2018/07/03(火) 19:25:31.07ID:f1dClnnX
SP8

282創る名無しに見る名無し2018/10/17(水) 18:46:42.54ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

SA4

283創る名無しに見る名無し2019/01/09(水) 21:05:15.32ID:khqKcOWr
にゃー

284玉祥文2020/03/31(火) 11:48:21.30ID:SQanSRp4
玉祥文と申します。
自作の獣人小説を宣伝します。

『龍潭の虎』
https://www.アマゾン.co.jp/dp/B08417LHD4

『龍潭の虎 横行四方』
https://www.アマゾン.co.jp/dp/B085G43WD5

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285玉祥文2020/04/29(水) 20:07:40.39ID:Y1Zbsv/h
『龍潭の虎』にこめたテーマは、食肉・狩猟の是非と反出生主義です。
獣人界は、肉食獣人と草食獣人との偽善的関係で成り立つ社会。
肉食獣人の桓嘯は草食獣人の禄冶と家族同然の関係なのですが、同時に獣肉を食すことを厭いません。
桓嘯の友人若驅は、獣人の存在、命を産むことに疑問を持ちます。

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