仮称9100試作は
VVVFだと大容量GTOに代わる
PTrや後のIGBTなど次世代汎用素子
また旧営団03や泉北5000の三菱TISなど
画期的な制御伝送など
1000量産へ繋がる決定版一般車を志向

2000製造準備中に
泉北から同5000の説明を受けるなど
鉄道車両業界の技術革新が目覚ましいため
南海はVVVF新形通勤車仕様策定に慎重で
汎用素子や制御伝送の動向を見極めたいと
それを反映しての試作と量産の方針

つまり安定しつつあったGTO-VVVFは
当面増備扱いの2000や
冷改後の6000制御改造や
仮称9100試作の新造当初など
レガシーながら過渡期の技術だとして
次世代汎用素子などが普及するまでの
ツナギで採用

そして大容量制御伝送と読替装置など
新機軸群の決定版仕様は1000量産に