ヴィヴィオは初代レガシィや初代インプレッサとほぼ同時に生まれたクルマだから
当時の富士重工業が血眼になって走行性能の向上を図っていた時期に設計された車だからね

リヤサスにデュアルリンク式ストラットの採用も、開発初期段階ではコスト面で却下される方向にあったものの、
RX-Rはラリー競技参戦を視野に入れて企画されたクルマだっただけに、
ニュルブルクリンクやWRCのステージで200km/h以上の速度でまともにアタックできるクルマに仕上げるためにエンジニアがどれだけ反対されても頑なに四輪ストラットの採用にこだわり、上司を説得したってエピソードは有名

ヴィヴィオは軽自動車基準ってゆーよりレガシィやインプ同様の普通乗用車基準で作られた車
NAエンジンのヴィヴィオであっても驚くほど走行安定性が高かったりする

コンパクトカーや海外のBセグハッチバック等のアンダー2000CCの乗用車を見ても市販車のリヤサスに贅沢なデュアルリンク式のストラットを採用するメーカーは少ない、とゆーより殆どない

そういった車の場合、ラリーカー等の競技車両を製作する際、走行性能を向上させるためにリヤサスの形状を大幅に改造してわざわざ4輪ストラットに変更するくらいだ

走行性能の向上のためには
軽自動車にもコストを惜しまず、ハンドリングオタクのエンジニアが徹底的に走りを研きあげて最高品質のものを作る

そういうメーカーなんだよなスバルは

オバチャンの買い物車のNAヴィヴィオでも足周りが4輪ストラットなんだから凄いとしか言い様がない