356ではないけど、航空エンジンの話があったので
昔の日本のガソリンエンジン(1945年以前)は真円度が平均して低く、最後は熟練整備員が調整してかみ合わせを行っていた
そのため、均等に潤滑油が回らなく、また潤滑油切れを起こして墜落ないし停止を頻発
※航空機のは、欧米に比べて潤滑油タンクの容積が多く、パナイ号事件前後では「日本軍機は油を振り掛けに来ている」とまで書かれた乗客手記もある

ハ40系の話
ニッケルを使うな・ただし大量生産しろとの事で頑張ったけどやはり無理だった
ほぼ同じアツタはそれほど多く求められなかったため、2週間も連続焼き入れを行い(それでも苦情を出される寸前の歩止まり率)、陸軍以上にベアリングの高真円度率のものを使ったため、そこそこまともに前線でも動いた

鉄道用水平シリンダ・ディーゼルエンジン
ちなみにこの時代(1937年前後)に鉄道用ディーゼルエンジンで水平(もしくはほぼ水平)シリンダなのはほぼなく、たぶん日本が世界初ではないか?