中国や韓国・朝鮮で、科学技術分野のノーベル賞受賞者が一人も居ないのは、
時の政府が学問内容に不当介入し続けて学問の自由を奪っているからだ。

そういう政治の縛りの薄かった日本では受賞多数ではあったが、
近年の自民・自公政権で、研究者に10年任期制が強行導入されて地位が脅かされ、
研究予算も大幅削減で押さえ込まれた上、防衛庁の紐付き予算:軍事関連100億円余で、
研究内容を縛る愚が強行されたことを学術会議が清明で批判したが、
スカ、安倍政権は、この学術会議を政権のポチ化する、任命拒否を違法に強行した。

これは独裁化のターニングポイントになりうる重大な事件であり、
スカ首相が、学術会議方に違反する不当な任命拒否、委員空席を撤回するまで
国民世論で徹底追求することが必要だ。

スカ首相が任命拒否を撤回するだけで、国会審議は順調に回り出す。
その重要事項を軽く見せる言論は、戦前の日本帝国主義無謬論に直結するプロパガンダである。

現体制で縛られ続けた研究者からは、ノーベル賞に選ばれるような独自研究は極めて出にくくなって、中国・張線化するだろう。