部品揃い次第、6月の国内四輪生産6万台以上を計画

鈴木俊宏社長は26日、2020年3月期(前期)決算会見で、海外部品の調達の遅れで生産量を調整している国内の四輪生産について「バックオーダー(在庫がなく未納の注文)を抱えており、部品が揃いさえすれば、生産を継続する」と述べた。

鈴木修会長は「6月ならば、国内生産は軌道に乗り6万台以上の生産を計画している」との見通しを示した。

鈴木社長は同日の電話会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりフィリピンやインドで生産している部品が少し滞っており、国内で生産調整を実施していると説明、「部品の物流を注意深く見ていく」と語った。

7月に予定していたインド・グジャラートの新工場の稼働開始は「遅らせる」(鈴木社長)。