>>351
3電源EF81電気機関車による交流の周波数切り替えは途中に直流を挟んでいた。
大阪から東海道・湖西・北陸・信越・羽越(白新含)・奥羽経由で大阪まで直通
列車に乗ると直流→交流60Hz→直流→交流50Hzと3ヶ所で電源切替をやってた。

同一AC電圧での周波数切替をすると地上の変電設備の周波数特性が完璧でも
ACは1分当りの位相が50回変わる(50Hz)のと60回変わる(60Hz)だけでも
架線からパンタを経由して位相10回分を調整してもACゆえのばらつきが生じて
それにより電位差のロスによって電動機に負荷が掛かる事による運転中の
ガックンや乗り心地が悪く事があるので機関車牽引の走行中に直接隣接にて
周波数を変える事は行わなかった。

しかしvariable voltage variable frequency inverterが機関車に搭載され
ればDC区間を挟まずに運転する事は可能。

AC=交流、DC=直流、位相=繰り返される現象の一周期のうち、ある特定の局面のこと