懐かしの西村京太郎作品
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トラベルミステリーの第一人者。ブルートレインでよく殺人事件が発生して、十津川警部と亀井刑事が全国を駆け回りました。 ズバリ判定
S・・・・・・・・感動的なまでに素晴らしい犯人
A・・・・・・・・とても凄い犯人
B・・・・・・・・かなり凄い犯人
C・・・・・・・・わりと凄い犯人
D・・・・・・・・平凡な犯人
E・・・・・・・・レベルの低い犯人
F・・・・・・・・箸にも棒にもかからない犯人
杉森光治 → 判定S ジャケ買い(笑)しただけで
奥只見みたいに何度も読み返してない作品だから
新倉と言われても思い出せない… >>267
最初の学生を殺してなければS判定でもいいが
現状はA〜Bぐらいだろ 四国連絡特急殺人事件に疑問。
十津川警部は亀井刑事と共に東京駅を19時05分発の寝台特急瀬戸に
乗り込んだが、わざわざ東京駅から乗り込まなくても名古屋まで新幹線で
行って、そこから乗り込めば十分に間に合う。昭和57年当時の時刻表は
ないが昭和60年当時の時刻表は手元にある。名古屋が24時ちょうど着
で出発は24時05分。筋は昭和57年も昭和60年も大して変わりは
ないと思う。
私が滑稽に感じたのは、午後6時30分に新宿歌舞伎町にいた犯人に
合わせて実験して午後7時01分東京駅着。「走るぞ」と亀井刑事を
促して走る行為である。こんなギリギリの計画は感心しないね、という主張
の持ち主でもある十津川警部の「結果オーライ捜査」である。 (270の続き)この作品の犯人は南条五郎で伊吹君子が共犯。
18時30分に新宿歌舞伎町にいた犯人の南条が翌日、四国の特急南風1号の車内で
殺人を決行するのだが、もう少し早く十津川警部には、寝台特急瀬戸の存在に
気が付いて欲しかった。
一応、深夜の12時過ぎに伊吹君子が自分で自分の顔を灰皿で殴り流血して、南条に
殴られた、と救急車を呼ぶ小細工をしている。南条が12時過ぎまで東京にいたというアリバイ
工作のためである。「憎み合っているように見えるが実は共犯」という手の込んだ
工作をして合計7人の男女を殺しているこの二人は、人間的にも最悪の部類。
東京駅21時ちょうどの「ひかり」に乗れば名古屋着は23時16分(但し昭和60年当時の
時刻表)。何も中年刑事二人は東京駅を走って、発車1分前に寝台特急瀬戸に
乗り込まなくても楽勝だったのである。 >>270-271
拝啓十津川迷警部では触れられてないかな 271に誤り。南条五郎ではなく、南条吾郎でした。
>>273
確かありました。詳しい内容は、覚えていませんが。 誰かが非常停止ボタンを押しただけで東京駅には間に合わない。 >>264
「殺しのインターチェンジ」のルーチェロータリークーペだったかトライアンフスタッグだったかの画像が好き。あの帽子の姉ちゃんはあまり好きでない。 昔の記憶を頼りに書いたが、今になって改めて見てみるとルーチェやトライアンフとは全然違うな。 上野駅トイレの個室のドアの隙間からそんなにうまく飛び降りれるものだろうか。
駅員の言うとおり、誰もいなくなる瞬間があるのは間違いないが… 京太郎作品は目の前に現れた現象を素直に受け入れることにしている。 つまり杉森さんは20km以上にも及ぶ六十里越を
10分足らずで走破したと 普段なら列車を車で追いかけて駅に先回りして
「警部、追い付きましたよ!」ってやり取りもあるのに
「列車は、福島県に入った。」と控えめな表現で
せっかくの杉森さんの頑張りを闇に葬ってるし 殺人犯人なのに「さん」付けで呼ばれてしまう人がいる(* ̄∇ ̄*) 杉森さんの天才的能力を十津川警部は、ちゃんと織り込み済みだったのだろう。 なるほど、わざわざ実地調査しなくとも車で追い付けるのはわかっていたのか
