>>54
あちゃー
可愛そうな文系だなw
だからさ、エンジンカタログの数値はエンジンのクランク軸なのよ
で、君の車が実際に加速して、坂を登って、最高速をだして、燃費を考えるのは
タイヤが回ってからでしょ?
ということは、クランク軸から先のギアやデフやタイヤを通して路面をどういうチカラで
蹴ってるかっていうのが重要なの。
15段変速の自転車って乗ったことある?
同じ性能の君が、ギアを一番重くして加速したときの0-100mタイム、ギアを一番軽くしたタイム
ギアを1段目から15段目まで変速しながら加速したタイムは違うよね。
急坂も一番低いギアなら上れても高いギアだと上れないだろ?
君自身は同じ性能なのにだ。

クルマの駆動力を決定するのはタイヤの場所をどうおうチカラで回してるかってことなの。

例えば2台のクルマがマッタク同じタイヤサイズだったとして60km/hの時の回転数は同じだよね。
このときA車は最高出力の120馬力が出る7000rpmだったとしてB車は最高出力の40馬力が出る
4000rpmだったとする。
加速中の話だね、このときにタイヤを回転させるトルクってのは同じ回転数でも3倍違うの
3倍違うって事は、その速度で急坂に達してもA車は速度は落ちないけど、B車は落ちちゃうだろ。

エンジンの出力や数値はクランク軸という場所なんで、クラッチもトルコンもCVTもミッションも介していない
でも実際に40km/hで走ってるとき、40km/hから80km/hに加速するときに両者は減速機を
介してタイヤに莫大なトルクをかけてるんだが、基準のクランク出力が違うから、加速力、登坂力
最終的には最高速ななんかが激変しちゃうってこと。

小学校高学年の算数と中学くらいの物理や数学を少し復習した方が良いよ