新造車の投入中止や中古車の譲渡の話とかではないが、これも幻に終わった
ということで書き込みする。

東京臨海高速鉄道臨海副都心線(現りんかい線)は96年の開業時に、当時沿線
で開催予定だった都市博覧会への観客輸送のため、70-000系4両編成4本を6両
編成2本に組み換えて、(余剰となるTc車4両はこの間は休車)不足分の穴埋めと
臨時電車の増発用としてJR東日本から103系1000番台を18両(6両編成3本)借り
入れて対応する計画だった。

しかし、開業前年の95年に実施された東京都知事選挙にて、都市博覧会の
開催中止を選挙公約に掲げて立候補して当選した青島幸男氏が公約どおりに
都市博覧会の開催中止を実行したため、臨海副都心線は開業当初から70-000
系の4両編成4本での運行となったため、JR東日本からの103系1000番台を借り
入れての運行は実現しなかった。