ここ落っこちそうなんで使わせてもらうわ(笑)。
レスには一切反応しませんので悪しからず。

小説 ある鉄道運転士の死

鬼場は東都地下鉄の運転士。
あまり評判は良くない。
某駅で数十メートルもオーバーランした過去がある。
また、運転が下手なので車掌に組みたくない運転士
ナンバーワンに挙げられている。
だから今まで指導員にはなれなかった。
中途入社なのでもういい年だ。
本人も弟子を付けていないことを少し気にしている。
そんなある日、鬼場に弟子を付けるという話が出た。
なんでも研修所で抜群の成績の運転士見習いがいて、
彼なら鬼場でもなんとか師匠が務まるのではないかと
いうわけだ。鬼場もこの話に乗った。