当時撮影した動画を見ると
我々のマシンがエキパイから火を吹きながらコーナーを立ちあがる時の加速力が、明らか同クラスのどのマシンよりも速いのが見ていて直ぐにわかるのである。

ストレートの加速の伸びも抜群だった。
スーパーチャージャーによる低中速からの分厚いトルクは強烈なダッシュを生み、4気筒DOHC16バルブの高回転域の伸びとレスポンスの鋭さは圧倒的な速度の伸びを示し
スペック以上の速さを見せつけライバル車を蹴散らしたのだ。

更に四輪独立サスペンション+フルタイム4WDの組み合わせは、そのハイパワーをもて余す事なく、あらゆる路面状況下で圧倒的なパフォーマンスを発揮できたのである。

プライベーターの我々でも、ワークスチーム相手に互角以上に健闘できたのもvivioというマシンの戦闘力の高さと信頼性があったからこそである。