>>283
泉北5000も
当時の同社からすれば新機軸満載かつ
とりあえず輸送力増強用だった訳で
和泉中央延伸の計画は具体化していたが
その準備には尚早で
精力的に増備を要する状況でもなく
第1編成で不具合の洗い出しを進めたと

それこそ5000自体が近い将来の
100や3000セミステンレス車の置き換え
つまり史実の7000や7020を意識して
仕様を成熟させる意味合いも

そういう意味では南海も並行して
似た展開を辿っていた可能性が

大阪市10000は
第三軌条用新標準の30000から派生させる
というより史実の31000以上に
1号線特化を極端に強めた特別仕様で
新機軸満載の設計が想定されていたものの

30000試作は
これまでの大阪市独特の設計から脱し
業界標準を積極的に採用する新方針ながら
結果的に業界内新機軸の採用は抑制され
むしろレガシーで堅実な仕様に

PMSMはまだ2in1-VVVFすら登場せず
システム全体が効果で量産採用事例もなく
東芝しか取扱えず
80採用のメタル線制御伝送も見送られ

しかし初期不良も少なく運用上安定し
逆に31000で10Aまで一挙に置き換える
方針決定の強い動機に