小田急1000形の1082F、セミワイドドア車(現在の2000形の原型)

93年に小田急が公表した同年度の設備投資計画では、「1000形8両を新造」という項が存在した。
当時の傾向から8両固定編成の増備と思われたが、結局現車は現れず、計画倒れとなった模様。

また、94年度の事業計画では「1000形のニューバージョンを8連2本投入、
ドア幅が2mのものと通常のものの中間の大きさとなり、95年3月に投入される予定」とあり、
投入本数や時期については確定していたものの、この時点では2000形の仕様が定まっていなかったと思われる。