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と考えた国が、空爆だけで勝てると侵略戦争に加わって泥沼化し、
敗退したりテロ横行の世にしたりと、地上軍とその兵站抜きの戦争など
有り得ないことを示したし、戦争による問題解決は極めて困難であることをも示すこととなった。

そういう限定付きながら、仮想敵国を威圧する張り子の虎としては、
輸送力の桁違いに大きい高速鉄道の存在は今でも有効と思われていて、
適宜、長距離輸送訓練をしているし、陸続きで国土が戦場になった大陸の国々、休戦中の国々は特に、
輸送の柔軟性の大きい単線並列方式の複線を敷いている。

日本で関門海峡が単線並列方式なのは、そうした戦時中開通の要衝だからだし、
開通当初の湖西線も同様の想定で単線並列。
台湾新幹線が、コンサル斉藤氏の複線案を蹴って、ヨーロッパ大陸式の単線並列を採用したのは、
中国共産党軍との休戦状態で、いつ武力併合攻撃が掛けられるか分からない緊張状態が残っているためだろう。
列車数の多い路線での平叙の単線並列方式にはほとんど意味が無いのだから。