お風呂の楽しみ方などについて

お湯と水の割合を調節して、少し熱めにお湯を貯める
体を洗い、電気を消し、窓を開けて湯船につかる
外の気配を感じる
湯船から窓の外は見えないが、音が聴こえる
風の音、木の揺れる音、街の音・・・
露天風呂気分を味わう

とてもリラックスする
欲しいものは全て手に入っているような気がしてくる
こんな事を言うと、人は呆れて笑うだろう

顔や頭皮から、汗がじんわりと沸いてくる
体の芯が温まったサインだ

お風呂はありがたい
とてもありがたい
その素晴らしさについて、どれほど価値を認めていたと言えるだろうか
マキで湯を沸かし、湯加減どうですかなどと火の番をしてくれる人がいたような時代からしたら、手軽になったものだ
手軽さはありがたみを薄れさせるものだ
登山において、山頂までのロープウェイができた時のように
神社の森の頂上に、大きな駐車場ができた時のように