宝くじ販売、2年連続減=ジャンボも不振―総務省

都道府県や政令市が2017年度に発売した宝くじの売上額が前年度比6.9%減の7866億円にとどまったことが13日、総務省のまとめで分かった。

前年度を下回るのは2年連続で、1997年度以来、20年ぶりに7000億円台に落ち込んだ。2005年度の1兆1047億円をピークに売り上げの低下傾向に歯止めがかかっていない。

ドリームやサマー、年末など、ジャンボくじ全体の売り上げは13.1%減の3256億円。2年前と比べ約1000億円減少した。
一方、新商品ビンゴ5を投入した数字選択式くじの売り上げは2.6%増の3799億円と4年ぶりに増加。
一等の当せん金を1億円から2億円に引き上げたロト6が6.5%伸びたことも貢献した。