>>661
なに言ってんの?103系は諦めて、こんどは113系って・・・

阪神大震災があった後、223系1000番台を
前倒しで作って、さらに増やしていったんだよ。
ただし、山陰本線の園部〜福知山の電化開業がひかえていたので、それに必要な113系も生み出されたし、大和路線で103系の快速を取り替えるために、221系も少なからず回されたんだ。
つまり、このとき113系を大きく取り替えていくとか、そこまで考えられてなかったわけ。

だけど、阪神大震災からの復旧で勢いづいたJR西日本は、223系2000番台を計画して、相当な両数を作って、113系の取り替えをドンドン進めていくことと、JR神戸線・JR京都線で将来も残りそうなぶんの113系は、体質改善工事をやっていくことを、決めたんだ。
だから、まだ113系を取り替え切れるところまで、メドなんて立ってなかった。

尼崎の脱線事故の前にやっと、JR神戸線・JR京都線の快速から、113系が消滅したけど、阪和線・きのくに線や嵯峨野線とか、まだまだって感じだったし。
時速140kmで運転する新快速に使う225系を作って、223系を別の使いみちへ回すにしろ、113系の消滅なんて、とんでもなかったよ。
湖西線において、681系・683系を時速140km〜150kmで運転するために、普通電車を221系でそろえる、って話もあったけど、ほかの使いみちと、取り合いになっただろうなあ。

福知山線の脱線事故があって、さらに223系がたくさん増やされたし、225系が普通の近郊型電車として、設計しなおされたものが、これもたくさん作られたよね。
これによって、嵯峨野線は221系・223系だけで、そろえられたし、阪和線・きのくに線からは消滅して、広島などの山陽本線で、古い115系などを取り替えてる。

事故の反省から、車両に対する投資が、安全性向上計画のなかに組み込まれて、ジャンジャン新しい車両が作られるようになったんだ。

それでも、113系については、まだ京都と岡山に、たくさん残ってるわけ。とは言っても、2022年から取り替えが始まって、ほぼ消滅のメドが立つんだけど。