クモハ73とクハ79は、全4枚が後方に向って扉が引かれ、
モハ72とサハ78は車体中央を境に2枚づつ、車体端に向って扉が引かれる構造だっただろ。
例外としてモハ72やサハ78の中には車端の扉だけ、逆方向に引かれる構造も少数在って、
モハ72に運転席を増設、後パンタのクモハ73600番とかも運転席側の扉が逆方向に引かれ、
4枚の窓のうち2枚が戸袋となっていた。

京急車の400形は元300形の401-420と420形の421-436は更新時に扉の引かれる方向が左右側面で違い、
先頭電動車と中間電動車とも同じ方向に扉が引かれるように統一されていた。
左側面は前から1枚目が後方、2枚目が前方、3枚目が前方に引かれ、
右側面は左側面と逆で1枚目が後方、2枚目も後方、3枚目が前方に引かれる構造になっていた。
左は1枚目と2枚目の扉間にあった4枚の窓のうち2つが戸袋、
右は2枚目と3枚目の扉間にあった4枚の窓のうち2つが戸袋として設置されていた。