懐かしの西村京太郎作品
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トラベルミステリーの第一人者。ブルートレインでよく殺人事件が発生して、十津川警部と亀井刑事が全国を駆け回りました。 昔は列車内の密室はトイレぐらいしかないからやたらとトイレ内の殺人が多い
実は常時使用されてない乗務員室なんかも結構あるのだがそこまで頭が回らなかったらしい 展望車殺人事件。仲間割れを見越して密告電話を待つ
冷静沈着な十津川警部。 寝台急行天の川殺人事件。「惜別の列車」に秘められた謎と帯にある。
上野駅まで新幹線が開通する日と同じくして廃止になった列車。
読み返してみたが、やはり面白かった。 「殺人列車への招待」の犯人みたいな思い込みのやたら強いヤツは嫌だ。
「夜行列車殺人事件」の犯人もそう。
こじらせるヤツの傍迷惑さがよくわかった。
「十津川警部の決断」に出てくる、妻に逃げられて社員証は取り上げられ、両親兄弟はいない、郷里の同級生とも縁が切れている、近隣の住民との交流もない男性が、自分が誰であるかを証明するのが如何に困難か。それを知ったときには心底ゾッとした。 >>64
「天の川…」には誤認逮捕かさ何かされて会社をクビになったのいなかったか? >>68
柳田敏夫。誤認逮捕なのに自供してしまった。 カドカワノベルスの作品はゲーム性の強い作品が多かったような気がする。
「札幌着23時25分」「特急白鳥14時間」「殺人列車への招待」など。 十津川警部の決断。ここに出ていたので何年かぶりに読み返してしまった。
株式会社「サン」取締役だった長谷川健(はせがわ・たけし)さんか。気の毒に。 やっぱり旅情をそそる夜行列車とかを描いた作品がいい。
京太郎作品に感化されて鉄道旅行好きになった一面もある。 >>7
高校生の頃読んで、「アリバイ作り凄いな」とか思ってたけど、今読み返すと犯人のトリック物凄いリスキー。というか、無理。
犯人は大阪空港から30分で新大阪に着く。そして7分後のひかりに乗る、と推理してた。
飛行機遅れたらどうするんや、というのはともかく、降機してから伊丹空港のたくタクシー乗り場までの時間が入ってない。それと、新大阪駅タクシー乗場から新幹線ホームまで7分は厳しい。
実際には乗らずに書いたんだろうな、と今にしたらおもう。 十津川警部「犯人は前もって切符を買っておいたに違いないからね」
亀井刑事「しかし警部。自分が犯人だったら、こんな危なっかしいギリギリの計画は絶対に
立てない、と主張している読者が書き込みに来ましたよ」 >>77
読者「切符は、前もって、買ったにしても、タクシー乗り場から、7分は、厳しいね」 道路は交通事情に左右されるから、自分だったら危なっかしい計画は立てないみたいに十津川警部が言って
いた作品があった記憶がある。 >>78
何であんなに「、」を打つんだろうね。
後期になるに従って多くなる気がする。
文体もあるだろうが、多作すぎて推敲が追いつかないのか。まさか口述筆記ではあるまい。 初期の十津川警部は「海の男」だった。
「消えたタンカー」「発信人は死者」どちらもいい味だ。 少しずつ、霧が晴れてくる。
日下は、眼をこらした。
(福井じゃないか)
と、思った。先に、駅に来て、由紀に向かって、手を振ったのは、カメラマンの福井だった。
確かに句読点が多い気がする。 >>80-81>>83
素人(=読書慣れしていない人)にも読めるように
ってどこかで見た気がするぞ。 冴子という名前は、イマイチ不幸で影があるのが京太郎作品 >>86
でも、ショートカットで元気いっぱいな女が冴子と言われてもなぁ… 北条早苗は、どこかで北原早苗になっていた作品があった。 >>85
一単語一単語ゆっくり読んでいくということなのだろうか。
同時にそんなひとに筋書きや登場人物が頭に入るのだろうかという気もする。 いやいや、坂井さん、西村京太郎はんは、完全に日本人でっせ。
湯河原の京太郎記念館、2回行きましたけど、本物に会えませんでした(笑) >>86、87
でも意外に不幸な役で「明美」が出てこないんだよね。
良く出てくる、と言えば各地の三浦警部。
しかし十津川警部とカメさん、寝台特急「紀伊」からえちごときめき鉄道まで、幅広く乗ってますな。こういうのは不粋だろうが、一体幾つだ。
紀伊は十津川警部は乗ってなかったかな。 >>92
確かに。三浦警部はあちこちにいる。
「発信人は死者」だっけ、三浦刑事部長が出てくるのは。 十津川警部は40歳の記述が多いが、結婚したのも40歳。
亀井刑事は45歳の記述が多い。
「時を駆ける中年」といったところか。 作者がところどころ設定をド忘れして、読者のほうが良く覚えているというのは、あり得る。
野球漫画の水島新司氏のケースもそう。ドカベンでは土井垣将のプロ入り1年目は
規定打席不足だったのに、プロ野球編では1年目に新人王になっていて「?」と感じた。 三浦と言えば、三浦功という証人で護送されていて川田組の襲撃を受けている小物は
結構笑えた。ロス疑惑の「三浦氏」をイメージしながら読んだ。
最後、札幌までなんとかたどり着いたが、その後、佐伯の指示によって消されてしまう。
『札幌着23時25分』 今度暇な時に山下車掌がどれだけ殺人事件に遭遇して
しまったか調べてみようと思う。東京駅殺人事件の時は山下車掌だったのは、はっきり覚えている。 座席急行津軽殺人事件
何故わざわざ「座席」と冠付けたんだろう?