天才は天才を知る、ですな 十津川警部と杉森さんの関係は、銭形警部とルパンの関係をほうふつとさせる。
ルパンが殺人事件の容疑者にされてしまっているところへ登場した銭形警部が
一言「ルパンは、そんなくだらん理由で殺人を犯すような男ではない!」
十津川警部は眼力がある、というか、実際、杉森さんは十津川警部の読み通りに
殺人計画を立てて遂行した。見事としか言いようがないが、良い子の皆さんは
真似をしないほうが賢明だと思う。杉森さんと同じように計画して実行出来る
人は世界に3人もいないと思うからだ。 何か、ここまで杉森杉森と書かれると、奥只見を何十年かぶりに読みたくなってくるではないか。
読んだ当時は、日本の主婦は話のつまらないブタみたいなもので…、の方が印象的だった。 拝啓・十津川迷警部殿が名著だった。好奇心旺盛な
小学生の女の子をアリバイ作りに活用するのは危険
なのだが、都合良く「存在に気が付かない」時間帯
があって、絶妙に杉森先生をアシストしている。 急行奥只見殺人事件は、じっくりと読み返してみたくなる。
プロゴルファーの三木明も急行奥只見に乗っていたと犯人が証言している。
最初は、変装していたので、彼と分からなかったという、杉森さん。
つけひげをつけ、サングラスをかけ、帽子をかぶっていたとのこと。
詳細は急行奥只見殺人事件を読むと分かる。 >>235
これらの条件に加えて、
スピード違反で取り締まりを受けなかった。
さらに
その途中で、お礼に板チョコを2枚購入しているから猛スピードで飛ばしつつも
途中で板チョコを買わないといけないから、さらに大変。このことは
『急行奥只見殺人事件』のP191あたりを参照されたい。 なんでも屋があまりない時代に
入広瀬〜田子倉間で板チョコ売ってる店見つけるのも至難の業
お遊びのゴルフコンペでOB叩いたり1メートルのパットを外して
チームが負けた事が自分で許せず失踪する責任感の強さ 駄菓子屋も今では探すのが難しい。婆さんの証言では
9時40分頃だったという。猛スピードで飛ばしてた
車が駄菓子屋を発見するや、急停止。板チョコを購入
するや、また猛スピードで去って行った姿が目に浮かぶ。 杉森さんに匹敵するスーパースター(犯人で)は誰だろう? 昭和60年くらいの作品ですから、なかなか入手しにくいです。
ブックオフならばあるかも知れませんね。 1〜2年以内に文庫の新刊で読んだ気がすると思ったけど、
昨年の初めに祥伝社文庫から出たのを読んだっぽいな >>298
車を飛ばして列車に追い付くだけなら他にもいたはずだが
これだけエピソード満載で、連続殺人犯なのに憎めないのは
杉森さん以外にいない 杉森先生は子供たちからも人気者だったみたいだし、
その死が本当に惜しまれる人だ。 意外にも十津川警部と直接顔を合わせたことがないんだなぁ杉森さん。 久々に「消えた巨人軍」を読み返してみたが、17時の段階でまだ選手の居場所がわかっておらず、左文字たちは梅田にいる。そこから新大阪ホテルに寄って高槻に向かう。その段階でまだ18時半になっていない。
大阪から高槻まで下道でしかも夕方ならそれだけで1時間はかかるのではないか。ましてやどこにいるか目星をつけるまでの時間、新大阪ホテルに立ち寄って問い合わせをする時間を考えると高槻に入るのは19時20時になるだろう。
更に、選手を救い出して空港に非常手配をかけて羽田で犯人確保、そこから大阪に移送して取調室、試合はまだ1回。
羽田で18時半というか19時ごろに確保してその数時間後に大阪に移送されているものだろうか?
しかも試合は何時から始まったのだろう?
