一人で店をやってる人は偏屈な人が多い。
夫婦二人で店をやっている場合も、このケースに当てはまることが多い。
大抵の場合、妻が夫の奴隷化していることがほとんどだからだ。

どんな仕事をするにしても、大抵誰かと深く関わらないとならない
組織に属して働くなんて絶望的な人にとって、一人でやれる仕事でないと
食べていけない。
でも一人でやっていける仕事ってなかなかない。
小説家や漫画家なら編集と、画家なら画商と、職人的な仕事でも
必ず誰かの世話にならないといけない。

この誰かの世話になることとはつまりは人間関係を
円滑に行える才能がなくては立ち行かないもので
それを死ぬほど面倒に感じ、どうしてもできない、嫌いだと言う人に
残された最後の選択肢が飲食店経営なのです。

自分で回していく飲食店なら相手にする人間は客だけでいいんですから。
客とは一期一会の関係で済ませられるし
気に入らない客には二度と来ないようにキツい態度でもしておけば
次からは来なくなる。
そんなことを社会や組織に属した人間がやったら死活問題ですけど
自分の城である飲食店でなら、食べログで悪口を書かれるくらいですむのだから
まさに精神年齢の低いコミュ障ダメ人間にとっての最高の仕事なのです。

とりあえずそこそこのレベルの食い物を作れさえすれば
客はいくらでも来ますし、自分に都合のいい客だけ囲い込めれば
食いっぱぐれることはないのです。

飲み屋や酒を出すところはまた違ってくるでしょう。
客層が違って来ますからね。
ここで言っているのはラーメン屋とかお好み焼き屋のような
庶民相手の定番の食べ物屋のことです。

ワンオペで店を回してる主人の顔をよく見ておくといいですよ。
必ず高確率で神経質そうなコミュ障だなって顔をしてますから。
そして実際その通りです。
彼らは客を人間だと思ってないところがあるので
下手に刺激するとろくなことになりません。
不愉快になりたくない人は最初からそういう店には行かないか
屈強で強面のお友達と一緒に行きましょう。
権威的なものにはわりかし弱いですから、彼らは(笑)
普段はしない愛想笑いも自らサービスしてくれることでしょう。