赤木母娘不憫だったなぁ・・・ 急行は本当に絶滅してしまった。はまなすは、宿代わりに良く利用した。 >>99
田島といえば中央新聞の記者だね
準レギュラーといってもいいだろう ヒスっぽいのは三上刑事部長。
しかし警察組織ってのも、刑事部長と部長刑事で
えらく階級差があるもんだな。 十津川警部の大学時代の同窓生は意外と殺人犯になってしまった人物が多い気がする。 まぁ、それを言い出したら、杯戸町一帯なんかやたら殺人が起きるとんでもないところだしな。 西村京太郎作品の世界の鉄道ってどれだけ治安が悪いんだろう?
ニューヨークの地下鉄だってここまで事件は起きないぞ?
テレ朝は昼間から夕方までは科捜研と相棒の再放送だ。
科捜研見てると信じられないくらい有能だけど、毎日殺人事件が起きる京都ってどんだけ魔窟なんだ?
警察が有能なんだか無能なんだか解らん。
と、いうか刑事ドラマの世界ってなんで毎週毎週所轄で悲惨な事件が起きるのだろう?
でも一番のマッドマックスな世界は名探偵コナンの米花町だよなw BSで仲代達也と田村正和の「砂の器」を見た。
(非冷房103系萌え、旧客萌え、小田急の初乗り60円萌え、まだコンビニが少ないので自販機でカップヌードル購入萌え。みんな煙草吸いすぎ)
感想。
「有名なピアニストが殺人!!」
あの世界に週刊文春みたいな雑誌があったらどう報じるのだろう!?
こっちの世界だって有名人の犯罪はせいぜい薬物とか暴力団との付き合いくらいで、殺人は少ないよ?
で、しばらくしたら古畑仁三郎がやってた。
今度は田村正和が刑事だ。
ファックスモデムを使う鶴瓶に萌え。
まだ90年代前半はネットがなく、一般人はワープロ止まり。
パソコンはそれを仕事にしてる人か金持ちのオタクのもの。
でもこっちは毎週有名人が殺人事件だ。
二つのVTRを合成したい。
古畑仁三郎VS和賀英了
古畑「それともう1つ、和賀さん。あなた、本当は和賀さんじゃないでしょ?そもそも」 十津川警部を見ていると「主人公は死なない」という言葉が浮かぶ。 西部警察も40年かあ…
西部署の所轄もあんな爆弾事件が毎週頻発してどれだけ治安が悪いんだろう?
ヨハネスブルクレベルだな。 >>106
今度はお前が座っている椅子を蹴飛ばすぞ それにしてはお互いに永遠の中年のままだね、カメさん。 青木亜木子とか、「寝台特急殺人事件」の記者の青木とか。
北原は酔って川に落ちた車掌だが、他に何処かにいなかったか。 青木亜木子は、てっきり橋本豊と結婚するものと思った 亜木子は、何度か絶頂に達したあと、小きざみに身体をふるわせ、眼を閉じて、余韻を
楽しむようにしていたが、今は、裸の身体を丸めて、子供のように眠っている。
これですな。
(下り特急「富士」殺人事件)※ラブ・トレインとルビが振ってある。 下り特急「富士」殺人事件は、まず北帰行殺人事件を読まないといけないかな。 亜木子で思い出したが、大昔の短編で、誘拐されたタレントがメッセージについ本名の渡辺亜木子と書いて、その昔のズベ公時代の仲間とつるんでの狂言誘拐だったことがバレたというのがあった。
どの本の何という題名だったかも思い出せないが、昭和40年前後の作品だった気がする。 「消えたタンカー」も面白かった。まだトラベル・ミステリーが始まる以前の十津川警部が
独身時代の物語だったが。 「君の名前を言ってやろう。君の名前は望月英夫だ。違うかね?」
字は間違っているかも知れないが、最後に冷酷非情な殺し屋を追い詰めるシーン
は秀逸。 特急白山六時間二分の長田博
木元加代子の殺害計画を伊東部長と小笠原貢に見抜かれていたとはお粗末過ぎ
まあ殺しをやらずに済み、小笠原一味の犯罪の証人に回ったことで、相当軽い刑にしてもらえたろうから、結果的には良かったかな >>127
俺は最後の1行の「第(何とか)富士丸。こいつは日本の船だぜ」が良かったわ。
あといきなりソース焼きそばの自慢するとことかw
ブラジルに行った船員だけ助かったんだっけ? 素直に渡った夫妻は免れた。一番貧乏くじを引いたのは赤松淳一。 乗客の乗り降りが終わったのに電車のドアがいつまでも閉まらないとき、岐阜羽島の生田のように、ドアにしがみついて閉まらないように嫌がらせしているのがいるように思ってしまう。 特急「白山」六時間〇二分。
カドカワノベルズ創刊8周年フェア。
あなたは途中下車できない。カドカワノベルズ。
悪を企てる男の大いなる狂気!!トラベル・ミステリー。
と、帯に書いてある。
で、吊り革につかまって、本を読んでいる乗客が8人いるが、よく見ると
端っこの乗客の顔が京太郎に非常に似ている。 「角館に行っていたんじゃないんですか?」
「角館? 行ったことはありませんね」
「角館であなたを見た人がいるんですよ。角館の病院でね」
「誰が、私を見たというんですか?」
「私ですよ」
と、十津川は、ニヤッと笑ってみせた。 西村作品でも出版社によって読み味がなんとなく違う気がする 135はL特急たざわ殺人事件ですね。
結局何もしなかった若者が莫大な遺産を引き継ぐことになる作品。 「アルプス誘拐ルート」では北島早苗刑事というのが登場している。
北条早苗と同一人物だとは思うが、十津川警部の大学時代の同窓生・
中央新聞の田口が「田島」になっている作品もあり、その点はかなり
アバウトなのが京太郎作品。 十津川警部は結構ハッタリをかますが核心を突いているので犯人がボロを出してしまうんだな。 >>141
誰だっけ?
十和田南…のおんなもひどかったよな。 >>144
「メグは、私が殺したわ」
高橋理沙という、この作品のヒロイン的存在は2度殺されかけた。
1度目は東尋坊で突き落とされかけているが、観光客が来たので、助けるほうに
方向転換。
しかし。寝台特急『長岡』は途中で、方向転換。美也子と矢代(共犯者=ほどなく
毒殺される)は、あわてて、車内を、最後尾の方に歩いて行き、途中で、理沙を
見つけて、矢代が殴った。気絶した理沙を、担いで、先頭車まで運び、井崎の
死体の傍に、転がしたんだ・・・・・・・・・と推理する十津川警部だが、
「他の乗客が、起きなかったんでしょうか?」
という、亀井刑事の指摘は、ごもっともに思える。
「ブルートレイン『北陸』の富山着は、午前5時38分だからね。大半の乗客は、
まだ、寝ていたんじゃないかな」
という、十津川警部の推理は、結果オーライ過ぎる。人を一人、最後尾の車両から
戦闘車両まで担いで移動するという行動は異様に思える。普通ならば。誰かが
目撃するのが、むしろ普通ではないか。 あ、誤植。寝台特急「長岡」なんてない。北陸、が長岡で方向転換、が正解。
神木美也子、結局4人を殺害。
「十和田南へ殺意の旅」の井関ゆき、「寝台特急・あかつき殺人事件」の坂口母娘、
「富士・箱根殺人ルート」の中井美也子、といったところが真に冷酷な犯人に思える。 もう一つ145で誤植。戦闘車両→先頭車両、が正しい。
酒飲みながら投稿してると、ろくなことはない、ちゅうこっちゃ。 その時間に酔えるのは羨ましくさえある。
アル中に気をつけて。
にしてもミカではなかったか。
確かにメグだメグ。まこと、まこと。 十和田南へ殺意の旅では中村弁護士も殺人に加担してしまうんだな 山本が湯飲みを置くと、待っていたように、亀井が入ってきて、手袋をはめた手で、
その湯飲みを持ち去ってしまった。
「何ですか? これは」
「お茶に、ゴミが入っていたんで、亀井刑事が持って行ったんでしょう」 山本ナントカ一郎じゃなかったか?
もう全然覚えてないや。 高橋理沙、本田めぐみ、神木美也子
3人とも美人である。
亀井刑事
私は一番おとなしそうな神木美也子にしますね。
西本刑事
私は高橋理沙か本田めぐみにしますね。
神木美也子は辛気臭そうで嫌ですね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています