子供の頃、殿様あさかぜに乗った記憶がある。
2等寝台だったが翌朝に探検に前方に出かけると、だんだん豪華になっていき、
蝶ネクタイを締めた同年齢のガキが1等個室の通路にいたりした。
これは凄い。興奮しながら最後のドアを開けた。

そこには貨物のような荷物室があり床で腹の出たオヤジが寝ていた。
一つドアを開けたら別世界だった。
勿論、今思えばカニだったのだが鍵くらい閉めてほしかった。
舞台裏を見せないという概念は当時は無かったんだな。
逆に考えればいい体験だったが。