鉄道マニア・藤井聡太が昭和に生まれていたら
国鉄全線完乗。第二の宮脇俊三氏や種村直樹氏になっていた可能性も。 羽生に先駆けて国民栄誉賞を受賞すると共に「羽生くん」呼ばわり。
今では棋界の長老として悠々自適の晩年。
大山(だいせん、ではない)を引退に追い込んでいたかも。 大山を潰して藤井時代を築く
大棋士は藤井→羽生の流れになる 升田幸三とも対局していたことになる。見たかった。
昭和何年に生まれているか、がポイントだが。
でも最盛期に今ほどタイトル戦の数が多くなくて生涯の勝ち星という点では
損をしたかも。
あの顔から推察するに真冬の湧網線あたりに乗って常呂あたりの景色に驚嘆
していたかも知れない。 広尾線の広尾を起点とする最長片道切符の旅を計画する藤井聡太15世名人。
しかし、さすがにその余裕はなかった。 急行・銀河に乗れなかった代わりに銀河戦で大暴れする現実の藤井聡太 「あ、ハイ。ワシの好きな路線は、美幸線ですね」とコメント。 意外に似合う藤井聡太とブルートレイン。
日帰り青春18きっぷで小海線に乗りに行くくらいだから、昭和に生まれて
いたら、廃止になった路線にも意欲的に乗りに行ったことだろう。
今年か来年あたり竜王になるのではないか。 「俺が名人になったら高知に引っ込む。将棋を教わりに中村まで来い」と公言して
名人戦の挑戦者になった森。惜しくも藤井聡太名人に0−4のストレート負けを
喫したが、坊主頭になるなど、満天下にその名を轟かせた。
それから数年後。土佐の中村に帰省していた森の眼前に現れたのは、藤井聡太
7冠だった。竜王は、まだなく、叡王戦も誕生していない時代。王座戦がタイトル戦に
昇格したばかりの出来事。
前日、藤井7冠は、東京を19時05分発の寝台特急・瀬戸に乗車していた。対局が
あったのだが、対戦相手の芹沢博文にやる気が乏しく、午後3時に投了。
急遽、藤井7冠は寝台特急で四国へ行くことにした。乗り鉄の血が騒いだのだ。
終着の宇野には5時54分着。そこから宇野を6時04分発の宇高航路で高松へ。
瀬戸内海は、ひたすらに穏やかで優しい雰囲気だった。高松7時04分着。
高松では、朝の勝負メシとして、さぬき弁当(800円)と皿鉢弁当(700円)を
買い求める藤井7冠。周囲の人が彼に気が付くことは、ほとんどない。
高松発7時53分。特急南風1号中村行きに乗り込む。終点の中村は12時25分
到着予定である。一度、森が言っていた中村の雄大な自然を見てみたかった。
藤井7冠を乗せた特急南風1号は、一路中村に向けて走り出した。 昭和に生まれていたら湧網線に乗って常呂で下車していたような気がする。 寝台特急・瀬戸は普通に乗っている。宇野で降りた後は、宇高連絡船だ。 藤井くん童貞かな?
一緒にサウナで遊びまくりたい。 17歳最初の対局は黒星。相手が名人・王位の豊島で、無理もないが。 NHK杯で米長、大山、中原、谷川と喰って伝説を作っただろうな
個人的には全盛期中原との番勝負を見たい