警:こんばんはー、運転手さん 後ろの、ナンバー灯が切れてるので、すぐに交換して下さいね〜(にっこり

俺:そういえば、カプチーノでHするのは
パズルゲームみたいになって動けなかった
結局、屋根を外して上に乗せるのが一番だった

多分、遠くから見てる人が…もしいたら
女の子が髪の毛振り乱しながら車のフロントガラスから
頭をピョンコピョンコさせてて、面白かったはず


警:ちょっとパトカー乗って下さいます?

俺:自分がフった形
趣味のサークルで妙にモテ期になって中の人の価値以上にモテた

遠距離恋愛だった彼女が不安になり
当時の携帯代が月に19万、26万、19万
結婚を前提にと約束し安心させに行ったりしたが
毎日、『あなたが…好き。好きだから殺したい。私だけのOO…。』
みたいにノイローゼになっちゃって、別れるしかなかった

好きだったし、距離を置いて見守りながら
彼女に近い支社へ転属願いを出そうとしてたら
元彼と付き合いだしたと聞いて、ホッとしたやら寂しいやらw

冬にバリり…と張り付いたウェザーストリップをはがし
オープンにして夜の海を見に行った
波の音は単調で俺の心は複雑だった
ポッカの缶コーヒーが妙に美味かった
普段は邪魔な甘みが、そっと寒さとピリッと心に感じる痛みを和らげてくれた
楽しませようとしてくれてるのか、いつもより何故か調子の良いカプチーノ
帰って来てポン。とアルミボンネットに挨拶すると、ほんのり暖かかった