「ああ、資料持ってきました。」
「そうですか、今、地底世界で門番のモンスター倒しました。」
「それは良かった。これが資料です。あの団体などからいろんな説を聞き出しましたよ。」
われわれが作成したその資料には、メンバーなどのいろんな説が書かれている。

地上生物資源生産説
ひみこ地底人(接触)説
幽霊
のび太君、地底人に一目置かれる説
など

「まあ、いろんな説がありますが、この間行った団体では、誰しもが、間違っててもいろんな
説を言っていいということで、ひょっとしたら、巷でかぶっててすでにある説もあるかもしれないですが、
食堂などでメンバーに聞き出しました。」
「この地上生物資源生産説ってなんでしょうか?」
「地上の生物は、資源を得るために誰か(古代の地底人?)に作り出されたという説です。しかし確かに地下資源は
生物の死骸でできてるそうですが、あまりにも時間がかかりすぎるのでそれはないと思うんですが。
タイムマシーンかとんでもない寿命の人間か植物でもないかぎりは・・・・。」
「・・・次は・・・?」
「ひみこは、地底人か、地底人に接触していたんではないかという説です。ひみこがいたとする場所は有力説として
なぜかかなり離れた場所に2か所あり、まだ分かっていません。いっそどちらにもいたと仮定すると、地底世界の入り口が
あって地底高速エレベーターかUFOのような乗り物で地底を移動しないかぎりはありえないとする説です。確かに、
不思議な政治はしていたそうですが、他の地域と争いもあったそうですしそんな力があったならもっとほかの地域にも
影響力をもったでしょうとは思うんですが。」
「次の幽霊ってなんです。」
「ああ、これはタイプミスです。幽霊ステルス説。です。幽霊が現れる理由は、地底世界のステルス技術が誤作動を起こし
たためという説です。今地上には、ステルスで透明になっている地底人が多数来ているのではということで。そのステルス
が誤作動、または光の反射具合、夜で見えないだろうと気を抜いた地底人が姿を現したなどの説です。
これも根拠はありませんが。・・・・・・・・その次は・・・」
「次はいいです。ありがとうございました。」
われわれは、報告を聞いて満足してもらいほっとしながら、次の予定も相談して依頼主は家に帰っていった。