阪急の9300は
8010と8304の通勤車から派生した
京都線用2ドア特急車が前提だったが

その登場が形式1世代分も遅れたため
京都線特急施策を改め3ドアとした上
老朽通勤車置き換えも兼ねた計画に

また並行して
神宝線向けは8010量産が頓挫し
さらに8010自体の仕様が形落ちとなり
本来の長期計画にない9300派生形通勤車
つまり9000を企画する事態へ

特急車ベースのため過剰仕様は否めず
もともと9300が所要本数確保で
増備終了のタイミングと同時に
量産効果を失う9000も新造終了の方針

よってそういう意味で
9300派生形京都線用通勤車の企画はなく

9000計画の段階で9300増備の最終数本を
特急用としたままロングシートとする案が