20系「あさかぜ」は昭和30年代が黄金時代だったが・・・。1958年11月当時、高速道路は日本には存在しない。これは大きい。


日本の道路はかなり遅れていた。なにしろ当時の日本は貧乏国だったのと、日本の道路は欧米先進国と異なり、馬車交通等を経なかったため、強烈に遅れていた。
そのため当時の道路事情は主要国道でさえ、舗装されている区間は非常に少なかった。昭和33年の舗装率は国道27.3%、都道府県道4.3%、市町村道0.6%、全体で1.7%。あとはすべて未舗装だった。

日本初の本格的な都市間高速道路である「名神高速道路」栗東IC - 尼崎IC間の開業は1963年7月16日、舗装区間が劇的に増加するのは昭和40年以降の話
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/image/hpaa196201/fb4.17.9.gif
http://www.npa.go.jp/hakusyo/s48/s480600.html
http://www.taikasha.com/doko/chapt33.htm


そんなわけで20系「あさかぜ」は平行する幹線道路がダートなんてのもザラだからそりゃみんな鉄道使うよ