七尾線のC58ついて ご参考までに
鉄道ファン誌によれば昭和44年(1969)12月現在、七尾に在籍していたC58は132・140・154・159・216・324・325の7両で、このうち216はかつてお召し列車を牽引したカマだった。
その半年後の45年6月には若干の入替えがあり、高山区より266、美濃太田区より368が入り132が廃車。
また45ー10で無煙化された首都圏よりその日を待たずに高崎一区より202・212・263の3両が転入。
なおこの高崎からの3両のC58と325号は、七尾線の引退でも廃車とならず、揃って同管理局最後の職場である敦賀一区に移動して、わずかの期間だったが小浜・舞鶴線などで活躍した。
最終的にこのグループで保存されたのは140と212・325(この2両は敦賀一区で廃車後)だったが今も現存しているのは212号だけ。なお140の解体後の一部分と263の動輪が残っている。