「スカッとさわやか」重視で速読していれば気にならないのだろうが… コカコーラでも飲みながら読んでいけば気にならないと思います! 京太郎作品は目の前の現実を素直に読む! 酒でも飲みながら。 終着駅殺人事件の町田隆夫さんもかなりの超人だよな
殺害動機や結末は辛いものがあるが >>310
282に書いた通り。
町田はあそこでつまづくなよ…
「消えたタンカー」で、船に積んでいる油が全部燃えたら3ヶ月は燃え続けるというのに、実際は数日で沈んでしまったことに誰も違和感を覚えないのは… 消えたタンカーの望月さん、自分を追い掛けてきた危険極まりない十津川警部
を撃っただけで生死を確かめずにトドメを刺さなかったのは冷酷非情な殺し屋
らしくなかった。 杉森さんがここまでダントツ首位。横綱確定。
町田さんや望月さんあたりが追う展開か。
それはさておき。「ミステリー列車が消えた」の突っ込みどころを探している
ところ。京都駅の助役の態度がデカ過ぎる。 池田本でも触れられてるが
CTCで監視してるのに行方不明になる列車だろ
あの頃の新垂井は特急や貨物の通過だけでなく
普通電車も停めてたから勝手に臨時列車停めるなんて無茶もいいところ >>313
それ、種村直樹も指摘していたな。
臨時列車は自分の仕事ではないと言ってのけるので唖然としたとか。 廃止から約10年の97年1月に新垂井見に行った時点で
駅名板などは既になくホームしかなかったわ
もちろんミステリー列車が消えたを読まなきゃ行ってないがw この「ミステリー列車が消えた」は小川刑事がカメさんとタメ口を利いている。
「寝台特急紀伊殺人行」と比較されたい。 奥只見読みました。杉森さんかわいそう
同性で結婚式あげたり自治体によっては届出も認められる現代なら起こらなかった事件かも
まぁ、そういう男女の愛情と一緒にされるのが嫌なのかも知れないが… >>306
1976年当時なら甲子園の試合開始は18時30分ぐらいと思われ 消えたエースという作品もあった。昭和57年頃。
京神ハンターズという架空球団の江島というリリーフエースを扱った作品。
十津川警部は登場していない。 西村京太郎「消えたエース」Wikipediaより
1982年のプロ野球シーズン終盤。
それまで弱小球団とされてきた京神ハンタースは18年ぶりのセ・リーグ優勝を目指し、
読売ジャイアンツ、広島東洋カープと優勝争いをしていた。
その原動力は球団社長が情熱家に替わったこと、
新監督片岡の采配、打撃・若手投手陣の奮起などが挙げられたが、
いちばんの理由は新リリーフエース江島功の誕生であった。
しかし元々わがままな性格だった江島は自分の年俸の安さに不満で、
全勝が求められる大洋ホエールズ戦の3戦目を前に肩が痛むからと
京都の医者に行くと言い出し、その上同伴した球団マネージャーを振り切り、
同棲していたホステスのアパートに行ってしまう。
その翌日、新聞朝刊にそのホステスが自宅アパートで絞殺されたとの記事。
しかし江島は行方不明となっていた。犯人は江島なのか……。
江夏が実際にホステス殺害容疑をかけられたのは当時から知られていたのか?
そして西村京太郎はそれをモチーフにしたのだろうか?
スポーツ紙の連載でペナントと同時進行だったように思うが
モデルの阪神の旗色が悪くなったせいかさっさと連載終了させたと思わせる結末だった。
架空球団とは言ってもモデルは阪神そのもので
掛布を掛井に変えたりしてるがなぜかジョンストンだけそのままw 十津川亀井の部下の男性刑事が恋愛したら相手の女性が犯人側というパターンが多い気がする
(旅号の和田由紀、あさかぜの白井マユミなど) 日本シリーズ殺人事件というのもあって、十津川警部は登場しないが、亀井刑事と
橋本豊が出てくる。 東日本ジャガーズ=本拠地・西部球場。監督・広田。
エース・東田。主砲・田端。元々は九州にあった球団。(日本シリーズ殺人事件) 完全に83年日本シリーズがモデルになってるな
最終戦でエレファンツの西木?が下痢気味で腹に力が入らなかったとかあったけど
巨人の西本が大田のピッチャーゴロを取り損ねて満塁にしたのも下痢気味だったからかな エレファンツの外国人・サムソンが東田から同点本塁打 カメさんが「凶悪犯人を捕まえに来た」と称して橋本
たちを救出してしまう。 東京エレファンツは後楽園球場が本拠地だった。
監督が藤森。日本シリーズ後に辞任。
正確なところは覚えていないが、投手陣は江島・西川・牧田あたりがいて、
打線は松下・河井・平塚(女性スキャンダルで精彩を欠いている)・原田・
永原・サムソンといったところが連ねていたと思う。
東日本ジャガーズは元々は西日本ジャガーズだった。八百長の疑いを
かけられて永久追放された梶大介(正確な名前かどうか知らない)が主人公ぽい。
監督は広田。外国人にテーラーというのがいたのは記憶にある。
あと主砲の田端が太った身体を揺すって走るシーンも。杉森というピッチャーも
いた。 日本シリーズ殺人事件で確認しましたが杉野というピッチャーが出てますが
杉森さんは、出ていませんよ。334さんは杉森さんに毒されてしまったん
ちゃいまっか(笑)
江島が肉離れを起こして香田、新保・加東とつないだとか出てます。
26歳と若い平塚には「けい子が、泣いてるぞ!」とヤジが飛んでいました。 江島が肉離れって第4戦で江川が肉離れした話そのままやん
これは東尾や篠塚に名誉毀損で告訴されてもおかしくないレベル 東田はそのシリーズ後に引退していた。
そういや平塚て、篠塚と当時の年齢も一致している。。。 東田は、どう見ても東尾のイメージ。梶大介って凄い実績あるピッチャー
だったんだ。読み返してみて驚いた。
八百長の疑いをかけられてプロ野球界を追われたのが惜しまれる。 背番号と実績は稲尾でモデルは池永か
東田がシリーズ後、謎の引退とか
黒い霧に絡んだみたいに匂わせたるなやw
東尾はまだ実力不足なのに黒い霧のせいで
選手がいなくてローテーションで使われたぐらいだし 東尾は逆にいい球団に入った。黒い霧のおかげで台頭の機会が得られた
わけだから。皮肉だけれど。
優しい顔してる人は意外に強気な投球をする。大洋にいた平松もそう。 短編だけど、十津川警部の怒りもプロ野球が絡んでいる。 発信人は死者、という海を舞台にした作品もスケール
感があって良かった。神谷太郎はワル。 どうも杉森さんみたいにカワイク映る犯人て思い浮かばんな。 寝台急行天の川殺人事件。
十津川警部「驚いたことに、男は、あなたの家に、
入って行きましてね」 間抜けな犯人は特急白鳥14時間の原(但し主犯ではない) おやおや、杉森さんの名前を間違えるとはぞっとしない。
読者諸兄には苦言を呈しておく。 杉森クンを藤森クンと間違えるのは由々しき事態であり、ぞっとしない。
ヤング諸兄の投稿を祈るや切。 加藤ではなく「加東」という人が意外に作中に登場する。 僕と同世代の西村クンが活躍しているのは御同慶の至り。 西村クンは昭和11年3月生まれの僕より学年で5つ上、と故人に代わってコメント
しておく。 とっくに引退してると思ったらまだ現役
杉森さん並みの超人 西村クンは湧網線殺人事件を書かなかったのは由々しき事態であり、ぞっとしない。
既に廃止になっていて、どうにもならないが、40歳
の誕生日目前に常呂駅前の流氷
に興奮し過ぎて転倒。掌がえぐれてしまった僕の不満
をここに記しておく。 種村クンは釧網本線が一番好きな路線だと20年以上
前のアンケートで挙げていた。
心強い味方を得た思いがした。 久々に宗谷本線殺人事件とか、北海道モノを読んでみよう・・・・・ 十津川クンも時には青春18きっぷの旅に出ることをおススメする。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています